「ジュラシックパーク」のネタバレあらすじ結末

ジュラシック・パークの紹介:1993年公開のアメリカ映画。マイケル・クライトンの同名小説を原作に、クライトン自身とデイヴィッド・コープが脚本を執筆し、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた。映画は大ヒットし、続編も3つ作られた。

ジュラシックパークの主な出演者

アラン・グラント博士(サム・ニール)、エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)、ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)、レックス(アリアナ・リチャーズ)、ティム(ジョセフ・マゼロ)、デニス・ネドリー(ウェイン・ナイト)、ロバート・マルドゥーン(ボブ・ペック)、レイ・アーノルド(サミュエル・L・ジャクソン)

ジュラシックパークのネタバレあらすじ

【起】- ジュラシックパークのあらすじ1

ヌブラル島…コスタリカの西、約200km。
ショック銃をかまえた従業員たちが見守る厳重な警備の中で、その生き物は移送されていました。
ゲートを開けた瞬間に、生き物が突進したために従業員が檻の上部から転落して引きずり込まれ、その獰猛な生き物に食いつかれます。
従業員たちは救助と射撃をおこないますが、従業員は死亡しました…。
ドミニカ共和国、マノ・デ・ディオス琥珀鉱。
鉱山の中では琥珀が採掘されていました。それを見守るハモンド財団の創始者ジョン・ハモンドの元へ、顧問弁護士ドナルド・ジェラーロがいかだに乗ってやってきます。
弁護士・ドナルドはハモンド会長に、ヌブラル島での事故の被害者遺族がまだ訴訟を起こしていることを訴えて、いま一度施設の徹底的な審査が必要だと言いました。
ハモンド会長は、世界的に権威のある学者が太鼓判を押せば、新事業をスムースに行なえると考え、イアン・マルコムとアラン・グラントに施設を見学してもらい、審査してもらおうと考えます。
…アメリカ北西部、モンタナ州・バッドランド、スネーク・ウォーターの近く。
古生物学者・グラント博士と女性の古代植物学者・エリー博士は、助手たちを連れて恐竜の化石の発掘調査をしていました。グラント博士とエリー博士は恋人同士です。
考古学界ではよくあることですが、2人は常に研究費用に困っていました。考古学の発掘には何かとお金がかかるからです。
2人がキャンプに戻るとハモンド会長がテントにおり、シャンパンを開けようとしていました。ハモンド会長は長年2人の研究費用のスポンサーでしたが、グラント博士もエリー博士も実際に会うことはなかったので、ハモンド会長のことを知りません。
ハモンド会長は身分を明かしたうえで、グラント博士にあるお願いをします。ハモンド会長が所有する島に、来年オープン予定の動物園を作るために、「外部の権威の意見が欲しい」というのです。
ついては、週末にぜひエリー博士と2人で、視察に来てくれとのことでした。
急な申し出にグラント博士は二の足を踏みますが、それを見越したようにハモンド会長は、3年間の資金援助を条件に出します。グラント博士は行くことにしました。
その頃コスタリカ・サンホセでは、産業スパイ・ドジスンがシステムエンジニアのネドリーに、研究所にある15種の胚を冷凍したまま運ぶ取引を持ちかけていました。ネドリーは大金75万ドルに目がくらみ、引き受けます。
週末、ハモンド会長の調達したヘリコプターに、グラントとエリーが乗り込みました。そこにはハモンド会長のほかに、数学者イアン・マルコム博士、ハモンド氏の顧問弁護士・ドナルドが乗っていました。
島の滝つぼの脇にあるヘリポートに降り立つと、そこには自然豊かな土地と『ジュラシック・パーク』という看板があります。施設は10万ボルトの高圧電線で周囲80kmにわたって柵が張り巡らされていました。
最新の追跡センサー・システムや警備が施され、動物施設にしては念が入っています。
2台の車に分乗した一行は、本物の恐竜が群れをなして生きている姿を見て驚きました。ハモンド会長が巨額を投じて作った、白亜紀の恐竜を再現した娯楽施設『ジュラシック・パーク』なのです。

