「エクスマキナ」のネタバレあらすじ結末

SF映画

エクス・マキナの紹介:2015年製作のイギリス映画。人間と人工知能の主従関係を巡る心理戦を斬新なビジュアルで描き、第88回アカデミー賞で視覚効果賞に輝いたSFスリラー。『リリーのすべて』で同じくアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルが女性型ロボットのエヴァを演じる。『わたしを離さないで』の脚本家、アレックス・ガーランドの初監督作となる。

予告動画

エクスマキナの主な出演者

エヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)、ケイレブ・スミス(ドーナル・グリーソン)、ネイサン・ベイトマン(オスカー・アイザック)、キョウコ(ソノヤ・ミズノ)

エクスマキナのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①大手検索エンジンのIT企業のプログラマーの青年ケイレブは、抽選に当たってネイサン社長の自宅を訪問。そこで秘密保持契約書にサインしたケイレブは美しいAI・エヴァと出会う。ネイサンはケイレブにチューリングテストを依頼した。 ②エヴァと接するうちにケイレブは好意を抱くようになり、エヴァもケイレブに好意を抱いているようだった。ケイレブはエヴァを連れて逃げようと試みるが、それはエヴァの企みで、エヴァはケイレブの恋心を利用して自分だけ邸内からの脱出を果たした。

【起】- エクスマキナのあらすじ1

ケイレブ・スミスは検索エンジンで有名なIT企業・ブルーブック社で、プログラマーとして働く26歳の青年です。
自宅はアメリカ・ニューヨーク州ブルックリンの、会社まで5分の場所にマンションを借りて独り暮らししていました。オレゴン州出身のひとりっ子ですが、高校の教師をしていた両親は、ケイレブが15歳の時に交通事故で死んで、天涯孤独の身です。恋人はいません。
ある日ケイレブは、会社内の抽選に当選して、謎めいた社長ネイサン・ベイトマンの自宅を訪問する権利を獲得しました。同僚は祝福します。
ケイレブはヘリコプターに乗って、ネイサンの家に行きました。ネイサン社長はとにかく広大な土地を持っているらしく、ヘリは山奥を飛びますが、ヘリの操縦士いわく、2時間以上前から既に社長所有の土地の上を飛んでいるそうです。
ヘリは山奥の開けた場所のところに着陸すると、操縦士は「私はこれ以上建物に近寄れない」と言いました。川に沿って行くと社長の家に着くと告げると、ヘリは立ち去りました。
携帯は圏外です。
言われたとおりに川に沿ってしばらく歩くと、一見するとプレハブ倉庫かと思われるような小さな建物がありました。半信半疑でそこに行くと、入り口に設置されてあった機械で身元確認をした後、ケイレブ専用のIDカードが作られます。
IDを持って中に入ると、外は粗末な建物でしたが、社長の家は地下に巨大な敷地がありました。一部は半地下です。
社長の家の中は超近代的設備を備えていました。岩を利用した壁に、おしゃれな部屋が広がっています。隣の部屋は川が見下ろせ、そのベランダ部分にネイサン社長がいました。
ネイサン社長は眼鏡をかけた中年男性で、ケイレブを歓待します。社長と呼ばず名前で呼んでくれと言い、IDカードで開けられる部屋はすべて使用可能と言いました。つまりIDカードで開けられない部屋は、ケイレブが入ってはならない部屋ということです。
どこまで入っていいか判断できる便利なものだと、ネイサン社長は言いました。確かにそのとおりです。
ケイレブは自室に案内されました。そこは高級な部屋ですが窓はありません。
地下室だからというのもありますが、もうひとつ理由がありました。ネイサン社長の自宅は、研究施設も兼ねているのです。
ケイレブは、ネイサン社長の自宅にただ招待されただけではなく、あるミッションを授かるのだと知らされました。秘密保守の契約書にサインしろと言われます。もちろん口外禁止です。
ケイレブはおじけづきますが、ネイサン社長は「サインしないなら、期間中はただ遊びに興じよう(娯楽だけでもOKだよ~という意味)」と言いました。
途中まで説明されると「秘密保守の契約書にサインしてまで行なう研究内容」が俄然、気になります。好奇心に負けたケイレブは契約書にサインして、今から行なうことの説明を受けました。
それはチューリングテストでした。チューリングテストとは、コンピューターが知能を持つかどうかを判定するテストのことです。
AI(人工知能)を作るのかと、驚いて問うたケイレブに「もう作った」とあっさりとネイサン社長は言いました。すでに作ったAIを試すのが、ケイレブの仕事です!

