「パワーレンジャー(2017年)」のネタバレあらすじ結末

SF映画

パワーレンジャー(2017年)の紹介:日本・東映の特撮テレビ作品『スーパー戦隊シリーズ』の英語版として制作されたテレビシリーズ『パワーレンジャー』を元にした長編劇場用映画。パワーレンジャーのシリーズとしては過去にも2度映画化されているが、今回は設定・キャストを一新し、完全新作としてリブートされた。監督は南アフリカ出身で、本作が長編2作目となる新鋭ディーン・イズラライト。製作総指揮として東映で数々のスーパー戦隊シリーズに携わってきたプロデューサーの鈴木武幸も参加している。

予告動画

パワーレンジャー(2017年)の主な出演者

ジェイソン・スコット/レッド・レンジャー(デイカー・モンゴメリー)、キンバリー・ハート/ピンク・レンジャー(ナオミ・スコット)、ビリー・クランストン/ブルー・レンジャー(RJ・サイラー)、トリニー/イエロー・レンジャー(ベッキー・G)、ザック/ブラック・レンジャー(ルディ・リン)、リタ・レパルサ(エリザベス・バンクス)

パワーレンジャー(2017年)のネタバレあらすじ

【起】- パワーレンジャー(2017年)のあらすじ1

紀元前の地球で、パワーレンジャーは強敵リタ・レパルスとの激しい戦いの末、敗北しました。
瀕死のリーダーのレッドレンジャーは、自分たちの力の源である「パワーコイン」を地中に隠しました。そして隕石を落下させて、やってきたリタを巻き添えに自決します。リタは衝撃で跳ねとばされて海中へと沈んでいきました。
時は流れて現代、アメリカの田舎町に住む高校生のジェイソンは、友達につきあって夜の学校に牛を連れ込むというイタズラを行います。警察が駆けつけてきて、ジェイソンは慌てて逃げようとしましたが、車で逃走する途中に事故を起こしてしまいました。
それから3年後、フットボール部のスタープレーヤーだったジェイソンは、事故のせいで膝を故障し、選手生命を失っていました。その上、警察によって観察処分となり、足首に発信機を取り付けられています。父親はそんな彼に失望しながらも、学校の特別授業に車で送ります。
問題児ばかりを集めた特別授業には、ジェイソン以外にも学校でイケている女子グループのキンバリーや自閉症気味のビリーもいます。その中で、さっそくビリーがいじめっ子のコルトに目をつけられ、嫌がらせをされました。ジェイソンはビリーを庇ってコルトを追い払います。
一方、キンバリーは授業が始まる直前、ラインで友達から呼び出されてトイレに向かいます。しかし、友達の女子校生たちはキンバリーが彼氏とケンカしたことを問いつめました。キンバリーの彼氏も彼女たちのグループの一員で、それを理由にキンバリーは友達の縁を切られてしまいます。ショックを受けたキンバリーは、その場で長かった自分の髪を切り、教室へ戻ります。
授業が終わって校舎を出たジェイソンは、ビリーに呼び止められました。ビリーは足首に取り付けられている発信機を無効化することと引き換えに、手助けをして欲しいと頼みます。
一度は家に帰ったジェイソンでしたが、自室にあるフットボールのトロフィーをへし折って家を飛び出し、ビリーの自宅へ向かいました。ビリーは制限時間ぎりぎりでジェイソンの発信機に手を加え、彼が自宅にいるという情報を発信するようにハッキングしてしまいました。
ジェイソンはビリーに感謝し、彼とともに車で郊外へと向かいます。ビリーの目的地は町外れにある金鉱でした。進入禁止の札を無視し、二人は鉱山へと侵入しました。ビリーの目的は亡くなった父親の夢を証明するため、鉱山に隠された何かを発見することでした。ビリーが爆薬をしかけはじめるのを見て、ジェイソンはつき合いきれないとばかりその場を立ち去ります。
森の中をさまよっていたジェイソンは、崖から一人の女性が水に飛び込むのを目撃しました。慌てて駆けつけると、それはキンバリーでした。近くに住んでいる彼女は一人になりたい時に森の中に来て、泳いだりしているということです。
ジェイソンはキンバリーも自分と同じように、この田舎町での暮らしに閉塞感を抱いていることを知り、一緒に街を出ないかと誘いました。その時、ビリーの爆弾が爆発しました。その音に、ジェイソンとキンバリーが駆けつけます。たまたま近くの森にいた高校生ザックと、転校生の少女トリニーも音を聞きつけやってきました。
爆発で露出した崖の斜面は不思議な光を放つ岩に覆われています。その中に埋め込まれていた5色の色のコインに気づき、ザックとビリーが岩を砕いてコインを取り出しました。
その時、警備員が近づいてきて、5人は慌てて逃げ出します。一台の車に同乗して警備の車から逃げる一同は、強引に踏み切りを渡ろうとして走行中の列車に跳ねられてしまいました。

