「スタートレックIIカーンの逆襲」のネタバレあらすじ結末

SF映画

スタートレックII カーンの逆襲の紹介:1982年に公開されたアメリカ映画。人気SFテレビドラマの『スタートレック(宇宙大作戦)』の映画シリーズの2作目で、前作に引き続きオリジナルキャストが集結した。監督・脚本は、『タイム・アフター・タイム』『ザ・デイ・アフター』などのニコラス・メイヤー。オリジナルのテレビシリーズ『宇宙の帝王』に登場し、エンタープライズ号の乗っ取りをはかった優性人類カーンが再登場し、エンタープライズと対決するというアクション性の高いストーリーで、前作以上の大ヒットとなった。副題の「THE WRATH OF KHAN」は当初は「REVENGE OF THE KHAN」となる予定だったが、製作中の『スター・ウォーズ/エピソード6』が「REVENGE OF THE JEDI」という副題だったため、ルーカスフィルムの抗議によって変更されたという逸話がある。

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予告動画

スタートレックIIカーンの逆襲の主な出演者

ジェームズ・カーク(ウィリアム・シャトナー)、スポック(レナード・ニモイ)、レナード・マッコイ(ディフォレスト・ケリー)、モンゴメリー・スコット/チャーリー(ジェームズ・ドゥーアン)、ウフーラ(ニシェル・ニコルズ)、ヒカル・スールー/加藤(ジョージ・タケイ)、パベル・チェコフ(ウォルター・ケーニッグ)、キャロル・マーカス博士(ビビ・ベッシュ)、デビッド・マーカス博士(メリット・バトリック)、サーヴィック大尉(カースティ・アレイ)、クラーク・テレル艦長(ポール・ウィンフィール)

スタートレックIIカーンの逆襲のネタバレあらすじ

【起】- スタートレックIIカーンの逆襲のあらすじ1

23世紀のある時、ヴァルカン人のサーヴィック大尉をはじめとする惑星連邦の訓練生たちが、コバヤシ丸テストという試験を受けていました。
しかし彼女はテストに失敗してしまいます。その様子を見ていたカーク提督に対し、サーヴィック大尉はこのテストはかならず失敗するようにできていると抗議しました。
再び地上勤務にもどったカークはこの日は誕生日でした。かつて彼の副長を務めていたスポックは、プレゼントとして本を贈り、誕生日を祝福します。友人で船医のマッコイはカークに老眼鏡を贈りました。カークは複雑な思いを禁じ得ません。マッコイはそんな彼に、宇宙艦隊に復帰するよう勧めます。
その頃、同じくカークの部下だったチェコフが乗る連邦の宇宙艦U.S.S.リライアント号は、ジェネシス計画のために生命の存在しない惑星を求めて宇宙を探索していました。候補となりそうな惑星を発見した彼らは、そこに生命の反応を察知し、計画の責任者であるマーカス博士に報告します。マーカスは僅かな微生物でも存在しないことを確認するよう求めました。
マーカスとともに研究している息子のデビッドは、この研究が軍事利用されることを恐れていました。彼は母が昔、宇宙艦隊の士官とつき合っていたことで、艦隊に対して否定的でした。
一方、チェコフはリライアント号のテレル艦長とともに惑星に降下し、調査を始めていました。そこで彼らは遭難者の住居を発見し、中に入ります。しかしそこに住んでいたのは、かつてエンタープライズ号と敵対した優性人類カーンとその一党でした。20世紀末の遺伝子操作によって生まれたカーンたちは15年前にエンタープライズの乗組員と戦い、そしてカークに敗北してこの惑星に追放されていたのです。その時点ではこの星は豊かな環境のある世界でしたが、近くの星の爆発により軌道が変わり、荒れ果てた環境となったのでした。
カークたちに憎しみを抱いているカーンは、惑星に現住する寄生生物を利用してチェコフとテレル艦長を操り人形へと変え、ジェネシス計画のことやカークの行方を聞き出しました。 この映画を無料で観る

