「エイリアン2」のネタバレあらすじ結末

エイリアン2の紹介:1986年のアメリカ映画。シリーズ第2作。SFホラーの古典となった前作から一変、エイリアンと兵士との戦いを描くアクション映画として製作された。キャッチコピーは「This time it’s war.(今度は戦争だ)」。

予告動画

エイリアン2の主な出演者

エレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)、ニュート(キャリー・ヘン)、ビショップ(ランス・ヘンリクセン)、ドウェイン・ヒックス(マイケル・ビーン)、ウィリアム・ハドソン(ビル・パクストン)、カーター・J・バーク(ポール・ライザー)

エイリアン2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ノストロモ号に乗ったリプリーは57年後にやっと救助された。LV429にいる異星人の恐ろしさを訴えるが聞き入れられない。20年前からすでにLV426の入植が開始されていた。責任を問われて飛行士の資格を剥奪され、現場で肉体労働するリプリーに、LV426からの連絡が途絶えた知らせが入る。トラウマを克服するためにリプリーもLV426へ行く。 ②LV426はエイリアンの巣窟となっており、入植者は犠牲になっていた。エイリアンを甘く見た海兵隊は続々と犠牲になる。生き残ったのはリプリー、少女・ニュート、ヒックス伍長、アンドロイドのビショップ。

【起】- エイリアン2のあらすじ1

(今作品は『エイリアン2 完全版』について記載する。劇場版にさらに17分が追加編集され、より細かな設定が浮き彫りになっている)

西暦2087年に宇宙貨物船ノストロモ号は謎の信号を受け、小惑星に降り立ちます。ところがその際、乗員の1人・ケインの顔に未知の生命体(エイリアン)が張りつき、卵を生みつけました。ケインの胸を突き破って生まれたエイリアンは体長3mを超す大物で、しかも体液は強酸です。攻撃性も高く、付け入る隙のない、「完全生物」でした。
エイリアンを退治しようとした乗員は次々に犠牲になり、唯一生き残ったリプリーはエイリアンを船外に射出し、オスのトラ猫・ジョーンズと一緒にコールドスリープにつきました(『エイリアン』参照)…。

未来。西暦2144年。
リプリーの乗ったシャトルが見つかり、バーナーで扉を開けられます。機械が探査した後に3人の人間が入り込み、コールドスリープ装置で眠っているリプリーとジョーンズを見つけました。
目を覚ましたリプリーは、着いた場所が地球ではなく、地球圏にある中継ステーションであることを知らされます。
リプリーが貨物を運んでいた雇用主の会社・ウェイランド社から、バークという人物が見舞いに来ました。リプリーは目覚めたばかりで、まだ何も知らされていません。
バークはリプリーに、リプリーの乗ったシャトルは地球を通過して漂流していたこと、遠いところでサルベージ船に回収されたこと、リプリーが57年間も眠り続けていたことを告げました。
リプリーには仕事で地球を離れる前に、娘・アマンダがいました。アマンダの11歳の誕生日までには帰る約束をしていたのですが、それは叶わず、アマンダは2年前に66歳で亡くなっていました。アマンダは結婚していましたが子どもはおらず、墓はアメリカ・ウィスコンシン州のウェスト・レイクにあるそうです。
目覚めたリプリーを待ち受けていたものは、ウェイランド社の査問会でした。リプリーは4200万ドル(積み荷の代金は別)もするノストロモ号と貨物を爆破した責任を問われます。
必死で船内であったことを訴えたリプリーですが、「生物の痕跡はない」と一蹴されました。
エイリアンの恐ろしさを訴えれば訴えるほど、リプリーは精神異常を疑われます。
査問会で下されたのは、航海士の資格剥奪と6か月間の精神科治療で、その後は会社の持つ倉庫で荷揚げ、荷降ろしの肉体労働の仕事をしろと命ぜられました。
リプリーたちが信号を受けて立ち寄ったLV426という小惑星は、20年前から環境改良隊が既に派遣されています。移住計画の一環で、60~70家族が先に惑星に行って環境を整え、数十年かけて宇宙植民地を作る計画でした。
リプリーの言うことが信じてもらえなかったのは、そのLV426から何も異常を聞かされていないからです。だからリプリーの証言は妄想とみなされたわけでした。
リプリーは精神科で治療を受け、働き始めますが、夜な夜な悪夢にうなされています。それは船内での強烈な体験のPTSD(トラウマ)で、体内に植え付けられたヘビのような形状のチェストバスター(注:映画では名前は呼ばれない)が、自分の胸を突き破って出てくるという夢でした。船内の経験はリプリーの胸に巣食い、いつまでも離れてくれません。

