「インフィニINFINI」のネタバレあらすじ結末

SF映画

インフィニ INFINIの紹介:2016年公開のアメリカ映画。閉鎖された惑星基地を舞台にした近未来SFスリラー。惑星基地インフィニに転送された調査員を助けに救助チームが向かうと、そこではあるものが誕生していた……。「マトリックス」シリーズを手がけたアートディレクターらが参加している。監督は「シャドウ・ワールド」(未)のシェーン・アビス。主演はテレビドラマ『ネイバーズ』のダニエル・マクファーソン。特集上映『未体験ゾーンの映画たち2016』にて上映。

映画「インフィニINFINI」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「インフィニINFINI」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

インフィニINFINIの主な出演者

ウィット・カーマイケル(ダニエル・マクファーソン)、クレア・グレニッチ(グレース・ハン)、チャーリー・ケント(ルーク・ヘムズワース)、モーガン・ジャクラー(ブレン・フォスター)、チェスター・ハンティントン(ルーク・フォード)、フィリッパ・ボクセン(ルイーザ・マグノイア)、レックス・マニングス(ドワイン・スティーブンソン)

インフィニINFINIのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①近未来の23世紀、スリップストリーミングで他の惑星に伝送する技術が開発され、貧困層の一住民・カーマイケルは出稼ぎに行くが、惑星・インフィニで異常事態が発生。救助隊が駆り出される。 ②カーマイケルだけが惑星インフィニで生き残っていた。インフィニには原始生物オーパスが人間を乗っ取って殺し合いをさせていた。一時は全員死亡したが、カーマイケルの説得で救助隊は生き返らされて地球に戻る。

【起】- インフィニINFINIのあらすじ1

〝23世紀に入る頃には、全世界で9割以上の人々が貧困層へ転落。そのため大勢が惑星開発や軍事・宇宙探査などの危険な仕事に就いた。
宇宙空間への移送は、物質を信号に変換・伝送するスリップストリーミングで行なう。
中枢神経系にAPEX装置を埋め込まれた志願者が、宇宙へ送られた。
スリップストリーミングには高い致死率と、データ汚染の危険が伴う…。〟
…近未来。
惑星探査のためにチームが組まれ、スリップストリーミングで宇宙空間の別の惑星に伝送されていました。
伝送する人間はうなじ部分にAPEX装置を埋め込まれており、その装置を指で操作して他の惑星へ伝送されます。
ウィット・カーマイケルには臨月の妻・リサがいました。生まれてくる子どものためにも生活費を稼がねばならず、銀河系で最も遠い場所にある惑星吉・インフィニへ行くことを決意します。
妻・リサは心配しますが、カーマイケルは「夕食には帰る」と言います。妻と自分の2ショット写真を持って、西SS師団に行きました。
「夕食には帰る」とカーマイケルが言う通り、地球での時間と赴いた先の時間にはタイムラグがあります。地球上で1分14秒が、インフィニでは24時間という計算でした。
惑星・インフィニでは現在1600人の作業員が働いており、惑星の鉱物・オーパスを採掘しようとしています。カーマイケルもその作業員として参加しました…。
…東司令部に、スリップストリームで戻ってきた男性・ブロンソンが、突然暴走しました。検疫違反が発生したということで、司令部は大騒ぎになります。
調べてみると惑星・インフィニの鉱物・オーパスは揮発性の高い石でした。インフィニの基地で何か異変が起こり、西司令部はロックダウン(メルトダウンと同じような意味)して、作業員たちは致命的な感染症にかかって死亡したとみなされます。
しかし唯一、基地でカーマイケルなる人物だけが、溶炉制御室で生存していると判明しました。
カーマイケルの救出と、揮発性のオーパスが地球に転送されないように対策を施すためのレスキュー隊が組まれ、惑星・インフィニへ行きます。地球時間で6分間、惑星・インフィニでは約6日間強の任務でした。
救出に向かった部隊は、インフィニにスリップストリームしますが、行った先は-70度以下の気温になっていました。死体は皆凍りついています。先に凍った死体を調べると、動脈が閉塞していました。
施設内の空気を調べたところ、亜鉛やマグネシウムが含まれているものの、特に汚染された様子はありません。正常です。
救助隊はてのひらサイズの赤い球体を作動させました。音が流れ、聞きつけたカーマイケルを保護しようというわけです。