【承】- スタートレックIIカーンの逆襲のあらすじ2

カークは古くからの部下であるスールー、ウフーラ、マッコイとともにエンタープライズの査察に訪れていました。訓練生たちがカークを出迎えます。地上での訓練を終えた訓練生たちは、老朽化し練習艦となったエンタープライズ号で初の練習航海に出るのです。今の艦長はスポックで、艦長候補のサーヴィック大尉が出航の指揮を取りました。
一方、ジェネシス計画の基地である宇宙ステーション・レギュラ1では、リライアント号のチェコフから予定を前倒しして帰還するという連絡を受けました。チェコフはカーク提督の指示でジェネシス計画の資材とデータをすべて回収すると伝えます。マーカス博士たちは動揺し、デビットはカークに対して憤ります。
エンタープライズでは、サーヴィックがコバヤシ丸テストの理不尽さについてカークを問いつめます。カークはあれは性格テストだといって話をはぐらかしました。
そこにマーカス博士から連絡が入り、どうしてジェネシス計画を取り上げるのかと問いつめます。しかし、通信障害でそれ以上の連絡はできませんでした。
宇宙ステーション・レギュラ1ではデビットが断固として軍と対立することを主張し、マーカスは軍を信じるよう宥めていました。
エンタープライズでは、カークが連邦本部の指示によりレギュラ1に向かうことを決定しました。スポックは論理的に考えてこれが正しいことだと言い、カークに艦の指揮権を渡します。カークの指揮の下、エンタープライズはジェネシス基地に向けて発進しました。
航行中、カークは連邦の機密情報にアクセスし、スポックとマッコイとともにジェネシス計画について語られた映像を見ます。それは生命のない不毛な天体を瞬間的に生命で満たすというシステムでした。しかし、もし生命体の住む惑星に使われた時は既存の生物はすべて死に絶えてしまいます。
その時、エンタープライズの正面にリライアント号が出現しました。今やカーンの支配下にあるリライアントはエンタープライズを油断させて接近し、いきなり攻撃をしかけてきました。不意打ちによって心臓部を破壊されたエンタープライズはなすすべもなく一方的にリライアントの攻撃を受けます。
カーンはエンタープライズに連絡し、復讐のために攻撃したと宣言します。そしてカークの身柄とともに、ジェネシス計画のすべてのデータを渡せと要求しました。
カークは要求に従うふりをしつつ、リライアント号にハッキングして防御シールドを解除させ、不意打ちで攻撃します。多大なダメージを受けたリライアント号は退却していきました。しかし、エンタープライズも大きな被害を受け、多数の死傷者が出ていたのでした。

【転】- スタートレックIIカーンの逆襲のあらすじ3

エンタープライズは宇宙ステーション・レギュラ1に到着しました。しかし、レギュラ1からは応答がありません。カークはマッコイとサーヴィックとともにレギュラ1の調査に向かいました。基地内の人々は皆殺されていましたが、マーカス博士の姿がありません。
さらにカークたちは、隠れていたチェコフとテレル艦長に気づきました。彼らによると、カーンは基地の人々が言うことを聞かなかったことに激怒し、皆殺しにしたのだと説明します。カークは転送機のスイッチが入れられていることに気づき、マーカス博士がジェネシス装置とともに近くにある惑星の地下実験場に降下したのだと推測します。
カークがエンタープライズに連絡すると、スポックは規則通りにすれば修理に6日かかると言います。カークは修理のためにもよりの連邦基地に戻るよう指示し、チェコフとテレル艦長を連れて惑星地下の実験場へと転送で向かいました。
そこにはジェネシス装置が置かれていて、隠れていたデビットがカークに襲いかかってきました。デビットはカークが基地の人々を殺したのだと誤解していたのです。そこにマーカス博士が現れ、息子に対して誤解だと説明します。
その時、テレル艦長とチェコフがカークたちに銃を向けました。彼らはカーンの指示で動いていたのです。カーンは通信機で様子を伺っていました。そしてカークを殺せと命令します。テレルはその命令に抗った挙げ句、自殺してしまいました。チェコフは倒れてその耳から寄生虫が出てきます。カークはその寄生虫を焼き殺すと、カーンに対し、殺すなら自分の手でやれと言います。
しかしカーンは置かれていたジェネシス装置を転送して奪い去り、カークたちを地下に置き去りすると宣言して、リライアント号で去っていきました。
エンタープライズはすでに基地へと戻ってしまったため、彼らを助けるものは誰もいません。もし残っていたら、リライアント号の攻撃を受けてしまうでしょう。
マーカス博士と二人きりになったカークは、デビットが息子だと言われます。いきなり息子が出来たと知り、カークは改めて自分が老いたことを実感しました。そんな彼に、マーカス博士はジェネシス計画の成果を披露します。それは惑星の地下に広がる生命に満ちた空間でした。その環境はたった1日で出来たのだと言います。
ひと休みしている中、改めてサーヴィックはコバヤシ丸テストについてカークに訊ねます。カークはコバヤシ丸テストのプログラムを改変するというズルでクリアしたのだと説明しました。さらにカークは修理の終わったエンタープライズに連絡をし、自分たちを転送させます。彼はカーンに盗聴されていることを前提として、1時間を1日に置き換えて話していたのでした。

