「キングコング髑髏島の巨神」のネタバレあらすじ結末

キングコング: 髑髏島の巨神の紹介:2017年公開のアメリカ映画。監督は『ザ・キングス・オブ・サマー』に続いて本作が2作目となる新鋭ジョーダン・ヴォート=ロバーツ。製作はレジェンダリー・ピクチャーズ。さまざまな怪獣映画を統一された世界観で描く「モンスターバース」シリーズで、2014年の『GODZILLA ゴジラ』に続く2作目となる。また監督のジョーダン・ヴォートは日本の怪獣映画やアニメ・ゲームなどに多大な影響を受けたことを公言していて、本作でもそれらへのリスペクトとされる場面が数多く存在する。監督によると、冒頭部分に登場した日本兵グンペイ・イカリは『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジと、ゲームクリエイターの横井軍平をもとに命名されとのことである。

予告動画

キングコング髑髏島の巨神の主な出演者

ジェームズ・コンラッド(トム・ヒドルストン)、プレストン・パッカード(サミュエル・L・ジャクソン)、ウィリアム・"ビル"・ランダ(ジョン・グッドマン)、メイソン・ウィーバー(ブリー・ラーソン)、サン・リン(ジン・ティエン)、ジャック・チャップマン(トビー・ケベル)、ヴィクター・ニエベス(ジョン・オーティス)、アール・コール(シェー・ウィガム)、レグ・スリフコ(トーマス・マン)、グンペイ・イカリ(MIYAVI)

キングコング髑髏島の巨神のネタバレあらすじ

【起】- キングコング髑髏島の巨神のあらすじ1

1944年、太平洋戦争中の南洋で、空軍パイロットのハンク・マーロウは日本の戦闘機と相打ちとなり、ある島へと不時着しました。ハンクと日本兵グンペイはそのまま戦いを続けようとしましたが、彼らの前に巨大な類人猿が出現します。
時が流れ、ベトナム戦争の終結が決まった1973年のアメリカ・ワシントンでは、政府の特殊研究機関モナークの科学者ビル・ランダとヒューストン・ブルックスが新たに発見された謎の島「髑髏島」の探索許可を上院議員に訴えます。最初は乗り気でなかった議員でしたが、ソ連も島に目をつける可能性を示唆され仕方なく調査を許可しました。
調査隊の護衛のため、ベトナムからの撤退が決まっていたプレストン・パッカード大佐の戦闘ヘリ部隊に命令が下されます。戦場を離れがたく感じていたパッカードは喜んで任務を引きうけました。
一方、ランダとブルックスは未知の島でのガイド役として、元英軍特殊部隊でサバイバルの専門家ジェームズ・コンラッドを雇いました。
これらの米軍の動きを察知し、ベトナムで反戦ジャーナリストとして行動していた女性カメラマン、メイソン・ウィーバーも独自のルートで計画に参加、調査隊の船に乗り込んできました。
ブルックスや女性生物学者のサン・リンら科学者チームを乗せた輸送艦は航海の末、ついに髑髏島へと到着します。島は猛烈な嵐に周囲を囲まれ、外界から閉ざされた環境にありました。科学者チームのリーダーはその嵐の突破は不可能だと断定しますが、パッカードは出動を決意します。
ランダ、ブルックス、コンラッド、メイソンらも加わって、科学者チームと戦闘部隊は数機のヘリで嵐を抜け、髑髏島の上空に訪れました。人跡未踏の美しい自然に調査隊は感嘆しつつ、地質調査用の爆弾サイズミック・チャージを次々と投下していきます。爆発が起こり、島に棲む野生の鹿たちが逃げまどいました。
部隊の兵士たちは音楽をかけながら調子に乗っていましたが、その時、ヘリの一機が飛来してきた巨大な樹の幹で串刺しになりました。そして残ったヘリ部隊の目前に、30メートルはある巨大な類人猿が出現します。パッカードは攻撃されたと判断、即座に反撃を命じます。しかし、その類人猿は銃撃をものともせず、圧倒的な力で次々とヘリを撃破していきました。
墜落したヘリから脱出したパッカードは、自分の部隊が壊滅していくのを怒りの形相で見守るしかありません。巨大類人猿はそんなパッカードに気づかず、悠々と立ち去っていきました。