【承】- ジュラシックパークのあらすじ2

ブラキオサウルス(首長竜)などが群れをなして移動している様子を見て感慨しきりのグラント博士でしたが、6500万年前に絶滅したはずの恐竜を、どうやって再現させたのか疑問に思いました。
島の中央にある施設に移動したハモンド会長は、巨大スクリーンで説明を開始します。
恐竜の血を吸った蚊が樹木に止まり、そのまま樹液に呑み込まれて琥珀の中に閉じ込められます。科学者が蚊が吸った血を抽出し、DNAを解析しました。
さらにDNAの欠落した部分には、カエルのDNAで補填します。種族によってはダチョウのDNAを使いました。
こうして再現したのがジュラシック・パーク内部の恐竜です。
感心したものの、グラント博士はすぐ危険だと感じます。というのも、ジュラシック・パークでは草食獣だけではなく肉食恐竜も再現していたからです。
いくら孤島とはいえ、自然界に近い形で恐竜を野放しにしておくと、人間の力では制御できない可能性もあると危惧したグラント博士に、アジア系の研究員・ヘンリーは「恐竜は野外では生まれない」と言いました。DNAを操作して、メスしか生まれないようにしているからです。
しかし…数学者のマルコム博士は「100%の確率を保つのは難しい」と言いました。グラント博士も同感です。
2人の権威ある学者は反対しますが、ハモンド会長はとにかく『ジュラシック・パーク』を見てもらおうと考えました。
昼食の前にグラント博士が見に行ったのは、彼自身が長年研究している獰猛で賢い恐竜・ヴェロキラプトルの檻でした。通称「ラプトル」です。
ラプトルの高圧電流の檻の中には、牛がクレーンでおろされていました。檻は厳重でラプトルの姿は見られませんが、中には5頭のラプトルがいると恐竜監視員のマルドゥーンが淡々と説明します。当初は8頭いましたが、リーダー争いで3頭が倒されて現在は5頭になっています。
午後からは、施設の基本的なツアー・コースを実際に体験してもらうと、昼食の席でハモンド会長が言いました。ハモンド会長は世界中の人たちに一般的に開放したいと考えています。
ハモンド会長の孫2人が到着しました。コンピューターに詳しい10歳ほどのベジタリアンの姉・レックスと、グラント博士の著書のファンである7歳の弟・ティムです。
施設中央のビジター・センターから、グラント博士、エリー博士、マルコム博士、ドナルド弁護士、レックスとティムの6人が2台の車に分乗して回り始めました。
車は電気で動き、決められたレールの上を走ります。まず案内されたのはディロフォサウルスという肉食で毒液を持つ恐竜のコーナーでしたが、草むらばかりで恐竜は姿を現しません。
続いてティラノサウルス区へ案内されますが、ここも同様で、恐竜は出てきません。恐竜をおびき出すのにヤギを取り出しますが、それでもティラノサウルスは姿を現しません。
センターでコンピューター管理しているハモンド会長は苛々しますが、グラント博士もマルコム博士も「恐竜は人間の思う通りに動かない」と苦笑しました。
その頃、島の西側120kmのところで暴風雨が発生し、島に近づいていました。チーフエンジニアのアーノルドが問題視しますが、まだ時間的にゆとりがあるとハモンド会長は判断します。
車のドアにロック機能がついていなかったので、グラント博士とエリー博士が外に出ました。そこで一行は、病気のトリケラトプス(サイみたいな恐竜)を間近で見ます。