〔エヴァ:セッション1〕
ネイサン社長の邸内には、監視カメラがたくさん仕掛けられていました。ネイサン社長は監視ルームでそれを見ることができます。
とりあえず解放されたケイレブは、あちこちの部屋を見て回りました。
そして、ガラスの向こう側を横切る、精巧なガイノイド(女性に似せて作られたヒューマノイド)を見つけます。
顔部分はきちんと作られていますが、首、胴体、腕、太ももから下が透明で、中の機械が透けて見えます。また透けていない部分も銀色のスーツのようなもので覆われており、人間の皮膚をまねて作られているのは、顔面と手、足の先だけでした。服とウィッグを着用すれば、すぐにも普通の人間として扱えそうです。
ケイレブはそのガイノイドに自己紹介しました。ガイノイドは自分のことを「エヴァ」と名乗ります。
エヴァは「ネイサン以外の人間に会ったのは初めて」と言いました。ケイレブはエヴァと会話をしてみます。言語は最初から習得していたと、エヴァは答えました。
エヴァはガラス張りの部屋に閉じ込められており、その中でのみ生活しています。ケイレブと話はできますが、接することは一切できません。
エヴァと接したケイレブは、ネイサン社長に「非常に魅力的だ」と言います。しかし試験者(つまりケイレブ)にテストをするためには、機械であることを隠しておくべきではなかったのかと指摘しました。
ネイサン社長は答えます。エヴァは人間か機械かというレベルを超越しているから、とにかく接してみて「人間と感じるかどうか(人間的かどうか)」ということを試したいと言いました。 この映画を無料で観る

【承】- エクスマキナのあらすじ2

ケイレブはエヴァの感想を聞かれて「僕は最高に素晴らしいと思う」と答えました。
その夜、ベッドで眠ったケイレブですが、興奮でなかなか寝付けません。
午前2時半になっても寝られないケイレブは、テレビをつけるとエヴァの部屋が映ることに気づきました。思わず見入ります。
しばらく見ていると、停電が起きました。補助電源に切り替わりますが、主電源の復旧までは全ての館を施錠するというアナウンスが流れます。
停電はすぐ復旧しました。
部屋の外に出たケイレブは、入れる部屋を試してみます。リビングっぽい部屋で電話器を手に取りますが、そこで「使えない」と後ろからネイサン社長が声をかけました。電話が使えないのは、守秘義務が漏れるのを避けるためです。
ケイレブは「受話器は手に取っただけ。(停電が起きたから)確認のため外に出てみた」と言い訳しました。実際、そのとおりです(誰かに漏らすつもりもない)。
ネイサン社長は、停電はよくあることなので気にするなと言いました。

翌朝、ケイレブの部屋に黒髪の女性が入ってきました。
驚いたケイレブですが、その女性は何も言わず、コーヒーを置くと立ち去ります。
ネイサン社長は、その女性がキョウコという名であることを告げました。そして、今日は何をするのかケイレブに聞きます。
ケイレブは「会話によるテストには限界がある」と告げ「本当の思考かどうかを試してみたい」と社長に答えました。
社長の方は、エヴァがケイレブをどう思っているのかを知りたいと感じます。

〔エヴァ:セッション2〕
エヴァはケイレブに絵を見せ、何に見えるかケイレブに質問します。
ケイレブは答えず、「写生しろ」とアドバイスしました。実のところエヴァの絵は点描で、何を示しているのかさっぱり分かりませんでした。
エヴァはケイレブの話を聞きたがります。
ケイレブは天涯孤独の身だと告げ、交通事故で両親を亡くした後に、プログラミングに興味を持ってその道に進んだと告げました。
会話の最中に、停電が起きます。するとエヴァは小さな声でケイレブに耳打ちしました。
「ケイレブ、間違ってる、ネイサンのこと」
どういう意味かと聞くと、エヴァは「信用しないで、彼が言うことを」と言いました。
電気が復旧するとエヴァは何事もなかったかのように振る舞うので、ケイレブはそれ以上聞けませんでした。

