「毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイト」のネタバレあらすじ結末

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毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイトの紹介:2006年制作のアメリカ映画。偉大な写真家ダイアン・アーバスが、写真に人生を捧げるに至った、ある男性との出会いと恋を描いている。スティーヴン・シャインバーグが監督を務め、ニコール・キッドマン主演で贈る作品。

予告動画

毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイトの主な出演者

ダイアン・アーバス(ニコール・キッドマン)、ライオネル(ロバート・ダウニー・Jr)、アラン・アーバス(タイ・バーレル)、デビッド・ネメロフ(ハリス・ユーリン)、ガトルド・ネメロフ(ジェーン・アレキサンダー)、グレイス・アーバス(エミー・クラーク)、ソフィ・アーバス(ジュヌヴィエーヴ・マッカーシー)、ジャック・ヘンリ(ボリス・マクギヴァー)、ティッパ・ヘンリ(マルセリーヌ・ヒューゴ)、アルティア(メアリー・ダフィ)

毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイトのネタバレあらすじ

【起】- 毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイトのあらすじ1

ダイアン・アーバス(1923~71)は、20世紀の偉大な芸術家です。アメリカの写真界に多大な影響を与えました。
1958年のニューヨークで、ディアンは夫で写真家のアランの助手を務めていました。アランはアーバス・スタジオの経営者でした。スタジオは実家でもありました。二人の間には、グレースとソフィーという二人の娘がいました。
今日はアーバス・スタジオで、両親と共にラセックス社の世界一の毛皮を披露していました。その写真を撮るのがアランの役目です。
ふとディアンは外の様子が気になります。上の階に新たな住人が引っ越してきたのです。なぜか彼は顔に、奇妙なマスクをしていたのです。ディアンと彼は窓越しに見つめ合います。
ディアンは来場した人々に、写真についてなど説明をすることにします。しかし、緊張したのか涙し、途中で席を外してしまいます。その後、ディアンはポーチで胸をはだけます。
アランはディアンに、少し休んだほうがと提案します。10年前に買ったカメラも使ってないことから、写真学校に行くことを勧めます。
2週間後、ディアンはグレースから排水管が詰まってると聞きます。バケツとゴム手袋を着用し、ディアンは排水管の中を確かめると、毛がいくつも出てきました。そして一つの鍵も入っていて、毛と共に外のゴミ箱へと入れます。
ディアンは呼び鈴を鳴らして、犬の毛が排水管に詰まって困ると言います。上階の彼は、地下を見てみたらと提案してきます。
ディアンが地下へと向かうと、ヒューバート奇館と呼ばれる場所があり、アルシアという女性がいました。彼女は足でホウキを持ち、グラスのある椅子を掃除していました。
ディアンが1階に戻ると、スキンヘッドの男性が上の階から戻ってきていました。髪があり、ライオネルのウィッグとタグがついていました。
ディアンは寝ているアランをそっとしておき、カメラを持って上の階へと向かいます。鍵穴から上の階に住むライオネルが見てきます。
ライオネルは10匹の犬を飼っていると言いますが、ディアンは引っ越しの時見なかったと答えます。ライオネルが誘惑しに来たのかと問いかけると、ディアンは写真を撮らせて欲しいと伝えます。
ライオネルは今無理なため、明晩9時にと言います。見知らぬ者をなぜ撮りたいのかと聞くと、ディアンは眠れないからと理由を話します。また、ライオネルがダイアンと呼んでくるので、名前がディアンであることを指摘します。
ライオネルは鍵を受け取ったかどうかも聞いてきました。翌朝、ディアンはゴミ収集車に持って行かれそうになる前に、鍵を取りに行くことに成功します。