【承】- パワーレンジャー(2017年)のあらすじ2

翌朝、ジェイソンは自分のベッドで目覚めます。自分がどうやって家に戻ったかという記憶はありません。体にはケガひとつなく、それどころか異常な力を発揮して軽く触れただけで洗面台を破壊してしまいます。ビリーやキンバリーも同じで、それぞれ軽く握っただけでドアを破壊したり、スマホを握りつぶしたりしてしまいます。彼らは皆、あのコインをひとつずつ持っていました。
学校に行ってからも異変は続き、ビリーはいじめっ子のコルトを軽々と撃退してしまいました。さらに、コインを学食のテーブル置くと、周囲の食品が沸騰し、缶ジュースが破裂するという現象が起きます。ジェイソンとキンバリー、ビリーは自分たちに共通して異変が発生していることを確認すると、もう一度あの山に向かう事にします。
そこには既にザックとトリニーも来ていました。人付き合いの苦手なトリニーは、彼らから離れるように崖を登っていきます。人間業とは思えないその動きを見て、キンバリーが後を追いました。するとトリニーは驚異的なジャンプで深い谷を飛び越えました。キンバリーがその後に続き、ザックとジェイソンも谷を飛び越えます。残ったビリーもみんなに励まされて谷に飛び出しますが、わずかに距離が足りずに落下してしまいました。しかし、谷底には小さな池があり、ジェイソンたちもビリーの後を追って谷に飛び込みます。何かの気配を感じて水の底に潜った一同は、水面が上にある不思議な空間に出ました。そしてその奥には、明らかに地球のものでない巨大な宇宙船が埋まっていたのです。
その中に入っていった彼らの前に、アルファ5と名乗る小型のロボットが現れます。アルファ5は宇宙船の司令室にジェイソンたちを導きました。その壁には巨大な顔が浮き上がります。その顔の持ち主こそ、冒頭で倒されたレッドレンジャーことゾードンというエイリアンでした。彼はかつての戦いの後、この壁の中に封印されていたのです。
ゾードンはリタという敵が星の力を秘めた物質「ジオクリスタル」を狙っていること、それを奪われたら地球が破滅することを告げ、リタと戦うためにパワーレンジャーとして戦うことを要請しました。
同じ頃、猟師をしているジェイソンの父親は、水揚げした魚の中にミイラ化した死体を発見しました。帰港したジェイソンの父は、警官に確認をまかせて船を後にしました。しかしそのミイラこそ海底に沈んでいたリタでした。彼女はその場で警官の生体エネルギーを奪って復活したのでした。

