「パラサイト」のネタバレあらすじ結末

SF映画

パラサイトの紹介:オハイオ州の平凡な高校で発見された小さなさなぎが人体に寄生し人々を操るという、古典SFジャック・フィニィの「盗まれた街」(1955年)をベースにした1998年公開のアメリカのSF映画。監督は「フロム・ダスク ティル・ドーン」「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス。脚本は「スクリーム」のケヴィン・ウィリアムソン。クリーチャーデザインはベルニ・ライトソン、特殊メイク&クリーチャー効果は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などのKNBエフェクツが手掛けている。音楽は「バイオハザード」のマルコ・ベルトラミ。

この映画を無料で観る

予告動画

パラサイトの主な出演者

ケイシー(イライジャ・ウッド)、ジーク(ジョシュ・ハートネット)、デライラ(ジューダナ・ブリュースター)、ストークリー(クレア・デュヴァル)、メアリーベス(ローラ・ハリス)、スタン(ショーン・ヘイトシー)、ウィリス監督(ロバート・パトリック)、ヴァレリー校長(ビビ・ニューワース)、バーク先生(ファムケ・ヤンセン)、ハーパー先生(サルマ・ハエック)、ファーロング先生(ジョン・スチュワート)、オルソン先生(パイパー・ローリー)、ブランメル先生(スーザン・ウィリス)、テイト先生(ダニエル・フォン・バーゲン)など。 

パラサイトのネタバレあらすじ

【起】- パラサイトのあらすじ1

オハイオ州ハリントン高校では、今日もアメフト部の鬼監督ウィリス先生が選手たちを怒鳴り飛ばしていました。が、練習が終わり選手が去った後、誰かに話しかけられます。
夜、ヴァレリー校長はベテラン教師たちに厳しい経費削減を言い渡し、さっさと帰ろうとしますがカギを忘れ、校長室に戻ると、突然現れたウィリス監督が彼女の手の平に鉛筆を刺し、襲いかかります。校長は必死で逃げますが、扉も窓も開きません。
その時、戻ったオルソン先生に助けを求めますが扉は開かず、彼女はやむなくハサミで防御しながらカギを取りに行き、何とか外に逃げ出しますが、豹変したオルソン先生にハサミで切り裂かれます。

翌日、ド派手な車で現れたのは一匹狼のジークで、スクールバスから降りたケイシーはデライラに見とれ、いきなり誰かに肘鉄を食らって鼻血を吹きます。それを憐れむように見ていたのは変わり者のストークリー、美人新聞部長デライラには、彼氏でアメフト部のヒーロースタンが話しかけ、軽く往なされています。
そこへブロンドの転校生メアリーベスが登校し、鼻ピのゴス女に職員室を聞いています。校内ではジークが不良に偽造免許証と怪しげな自作のドラッグを売り、トイレではケイシーが鼻血を拭きながら、ちきしょうと呟いていました。
一方、経費削減のためエアコン使用禁止の職員用ラウンジでは、風邪気味の養護教諭ハーパー先生に生物のファーロング先生がコナをかけ、歴史のテイト先生が内緒で酒を仕込む中、ウィリス監督は黙々と水を飲み続け、メガネ無しで昨日とは別人のようになったオルソン先生にすごく美人だと声を掛けます。
その頃、スタンはデライラにアメフト部を辞めると打ち明けますが、スター選手でなければ付き合う意味が無いと切り捨てられます。

ランチタイム。メアリーベスは1人でSFノベルを読むストークリーに「SFオタクなの?」と話しかけますが、デライラが口を挟み言い合いになります。
一方、グラウンドで1人でランチを済ませたケイシーは、芝生で奇妙なさなぎを見つけます。ファーロング先生に見せると、イカやタコに寄生する線虫で漂泳(水生)生物のようだが海の無いオハイオにいるのはおかしいと言い、新種発見かと騒ぎになります。が、その時生徒が水をこぼしさなぎにかかり、不気味に蠢き出します。
大きな水槽に放すと、長い触手を出して泳ぎ、先生が実験用ゴム手袋で触ろうとすると分裂し、ピラニアのような牙で噛みつきます。皆はその凄まじい生命力と狂暴さに慄然とします。