【承】- インフィニINFINIのあらすじ2

現場を調査しようにも、気温が低すぎて照明や機械の端末もうまく作動せず、救助隊たち自身もスーツ着用していても寒いくらいです。動力源を探してなんとかしようと言いました。
移動した救助隊は、新たな遺体を発見します。西師団の作業員が椅子に座っている遺体ですが、うなじのAPEX装置の刺入口からぎざぎざした突起が出ていました。触らず、そのままにして先に進みます。
衛生兵の女性・クレアと男性・マニングスが物音を聞きつけて、捜索に行きました。機械担当のハンティントンは残り、電気回路を操作します。
救助隊はカーマイケルを探しますが、その過程で明らかに戦ったと思われる人たちの死体が多数ありました。肉吊りフックにつられている死体もあります。
ハンティントンの働きがあって、施設内の電気が復旧しました。起動中のソフトがあり、チャットのように「お前は誰だ」「ここで何をしている」と質問されました。
キーボードを操作して質問に答えたハンティントンですが、こちらからの質問は無視されます。
突然、エア・パージ(換気孔みたいなもの)が作動し、気温が上昇を始めました。ドアのロックが開かれ、ドアが開きます。開いた先には何者かがおり、救助隊は銃を向け誰何しました。
両手を挙げた人物は「ウィット・カーマイケル」と名乗ります。
カーマイケルに事情を聞くと「爆発事故では死んでいない」「彼らは感染した」「奴らの皮膚や血に触れるとおかしくなる。まるで…取りつかれたみたいに」と答えました。
なんでも、作業員たちの間でウイルスによる謎の感染症が流行して、それが原因で人間同士が殺し合いを始め、全滅したとのことです。
カーマイケルはAPEX装置が作動しないトラブルで地球に戻れず、やむなく動力源を落として通気ダクトの中に潜み、他とは電気系統が異なる電力制御室へ移って、中にこもってひたすら隠れていたと答えました。
救助隊は途中の食堂に、人体組織がパーツごとに分かれて並んでいたのを思い出します。
凍結していたたためにモニターには何も映っておらず、基地全体のプログラム解明もできそうにありません。
カーマイケルは保護したので、とりあえずは次なる任務のペイロード伝送のシステムを止めたいと救助隊は考えますが、カーマイケルは早くこの場を立ち去りたいと主張しました。
サンフランシスコ沖に設定されていたペイロード伝送を停止させることにします。ターミナル(中央制御室)でカーマイケルが操作し、強制停止の役目はジャクラーが担いました。
制御室で動力を回復させると、作業場の溶炉が臨海レベルに達し、メルトダウン寸前になりますが、ジャクラーがバルブを閉めて伝送停止は成功します。

【転】- インフィニINFINIのあらすじ3

しかし動力を回復させたのがきっかけで、カーマイケルが危惧した「謎の感染症」の恐怖が救助隊を襲います。最初に感染したのは、強制停止に行ったジャクラーでした。
ジャクラーは凶暴になり、斧で仲間を攻撃し始めます。ジョナサンが襲われます。メンジーズが銃でジャクラーを撃ちますが、飛び散った血を浴びて、血を浴びた人たちが感染しました。
感染すると白目部分が充血し、凶暴になります。ハンティントンらは感染して暴れ始め、カーマイケルは恐れて逃げました。
メンジーズが謝罪の言葉と「お前の力が必要だ」と話しかけながら、カーマイケルを探します。
その頃カーマイケルは医薬品を探すため、研究施設に移動していました。研究施設は一般の人は立ち入り禁止で、何か秘密の研究をしていたようです。
そこでカーマイケルは真実を知ります。
この惑星・インフィニには原始生物がいました。それは液体状で宿主にとりつき、宿主に完全に寄生するまで30秒から3分、最長記録は2時間です。
インフィニに来た一部の研究員はこの原始生物を発見し、人体実験を行なっていました。それが今回の感染騒動の正体です。
つまり「液体のようなものに人間が乗っ取られる」「乗っ取られた人間は凶暴性を増し、他者を攻撃する」だったのでした(原始生物は人間を追い出したかったので、それで殺し合いをした。人間は死んでも原始生物は宿主をかえればいいだけの話)。
さらに恐ろしいことには、液体化する原始生物なので「惑星全体が1つの生命体になりうる」という可能性もありました。液体化すると危険な事態です。
これを阻止する方法はなく、地球(の側の人間)ができることは、惑星・インフィニを永遠に封鎖するしかないだろうとカーマイケルは考えました。
メンジーズもカーマイケルを追って研究施設に来て、全貌を知ります。メンジーズが言うには、感染したハンティントンだけが地球に戻る経路(方法)を知っているそうです。そこへ感染したマニングスも入ってきました。
感染しても常に凶暴化しているわけではなく、ふと正気に戻る瞬間があります。マニングスも正気に戻り、その瞬間を狙ってカーマイケルとメンジーズが説得しますが、マニングスは銃で自殺しました。
メンジーズも感染しかけています。カーマイケルとメンジーズは互いが感染しているか腹の探り合いをし、メンジーズが撃とうとしたのでカーマイケルが先に撃ちました。
ハンティントンは無線に向かい、メッセージを吹き込んでいました。帰還しても検疫は通らないかもしれませんが、ここにいるよりましという決断を下します。