【転】- パワーレンジャー(2017年)のあらすじ3

一度は自宅に戻ったジェイソンたち5人でしたが、翌日に再びあの宇宙船に集まりました。彼らはゾードンに言われた通り、変身を試してみようとします。しかし、なぜか上手く変身できませんでした。
それでもゾードンはリタの復活を探知していて、危機が迫っていることをジェイソンたちに告げ、変身するための力を養うための戦闘訓練を受けるよう言います。宇宙船の外にあるシミュレーション装置を使い、リタの手下の怪物を再現することで、ジェイソンたちは格闘のトレーニングをしていきます。次第に自信を付け、学校でも充実した日々を送るジェイソンたちでしたが、やはり変身することだけはできませんでした。
そんな日々の中、ビリーは父親譲りの探索能力で独自にジオクリスタルの情報を集め、その行方を突き止めようとしていました。
ある日、アルファ5はジェイソンたちを励ますため、パワーレンジャーの専用戦闘メカ「ゾード」を見せます。それは先代のパワーレンジャーが地球で戦っていた頃、もっとも強力だった生物である恐竜をモデルにしたロボット兵器でした。ゾードはあまりにも強力すぎるため、変身しないと操縦できないのだそうです。
ジェイソンたちは一刻も早くそのメカに乗り込むため、トレーニングに戻りました。ところが、ザックがこっそり自分用のゾードに乗り込んでいました。ゾードのパワーは凄まじく、ザックはまるで制御できません。なんとか地下の格納庫に戻りますが、あやうく仲間たちを潰しかけてしまうところでした。
ジェイソンはザックの無責任さを責め、ザックもまたリーダー風を吹かすジェイソンに反発します。二人が殴り合いのケンカをはじめようとした時、割って入ったビリーが変身を成功させました。すぐにビリーの変身は解け、もう一度変身しようとしてもやはり上手くいきません。ゾードンは失望し、5人にトレーニングを中止して帰るよう言いました。
ジェイソンは一人でゾードンと話をしようと宇宙船に戻りましたが、そこでゾードンとアルファ5の会話を聞いてしまいます。ゾードンはジェイソンたちが変身する時のパワーを利用して、壁の封印から脱出しようと考えていたのです。
自分たちが利用されていたと思い込んだジェイソンはゾードンに対し、もう助けはいらないと言い捨て、船から出て行ってしまいました。仲間たちは外で待っていましたが、その夜は山でキャンプをすることになりました。そして焚き火を囲んだ彼らは、変身するためにはお互いのことを知る必要があるのではないかと考え、順番に自分たちのことを語ります。
ザックは寝たきりの母親とトレーラーハウスに住んでいましたが、母親の病状がいつ悪化するか不安を抱いていることを語ります。
ビリーは父親を亡くしたこと、自分の自閉症を悩んでいることを明かしました。色々なことを調べるのが好きで、弁当箱にしかけた爆弾がロッカー内で爆発したことで、特別教室に入れられたということでした。
トリニーは両親と上手くいっておらず、何度も転校をくりかえしていました。いつも友達を作らず、一人でいるのが気楽でいいと彼女は考えていたのです。
ジェイソンはフットボールのスタープレイヤーとして有名だったから、説明する必要がないと言いました。残ったキンバリーは、まだ自分のことを話す気になれず、順番をパスしたのでした。
その頃、リタは自らのエネルギー源である黄金を集めていました。ホームレスを襲って金歯を奪ったり、貴金属店を襲って金のネックレスを奪ったりしていきます。そして駆けつけてきた警官を手下のモンスター「ゴルダー」を召還して殺害しました。