【承】- 毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイトのあらすじ2

夜になり、ディアンは着替えて、散歩に行くと家を出ます。グレースは母の姿をじっと見つめます。
ライオネルの家の扉は開いていました。ディアンが入っていくと、この不治の病はと書かれた本がありました。
部屋の中では、ライオネルが出演しているフィルムが流れていました。怪人役のようで、人々から寄ってたかれていました。
ヤカンが沸騰し始め、ディアンは止めに行きます。近くにメモ書きがあり、お茶をどうぞと書かれていました。近くには足だけが大きかったり、足が4本ある女性などの写真がありました。
ライオネルが現れ、ディアンにこちらを見ないようにと頼みます。お風呂を用意したからと、ライオネルが肌着以外を脱ぐように勧めます。
ディアンは結構だと帰ろうとします。ライオネルはマスクを取っていて、顔中毛まみれでした。
彼は多毛症という難病に侵されていました。咳をしていて、毎日5%ずつ肺活量が落ちていて、数ヶ月中に肺がぺしゃんこになる状態です。
ライオネルは、ディアンについて聞きたいと言います。ディアンは彼に自分のことを話すことにします。
両親は金持ちで、使用人がいました。使用人とは何もありませんでしたが、ディアンはどこか期待していました。
下着は見せたことがあると言うと、ライオネルはやはり金持ちの娘は、露出したがりだと言います。
ディアンは父に見つかるまで、浴室の窓から外に向けて見せていました。そこで体を触っていたのです。
小さい頃、ディアンは公園で、顔に大きなアザのある男の子と出会いました。特に何もなく家まで行って帰ったのですが、彼がとても綺麗でした。それがきっかけで冒険に出るようになりました。
人形病院や精神科病院、死体暗示所などです。結局、アランの助手になったのが、今のディアンでした。
ディアンは肌着だけになり、風呂の中に入ります。ライオネルは自分が多毛症であることを打ち明け、朝剃っても直ぐ伸びると言います。
ディアンは眠ってしまい、ライオネルはその間に体のサイズを測っておきます。慌てて起きたディアンは自宅に帰り、アランの横で眠りにつきます。

【転】- 毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイトのあらすじ3

翌日、ディアンはアランに秘密はないか尋ねます。アランは地方の広い家に住みたいことや、子供がもう一人欲しいと秘密を話します。
ディアンは仕事を休んで、近所の人など写真を撮りたいと秘密を打ち明けます。アランは賛成してくれます。
それからディアンはライオネルの家を訪ねます。アランは仕事が不調となっていきます。片付けも疎かになったのか、家の中は荒れていきます。
ライオネルは、ディアンに外に出かけようと提案します。マスク姿のライオネルは、バスの中で人々の注目の的となります。
到着したのはスカーレットのいる家でした。彼女は胸が出ていて、男性とゆっくりとダンスをしています。ディアンはその様子が素敵だと思います。ライオネルは予想通りだと判断します。
次は棺の中にいる女性のウィッグの手入れをしに行きます。ディアンは遺体をもう見ないと、母に誓ったのにと声を漏らします。
ライオネルはマスクを外し、ディアンと食事に行きます。ディアンはライオネルの手の毛を触り、素敵だと思います。ライオネルは遺伝であり、伝染はしないからと説明します。
ディアンが自宅に帰ると、アランが筋トレをして待っていました。二人は盛り上がり、体を重ね合います。ディアンはアランの腕毛を触ります。ライオネルは耳を澄まして、部屋からディアンの声を聞いていました。
ライオネルはアランに会いたいとディアンに頼みます。アランはライオネルを見て、どこかもどかしい様子でした。3人はメロンを食べたり、テレビを見ます。
それからグレースやソフィーと共に、ディアンはライオネルのウィッグの仕事の手伝いをします。ライオネルはソフィーに絵本を呼んで寝かせてあげます。
ディアンはライオネルに、鍵を渡した理由を尋ねます。ライオネルは来そうだったからと答えます。また、彼は海が好きだとも言います。
アランは新しい助手を雇うことにします。なぜか彼は、髭を生やすようになっていました。
ある日、ディアンは天井の板を外します。そこは階段となっていて、ライオネルの部屋と続いていたのです。
続々と階段から、ライオネルの友達が降りてきます。ディアンのお家でパーティーを開きますが、アランは良い気がしませんでした。二人の仲は疎遠となっていきます。
次第に息苦しくなるライオネルは、友人たちに向けて手紙を書いておきます。アランの髭はどんどん増えていきます。