【承】- パラサイトのあらすじ2

一方、スタンは屋内のプールサイドでウィリス監督に辞意を伝えた後、シャワーを浴びていると、突然老女のブランメル先生が現れ、窒息しそう!と服を脱ぎ「あいつらは1人残らず寄生する気よ!」と言い倒れます。その皮膚は火傷したように渇き、髪は頭皮ごと剥け落ちます。スタンは居合わせたケイシーに助けを呼べと叫びます。オルソン先生は、2人に彼女はガンで薬漬けになり精神に異常をきたしたと説明します。
その頃、生徒に車でエロDVを売っていたジークは、オールドミスで堅物のバーク先生に、校内で物を売らないよう注意されます。それは知性と教養がありながら校内で違法販売行為をし、留年を続ける彼を思っての事でしたが、逆にチョコ味の便秘薬やチェリー味のコンドームを奨められ哀しげに去って行きました。

不審に思ったケイシーはデライラと共に教員用ラウンジに忍び込みますが、オルソン先生とウィリス監督が入ってきたためクローゼットに隠れます。教師たちは水を飲みながら、ブランメル先生は老体過ぎて失敗した、教師はほとんど寄生し終わったと話していました。そこに風邪気味のハーパー先生が来ますが、ウィリス監督が異形の顔で彼女を襲い耳に何かを吐き入れ、彼女は耳から出血し死亡したようでした。
その時、2人の後ろからミイラのようなブランメル先生の遺体が倒れてきて2人は逃げ出し、廊下にいた校長とテイト先生に助けを求めます。が、その背後ではいつも通りのハーパー先生と2人が笑っていて、教師たちがグルだと察したデライラはとっとと逃げ、ケイシーは両親に知らせます。
ケイシーの両親は警官を連れて学校に来ますが、遺体は人工呼吸用の人形にすり替えられていました。ケイシーは謝る両親と帰ろうとしますが、校長と一緒に校長室に入った警官が変わっているのを見て、母親が呼ばれたのを拒んで守ります。

翌日、父親の車で登校したケイシーはウィリス監督が父に話しかけるのを阻止できませんでした。校内では生徒を呼ぶ校内放送が流れ、デライラは逃げ回っています。教師たちはエアコンが効いた職員用のラウンジで黙々と水を飲んでいます。
そんな中、ストークリーはメアリーベスに後押しされてスタンに話しかけ、彼がアメフトを辞めた本当の理由が、皆からちやほやされDの成績までAにされてしまうのが嫌だったと聞き、ますます好きになります。
廊下では、ハーパー先生の耳の検査のため長い列ができ、校長が保健室の扉を閉めていました。

ケイシーはSFに詳しいストークリーに相談し、エイリアンが人間に寄生して支配するJ・フィニィのSF小説「ボディ・スナッチャー」のようだと言われます、ケイシーはもしそれが本当の事だったら?と言ってSF作品を挙げ、それらはみな地球人にSF=架空の話と思わせるためのエイリアンの策略かもと言います。ストークリーは納得しハインラインの古典SF小説「人形使い」は寄生虫=パラサイトだと呟きます。2人はデライラとスタンと合流し理科室に行きますが、生物は水槽から消えていました。

またメアリーベスはジークのドラッグを断りますが、互いに両親がいないことで親密になります。途中、彼は生徒がぼんやりと水飲み場に並んだり、不良たちがドラッグを異常に欲しがるのを不審に思って残りを隠します。そこへ昨日とは別人のセクシーなバーク先生が現れ、ジークを口汚く罵り騒ぎになります。逃げ出した2人は理科準備室でドラックの材料を盗みキスをして、理科室の4人に加わります。
話しを信じないスタンとジークはやってきたファーロング先生に「ケイシーがあなたや教師たちをエイリアンだと言っている」と言うと、先生は豹変して彼らを投げ飛ばし「すぐ済む」と迫ります。
ジークは咄嗟に裁断機の刃で先生の指を切り落としますが、落ちた指は女子に襲いかかり、切り口からは赤い触手が出ます。彼はドラッグのスティックをその目に突き刺し、先生は傷口から白い泡を吹き死亡します。
生徒たちは急ぎ足の彼らをじっと見つめ、いつもの喧騒もありません。彼らは声を掛けてきたアメフト部を振り切り、車でジークの家に向かいます。

