「ニューヨーク1997」のネタバレあらすじ結末

SF映画

ニューヨーク1997の紹介:1981年に公開された近未来SFアクション映画。原題は「Escape from New York」。監督・脚本は『ハロウィン』『遊星からの物体X』など、主にB級ホラーで活躍していたジョン・カーペンター。音楽もカーペンター自身が担当している。犯罪発生率の増大により、都市そのものが監獄になるという設定の奇抜さや、そこにたった一人で乗り込んでいくヒーローの姿は多くのファンに支持され、カルト的な人気を集めた。日本のビデオゲーム『メタルギア』が本作に影響を受けたことは有名。1996年には、続編として『エスケープ・フロム・L.A.』が製作された。

予告動画

ニューヨーク1997の主な出演者

スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)、ボブ・ホーク(リー・ヴァン・クリーフ)、デューク(アイザック・ヘイズ)、ブレイン(ハリー・ディーン・スタントン)、マギー(エイドリアン・バーボー)、キャビー(アーネスト・ボーグナイン)、アメリカ合衆国大統領(ドナルド・プレザンス)、国務長官(チャールズ・サイファーズ)

ニューヨーク1997のネタバレあらすじ

【起】- ニューヨーク1997のあらすじ1

1988年、増加する犯罪に耐えかねたアメリカでは、ニューヨーク・マンハッタン島を巨大な刑務所とし、その周囲15メートルの高さにおよぶコンクリート壁で包囲しました。外部と繋がる橋には地雷が埋められ、川を渡る者は監視ヘリにより銃殺されます。
そして1997年、大統領専用機がテロリストにハイジャックされ、ニューヨークに墜落しました。大統領は非常用脱出ポッドで一命を取り留めましたが、その地域を支配する組織によって人質にされ、救出に向かった看守部隊はなすすべもなく引き上げる他ありません。
所長のボブ・ホークは一計を案じ、たまたま護送されてきた元特殊部隊の英雄で、今ではカリスマ的な大犯罪者と名高いスネーク・プリスキンに取引を持ちかけます。それは大統領の救出と引き換えに恩赦を与えるというものでした。その制限時間は24時間。大統領はソ連と中国との三カ国サミットに出席する予定で、そこで発表する新型エネルギー技術の報告内容が治められたテープも同時に回収することも任務のひとつです。
「どうするんだ、プリスキン?」と返事を迫るホークに、スネークは「スネークと呼べ」と応えました。
任務を引きうけたスネークに武器と発信器が与えられましたが、さらにホークは彼の首筋に小型爆弾を埋め込みます。24時間以内に戻って解除しなければ確実にスネークは命を落とすというのです。ホークは彼のことをまるで信用していませんでした。

【承】- ニューヨーク1997のあらすじ2

グライダーによって貿易センタービルの屋上に着陸したスネークは、さっそく大統領が手首に巻いた発信器の信号を追って地下へと向かいます。しかし時既に遅く、発信器は別の囚人の腕にありました。
途方に暮れて路上に佇むスネークでしたが、突然周囲の地下から無数の人影が湧きだし、取り囲んできます。地下に潜む「クレイジーズ」という危険な連中たちが襲いかかってきたのです。いくら殺しても怯まないクレイジーズから逃れ、路地裏を走っていたスネークは、キャビーというタクシー運転手に助けられます。
スネークは事情通のキャビーから、大統領を人質にとった者について聞き出しました。その相手は囚人たちを束ねる組織のボスでデュークと名乗る男です。
キャビーは、デュークの相談役であるブレインという男の住まいにスネークを案内しました。デュークに重く用いられ、マギーという情婦まで与えられているブレインは、実はスネークの昔の仲間でした。彼は以前スネークを裏切ったことがあったのです。スネークはブレインを脅し、一緒にニューヨークを脱出することを条件に大統領救出の手助けを約束させます。
ブレインの案内で大統領の監禁場所に向かうスネークたちでしたが、途中、デュークの専用車であるキャデラックが通りかかります。一同は隠れてデュークをやりすごしましたが、デュークを恐れたキャビーが姿を消します。
スネークはデュークの部下から車を奪い、大統領が監禁された列車の車両基地に向かうと、ブレインが見張りの注意を引きつけている間に大統領を救出しました。しかしその直後、デュークの部下たちに発見され、たちまち捕らえられてしまいます。ブレインは自分が銃で脅されていたとデュークに言い訳をしました。