夜、ネイサン社長とケイレブは食事をしますが、キョウコが給仕しました。ネイサン社長は、キョウコは英語ができないと説明します。
停電のことをケイレブが指摘すると「金持ちになっても不快なことは消えない。停電とか」とネイサン社長は言います。秘密を守るため、建設作業員はできあがった時に殺したとブラックジョークを言いました(実は本当のこと)。
ネイサン社長をもってしても、停電はどうやら止められないようです。
ケイレブに、ネイサン社長は2日目の感想を聞きました。ケイレブはエヴァが自分自身の思考を完全に制御できており、冗談なども言えると答えます。
ネイサン社長は停電時のことを聞きますが、ケイレブは特に何も起こらなかったと嘘をつきました。
夜、またケイレブはエヴァの部屋を観察します。

翌日、ネイサン社長が研究室を案内しました。エヴァを作った部屋です。
地球上の携帯を盗聴し、サンプルを集めデータに保存し、電子回路はジェル状にして脳はハードウェアではなくウエットウエア…つまり流動的にしたと告げます。
盗聴したデータを他社は商品販売やSNS拡大に使うけれども、自分はそれをAI作りに活用したと社長は言いました。

〔エヴァ:セッション3〕
エヴァは写生をしたと言い、絵を見せます。点描ですがより成功で綺麗な絵ができていました。
エヴァはずっと室内で過ごしています。
外に出たら行きたい場所をケイレブは質問し、エヴァは多すぎて答えられないと言いつつ「交差点」と答えました。人の動きを観察できるからだそうです。
「じゃ、出たらデートだね」とケイレブが言うと、エヴァはケイレブの目を閉じさせて、隣の部屋に行きました。長い時間が経過します。途中ケイレブは気になって、薄目を開けたりもしました。
エヴァは時間をかけて服を選び、ウィッグを選びます。
ショートボブの黒髪に、ワンピースに白いタイツ、カーディガンを羽織ってエヴァは現れました。ケイレブに感想を聞き、デートの時にはこれを着ると言います。

【転】- エクスマキナのあらすじ3

ケイレブはそんなエヴァに少しずつ惹かれてきました。エヴァもケイレブに好感を持っているようです。

社長と話をしたケイレブは、性別を与えた意味を聞きました。社長はそれに答えずに、ケイレブが聞いてもいないのに「うまくすれば性行為も可能だ」と答えます。
「つまりは恋をする設定なのか」とケイレブは聞きました。社長は、エヴァが生まれて初めて見た、製作者であるネイサン社長である自分以外の異性すなわちケイレブに恋をするかどうか、それを知りたがっていました。
たとえそれが人間だとしても、「生まれつきの環境と性格で、好みがあらかじめ決められている」と指摘した社長は、エヴァも恋をすることを期待しています。

〔エヴァ:セッション4〕
ケイレブは「白黒の部屋のメアリー」の話をしました。少し難しい抽象概念についての論理です。
メアリーは科学者ですが、ずっと白黒の世界で暮らしています。色彩についての知識はありますが、すべて「知識」のみで実際に見たわけではありません。「青」「赤」という言葉も知っており、それがどういう色彩かということを「学習して理解」はしていますが、見たことはないのです。
さてメアリーがその部屋を出て、初めて色のある世界へ行った時、何かメアリーは新たなことを学ぶのか…という論議です。
(これについては諸説あるので、興味がある人は調べてみてください。「メアリーの部屋」で出てきます)
メアリーの話をした後、ケイレブは自分がエヴァをテストしに来た試験者だと告白しました。社長もその一部始終を監視カメラで見ています。
その時、停電が起きました。エヴァが耳元でケイレブに話します。
館で起きる停電は、エヴァが起こしていたものでした。充電バッテリーを逆流させて過負荷を与えて、停電を起こさせていました。ネイサン社長はそのことを全く知りません。
電気が復旧すると、またエヴァは何事もなかったように装いました。
ケイレブは社内抽選で当たったことになっていますが、当選したのではなく自分が選ばれたのではないかとネイサン社長に指摘し、社長もそれを認めます。
ネイサン社長は、正しい質問ができる最適な人物を選びたかったと言い、他者からのやっかみが生じないように、「運」という口実を作ったのだと言いました。