【転】- パラサイトのあらすじ3

ジークの部屋は母屋とは別棟で、ドラッグ生成の実験器具が揃っていました。彼がケイシーが持ち出した生物の一部をマウスのケージに入れ水を垂らすと、生物は赤い触手でマウスを襲い体内に耳から侵入しました。
彼はそのマウスを解剖し、体内で新しい個体となっていることを確認します。が、その個体は水分不足のため不完全で、彼はドラッグの利尿成分が効いてると話しドラッグをかけて殺します。
ストークリーは、小説には相互依存の生物だからボスを殺せば全滅し、ホストにされた生物も元に戻ると書かれてたと話し、ケイシーは1週間で地球規模の侵略が起こる、戦おうと言い出します。
夜、ジークは皆に寄生されているかどうかを確認するためドラッグをやれと言い出します。ドラッグの主成分はカフェインで鼻から吸引するタイプで、ケイシーとスタンは笑いだしジークは気分が上がり、ストークリーは変化なしです。嫌がるデライラとアレルギーだと言うメアリーベスもしぶしぶ吸引することになり、同時に吸い込みますが、デライラはすでに寄生されていて、銃で殺そうとしますが逃げられてしまいます。

5人はジークの車でアメフト試合で盛り上がるスタジアムに向かいます。ハリントン高校は無敗で、ウィリス監督も満面の笑みで見ていますが、相手校の選手は瀕死の重傷を負い次々と担架で運ばれて行きます。彼らは校長とオルソン先生を確認し、学校の講堂に向かいます。
が、そこへボスだと踏んだ校長が現れたため、銃で脅しドラッグを吸えと迫るうち、ジークがピストルで撃ってしまいます。が、突然起き上がり、額の傷口から赤い触手とパラサイトが湧き出し、メアリーベスがドラッグを全てぶちまけ、校長は泡となり死亡します。
5人はスタジアムに確認に行こうとしますが、外は豪雨で試合は中止となり、観客や選手たちが帰っていくところでした。スタンがジークからスティックを1本預かり外に出ようとしますが、ストークリーは後悔したくないと言い、彼にキスをして見送ります。
スタンがスタジアムで見たのは、空を仰ぎ顔から触手を出して雨水を吸収するウィリス監督と仲間たちの姿でした。
ほどなくしてスタンは講堂に駆け戻り、ボスは監督だった、ドラッグは奪われた、追われてる!中に入れてくれ!と叫びます。が、ジークたちは最後のドラッグをドアの隙間から彼に渡して吸えと迫ります。スタンはドラッグを捨て、いい気分だ、苦痛も悩みも無い、君も仲間になれ、君が欲しいとストークリーを口説きますが無駄でした。彼はジークに怒鳴られ笑いながらスタジアムへと駆け戻って行きました。

監督がボスだと確信したケイシーはジークと共に車に残したドラッグを取りに向かいます。が、駐車場にはたくさんのスクールバスが留まり、監督とアメフトスタイルのスタンと屈強なメンバーが彼らを追っていました。おとりになったケイシーはスクールバスに逃げ込みますが、デライラが現れて「こんなにハッピーなのはパパの死以来よ」と迫り、後部窓からはアメフトチームに突入され、彼はバスの屋根から駐車場に出て逃げ回ります。
一方、車のトランクを探すジークには、セクシーなバーク先生がチェリー味のゴムが欲しいと囁き迫ります。ジークは運転席に飛び乗り走りだしますが、彼女は窓を突き破って侵入し、後部座席から触手に変わった舌で迫ります。車はバスに突っ込み、身体ごと投げ出されたバーク先生は首と体が切り離され、首はタコのような脚で地面を這い、胴体はそれを探していました。彼は銃を向けますが、合体する頃には講堂に走り出していました。 この映画を無料で観る

