「スタートレック (2009年)」のネタバレあらすじ結末

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スター・トレック (2009年)の紹介:2009年に公開されたアメリカ映画。テレビシリーズ『スタートレック(宇宙大作戦)』の劇場版シリーズ11作目だが、パラレルワールドにおける初代シリーズのキャラクターを描くという形で、事実上のリブート作品として製作された。監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのJ・J・エイブラムス。脚本のロベルト・オーチーは『スタートレック』シリーズのファンだが、エイブラムスは『スター・ウォーズ』シリーズのファンで、本作も『スタートレック』のファンだけでなく幅広い層に楽しめるよう製作されている。

予告動画

スタートレック (2009年)の主な出演者

ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)、スポック(ザカリー・クイント)、クリストファー・パイク(ブルース・グリーンウッド)、レナード・マッコイ(カール・アーバン)、ニヨータ・ウフーラ(ゾーイ・サルダナ)、モンゴメリー・スコット(サイモン・ペグ)、ヒカル・スールー(ジョン・チョー)、パヴェル・チェコフ(アントン・イェルチン)、サレク(ベン・クロス)、アマンダ・グレイソン(ウィノナ・ライダー)、ジョージ・カーク(クリス・ヘムズワース)、老スポック(レナード・ニモイ)、ネロ(エリック・バナ)

スタートレック (2009年)のネタバレあらすじ

【起】- スタートレック (2009年)のあらすじ1

宇宙歴2233年、惑星連邦の宇宙艦USSケルヴィンがネロという男の指揮する巨大宇宙船から攻撃を受けました。艦長は殺され、新たに指揮を引き継いだ副長のジョージ・カークは艦の全員に脱出を命じます。そしてカークは、身重の妻ウィノナが他の乗員たちととも乗ったシャトルを守って、たった一人でネロの宇宙船と戦って、艦と運命を共にしました。脱出中のシャトル内でウィノナは出産し、その子供はジェームズと名付けられました。
それから十数年後、地球のアイオワ州で少年に成長したジェームズ(ジム)は、養父のコレクションしているビンテージカーを勝手に乗り回しては警察に追われるような乱暴者になっていました。
その頃、惑星連邦に所属するヴァルカン星ではスポックという少年がいました。彼は父親が地球人の母親と結婚したことで、同世代の子供たちにいじめられています。スポックはどうして地球人と結婚したのかと父のサレクに訊ねました。サレクは地球大使の任務にとってそれが論理的だと答えます。そしてスポックに対しては、自分の道を自分で選ぶよう言いました。
成長したスポックは母に励まされ、どんな道を選ぶことも自由だと言われます。そしてスポックはヴァルカン星で最高の名誉である科学アカデミーへの進学を拒否し、惑星連邦の士官に志願しました。
一方、アイオワ州では成長したジムがナンパとケンカにあける荒れた生活を送っていました。今日も宇宙艦隊の女性士官ウフーラをナンパし、艦隊士官たちと乱闘になっています。そんなジムのもとに宇宙艦隊のパイク艦長がやってきました。彼はジムが父親から受け継いだ才能や向こう見ずな性格を見込んでいて、宇宙艦隊に志願するよう勧めました。
翌日、ジムはバイクを走らせ、宇宙港に到着します。そこでは宇宙艦エンタープライズが建造中でした。ジムが乗ったシャトルには、ウフーラや宇宙飛行嫌いの船医マッコイが乗っていました。

【承】- スタートレック (2009年)のあらすじ2

3年後、ネロの巨大宇宙船はブラックホールから飛び出して来た小型宇宙船が捕らえます。ネロは「よく戻ったなスポック」と言いました。
宇宙艦隊の士官学校では、訓練生のジムが「コバヤシ丸テスト」という試験に挑んでいました。
しかしその前日、ナンパした女性訓練生の部屋に行った時、ウフーラからクリンゴンの艦隊がロミュランの攻撃を受けて壊滅したという話を聞きます。
翌日、コバヤシ丸テストに挑んだジムですが、プログラムを勝手に書き換えてクリアすることに成功しました。もちろんそれはルール違反で、テストのプログラムを作成したスポックの告発を受けます。
ジムはこのテストが絶対に勝てないように出来ていると言いますが、スポックは死を体験することで船長の資質を試すものだと言います。
そんな中、ヴァルカン星から救難信号がありました。艦隊に出動命令が下されますが、ジムは謹慎が命じられていました。マッコイは落ち込む彼ムを見かね、病気を装わせて最新鋭艦のエンタープライズ号に乗船させます。しかしそこにはスポックが科学士官として、ウフーラも通信士として乗艦していました。
エンタープライズ号はパイク艦長の指揮の下、ヴァルカン星に向けて出発します。
中立地帯で宇宙嵐が発生したという艦内放送を聞いたジムは、パイク艦長のもとに駆けつけ、ヴァルカンの危機はロミュランの仕業だと訴えます。自分の父がUSSケルヴィンで攻撃を受けた時も同じような宇宙嵐が発生していたことと、クリンゴン艦が巨大なロミュラン艦から攻撃を受けたことがその根拠です。
彼の言葉通り、待ちかまえていたのはロミュラン人のネロで、先に到着した他の宇宙艦隊はすでに壊滅していました。ネロの攻撃によりエンタープライズは大きなダメージを受けます。ネロは巨大なドリルでヴァルカン星を攻撃していて、その影響によって通信も脱出もできず、転送装置も使えません。
しかしネロは相手がエンタープライズだと気づくと、艦長に自分たちの船に来るよう指示しました。
パイク艦長はシャトルでロミュラン艦に向かう途中でジムたちを降下させ、ドリルを破壊する作戦に出ます。ジムはエンタープライズの操舵手スールーとともにドリルのプラットホームに着地すると、装置を破壊しました。しかし僅かに間に合わず、ネロは強大な重力でブラックホールを作り出す「赤色物質」をヴァルカン星の内部に送り込みました。
ジムたちはエンタープライズに回収されましたが、スポックは故郷の破滅を見かねてヴァルカン星に向かいます。サレクや長老達は助かりましたが、間一髪間に合わず、スポックの母は助けられませんでした。彼らの目の前でヴァルカン星はブラックホールに飲みこまれていきました。