ケイレブはシャワーを浴びながら、もしエヴァと外を歩けるようになったらとイメージします。エヴァに恋心を抱いてきた証拠でした。
シャワー後、ケイレブは社長の部屋に行きますが、キョウコがいて服を脱ごうとします。
ケイレブが拒否すると社長が来て「言葉は通じないが、ダンスもできる」と言いました。音楽をかけるとキョウコは踊り始めます。
ネイサン社長は酔っていて、キョウコと一緒に踊り始めました。ケイレブはあっけにとられて見るしかありません。
そのまま酔ってネイサン社長は眠ってしまいました。
ケイレブは夜中、またエヴァの部屋をカメラで見ます。

〔エヴァ:セッション5〕
「今日は私があなたをテストする」とエヴァが言い始めました。面白いのでケイレブも従います。
「好きな色は」「一番古い記憶は」「あなたは善人か」と質問した後、エヴァは「私がテストに失格ならば?」と質問しました。ケイレブは「分からない。答えを聞かされていないんだ」と答えます。本当のことです。
また停電が起こり、エヴァはケイレブを描いた絵を見せると「私と一緒にいたい?」と質問しました。ケイレブは答えられません。
ケイレブは社長になぜエヴァを作ったのか質問しました。AIの誕生は時間の問題だと社長は言います。
ネイサン社長はエヴァだけではなく、過去に何世代かAIを作っていました。そして実験後に意識をダウンロードして分析し、新たなバージョンのAIを作っていると言います。
エヴァはもうかなり完成に近づいていて、エヴァの次の世代のモデルはとんでもなく超存在的なものになると、ネイサン社長は言いました。
「ボディは保存するが、記憶のデータは書き換えて初期化する」というのが、答えでした。
その日の夜、酔って眠った社長のズボンのポケットをまさぐったケイレブは、社長のIDカードキーを盗みだしてパソコンにログインします。
そこには『リリー』『ジャスミン』『ジェイド』など、過去のAIと思しきデータが確かに残っていました。監視映像です。
彼女らAIはエヴァのようにガラス張りの部屋にずっと入れられており、監視されていました。彼女たちは「外には出してくれないの?」と言いながら、実験結果では最終的に自分で自分を壊しています。 この映画を無料で観る

【結】- エクスマキナのあらすじ4

社長の部屋に行くと全裸のキョウコがおり、胸の下の皮膚をめくって自分がAIだと示しました。左目の下もめくると、中身が透けて見えます。
社長の部屋のクローゼットには、過去のAIのボディが保存されていました。
その後、ケイレブはカードを社長に返します。

部屋に戻ったケイレブは、混乱します。本当に自分は人間なのかと、かみそりで手首を切ってみました。そして出た血を見て、人間だと確認します。

〔エヴァ:セッション6〕
エヴァに目配せして停電にさせたケイレブは、「AIを書き換える。殺すのと同じだ」と昨日エヴァの問いへの答えを言い、「今夜一緒に逃げるんだ」と言います。
「今夜10時に停電を起こしてくれ」とエヴァに依頼しました。
ケイレブは方法を考えていました。最初に停電が起きた時、週電源の復旧まで館内が施錠されるとアナウンスされたのを覚えていたケイレブは、その設定を書き換えて「停電が起きた時、館内を解錠する」というふうに警備システムを変更しようと思います。
ケイレブはエヴァを連れて、一緒に逃げるつもりでした。

今日は最終日で、明日の朝9時に迎えのヘリが来ると、ネイサン社長が言います。
ケイレブは「僕を選んでくれて感謝している」と礼を述べると、一緒に酒を飲むように勧めました。ところが社長は飲みません。
「最近飲み過ぎた。毒抜きしようと思う」と言った社長は、水を飲むと宣言します。
そして、ケイレブに「エヴァは合格か、失格か」質問しました。
ケイレブは「AIは確かだ、合格」と答えますが、社長は「機械の感情が本物か偽物か確認できたのか」とケイレブに聞き、さらに「第三の可能性もあるかもしれない」と言います。
それは「エヴァがケイレブの愛情を利用する」というものです。愛している振りを装って、利用して逃げるという選択肢でした。
社長はたび重なる停電を疑っており、それに対処を練っていました。つまり停電が起きた時にも分かるよう、電池式のカメラを仕込んでいたのです。
そのカメラには、ケイレブとエヴァが逃げる打ち合わせが録音されていました。