【結】- 毛皮のエロスダイアンアーバス幻想のポートレイトのあらすじ4

誕生日パーティーが開かれ、ディアンはライオネルを両親に紹介します。ライオネルの姿に、両親は目が点になります。
アランは演説で、ディアンと出会った時のことを話します。彼女に釘付けになったこと、それは今もだと語ります。
ディアンが自室にいると、ライオネルが訪ねます。彼は自身の命があと僅かであることを打ち明けます。二人がキスしそうになると、アランが入ってきて出ていきます。
アランは天井から変なのは来るし、二人が盛り上がってることに怒ります。ディアンは、ライオネルが死ぬことを伝えますが、余計に怒らせてしまいます。そしてディアンはもう終わりにすると、ライオネルの家に向かいます。
グレースはディアンの写真のフィルムの隠し場所を知っていました。アランにそれを渡します。
アランは素晴らしい写真の数々を現像します。そして部屋に飾り付けていくのでした。
ディアンがライオネルに会いに行くと、彼は裸になっていました。全身には毛があり、ライオネルは剃って欲しいとディアンに頼みます。
ディアンはまずハサミである程度切り、そしてクリームを塗ってカミソリで剃っていきます。体の毛を剃った後、顔の毛を剃ります。ライオネルの素顔が露わになります。
ディアンは服を脱ぎ、ライオネルとキスをして抱き合います。ライオネルは毛を剃らせた理由が、泳ぎ出るためだと語ります。また、ディアンにはそばにいて欲しいと頼みます。まだライオネルの写真を撮ってなかったため、ディアンは彼を撮ります。
二人は海へと行きます。ライオネルは、ディアンにピッタリの毛のコートを羽織らせてあげます。そして二人は海へと泳ぎ出ていき、ディアンは一人浜辺へと戻ります。
自宅の前まで来たディアンでしたが、鍵を挿し込んでも開けませんでした。ライオネルと過ごしたベッドへと戻ります。
するとライオネルの友人たちがやってきます。彼らの一人から、ディアンは一冊のポートレイトをもらいます。これはライオネルからの贈り物でした。
中を開けると、No.1「ライオネル」撮影はディアン・アーバスと書かれていました。写真の部分は空白になっています。その先のページのタイトルは無題となっていて、いくつもありました。
ディアンは一人、エングルウッドへとバスでやってきます。キャンプ・ビーナスへようこそと、案内してくれる男性は裸でした。他にも多くの裸の人々が外にいます。
ここで写真を撮るなら、ディアン自身も裸にならなければなりませんでした。ここでのルールは二つ、欲情しないこと、見つめないことです。
心の準備を終えたディアンは裸になって、一人の女声に声をかけます。女性は自分を撮るのかどうか聞きます。
ディアンはまだと答え、秘密を教えてと問いかけます。女性はあなたから先にと言い、ディアンはいいよと答えます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は幻想的な映像美が素敵です。特にライオネルの家へと続く階段の、レトロで不思議な世界へと行くような作りは素晴らしくなっています。
また、1950年代を彷彿とさせるファッションも見ることができます。ニコール・キッドマンが着ている服や、写真撮影する人々の服装に注目です。
アランが途中から髭を伸ばすようになった点が気になりました。ライオネルに対抗意識を燃やしたのかと考えると、続々と生えていく髭が面白かったです。
今作の音楽は、幻想的で奇妙なものから、ゆっくりとしたロマンチックな曲が揃っています。それらが官能的な演出と共に合わせあい、素敵な映画へと仕上げています。

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