「MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法」のネタバレあらすじ結末

MIRACLEミラクル デビクロくんの恋と魔法の紹介:2014年公開の日本映画。クリスマスソングの定番として知られる山下達郎の「クリスマス・イブ」をモチーフにした中村航の小説を映画化したラブストーリー。漫画家を夢見る書店員、オブジェ作家の卵、照明アーティスト、売れっ子漫画家という片想い中の4人に起きる“奇跡”が描かれる。

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予告動画

MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法の主な出演者

山本光(相葉雅紀)、高橋杏奈(榮倉奈々)、テ・ソヨン(ハン・ヒョジュ)、北山一路(生田斗真)、栗田夏生(小市慢太郎)、律子(渡辺真起子)、夢野森(塚地武雅)、唐木れもん(岸井ゆきの)、里奈(市川実和子)、居酒屋の店主(温水洋一)、イベント司会者(クリス・ペプラー)、デビクロくん(声:劇団ひとり)、愛実(平澤宏々路)、山本光〔幼少時代〕(二宮慶多)、高橋杏奈〔幼少時代〕(松本来夢)、カルロ(クリス・マッコームス)、ラヴィ(カイル・ギブソン)、ユーゴ(駿)

MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①書店員をしながら好きな漫画を描き続ける青年・光は、コミケで漫画を売りつつ影で『デビクロ通信』というビラを撒いていた。ある日光はソヨンという女性にひとめぼれをし、幼馴染みの女性・杏奈に相談する。 ②杏奈とソヨンは仕事仲間。杏奈はソヨンと光の仲を取り持とうとする。ソヨンは別れた北山が忘れられず、北山もソヨンと別れたことを悔いていた。 ③イヴ、北山とソヨンは復縁。光は杏奈がずっとそばで支えてくれていたことに気づき、杏奈に告白する。

【起】- MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法のあらすじ1

少年・山本光は幼い頃から漫画を描くのが好きでした。光が漫画を描いた自由帳を奪ういじめっ子・達雄と勝雄を撃退してくれたのは、幼馴染みの少女・高橋杏奈です。
光が自由帳に描いていたのは、サンタの絵本漫画のようなもので、そこにはデビルクロースというキャラクターがいました。
〝サンタクロースがかける、不思議な魔法。
それは1年に1度の不思議な魔法。
364日はひっそりと暮らしている。
俺は、サンタの孤独と悲しみ。
サンタは闇である俺を身体から追い出した。
俺の吐いたツバはアンゴルモアの雷(いかずち)。
俺は世界をけがし、破壊していった。
全てがゼロになったら、大切なものだけが残る。
安らぎを与えてくれる、運命の人。
月の光を背負い、紅(くれない)の衣をまとう。
左手に知識と未来を携え、右手に豹を従えた麗しき賢者。
その者が、我を闇から解き放つ…。〟
そうしてできたのが、デビルクロース、通称・デビクロくんというキャラクターでした。

それから20年後。2014年。
光は書店の店員をしつつ、漫画を描く生活を送っています。
幼馴染みでお向かいに住む女性・杏奈は、実家の高橋鉄工所でアート作品を作る彫刻家になっていました。
光と杏奈は大人になってからも親交が深く、クリスマスケーキを分け合う仲です。光の両親は現在、夫婦で長期の海外旅行中ですが、杏奈の家には母・美奈がおり、出産のために里帰りした姉・里奈も戻ってきていました。
杏奈は光と幼い頃にした「一緒にいてあげる」という約束を守り続けています。それは幼い頃、父を亡くしてひとりで泣いている杏奈に、いつまでも寄り添っていてくれた光に対してかわした約束でした。もちろんそれだけでなく、根底には光への好意があるからです。
ところが光の方は、杏奈の気持ちにずっと気づかないままでした。
光は時々「デビクロ通信」というビラを描き、町中に貼っています。普段なにげなく生活している時の光の呟き、心の声のようなものを綴っていました。
デビクロくんを抱えたままの光は、いつか運命の人と出会った時にデビクロくんを卒業し、デビクロ通信を描くのをやめると思っています。 この映画を無料で観る

【承】- MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法のあらすじ2

ある日、光は運命的な出会いをしました。曲がり角でぶつかった女性テ・ソヨンにひとめぼれをしたのです。
ソヨンは持っていたヒョウの模型の足部分を落とし、時間がなかったことから、そのまま立ち去りました。光はその後、ヒョウの足部分を見つけます。
光は帰宅してすぐに杏奈にひとめぼれのことを告げました。ヒョウの模型の足を見た杏奈は、光にその女性の絵を描いてみろと言い、さらにその人は日本人かと尋ねます。光は「ピドゥルギって言ってた」と告げました。
杏奈は「きっと見つかるよ。1日ちょうだい。私に任せな」と言います。
実は杏奈は今年のクリスマス・イヴに東京を彩るイルミネーション・イベント『イルミネーション・フォー・マジカル・クリスマス(IMX)』に彫刻家として参加しており、光が出会ったひとめぼれの相手は、そのイベントのプロジェクト・リーダーである空間照明デザイナーの女性テ・ソヨンだと、ヒョウの模型を見た瞬間に気づいたのです。
杏奈は光を好きな気持ちを抑えると、ジョージ・ハンソンの写真集『AFRICA』を光に渡してイベントの事務所の場所を教えて、ソヨンに会いに行くよう言いました。
ソヨンに会った光は、ヒョウの足と一緒に写真集を渡します。ピドゥルギがハトを意味する言葉と教えてもらった(初対面の時に、ぶつかった光がぺこぺこ謝る様子を見て、ソヨンはハトと表現した)ものの、デートに誘えなかったことを光は悔やみます。
落胆しながら働く光の書店に杏奈が来ると、光の財布を取ってファッション雑誌やデート攻略法が書かれた雑誌を購入し、渡しました。
光が帰る道すがら、ソヨンから電話がかかってきました。光がデートに誘えないことを予期した杏奈は、写真集の中に光の名刺を入れていたのです。
光とソヨンは食事を共にすることになりました。帰宅を待ちうけていた杏奈は、姉・里奈に光のカットを頼み、デートに着て行く服を選びます。
デートの予行演習までしてくれる杏奈に、光は「ずっと頼ってばっかでごめんね」と言いました。杏奈は複雑な気分です。