【承】- キングコング髑髏島の巨神のあらすじ2

パッカードたちとは別の地点に不時着したコンラッドは、メイソンや科学者チーム、兵士の一人スリフコとともに、3日後に救出隊が来る予定の北の岬へと向かうことにします。
一方、パッカードは生き残った部下を集め、別の地点に不時着した兵士の一人チャップマンのもとへ向かおうとしました。チャップマンが乗っていた大型輸送ヘリには武器が満載されて、パッカードはそれを使ってあの巨大類人猿と戦うつもりなのです。
その途中、パッカードは合流したランダを問いつめました。ランダは巨大生物の存在を予期していたのです。彼らが所属するモナーク機関は、太古の昔から地球で生き続ける巨大生物の研究をするための組織でした。ランダは若い頃に乗っていた船を巨大生物に襲われた経験があり、自ら率先してモナーク機関を設立したのです。この島の探査も地質調査ではなく、巨大生物の存在を調べるためでした。ランダはこの島の怪物と戦うためには騎兵隊が必要だと言いましたが、パッカードは自分がその騎兵隊だと言って、あの巨大類人猿と戦う意思を示しました。
しかし、竹薮を歩いていたパッカードたちは、巨大なクモ「バンブー・スパイダー」に襲われます。兵士の一人が殺されましたが、パッカードたちはなんとかその怪物を倒し、窮地を切り抜けました。
その頃、沼地を移動していたコンラッドたちは、巨大な水牛を目撃しました。水牛は彼らに関心を示さず立ち去って行きましたが、コンラッドたちはこの島に住む巨大な生き物が、あの類人猿だけではないことに気づきました。
警戒しつつ森を抜けたコンラッドたちは、古代の遺跡に辿り着きます。そこで島の原住民が姿を現し、コンラッドたちを包囲しました。コンラッドたちも武器を構え、一触即発となりかけ時、一人の老人が割って入りました。白い顎ヒゲでボロボロの軍服を着た彼こそ、冒頭の場面で登場したハンクだったのです。
ハンクは自分がこの島の部族に迎え入れられて今まで生きてきたと語り、コンラッドたちを巨大な防壁の中に作られた原住民の村に案内しました。ハンクはコンラッドたちに、この島に無数の巨大生物たちがいること、そしてひときわ巨大な「島の王」がいて、それこそがあの巨大類人猿「コング」なのだと語ります。コングは調査隊が爆弾を落として島を荒らしたことを怒っているのでした。
その頃、たった一人でパッカードたちを待っていたチョップマンが川で水を汲もうとしていたところに、コングが現れました。慌てて岩陰に隠れたチャップマンに気づかず、コングは先ほどの戦闘で受けた傷を川の水で洗い始めます。すると川底から巨大なタコともイカともつかぬ触手の怪物「リバー・デビル」が出現、コングに触手を巻き付けてきました。しかしコングはまるで動じず、逆にリバー・デビルを倒すと、その触手を食べながら立ち去って行きました。