【結】- パラサイトのあらすじ4

一方、講堂ではメアリーベスがストークリーに「ボディ・スナッチャー」の結末を聞いていました。それはエイリアンが完全に人間と入れ替わる最後でしたが、メアリーベスは、寄生されて苦痛も悩みも無くなるのは幸せで、孤立して別人を装うのは疲れない?と静かにストークリーに語りかけます。「私は疲れたわ」…振り向いたストークリーをメアリーベスが殴り、観戦席から叩き落とします。彼女の腕はタコの触手のように変化していました。

彼女は逃げ込んだケイシーと共に、巨大な怪物と化したメアリーベスから逃げ出します。が、隣は屋内プールで、ストークリーは泳ぎ回る怪物にプールの中に引きずり込まれます。が、彼女は必死で逃げ、2人はロッカー室に隠れます。
間もなく戻ったジークにストークリーが駆け寄ります。そこに全裸のメアリーベスが現れ、ストークリーがボスだと言いますがジークは騙されずメアリーベスにドラッグを刺そうとしてストークリーに止められます。彼女の顔にもパラサイトが蠢いていました。
彼らは金網で囲まれた道具室に逃げ込み、ジークはケイシーを疑ってドラッグを吸わせ、怪物に跳ね飛ばされ気を失ってしまいます。

怪物は再びメアリーベスになり、大海原だった惑星が乾燥したため地球に来た、自分の星にはイジメも差別もなく親も優しかった、不安のない素晴らしい世界の一員にならない?と優しくケイシーを誘います。
が、彼は今のままでいい!と叫び、観戦席の裏側に逃げ込みスイッチを入れます。それは電動で折りたたまれる観戦席で、必死で逃げる彼を追ううち、怪物の巨体は鉄骨の蛇腹に挟まれ、彼が反対側に抜けた時には身動きが取れなくなっていました。
彼は、怪物の顔に向かって「これでハイになれ!」と叫んでドラッグを突き刺します。
その口から数匹のパラサイトが飛び出し彼の顔に潜り込みますが、本体が息絶えると同時に顔から落ち、彼が「地球は嫌いだろ?」と言った瞬間、死体は泡になり溶けていきました。
ストークリーは元に戻り、ジークは満身創痍で「終わったか?」と言っていました。

1ヶ月後。ウィリス監督は相変わらず怒鳴っていましたが、チームにはジークが加わり、観戦席ではメガネをかけたバーク先生が地味に手を振っています。柵の外では普通のメイクに変わったストークリーがスタンと熱いキスをし、ハリントン高校をエイリアンから救ったヒーローとマスコミに騒がれるようになったケイシーは、ヒーロー好きのデライラと熱いキスを交わしていました。
元通りになったハリントン高校には、今日もたくさんのマスコミが取材に訪れています。

みんなの感想

ライターの感想

気軽に楽しめる痛快学園ものSFですが、着目すべきは、徹底したヒール役ウィリス鬼監督に「ターミネーター2」のT1000役ロバート・パトリック、か弱い老女教師が豹変するオルソン先生役に「キャリー」(1976年)のクレイジーな母役パイパー・ローリー、SFオタのゴスっ娘ストークリーに「THE JUON/呪怨」「“アイデンティティー”」のクレア・デュヴァルと、70~80年代SF・ホラーファン滝涙級の豪華キャストです。
いじめられっ子ケイシーのイライジャ・ウッドは、「フリッパー」「危険な遊び」の子役時代は天使のようで、2001年の「ロード・オブ・ザ・リング」のホビット役で一躍有名になりましたが、「シン・シティ」のケビン役はじめ「僕の大事なコレクション」「フーリガン」「マニアック」とクリーピーでダークなキャラも要チェックです。

映画の感想を投稿する

映画「パラサイト」の商品はこちら