LV426では環境改良隊が住みついていました。巨大な大気処理装置を建設しており、もう宇宙服がなくても生活していけています。
しかしまだまだ未開発の地域は残っていました。探検に出かけて見つけた宝の所有権は移民たちに得られるということで、未開の奥地に出かけて趣味で宝探しをする家族もいます。
ジョーダン夫妻もそのひとりでした。夫・ラスは妻・アンを助手席に、後部座席に息子・ティモシーと娘・レベッカ(通称・ニュート)の兄妹を連れて出かけた先には、ドーナツ型の円筒形の宇宙船がありました。
子どもたちを車に残して夫妻は宇宙船に入り、しばらくすると夫が顔にカブトガニのような生き物をつけて戻ってきます。フェイスハガーというエイリアンです。
彼らは急いで基地に戻りました。
間もなく、そのLV426の小惑星からの連絡が途絶えます。
海兵隊のゴーマン中尉を連れたバークがリプリーの元を訪れ、調査のためにLV426に植民地海兵隊が派遣されることになったのを告げ、航海士の資格復活を条件にアドバイザーとして同行してくれないかと頼みました。
話を聞いた直後は、もうあんなエイリアンと関わるのは真っ平御免だと断ったリプリーですが、その夜も悪夢にうなされます。
トラウマの元凶であるエイリアンと対峙しないかぎり、いつまでも悪夢から逃れられないと考えたリプリーは、深夜にバークに連絡を取り「研究や持ち帰りではなく、怪物退治を条件に」引き受けることにしました。バークはリプリーの条件を呑みますが、本当は口先だけです。
リプリーはトラ猫のジョーンズに「あなたは留守番よ」と言いました。

宇宙船のスラコ号に乗ったメンバーは、LV426接近に伴いコールドスリープから目を覚まします。
海兵隊たちは男女を問わずワイルドで、前に宇宙貨物船ノストロモ号に乗ったメンバーとは、性格も発言もまるで異なります。
リプリーは隊長顧問という立場で乗り込みました。
ナイフ・フィンガー・ゲーム(指の間にナイフを突き立てるゲーム)をする海兵隊員を見たリプリーは、乗員のひとり・ビショップの体液が白く、アンドロイドだと知ります。以前アッシュにとんでもない目に遭わされたリプリーは、露骨にビショップに嫌悪感を抱きますが、ビショップは「アッシュはハイパーダイン社の暴走する欠陥品で、現在は改良されている」とリプリーに言いました。しかしビショップの話に、リプリーは耳を貸しません。そのくらい拒否反応があるのです。