【転】- キングコング髑髏島の巨神のあらすじ3

コンラッドたちはハンクに連れられ、村の中にある難破船へと向かいました。そこは原住民たちの神殿であり、島の記録が壁画として描かれた場所でした。そこでハンクは地の底から現れる怪物「スカル・クローラー」のことを聞かされます。なんでも襲って食い尽くすスカル・クローラーはこの島に何匹もいて、コングは彼らから島の原住民を守る守護神なのです。小型のスカル・クローラーはコングの敵ではないのですが、「スカル・デビル」と呼ばれる大型の個体は非常に危険で、コングの両親も殺されてしまったのだそうです。ハンクは自分と一緒にこの島に来た日本兵グンペイもスカル・クローラーに喰い殺されたと語りました。
コンラッドは3日後に北の岬に行けばこの島から脱出できると言いましたが、ハンクは歩いていくのはとても無理だと言い、その代わりとして自分たちの飛行機をもとに作っていた船のもとへコンラッドたちに案内しました。コンラッドはスリフコとともにハンクを手伝い、船のエンジンの整備を始めます。
その間、村の写真を撮っていたメイソンは、唸り声を聞いて外壁の穴から外に出て行きました。するとそこには、あの巨大な水牛がヘリの残骸の下敷きになって苦しんでいました。メイソンは水牛を助けるべくヘリの残骸に手をかけましたが、女の力ではとても持ち上がりません。するとそこにコングが現れ、ヘリの残骸を持ち上げました。コングはメイソンを一瞥すると、彼女に危害を加えずに立ち去っていったのでした。
その夜、コンラッドたちは原住民の村の中で一泊しました。空にはオーロラが現れ、メイソンはその写真を撮ろうとしましたが、暗くてカメラがセッティングできません。コンラッドは自分の父親の形見であるライターを彼女に貸しました。
翌朝、ハンクはグンペイの墓に別れを告げ、添えてあった形見の日本刀を手にしました。そして一同は原住民たちに見送られ、ハンクの船で村を後にして川を進み始めました。
その頃、森の中にいたチャップマンは、木の姿に擬態した巨大ナナフシ「スポア・マンティス」と遭遇します。その怪物はあっさり立ち去り、チャップマンが安心した時、背後からスカル・クローラーが襲いかかってきました。
一方、川を進んでいたコンラッド一行は、大型の怪鳥「サイコ・バルチャー」の群れに襲われ、科学者チームのリーダーがさらわれて殺されてしまいました。コンラッドたちはなすすべもなく、それを見送ることしかできませんでした。
群れの襲撃をくぐりぬけた一行は、やがてパッカードたちと通信が繋がり、合流に成功します。チャップマンや武器の回収に行くパッカードに従い、一同は船を下りて平原を進みました。
すると巨大な生き物の骨が無数に散らばる荒れ地に遭遇します。骨の一部はコングの両親のものでした。コンラッドやハンクは悪い予感がして迂回しようと提案しましたが、パッカードは最短ルートを通るため突っ切るよう指示、一同はやむなく骨の荒野を進みます。そこは地面から可燃性のガスが吹き出ていて、視界の悪い危険地帯でした。そんな中、スカル・クローラーが出現します。
一同が岩や巨大生物の骨の陰に隠れると、スカル・クローラーは彼らに気づかず未消化の骨を吐き出しました。コンラッドはそれが人骨で、チャップマンの認識票をつけていることに気づきます。
スカル・クローラーをやり過ごしたと安心したのも束の間、巨大生物の骨の写真を撮ろうとしたランダがスカル・クローラーに飲みこまれてしまいました。パッカードの指揮の下、兵士たちが攻撃しますが、スカル・クローラーは銃撃をはね除け暴れ回ります。さらにはサイコ・バルチャーの群れまで襲いかかってきました。コンラッドはハンクから受けとった日本刀で、サイコ・バルチャーたちを次々と切り裂いていきます。
そしてスカル・クローラーが襲いかかってきた時、メイソンが可燃性ガスにライターで引火させ、スカル・クローラーを焼き殺しました。
なんとかスカル・クローラーの脅威から逃れられたものの、チャップマンが死亡したことがわかった今、コンラッドは船に引き返そうと言いました。しかしパッカードはあくまでも武器を回収し、コングに立ち向かうと断言します。コンラッドは彼ら軍人チームと別れ、民間人たちを連れて脱出ルートに向かいました。