【結】- スタートレックIIカーンの逆襲のあらすじ4

再びカーンと対決するため、エンタープライズは戦闘準備を整えます。そして星雲の近くでエンタープライズはリライアントと遭遇し、交戦状態に入りました。カークはカーンを挑発し、星雲内へと誘い込みます。レーダーが効かず、防御スクリーンの作動しない星雲内で、エンタープライズとリライアントは互いの姿を求めてさまよい、激しく砲火を交えます。
互いに大きなダメージを受けた両艦は再びお互いの姿を見失いましたが、カークは巧みな操艦で相手の背後を取って立て続けに攻撃し、ついにリライアントに致命的な被害を与えました。カークは降伏勧告を送りましたが、カーンは瀕死になりながらもそれを拒否し、回収していたジェネシス装置を作動させました。ジェネシス装置が作動するとすさまじい爆発が起きるのです。
カークは緊急ワープで脱出するよう指示しましたが、エンジンが故障して速度が出ません。するとスポックが原子炉内に入って、放射線に耐えながらエンジンの修理をしました。エンタープライズは無事にワープで脱出し、ジェネシスの影響から逃れることに成功します。リライアント号の消えた後には、新しい惑星が誕生しました。
その光景を見ていたカークは、マッコイに呼ばれて機関室へと向かいます。そこでは放射線によって瀕死の状態となったスポックがいました。スポックは放射線シールドの向こうからカークに別れを告げ、息を引き取りました。
その後、スポックの宇宙葬が行われ、カークの弔辞とともにスポックの遺体を収めたカプセルが打ち出されました。
気落ちしていたカークのもとにデビットが訪れます。彼は誤解していたことを謝り、自分がカークの息子であることを誇りに思うと言いました。カークはそんなデビットを無言で抱き締めました。
そしてカークたちは、ジェネシスによって生まれた新たな星を見ながらスポックに思いを馳せるのでした。
緑に包まれたジェネシス惑星の地表には、スポックの棺が置かれていました。

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みんなの感想

ライターの感想

カークの老いを強調するとともに彼の息子を登場させ、またスポックの代わりに同じヴァルカン星人としてサーヴィック大尉が出てきたことで、レギュラーの世代交代を図った作品ですが、肝心のデビットやサーヴィックのキャラクターがあまり彫り込まれていないので、その辺を期待すると今ひとつです。わざわざスポックを死なせてしまったのに残念でした。
テレビシリーズの敵キャラの登場は、オリジナルからのファンにとっては嬉しい要素だとは思いますが、基本的な内容は劇中で説明されているので、一見の人でも問題はないと思います。
宇宙艦同士の戦闘シーンは、今観てもあまり古さは感じられません。ただし肝心のジェネシス計画がけっこう科学的にいい加減で、その辺の大雑把さ加減がいかにも一昔前のハリウッドSF大作だなあという感じでした。

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