【承】- エイリアン2のあらすじ2

未知の生命体・エイリアンがもしいた時のために説明を求められたリプリーは、エイリアンがいかに危険で大変な生物か力説しますが、海兵隊のメンバーは猛者たちばかりなので、リプリーの話を軽視するばかりか、リプリーを臆病者呼ばわりしました。
それでもリプリーは「本当に殺してくれるなら、構わない」と言います。本音でした。
船内で着陸の作業が進められますが、リプリーに仕事がありません。リプリーはパワーローダーという器械(人間よりも一回り大きいパワースーツで、それに乗り込んで操作すれば重い貨物を運べる)を操れることを示し、荷物を運ぶ仕事を手伝います。倉庫で働いていた時に、2級免許を取得していました。
降下艇でLV426に降下し、地表の上空を飛びます。大気処理施設という大きな設備で大気を作っていました。住民棟の上も飛行してみます。
海兵隊は、ヘルメットの右のこめかみ部分にカメラを搭載しており、艇内のカメラで各人の見ている景色が見られるようになっていました。
住民棟は人の気配がありません。建物は無傷で電気もついていますが、棟はシャッターがおろされていました。
降下艇で地上に降りると、輸送車で一同は住民棟に侵入します。第1分隊の先頭を男勝りの女性・バスクエス兵卒がつとめ、ロックを解除して建物に入ると、小火器の弾痕跡や爆発の痕跡があちこちにみられました。
動体探知機を使って探しても反応はゼロで、唯一あったかと思うとゴールデン・ハムスターでした。
ヒックス伍長の画面を見ていたリプリーは、建物の床が溶けているのを見てショックを受けます。それは、かつて剥がそうとしてエイリアンを傷つけた時に、強酸で溶けた床と同じものだったからです。
リプリーはみんなを撤退させるように言いましたが、兵を率いるゴーマン中尉は聞き入れません。エイリアンを見ていないからです。ゴーマン中尉、社員のバーク、リプリーの3人は車に残って、彼らのカメラ映像を見ていました。
兵隊たちは住居棟を見て回りながら「戦いの痕跡がある」「住人たちは扉を溶接してたてこもったようだが、結局は破られたらしい」「しかし住人の遺体は全くなし」といった状況を理解しつつ、敵の姿も住人の姿も見当たらないので見当もつきませんでした。
やがて兵の一群が研究室らしき場所で、標本を見つけます。
それはかつてリプリーが目にしたことのある、カブトガニのような形のフェイスハガーというエイリアンでした。2匹がビンづめになっており、まだ生きています。
自分たちが探している敵というのがこれだと知り、兵隊たちはばかにしました。恐るるに足らずと思い、油断します。
移動物体が確認されました。少女です。少女は今までずっと通風管の中を移動して隠し部屋を作り、そこでずっと生きていました。
写真からレベッカ・ジョーダンという名だと知りますが、レベッカは「その名を呼んでいいのは兄のティミーだけ。ニュートよ」と名乗ります(よって、本名はレベッカだが以下彼女はニュートと呼ばれるので、ニュート表記に統一する)。
建物内部を調べましたが、ほかに生体反応はありませんでした。
ところで60~70家族の環境改良隊の移植民は、この小惑星に派遣されるにあたり、PTDという発信機を植え付けられています。その発信機で居場所を確認しようとしました。
全員の分の信号が、大気処理施設の地下3階から発せられていると知ります。軍隊はそこへ向かうことにしました。再び第1分隊、第2分隊が先に確認に行きます。
後方で見ていたリプリーは、バークに大気処理施設で武器を使用するのはまずいと指摘しました。バークもその通りだと気づきます。
というのは、大気処理施設の動力源は核融合炉のようなもので、地下3階は熱交換器の下にあたります。もしそこで下手に発砲をすると、場合によっては核爆発を起こしてしまう危険性があるのです。
リプリーの指摘でそれに思い至ったバークは発砲禁止命令をゴーマン中尉に出し、ゴーマンも部下に命令しました。銃は集められ、火炎放射器の使用は許可されます。
再び進み始めた軍隊は地下3階に入りました。彼らの目の前に、異様な光景が広がります。
壁一面を樹脂のようなものが覆い、湿度も温度も高そうです。樹脂のようなものの中に住民たちの遺体が塗りこまれていました。エイリアンの作った繭です。
壁に張り付いた女性の中に、生存者がいました。ところが兵みんなの見ている前で、女性の胸を突き破ってヘビのようなエイリアン(チェストバスター)が出てきます。リプリーの悪夢そのものの再現です。
兵はそのヘビのようなエイリアンを火炎放射器で女性ごと焼きますが、それがきっかけで周囲に眠っていた多数のエイリアンを起こしてしまいました。多数のエイリアンは脱皮を繰り返して体長3mを超す大きな二足歩行のものです。それが、わんさかいます。
リプリーは「撤収して」と言いますが、すでに手遅れでした。エイリアンの出現に驚いたゴーマン中尉は、驚きのあまり指令を出せない状態です。放心状態に陥っています。
現場にいた海兵隊は一瞬にして統率を失い、襲ってくるエイリアンに火炎放射器で対抗しますが、次々にやられていきます。
銃を返さなかった男まさりの女性・バスクエス兵卒が発砲をし、このままだと危ない状態です。なによりも部隊が全滅しそうな勢いだったので、判断をできないゴーマン中尉をどかしてリプリーが車を運転し、出動しました。