【転】- ジュラシックパークのあらすじ3

エリー博士が診ると、舌に小さな水泡ができており、西インドに生息するライラックなど有毒なものを食べたのではないかとエリー博士は指摘しました。
エリー博士は病気のトリケラトプスのところへスタッフと一緒に残り、残る5名は車のところへ戻ります。嵐が来るのでツアーは明日に延期することになりました。
本土への連絡船が出る最後の便の直前で、システムエンジニアのネドラーは、サイダーを買いに行くと言って中座します。
ネドリーはひそかに研究所に忍び込むと、ドジスンに指定された15種の胚を取り出してシェービングフォームの缶に詰め、取引場所へ急ぎます。
雨がひどく土砂が流れ出し、車を運転するのもひと苦労です。車が倒木に挟まれて動かなくなり、車をけん引するためにロープを木にくくりつけているネドリーに、人懐こい恐竜・ディロフォサウルスが近寄りました。
小さくてかわいらしいので、ネドリーはばかにしていました。しかし車に戻った時にディロフォサウルスは豹変し、エリマキトカゲのように首周りのエリを立てて威嚇し、毒液をネドリーに噴射します。
顔に毒液がかかって目に入り倒れたネドリーを、複数のディロフォサウルスが襲いました…。
車に戻ったグラント博士たちですが、停電が起きて車が立ち往生します(車は電動式)。フェンスの高圧電流も切れました。無線も切れ、本部と連絡が取れません。
本部側でも何とかしようとしますが、電気は復旧させてもエンジニアのネドリーが不在で、ネドリーのコンピューターにはロックがかかっていて操作ができません。
少年・ティムが振動を感じます。コップの水が揺れ、寝ていた顧問弁護士・ドナルドも起き上がりました。ティムは、ティラノ区のヤギがいなくなっているのを見ました。
車の上にヤギの脚が落ちてきて、頭上を仰ぐと、ちょうどヤギを呑み込むティラノサウルスが目に入ります。子どもたち2人と同乗しているドナルドは動転して車外へ逃げ、トイレに隠れました。
後方の車にはグラント博士とマルコム博士が乗っていますが、彼らもティラノサウルスに気づきます。
前の車に乗った少女・レックスが強力ライトをつけました。グラント博士は手ぶりで、弟・ティムが慌てて「消せ」と指示しますが、怯えたレックスには聞こえていません。
ティラノサウルスに勘付かれ、レックスとティムの乗った車が攻撃され始めます。グラント博士が発煙筒を持って挑発し、発煙筒を投げて「取って来い」をしようとしますが、それを見て真似したマルコム博士も発煙筒を焚いて走りだしたため、ティラノサウルスはそちらに移動します。
マルコム博士が逃げた先にはトイレがありました。ティラノがトイレを壊し、中にいた顧問弁護士・ドナルドを丸呑みします。
その隙にグラント博士は子どもたちの救出に回りました。横転した車から少女・レックスを助けますが、戻って来るティラノサウルスを見てレックスが絶叫しそうになり、グラント博士は口を手でふさぎます。
ティラノサウルスが車を崖から落としました。車は途中で木にひっかかり、少年・ティムの救出にも成功します。
エリー博士と監視員アルドゥーンが車のところへやってきて、負傷したマルコム博士を救います。3人はセンターに戻りました。

