「エウロパ」のネタバレあらすじ結末

SF映画

エウロパの紹介:2012年製作のアメリカ映画。木星の第二衛星、エウロパを調査する宇宙飛行士たちの危険な任務を描いた作品。世界中から選ばれた6人の宇宙飛行士の過酷な状況や不測の事態を映し出している。ミカエル・ニクヴィスト、ダニエル・ウー、シャールト・コプリーらが共演したSFスリラー。

予告動画

エウロパの主な出演者

ダニエル(クリスチャン・カマルゴ)、ローサ(アナマリア・マリンカ)、アンドレイ(ミカエル・ニクヴィスト)、ウィリアム(ダニエル・ウー)、カーチャ(カロリーナ・ヴィドラ)、ジェームズ(シャールト・コプリー)、アンガー博士(エンべス・デイヴィッツ)、ソコロフ博士(ダン・フォグラー)、パムク博士(イザイア・ウィットロック・Jr)

エウロパのネタバレあらすじ

【起】- エウロパのあらすじ1

エウロパ計画は、男女によって行われた初めての惑星探査です。宇宙へと飛び立ち、半年は全世界に映像が発信されていました。
放射線の影響か通信が途切れ、タンクが凍結し始めていました。この時、既に宇宙船は未知の領域に達しています。
エウロパ・ベンチャーズ社は膨大な時間を使って、機密記録を精査して全容を解明しました。
宇宙船では乗組員のジェームズが死亡して1年が経っていました。しかし、通信が途絶えているため、家族に知らせることができません。
19ヶ月10日14時間前に、エウロパ1は打ち上げられます。民間企業が有人惑星探査に挑戦し、費用は37億ドルとも言われ、1972年依頼の試みでした。
エウロパは順調に宇宙へと飛び立ちます。この時は生きていたジェームズが、カメラに向かって話しながら船内を案内します。
エウロパが目指すのは、人類誕生以来初めて到達する領域でもある木星です。木星の名はエウロパと呼ばれています。
エウロパは長い間、ただの氷の惑星と思われていました。しかし、表層の状態から下層に水の存在が示唆されます。
調査の結果、氷層下に液体の存在がデータとして発表されます。つまりこれは生物がいるということです。
NASAによると熱源も発見し、単細胞生物が存在する可能性がかなり高いものと分かります。これは人類史上偉大な発見となります。
エウロパには世界中から集めた優秀な6名の飛行士が乗っていました。宇宙船は一から作り直したものでした。
ついにエウロパは木星に到着し、乗組員はアドレナリンが増加していきます。司令船を宇宙に残し、小型の宇宙船で着陸していきます。
途中までは順調でしたが、熱水噴出孔によって宇宙船は激しく揺れます。近くに氷の層が見え、そこまで耐えることにします。成功して着陸することができます。

【承】- エウロパのあらすじ2

エウロパの美しさに乗組員は目を奪われます。その美しさはしばらく眺めてるほどでした。
エウロパは地表の温度は絶対0度でした。目標の着陸地点を100メートルほど離れていて、正確なデータが取れない可能性が出てきます。
しかし、これにより期待が裏づけれます。氷の割れ目から噴出する熱水は、生物の存在を示唆するものだったからです。
目標地点に到着していれば、調べるために時間をかけて、探査機を沈めなければなりませんでした。
データを取るにしても、位置が不味いので、乗組員はどうするか悩みます。話し合いの結果、とにかく調査することにして機材を使って地表を掘ります。氷が移動しているのか度々宇宙船は揺れます。
大きな揺れが起こり、予想以上に熱活動が激しいと乗組員は考えます。揺れによって、船内のシステムに画像が乱れたかのような光りの反射が起きます。
宇宙船の2階の窓の外に何かがいて、乗組員のアンドレイが撮影しようとしましたが駄目でした。船内のカメラを見ると、放射妨害が起こっていました。
微弱の化学発光か、氷の裏に発光バクテリアがいるのか、乗組員の幻覚だったのか分かりませんでした。調査することにします。
作業機械が掘り終わり、湖のような世界が広がっていました。水深は100キロもあり、構造プレートがありました。地球では考えられないものが目の前にあります。
探査機でサンプルを取って調査することにします。海流によって、水が反響して音がしてきます。
放射線濃度が上昇し、氷の上が光っていました。そして何かの光りが動いて近づいてきます。ぶつかったのか分かりませんが、機器が故障してしまいます。
探査機を失ったので、直接行かなければならなくなります。多くの乗組員が危険なため、行くことに反対します。
その頃から放射線の影響か通信ができなくなっていきます。そして映像も見えなくなり、完全に通信が途絶えます。この時は太陽嵐の影響が、通信が途絶えた原因でした。