【結】- インフィニINFINIのあらすじ4

生存者は衛生兵の女性・クレア、ジャクラー、ハンティントン、カーマイケルの4人です。ボクセンという女性はハンティントンが殺したと言いました。
衛生兵・クレアはジャクラーの子を妊娠していましたが、感染したので堕胎処置を自分でおこないます。それを知ったジャクラーは怒ってクレアを殺そうとし、カーマイケルとハンティントンが止めに入り、ジャクラーが殺されました。クレアも弱っています。
感染を防ぐ、または発症を遅らせる方法はないのかとカーマイケルがクレアに聞くと「死ぬこと」と答えました。クレアは死にます。
感染しているハンティントンとカーマイケルも争いとなり、ハンティントンの首を折ってカーマイケルが勝ちました。しかし空しい勝利です。
メスを持ったカーマイケルは原始生物に向かってマイクで「お前の企ては失敗した。お前には選択肢があった。それなのに人間の最低の弱点を突いて諍いを起こさせた」「もし共に協力し合えていたら…ここに来る気はなかった。俺は兵士じゃない、コンピューターを学び、プログラミングをする者だ。息子とゲームで遊びたかった」と言います。
メスで手首を切って自殺したカーマイケルですが、意識が遠のくカーマイケルの前に、うっすらと透明な人間の形をした生物が複数近寄ってきました。
その複数体の生物は、死んだ人間たちに次々に覆いかぶさります。カーマイケルの血は逆流し、体内に戻ります…。
…カーマイケルが気がつくと、ジャクラーが撃たれたところまで時間が巻き戻っており、感染もしていません。サンプルもなく、皆は記憶を失っているようでした。
任務は終了ということでカーマイケルらは帰還します。帰還直前のカーマイケルは、2階の部分に妻・リサとのツーショット写真を持っている透明な人間様の物体を見ました。
スリップストリーミングで地球に帰還した人たちは、全員感染なしで解放されました。52秒で任務は終了し、カーマイケルは妻の待つ家に帰りました。
(カーマイケル以外は死に、カーマイケルも死を選択したのだが、カーマイケルの説得により敵意がないことを知ったオーパスなる原始生物が、救助隊たちを蘇らせた。
あくまで原始生物なので、人類がやってくるまでは学習する機会がなく、だから原始レベルのものだったのだが、ラストでは人間の形を取るまでに成長している。
これは人類との接触で得た学習効果。その対価として、救助隊員たちの命を助けたものと思われる。
地球に帰還した折に何度も尋問されても、答えがぶれなかったことから、救助隊員らは本物。原始生物にのっとられたわけではない。原始生物に関する記憶だけが抜き取られた。
地球側が惑星・インフィニへの探査をやめれば、オーパスとしてはこれ以上何もすることはない。だからカーマイケルらを帰した)

みんなの感想

ライターの感想

映画『マトリックス』シリーズの製作陣だけあって、やっぱり世界観がすごい。
未知との生物じゃ~、謎のウイルス感染じゃ~、…なるほど、ふたを開けてみればこういうことか。
マトリックスみたいな派手さを求めたら少し肩すかしかもしれないが、いやいや、予備知識なしで見たらやっぱりすごいよ、このSF。
途中までみんな宇宙服(あるいは防護服ととらえるべき?)みたいなの着てるから、誰が誰か判りにくいんだけどもね。
ラスト、意味不明な方も多かろう。難しく考える必要はないと思う。
いや、まあどうしても設定が凝ってるぶん、難しくなるんだけどもね。

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