【転】- エイリアン2のあらすじ3

その間も軍隊はやられています。発砲でエイリアンを倒せても、強い酸の血液を浴びて重度の熱傷(やけど)を負う者もいました。
リプリーは兵隊に連絡し、車に乗り込むよう指示します。撤退してきた隊員を乗せて脱出しましたが、兵隊はたった3人に減っていました(元の人数が正確に把握できないのだが、十数人くらいいた模様)。
生存者はヒックス伍長とバスクエス兵卒、ハドソン兵卒の3名です。まだアル軍曹とディートリックの生体反応がありましたが、リプリーは「繭にされたのだ」と言います。
降下艇に連絡を取り、撤退の用意をしておくように告げました。降下艇にはフェッロ伍長という女性とダニエルという副操縦士がいます。
ところが降下艇にはすでにエイリアンが潜入していました。迎えに来た降下艇は、みんなの目の前で墜落します。
連絡をしても最寄りの場所から救助がやってくるのは、17日後でした。
逃げる手段がなくなったリプリー、バーク社員、ゴーマン中尉、ヒックス伍長、バスクエス、ハドソンと、ニュート、ビショップは住民棟に一時退却しました。もうすぐ夜になるので、建物の中に入ります。
すっかり弱気になっているハドソンに、リプリーは「設計図を呼び出して」と指示します。指示を受けている間は何も考えずにいられるので、冷静になるよいチャンスでした。ハドソンも落ち着きを取り戻します。
ゴーマン中尉は車の中で脳震盪を起こし、気絶していました。バスクエスが目を覚ましたゴーマン中尉に、的確な指示を出せずに軍隊を全滅させた怒りをぶつけます。
住民棟の司令室に入ったメンバーは、ハドソンが呼びだした設計図を元にして通路を封鎖し、バリケードを築くプランを立てます。ビショップは頭を打ったゴーマン中尉の手当てをしました。
通路の2か所のみ生かし、そこへオート銃を設置します。動くものがあれば撃つよう設定をしました。
ヒックス伍長はリプリーの芯の強さに感じ入り、腕時計の形をした発信機を渡します。リプリーはそれを少女・ニュートにつけました。
ニュートを医務室のベッドで寝かしつけ、監視カメラで見守っていると告げます。それでもひとり生き残ったニュートは心細かったらしく、あとでリプリーが見に行くとベッドの下で眠っていました。
リプリーは冷静に考えます。60~70家族、157名の入植者が全滅したわけですから、少なくともエイリアンは100体以上いる計算になります。
また卵を生む個体もいるだろうと想像します。もしアリのような役割分担をしているならば、クイーン(女王)のエイリアンもいるだろうと考えられます。
そんな危機的状況にありながら、バークは瓶の標本のエイリアン(カブトガニタイプのフェイスハガー)を持ち帰ると言い出しました。リプリーが約束と違うと責めても知らん顔です。検疫でひっかかると言っても聞く耳を持ちません。
バークがエイリアンを持ち帰るために派遣されたことは明白でした。やはりウェイランド社は、エイリアンを軍事利用のために研究することを諦めていなかったのです。
悪い情報が入ってきました。降下艇の墜落で非常排気システムが故障し、4時間後に爆発が起きることが判明します。助けを呼んで待つ時間すら、ないことが分かりました。
母艦にもう1隻あるスラコ号を、遠隔操作で呼びよせる案をリプリーが出します。しかし遠隔操作するには電波塔へ移動せねばなりません。小さなパイプの中を張って電波塔まで移動する役目を、ビショップが名乗り出ました。リプリーは頼みます。
エイリアンの襲撃が始まります。2か所設置した片方の銃弾は全弾撃ち尽くしてしまいましたが、もう片方は残弾10のところで食いとめました。エイリアンの方も残弾を知らないので、撤退したのです。
別の侵入方法を考えるために、エイリアンたちが作戦を練るのかもしれないと、リプリーとヒックスは言いました。「あんな死に方(繭)はしたくない」と意見が一致したリプリーとヒックスに絆が生まれ、もしエイリアンにやられそうになったら殺してくれと互いに言います。
ついでにヒックスはリプリーに武器の使い方を教えました。銃の機能だけでなく手榴弾発もついている軍隊用の大きな銃です。