【転】- エウロパのあらすじ3

時速201キロ地点での修理は至難の業で危険ですが、乗組員のアンドレイとジェームズは宇宙に停めてある司令船を修理しに行きます。
通信パネルに到着し、レセプターが壊れていることを確認します。修理していると、パネルが折れてしまいます。
ジェームズは手を切ってしまい、宇宙服から空気が漏れていきます。スーツにヒドラジンが大量に付着し、このまま戻ると船が汚染されるため、ジェームズは戻ることができません。
アンドレイは酸素が切れかかっています。ジェームズの酸素は20分しか持ちません。
ヒドラジンが除去できないことから、アンドレイはジェームズにスーツを脱ぐように言います。2分以内なら無しでも生存ができるのです。しかし、アンドレイが限界で収容します。
ハッチは閉じられ、ジェームズは1人宇宙を漂います。最後に家族の伝えたい言葉を遺します。
賛成か反対かの議論をし、カーチャは行くべきと主張して地表調査へと向かいます。宇宙服を着て、仲間から注意するようにとアドバイスされます。
地表へと降りたカーチャは言葉では言い表せない素晴らしさを感じます。無限の美しさとも言えるべき状態です。
目的地点でデータを取りますが、炭素も化学合成生物もありませんでした。違う場所で取ろうとした時、既に70分が経過していて、放射線量が上昇していきます。
サンプルを取って、船内に戻るようにと言います。船内で先に分析すると、藻類と同類の単細胞生物だと分かります。乗組員はやったぞと喜びます。
カーチャが戻ろうとすると、光りが見えてくると言います。酸素の残りは90分ですが、カーチャは確認しに行きます。
この光りはアンドレイが見たのと同じでした。もしかしたら他に生物がいるのかもしれません。
近づくというカーチャに、戻るように言います。電磁波が妨害されていて、通信に雑音が入っていきます。
カーチャは採取しようと確認しに行きます。すると氷が割れてきて、カーチャは足を取られます。こんな大きな生物がいたなんて、とカーチャは最後の言葉を遺します。
カーチャはぐんぐん氷の下へと引きずりこまれていきます。カーチャのカメラは映らなくなります。
彼女を引きずりこんだのは、複合生物の可能性があります。2人死んだこともあり、皆は地球に帰ることを決めます。

【結】- エウロパのあらすじ4

宇宙船を発進させると、大きな揺れが起こり、軌道を外れていきます。船内では放電が起こり、制御が効かなくなります。
宇宙船は墜落し、制御をしようとした乗組員のウィルは、シールドを外していたことから、飛ばされて死亡します。1人気づいたローサは電灯をつけて、システムを再起動させます。
当初の着陸地点に宇宙船は墜落していました。この地点はどこよりも温かく、熱水の噴射によって、氷は常に砕けて動いていました。
放射線にさらされ、宇宙船は酸素が漏れていました。このままで凍死してしまい、氷の下に船は沈んでしまいます。
脱出するためには予備の生命維持装置を使い、駆動システムを動かし、宇宙船を軌道上に乗せなければなりません。
準備をしていきますが、氷が溶け始めて船内は揺れが起こります。諦める乗組員も出てきます。
そもそも送油経路が凍って推力が弱まっているため、離陸できるか分からない状態です。タイミングが合えば行けますが、修理に2時間はかかります。
しかも修理は外から行わなければなりません。ローサは船内で準備し、アンドレイとダニエルは宇宙服を着て修理に向かいます。
放射線がかなり飛んでいる中、梯子を降りていきます。激しい揺れが起こり、アンドレイがライトを消せとローサに指示します。
氷が砕けてダニエルは光りに囲まれて消えます。アンドレイは送油経路を直せないが、最終手段があるとローサに伝えます。
それは生命維持装置の部品を使って、生きている通信系を直すことでした。
データを同期するタイミングは、バッテリーを外して宇宙にある司令船の電源が落ちた時です。
作業をしているアンドレイの背後には光りが近づいていました。コックピットのシステムが直りますが、限界にきて映像が途切れます。
ローサは内部で作業をし、通信が復活します。光りが船を取り囲んでいました。氷が割れてアンドレイは下へと引きずり込まれて行きます。
1人になったローサはエアロックを開けます。沈み始めていた宇宙船の内部に、水が大量に入り込んできます。光りも混ざっていて、それは蛇のような未知の生物でした。
通信システムが復旧したことで、映像などのデータは地球に送られていました。彼らは命を賭してでも任務を遂行し、偉大な功績を残しました。

みんなの感想

ライターの感想

この映画はドキュメンタリーのような描き方が特徴的です。それが現実的な印象を与えてきて、恐ろしさとドキドキ感を異常に高めており、スリルを増幅させています。
修理中のアクシデント、直接エウロパへ降りてのデータ収集、離陸失敗による絶望的な状況に光る謎の生物と、危機迫る切羽詰まった状態に目が離せなくなります。
今作を見終わって、人類が解明できないことはまだまだあると思い知らされます。
最後に映し出された光る謎の生物が何なのか、気になって余韻が残ります。未知の場所への好奇心がある方や、スリルを求める人にはもってこいの作品です。

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