【転】- ニューヨーク1997のあらすじ3

その頃、刑務所の監視所ではスネークからの連絡が途絶えたことで、強行手段が検討されていました。しかしホークはスネークの生存を信じ、彼にまかせるよう主張します。
セントラル・パークでは食料の配給に向かった刑務所のヘリに、大統領の命と引き換えに囚人たちを解放しろというデュークの要求が伝えられていました。
デュークは橋を通ってニューヨークを出るつもりでしたが、そのためには橋に仕掛けられた地雷原を突破しなければなりません。ブレインはその地雷原を通り抜けるための地図を用意していたのです。
そしてデュークはスネークを公開処刑の場に引き出させました。屈強な囚人による一対一のデスマッチを強いたのです。集まった囚人達を前に、デュークはスネークの首を掲げて囚人一同で橋を渡ることを宣言します。
その間に、ブレインはマギーとともに監禁されていた大統領のもとを訪れ、監視していた囚人たちを殺して大統領を助けていました。
スネークが激しい戦いの末に屈強な相手を倒したことで、見守っていた囚人たちから一転スネークコールがわき起こります。その隙をついてスネークは、デュークの手下に奪われていた発信器のスイッチを押しました。
監視所ではホークがその信号に気づき、スネークの生存を確信しました。
一方、公開処刑の場にブレインが裏切ったとの報告が伝えられ、周囲の囚人たちはスネークを放置してブレインたちを探しに駆け出していきます。残されたスネークは、悠々と脱出するのでした。
ブレインとマギーは大統領を連れ、貿易センタービルの屋上に向かいましたが、囚人たちの激しい抵抗にあってグライダーに近づけません。しかも囚人たちはグライダーをビルから落としてしまいました。
駆けつけたスネークもそのことを知ると、大統領を連れて橋からの脱出を図ります。

【結】- ニューヨーク1997のあらすじ4

手下を連れたデュークの包囲を突破したスネークたちは、キャビーのタクシーで橋へと向かいました。大統領はテープを失っていましたが、そのテープは帽子と引き換えにキャビーが手に入れていました。
ブレインの地図を頼りに橋を渡るスネークたちでしたが、その地図は不完全でした。タクシーが爆発で破壊され、キャビーが命を落とします。
さらに徒歩で進もうとしたブレインも地雷によって死亡してしまいました。
後ろからは自らキャデラックを運転してデュークが追ってきます。マギーは残ってそれを迎え撃とうとします。スネークは彼女に持っていた拳銃を渡し、大統領とともに橋を渡っていきました。
デュークはマギーの銃撃にひるまず彼女をひき殺し、徒歩でスネークたちを追って来ます。さらにデュークはスネークから奪った機関銃を使い、大統領を助けようとした看守を射殺しました。
壁に到着したスネークは、大統領を登らせてからデュークを迎え撃ちました。しかしデュークの止めを刺したのは、大統領でした。大統領は射殺された看守の銃を奪い、さんざん自分を嬲ったお返しとばかりにデュークを射殺したのでした。
そして壁を越えたスネークは、テープと引き換えに爆弾を無力化処置を受けたのでした。
無事に救出された大統領が演説の用意をしているところにスネークがやってきて、「あなたを助けるために大勢の人間が命を落としたことをどう思いますか?」と尋ねます。大統領の答えは「感謝している。彼らは国家にとって尊い犠牲だ」というものでした。スネークは何も言わず、くわえていたタバコを捨て、その場を立ち去ります。
そんなスネークにホークが声をかけ、自分と組まないかと提案します。「どうするんだ、スネーク?」と聞かれ、スネークは「プリスキンと呼びな」とだけ応え、その場を後にしました。
そして大統領の演説が始まり、続けて新型エネルギー技術の報告のテープが再生されました。しかしそれはギャビーの車の中にあった音楽のテープでした。
暗闇を歩くスネークは、すり替えていた本物のテープを破棄したのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

公開当時は近未来だった1997年も今となってはすっかり一昔前。当時は画期的だったこの映画も、今観るといろいろとアラが目立ちます。ニューヨークの囚人たちを束ねるボスのはずのデュークもいまいちカリスマ性が足りないなーとか、スネークあんまり強くないじゃんとか、ニューヨーク全体が監獄ってわりにいまいちスケール感が無いなーとか。まぁそもそも当時としても低予算の映画でしたので、その辺は割り引いてみる必要あるかと。
とはいえ、スネークを演じるカート・ラッセルの寡黙でクールな雰囲気はやはり最高です。あと、なんといっても刑務所長を演じるリー・ヴァン・クリーフ。この人の存在感だけでもお釣りが来る作品と言えるでしょう。

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