医務室に行き、ベッドの下で寝ているニュートに寄り添ってうたたねしたリプリーは、何かの気配を感じて起きました。ニュートを起こして「行こう」と言うと、ニュートもすぐ察します。
ベッドの上に置いた筈の銃がなく、ドアもロックされていました。瓶づめになっていたはずの2匹のフェイスハガーが2人を襲います。
リプリーは監視カメラにアピールして助けを求めますが、そのカメラの電源をバークが消しました。リプリーはライターでスプリンクラーを作動させ、警報音で気づかせます。
ニュートを襲っていた個体はハドソンが撃って殺し、リプリーの顔に巻きつこうとしていた個体は、ヒックスが3人がかりで剥がしました。リプリーもニュートも助かります。
バークの仕業でした。検疫でひっかかると指摘されたバークは、ニュートとリプリーの体内に寄生させて持ち帰ることを考えたのです。
そしてもし秘密を知る者が生き残った場合には、帰りの宇宙船内でコールドスリープ装置を壊して口封じをしようと考えていました。
あまりに卑劣な行ないにヒックスたち軍人が怒りますが、揉めている最中に停電が起きます。エイリアンの仕業です。

【結】- エイリアン2のあらすじ4

ハドソンとバスクエスが扉を溶接しました。しかし扉よりもエイリアンは近づいています。
天井裏からエイリアンが襲ってきたのです。バークはいち早く逃げ、医務室にひとりで隠れると施錠しました。そして奥へ進みますが、忍び込んでいたエイリアンにバークは襲われ、連れ去られます。
ハドソンがやけくそでエイリアンを攻撃しますが、床下から現れたエイリアンにひきずりこまれます。
ニュートが地下の通風管を案内しました。ひとりで生き伸びていただけあり、ニュートは通風管を把握しています。
ニュートの案内でリプリー、ヒックス、ゴーマン中尉、バスクエスがついていきました。電波塔へ行くつもりです。
いちばん後ろを守っていたバスクエスが、エイリアンの強酸の血液を浴びて足を負傷しました。ゴーマン中尉が助けに戻りますが、逃げ切れないと覚悟をします。
ゴーマン中尉とバスクエスは無言でうなずき、エイリアンたちをぎりぎりまでひきつけて手榴弾で自爆しました。
その爆風の煽りを食らい、ニュートが下水道エリアに落ちてしまいます。発信機を頼りにリプリーは探しますが、少しの差でニュートはエイリアンに連れ去られました。リプリーは半狂乱になりかけますが「奴らはすぐには殺さない」と気づき、冷静になろうとします。
エレベーターに乗って上昇する時にエイリアンが追いかけて来て、それを銃撃したヒックスは返り血の強酸を浴びて負傷しました。リプリーとヒックスは、降下艇のところに到着します。
爆発まであと26分あると聞いたリプリーは、ぎりぎりまで待機してくれとビショップに頼み、ニュートを救出しに行きます。艇内に入ったヒックスは、自分で自分を手当てします(重度の熱傷を負っており、足手まといになるためリプリーについていかない)。
その代わりヒックスは自分の名がドウェインとリプリーに言います。リプリーもファースト・ネームをエレンと明かしました。
リプリーは武器を持つと大気処理施設に横づけしてもらい、ひとりで降下しました。地下3階にエレベーターで降りて行きます。
エイリアンの巣には、連れ去られたバークが繭にされていました。リプリーに助けを乞いますが、リプリーは自殺用の手榴弾を渡して立ち去ります。
発信機を頼りに行きますが、発信機はニュートから外れて落ちていました。リプリーは落胆します。
しかしその時気絶から目を覚ましたニュートが、目の前の卵が孵化しかけたのを見てあげた悲鳴が聞こえました。リプリーは駆け寄り、ニュートを助けます。
見張り役のエイリアンを倒したリプリーは、ニュートを抱きかかえて移動している最中、あるエリアに入って思わず止まりました。
そこは…卵がびっしりと植え付けられた区域です。さらに…卵管を伸ばして今まさしく卵を生みつけている瞬間のエイリアン・クイーンと出会いました。目が合います。
エイリアン・クイーンは通常のクイーンの数倍の大きさでした。生むことに特化しているので今は動きがのろいですが、リプリーを威嚇します。
リプリーはニュートをおろし、2人でクイーンを見ながらゆっくりと後ずさりしました。
そして部屋を脱出する瞬間、リプリーは銃のすべてを卵に打ち込み、火炎放射器機能を使い、手榴弾発はクイーンに撃ち込みます。クイーンは産卵管を切り離して、襲いかかろうとしました。
来た道を再び走って逃げたリプリーとニュートは、エレベーターを呼び出しますが、なかなか来ません。2基あるエレベーターの先着した方に乗り込んだ時、エイリアン(手下)が襲ってきました。火炎放射で一時撃退します。
リプリーに逃げられたエイリアンは、横にもう1基のエレベーターが到着したのを見て、乗り込みました。
リプリーは降下艇が待つ階に辿り着きましたが、降下艇はいません。しかも横のエレベーターが上昇を開始しており、全弾を撃ち尽くして絶体絶命のリプリーは、もう駄目かと思います。
しかし隣のエレベーターが着いた瞬間、リプリーの背後に降下艇が現れました。タラップは先に降りており、取りつけばよいだけになっていました。
ニュートとリプリーは急いで登り、降下艇は不安定ながらも上昇を開始します。
大気処理施設で大爆発が起きましたが、ビショップは冷静に操縦を続けました。
脱出したリプリーは「助かったのよ」とニュートに告げ、ニュートは「来てくれると思った」と答えます。