【転】- MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法のあらすじ3

ソヨンと食事する予定のレストランがまさかの事故で使えなくなり(店に自動車が突っ込んでおり、臨時休業になった)、ソヨンが案内した居酒屋へ行きました。
居酒屋はソヨンの行きつけの店のようでした。ソヨンはしたたかに酔い、自宅を知らない光は家に連れ帰ります。
翌12月13日。
ソヨンと運命的な出会いを果たした光は、願いが叶ったのでデビクロくんともお別れ間近だと思っていました。
庭先に吊るしたてるてる坊主をソヨンに渡し、ソヨンはイベントの点灯式に来てくれと光に言います。
ソヨンを送りだした姿を杏奈が目撃しました。杏奈は「もうデビクロ通信は終わりか」と光が考えていることを理解し、自分も光への思いを断ち切ろうと考えます。

ところで話は少し相前後しますが、光は普段は書店員をしながら、コミックヒートというコミケで、仲間の唐木れもんや夢野森と共に自分の漫画を売っていました。
コミックヒートで人気漫画家・キタヤマ☆イチローのサイン会がありました。会場で学生時代の同級生・北山一路(かずみち)と再会した光は、キタヤマ☆イチローが北山だと知ります。
北山は都市銀行に就職していました。海外赴任していた北山は3年前に帰国しており、トレーダーとしてもうこれ以上はないというほど極めたので、銀行を辞めて漫画家になっています。
キタヤマ☆イチローの描いた『ABEL DECADE』は今人気絶頂でした。光は北山の成功を、複雑な気持ちで褒めたたえます。
ところが、北山は北山の方でジレンマを抱えていました。売れることこそが漫画家としていいことで、売れなければ意味がないと思っていた北山は、行き詰まって漫画を休載します。
実は北山は海外赴任中、イギリス・ロンドンでソヨンと恋人同士でした。しかし北山はソヨンと別れて日本へ帰国していました。
別れたけれどもソヨンはまだ北山のことが好きで、北山の方も別れてからソヨンの大切さに気付きます。

12月21日。
光はソヨンに告白するつもりだと、杏奈に相談しました。

【結】- MIRACLEミラクルデビクロくんの恋と魔法のあらすじ4

杏奈は芸術賞に受賞し、3年間海外へのスカラシップ(奨学金)があると告げます。フランス行きが決まったので、もう約束どおり一緒にいられないと言いました。
杏奈は光を諦めるつもりでした。
北山に呼ばれてマンションを訪れた光は、入れ違いでソヨンを見かけます。北山の部屋のドアノブに、自分が渡したてるてる坊主と差し入れが吊られているのを見て、光は北山とソヨンの関係を察しました。
スランプ中の北山は光に「読者が求めるものを描け」と言いますが、北山自身も自分がただの八つ当たりを光にしていると気づきます。本当は、自分の好きなものを描いている光が羨ましいのです。
『デビクロ通信』のビラを見せた北山は、「こういう本当の気持ちが人の心を打つんだよ」と光を励ましました。
光はソヨンに告白するのをあきらめ、杏奈にその旨メールで伝えます。杏奈は「恋も漫画も中途半端。私の気持ちはどうなるの?」と怒り「私、いなくなるよ。(留学の)3年だけじゃない。この先も、ずっと。これ以上痛いのは無理。もう約束守れない」と言いました。
光はやっと、杏奈がずっとそばにいてくれていたことに気づきます。それまでは「杏奈がそばにいて当たり前」だったのです。

12月24日。イベント当日。
光のよき上司である中年男性・栗田夏生はコスプレ大好きでした。娘・愛実ができてからもコスプレを続けています。
ある時それが妻・律子に露見し、栗田は律子に離婚を切り出されました。
しかし愛実のはからいで、栗田と律子は復縁しそうです。
北山がイベント会場にいるソヨンの元を訪れて、大切なものがソヨンだったと告げます。ソヨンは喜びました。
光はソヨンに会い、杏奈がどこにいるか聞きます。そして空港へ急ぎました。
空港にたどりついた光は、杏奈のてのひらに黒いマジックで何か書くと「これが最後のデビクロ通信」と言いました。杏奈のてのひらには『ボクはいる。昔も今も、未来も。』と書かれていました。
「だから、いってらっしゃい」と光は言い、光と杏奈はキスします。
デビクロは「じゃあな」と言って消えました。
(エンドロール)『MERRY CHRISTMAS & HAPPY NEW YEAR』のデビクロ通信。

みんなの感想

ライターの感想

名曲、山下達郎の『クリスマス・イブ』に乗せて繰り広げられるラブ・ストーリー。
話自体はけっこう陳腐…というか、よくあるストーリー。光とソヨンの出会いが、ぶつかったことから、というところなどベタっちゃ、ベタ。
そして実はそばにいてくれていた女性・杏奈に支えられていた…ということを、今更ながら気づく…という展開もよくある王道。
よくあるストーリーだけれども、その分、安心して見ることができる。
クリスマスに幸せな気分になりたい人向け。

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