【転】- スタートレック (2009年)のあらすじ3

一方、ネロは捕虜となったパイクから宇宙艦隊の防衛網の情報を聞き出そうとしていました。彼は自分のいた未来で自分の故郷であるロミュラン星が破壊された時、連邦とヴァルカン人が何もしなかった復讐をするのだと言います。ネロはそのために連邦の惑星をすべて破壊しようと企んでいるのです。
スポックはネロたちが未来からやってきたと推測しました。ジムは一刻も早くパイク艦長を救出することを提案しますが、スポックは艦隊と合流することを優先し、ジムを救難艇で艦外に追放しました。
辺境の惑星にたどり着いたジムは、凶暴な肉食動物に襲われかけたところを一人の老ヴァルカン人に助けられます。彼は未来から来たスポックでした。
129年後の未来、超新星爆発によってロミュラン星が危機に陥るのですが、それを防ぐためにスポックがブラックホールの発生装置を作り出したものの事故によって失敗、それを恨んだネロは過去に向かったのです。そして復讐のためヴァルカン星を破壊し、老スポックに見せつけたのでした。
ジムと老スポックはその星にある宇宙艦隊の前哨基地を訪れました。そこには連邦から追放された機関士モンゴメリー・スコットがいました。老スポックはジムに、過去のスポックの感情を揺さぶってエンタープライズの指揮権を奪うようアドバイスします。そして老スポックは未来の知識によって、スコットとジムをエンタープライズに転送で送り出します。

【結】- スタートレック (2009年)のあらすじ4

さっそく捕らえられたジムとスコットはスポックに問いつめられます。ジムは老スポックに言われた通り母の死のことでスポックを挑発しました。激昂したスポックはジムを叩きのめしましたが、感情的に破綻したことを恥じて自ら艦長の座を降りました。ジムは代わって艦長の座につくと、艦のクルーに向けてネロと対決することを宣言します。
一方、スポックは自分が怒りに飲まれたことを恥じていましたが、サレックはお前の母なら怒りを抑える必要はないと言うだろうと告げました。そして彼女と結婚したのは、愛していたからだと話します。
ジムたちは土星の衛星タイタンの陰に隠れて接近し、その隙にネロの宇宙船に潜入する作戦を立てます。その任務にスポックが志願しました。ジムも艦隊規則を無視して一緒に行くと言い出します。二人はスコットの操作によって、ネロの宇宙船内に転送で侵入しました。
ネロの宇宙船は地球に接近してドリルを降下させましたが、艦隊のほとんどを失った連邦にそれを止める術はありません。
しかし、船内に侵入したジムとスポックが連携でネロを倒し、その宇宙船を破壊しました。無事パイク艦長を救出した二人は、スコットの操作する転送でエンタープライズに戻ります。赤色物質の爆発によってブラックホールが発生し、エンタープライズが窮地に陥りましたが、スコットの活躍により無事に脱出に成功したのでした。
事件が解決し、地球に戻ったスポックは老スポックと出会います。老スポックはスポックにジムとの友情を築くようアドバイスしました。スポックは故郷を失って難民となったヴァルカン人の民族復興のため艦隊を去るつもりだと言いましたが、老スポックはその役目は自分が引きうけると告げます。そして論理を脇において正しいと思う道をたどれと言い残し、立ち去りました。
ジムは艦隊に表彰され、負傷によって引退したパイク提督にかわって正式にエンタープライズの艦長に任命されます。
そしてエンタープライズはスポックを副長に迎え、新たな航海へと出発したのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

実質的なシリーズのリブートとして作られたこの映画、旧シリーズのキャラやネタを上手く取り込んでいて、旧来のファンにも十分に楽しめるものになっています。同時に一からキャラクターを建て直してますから、ここから見始めても大丈夫というよく出来た作りで、リブート作としては非常に理想的な作品なのではないでしょうか。
ノリ優先のJJエイブラムス作品ということで見る前はイロイロと危惧しましたが、このクオリティならシリーズを続けても問題ないかなーと思います。

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