ヒックスは手当てを終えて鎮静剤を打ち、座席で眠っていました。
降下艇は無事スラコ号に戻り、リプリーも安堵します。
ビショップは「着陸台が不安定だったので上空で待機していた。不安に思わせて申し訳ない」と謝り、リプリーはビショップにお礼の言葉を述べました。今まではアンドロイドということで毛嫌いしていたリプリーでしたが、そのリプリーから礼を言われ、ビショップも嬉しく思います。
そのビショップの胸を突き破り、上半身と下半身をちぎったものがいました。クイーンです。
クイーンは降下艇の台座部分にくっついて、追って来ていたのでした。
リプリーは自分に注意をひきつけ、その間にニュートを地下通風口に逃がしますが、クイーンはリプリーを無視してニュートを執拗に追います。
リプリーは倉庫に行き、パワーローダーを操作しながら戻ってきました。「子どもに構わないで」と言うと、パワーローダーを駆使してクイーンと戦います。
クイーンを持ちあげて、リプリーはエアロックに一緒に落ちます。クイーンはパワーローダーの下敷きになりました。
リプリーは急いでパワーローダーを外すと壁をのぼり、大気を排出します。クイーンはパワーローダーと共に宇宙空間にほうりだされました。
ニュートがひきずられそうになりますが、上半身のみのビショップが食いとめます。
操作パネルに辿り着いたリプリーが閉ボタンを押し、助かりました。ビショップはリプリーに「人間にしては、やるね」と言うと笑います(上半身が切断されたとはいえ、ビショップはアンドロイドなので作動している)。
生き残りはリプリー、ヒックス伍長、ニュート、半身のビショップです。リプリーはコールドスリープ装置を起動させて全員を収納すると、眠りにつきました。
(エンド後)カブトガニタイプ、フェイスハガーが動きまわる音。つまり続編あり。

みんなの感想

ライターの感想

「劇場公開版」「ディレクターズ・カット版」の2種類がある『エイリアン』に対し、こちらは『エイリアン 完全版』と銘打って劇場版に追加シーンが付け足された。
そのため、154分の大作となっている。DVD化にあたり完全版のみが採用されたので、現在視聴できるのは(ビデオを除くと)、このあらすじの話どおりの展開。
1ではエイリアンの恐ろしさを十二分に発揮させていたが、今作品はアクション要素が満載。銃火器使いまくり。アクション好きな人はたまらないかも。
3ではリプリーは女性の一面を見せるが、今作品では母親としての要素が高い。4ではクローンということもあり、人間離れした一面を見せている。
エイリアンシリーズはどの作品も非常に優れているので、ぜひ見てほしい。

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