【結】- ジュラシックパークのあらすじ4

グラント博士とティム、レックスは樹上で夜を明かします。ブラキオサウルス(首長竜)がいますが、そのエリアは草食獣で、ひとまず安心でした。
孫たちの消息がつかめず心配なハモンド会長は、自然界の生命力を侮っていたと反省しました。
翌朝、嵐は去って視界は良好になりました。グラント博士と少女・レックス、少年・ティムはセンターに戻ろうとします。
その途中、グラント博士は孵化した卵を見つけました。メスばかりだと言っていましたが、オスに性転換した個体がいることが判明します(西アフリカのカエルはメスだけ隔離するとオスに性転換するものがおり、DNAの補填にカエルのDNAを使ったことが原因とみられる)。
センターではネドリーがロックしたシステムを解除するために、システムの電源をリセットすることを提案しました。島から脱出してしまえば、島の恐竜には体内でアミノ酸のリジンを作れず人工的に投与しないと生存できないよう操作しているので、絶滅すると思われます。
チーフエンジニアのアーノルドが本部外のブレーカーまで行き、リセットしました。コンピューターの電源が切れますが、いつまでも電源が入る様子がありません。
エリー博士と監視員のマルドゥーンが様子を見に行きました。ラプトルのフェンスが破れています。マルドゥーンは気配を感じ、エリー博士をかばってラプトルと戦い餌食になりました。エリー博士は電力を復旧させますが、腕だけのアーノルドを発見します。
その頃グラント博士は少女・レックスと少年・ティムを連れて高圧電流の柵部分にいました。木の棒を投げて電流が流れていないのを確認し、3人で上り始めます。
グラント博士とレックスが越えて、あとティムだけとなった時、電流が入る合図が響きました。グラント博士は「手を離せ」と言いますが怯えてティムは動けず、感電して吹き飛びます。蘇生措置を施すとティムは生き返りましたが、髪の毛が逆立っていました。
3人はやっと本部に辿り着きます。グラント博士は別室に様子を見に行き、子ども2人は食べ物をがっつきます。姉・レックスが恐竜の影を見つけ、レックスとティムは調理室に隠れました。
鉤爪でドアを開ける賢いラプトル3頭に追われながらも、1頭を冷凍室に、もう1頭を機械室に閉じ込めます。
グラント博士とエリー博士は再会し、さらにレックスとティムに合流します。
コンピューターに詳しいレックスがパソコンを操作し、電話も警備システムも復旧させます。別室にいたハモンド会長に内線電話をかけて復旧を告げ、本土に連絡して救援ヘリを読んでくれと頼みました。
天井の通風口から逃げた4人は入口の展示室フロアに出ますが、ラプトル2頭が先回りしていました。
絶体絶命かと思われた時、建物を破壊してティラノサウルス(T-レックス)が乱入し、2頭のラプトルと戦い始めます。
ヘリに向かって走りながら、グラント博士はハモンド会長に「承認はお断りします」と言い、会長も「もちろんだ」と答えました。
センター入口ではティラノサウルスが雄たけびを上げ、ジュラシック・パークののぼりが落ちてきていました。
生き残ったのはグラント博士、エリー博士、マルコム博士(負傷)、レックス、ティム、ハモンド会長です。疲れでまどろみながら、子ども嫌いのグラント博士がレックスとティムに囲まれているのを、エリー博士は優しく見守りました。
ヘリは島を去ります…。

みんなの感想

ライターの感想

最新科学に力で恐竜が現代に蘇るストーリーと当時の最新のCG技術により映像化された恐竜のリアルな映像が公開当時インパクト抜群でした。そういう所も見どころたっぷりの映画の中で一番興奮したのは、作品の中盤ぐらいでT-レックスが車に近づいていって人間を襲うシーンですが、監督がスピルバーグということもあり、巨竜の足元だけを映して、あえて全身を見せないで恐怖感をあおる「ジョーズ」でもお馴染みのサスペンス演出をこの映画でも見せてくれます。
彼は最新のテクノロジーを使ってもその本質はサスペンス映画の監督だと思わせる名作です。

ライターの感想

『ジュラシック・パーク』シリーズの第1弾。
これってよく考えたらもう20年以上前の作品なんだよなあ。
そんなことを微塵も感じさせないほど、映像は美しくすばらしい作品です。
わくわく感がとにかくすごい。恐竜の見せ方、タイミングも計算しつくされている。
特に秀逸なのは、ティラノの登場シーン。バーンといきなり登場させるのではなく、
まず振動、そしてコップの波紋、落ちてきたヤギ、見上げると…うわっ、いた! みたいな感じで、順序よく盛り立てていく。
さすがスピルバーグ!
冒頭で移送シーンがあることから、この段階からすでに「別の島で恐竜の繁殖飼育がなされている(続編で出てくる)「ソルナ島」の存在が
さりげなく示唆されている。
大ヒットした理由は、本作品を見たらすぐ判ると思う。とにかく名作。

ライターの感想

初めて見たときは恐竜のリアルさに感動しました!1993年の映画で、初めてCGを使った映画ということで有名なので全編CGを使っていると勘違いしている方も多いですが、大部分は従来の着ぐるみやアニマトロニクスを使用しています。
従来の特撮の技術と最新のCG技術を組み合わせることで、まるで本物のようなリアルな恐竜を描いています。今見ても最新のCG映画に負けないそのクオリティは必見です!
当時の映画界に革命を起こした名作中の名作!若い人にも是非見て欲しい一本です!

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