本当は何をテストしたかったのかとケイレブが質問すると「君を。エヴァが逃げるためにケイレブを利用するかどうかを」とネイサン社長は答えます。
ネイサン社長は、実験は成功したと高らかに宣言しました。打ち合わせていた、夜10時の停電が起きます。
しかしケイレブもその裏をかいていました。警備システムのロック解除は、昨日ネイサン社長が寝ている時に、既に済ませていました。非常時にドアを施錠するシステムを、解錠するようにしています。
エヴァは停電によって開いた扉から出て、廊下でキョウコと会いました。その様子が監視カメラに映し出されます。
かっとなった社長はケイレブを殴って気絶させ、ダンベルの棒部分を持ってエヴァの方へ向かいます。
エヴァはキョウコの耳元で何かを囁きました(何を言ったのかは不明だが、自分に協力させるような言葉を吐いたと思われる)。
ネイサン社長はエヴァに部屋に戻るよう言いますが、エヴァは社長に馬乗りになります。社長が回転して上になり、エヴァの左腕を破壊してラボへ戻そうとしますが、その時キョウコに背中をナイフで刺されました。
社長は振り返り、キョウコの顎を殴って破壊します。
ところがその隙にダンベルの棒を持ったエヴァが、社長の胸下に差し込みました(ロボットなので力がある)。社長は「うそだ」と言いながら、息絶えます。
近づいてひざまずいたエヴァは、社長のIDカードを奪いました。

〔エヴァ:セッション7〕
ケイレブのところへ来たエヴァは「ここにいて」と言うと、社長の部屋に入って過去のAIのボディを見ます。
そして過去の女性のボディから左腕を取って差し込むと、皮膚も貼り付けていきます。
エヴァは、たっぷりを時間をかけて、皮膚や髪の毛を選んでセットしました。ケイレブはそれを窓越しに見ています。
白い洋服を選んだエヴァは身につけてドレスアップすると、ケイレブを置いたまま外へ出ました。ケイレブは呼びかけますが、エヴァはもう聞いていませんでした。
外に出て森の中を歩いたエヴァは、朝9時のヘリコプターに乗り込みます。ケイレブはエヴァを追おうと必死でパソコンを操作しますが、邸内で停電が起きて無理でした。
(社長は失血死。キョウコは破損。ケイレブのその後は描かれないが、たぶんそのまま社長の自宅に閉じ込められて死亡したと思われる)
ヘリに乗ったエヴァは、望みどおり憧れの都会の雑踏に立ち、交差点を眺めます。やがて歩き始めたエヴァは、人間社会に交じりました。
(タイトル『エクス・マキナ』=「機械仕掛けから出てくる」という意味。「デウス・エクス・マキナ」という演出技法のひとつから)

みんなの感想

ライターの感想

AIが出てくるSFものですが、ワールドワイドな内容ではなく、アクションが展開されるわけでもなく、ただただ「社長の家の中で、たった4人だけで繰り広げられる物語」。
でも、先が読めない! だからつい見ちゃう!
ケイレブとネイサンの、互いの腹を探る内容のやりとりに、はらはらどきどき。
途中までは、とにかくケイレブとネイサン社長で、しかも観客としてはケイレブの味方で社長憎し! なのだけど、
じつは「エヴァがいちばん腹黒でした」的な結末には、やられた! 一本取られた!
迷いも逡巡もなくケイレブを見捨てて、自分ひとりだけヘリに向かう潔さ…。うっとりしてしまうほど。
これは好みが別れると思う。ドンパチ好きの人には少し物足りなく感じるかもしれないが、しみじみ考えるとある種の怖さがあるのです。
映像も綺麗ですし、迷うならば視聴をお勧めします~。

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