【結】- キングコング髑髏島の巨神のあらすじ4

その夜、方角を調べるためコンラッドとメイソンは岩山の上に登りました。するとそこにコングが現れ、近寄ってきます。メイソンはコングが敵ではないと分かっていたため、動揺するコンラッドを抑え、そっとコングの顔に触れました。その時、離れた川岸で爆発が起きました。パッカードたちが回収した爆弾を爆発させたのです。コングは怒り、そちらの方に向かっていきました。
コンラッドとメイソンは急いで野営地に戻ると、ブルックスとリンに先に船の方に行くよう指示し、自分はコングを助けに行くと言って、パッカードたちの方に向かいました。
パッカードは向かってきたコングに罠を張っていました。セットしたナパーム弾を一斉に爆発させ、コングを炎の中に閉じ込めたのです。さしものコングも熱と酸欠で倒れてしまいました。その隙にパッカードは倒れたコングに爆弾をしかけようとしました。そこにコンラッドとハンクたちが駆けつけ、この島の守り神であるコングを殺してはいけないと訴えました。パッカードは聞く耳を持ちませんが、スリフコをはじめとする兵士たちはパッカードに逆らい、銃を降ろします。
その時、水中から巨大なスカル・クローラー「スカル・デビル」が出現しました。一同は一斉に逃げ出しましたが、パッカードはコングを睨みつけたまま動きません。目を覚ましたコングが、巨大な拳でパッカードを殴り殺しました。
一方、他のみんなは船の方に向かって駆け出しましたが、その後をスカル・デビルが追ってきます。兵士の一人コールが手榴弾を手にスカル・デビルを迎え撃とうとしますが、巨大な尾の一撃で跳ねとばされてしまいます。
スカル・デビルが一同に追いつきかけた時、コングが横合いから乱入してきました。コングとスカル・デビルが戦っている間にコンラッドたちはその場から逃げ出します。メイソンは一人、信号弾を撃つため、岩山の上に向かいました。
巨大なスカル・デビルの猛攻にコングは苦戦しますが、ブルックスがハンクの船に備えてあった機関砲で攻撃しました。さらにメイソンも信号弾でスカル・デビルの注意を引きつけます。スカル・デビルの一撃で岩山が崩れ、メイソンは川に転落しました。その隙にコングはスカル・デビルを倒し、水の中に沈んでいくメイソンをその巨大な手ですくい上げました。
しかしスカル・デビルはまだ生きていて、メイソンを掴んだコングの拳を飲みこもうとしました。コングは逆にスカル・デビルの舌を引き抜き、今度こそ止めを刺したのでした。
メイソンを川岸にそっと横たえ、コングは静かに立ち去っていきます。駆けつけてきたコンラッドとともに、メイソンはコングが立ち去っていくのを見送りました。
そして一行は船に乗って北の岬へと向かいました。前方から迎えのヘリがやってきます。島から立ち去る人間たちをコングは激しいドラミングと咆吼で送るのでした。その後、アメリカに戻ったハンクは、自分の家に戻り、残してきた妻や自分が出征した後に生まれた息子と対面しました。
コンラッドはメイソンはモナーク機関によって拘束されていました。彼らは自分たちが見てきたものを口外しないと約束せざるを得ません。そんな2人の前に、ブルックスとサンが現れ、モナーク機関について説明します。巨大生物がいるのはあの髑髏島だけではなく、モナーク機関はそんな怪物たちの脅威に備えるために設置されたのです。そしてブルックスは、古代の壁画の写真を見せました。そこには、後の世に「ゴジラ」と呼ばれるであろう怪物や巨大な翼竜、蛾のような怪物、そして三つ首の竜を思わせる怪物の姿が描かれていたのでした。

みんなの感想

ライターの感想

「キングコング」の映画としては2005年のピーター・ジャンソン版があまりにも有名ですが、今回はそちらに勝るとも劣らない怪獣大バトル映画となっていました。もっともピーター・ジャンソン版でしこたま登場した恐竜が一匹も出てこなかったのは残念ですが、さらに巨大化したコングと敵怪獣のバトルシーンは迫力はこちらの方が上ではないかと。ピーター・ジャンソン版でもTレックスとの対決がありましたが、ヒロインを助ける方にコングの神経が行っちゃったせいでバトルの燃え度がいまひとつでしたから。今回のコングはきっちり「島の守護神」としての位置づけで、女にうつつを抜かすこともありません。それでもしっかりラストはヒロインを助けたりと、抑えるところはしっかり抑えてヒーローとしての存在感は十分。
そして「モンスターバース」としての次回作で、ゴジラとラドン、モスラ、キングギドラの登場が示唆されたラストシーンは、怪獣好きにはテンションあがること請け合い。同じレジェンダリー製作の「パシフィック・リム」とも合流するという噂もあり、モンスターバースからはしばらくの間、目が離せそうにありません。

映画の感想を投稿する

映画「キングコング髑髏島の巨神」の商品はこちら