【結】- パワーレンジャー(2017年)のあらすじ4

一方、ジェイソンたちはキャンプを終えて自宅に帰っていましたが、その夜ジェイソンの部屋にキンバリーがやってきます。彼女は自分が学校の仲間たちからハブられた理由を説明しました。それは内緒で撮っていた元彼の写真を友達に送ってしまったということでした。そのことは彼女にとって心の傷になっていたのです。
同じ頃、就寝していたトリニーはリタに襲われました。リタはジオクリスタルの行方を問いつめ、自分の仲間になるよう強要しました。そしてトリニーが断るとこの街を破壊すると言って立ち去ります。トリニーはすぐにジェイソンたちを集めました。
ジェイソンは自分たちがゾードンに騙されていることを明かしましたが、それでもみんなはこの街を守るためにリタと戦う道を選びました。彼らはリタがいる港へと向かいました。変身はできなくてもスーパーパワーをもつジェイソンたちは、港の工具などを使って一斉にリタに襲いかかりました。しかしリタの力は凄まじく、ジェイソンたちはとても敵いません。しかもリタのパワーによって縛り上げられ、命を助けるかわりにとジオクリスタルの行方を問いつめられます。独自の調査でジオクリスタルの手がかりを掴んでいたビリーはその場所を明かしてしまいました。リタは約束どおり命は助けるが、一人ぐらいは見せしめにするといって縛られたビリーを海に落とし、その場を立ち去りました。
ジェイソンたちは必死に拘束を逃れてビリーを引き上げましたが、すでに彼は息絶えていました。
4人は冷たくなったビリーの体を宇宙船に運び込み、ゾードンに助けてくれと頼みました。しかしゾードンにもビリーを生き返らせることは不可能でした。ジェイソンたちはビリーの死を悼み、彼が望んでいたレンジャーとしての絆を感じます。その時、ジェイソンたちはついに変身能力を身につけました。そのパワーでゾードンは復活を遂げるかに思われましたが、彼はまだ壁の中にいました。ゾードンは自分よりふさわしい者がいると言い、ビリーが息を吹き返しました。
ついに5人そろって変身能力を身につけたジェイソンたちは、宇宙船の司令室でパワーレンジャーへと変身します。
その間にもリタは街の郊外でパワーを解放し、地面から鉱山の黄金を抽出して巨大な怪物ゴルダーを出現させました。そして手下の怪物たちをパワーレンジャーのもとへと送り込みます。
パワーレンジャーたちは圧倒的な力で怪物たちと戦いましたが、敵は後から後から沸いてきます。パワーレンジャーたちはゾードに乗り込み、一気に怪物たちを蹴散らしました。
さらに街へと向かう巨大ゴルダーを追跡し、戦いを挑みます。リタの率いる手下の怪物たちは余裕で蹴散らしたものの、巨大ゴルダーのパワーは圧倒的で、5人のゾードでは歯が立ちません。ゴルダーは彼らを退け、ついにジオクリスタルのある場所に深い穴を開けました。
パワーレンジャーはゾードでその穴の前に立ちふさがり、必死に巨大ゴルダーに抵抗しますが、相手のパワーに押され、ついに穴の中に突き落とされてしまいました。しかしその瞬間、最後まで抵抗をあきらめないという5人の心がひとつになり、5体のゾードが合体し「メガゾード」へと変形します。
メガゾードのパワーはゴルダーを圧倒しました。リタは自らゴルダーと合体して挑んできましたが、メガゾードはそれを一蹴し、巨大ゴルダーを倒しました。
ジェイソンは生き残ったリタに、ゾードンによる裁きを受けるよう言いましたが、リタはそれを拒否して反撃しようとします。ジェイソンはメガゾードの一撃でリタを吹っ飛ばしました。リタは宇宙空間まで飛ばされて、そのまま凍りついてしまいました。
街の人々は怪物を倒したメガゾードの勇姿に喝采を送ります。ジェイソンは彼らの前でメガゾードにダンスを踊らせたのでした。
その後、ジェイソンたちは普通の日常に戻り、いつものように特別授業に出席しました。彼らは以前と違い、自信に満ちあふれていました。
ある日の授業で、先生が新しく特別教室に加わったトミー・オリバーという生徒の名前を呼びます。しかし机のその姿はなく、イスにはドラゴンの模様が入った緑のジャケットがかけられていました。

みんなの感想

ライターの感想

日本の戦隊ヒーローのハリウッド大作映画化ということで一部で話題となったこの作品、旧作の劇場版も観たのですが、あちらよりさらにリアルでさすがハリウッド大作らしい風格があります。旧作は日本特撮をいろいろと引きずってる分どうしても安っぽさが先に立って、観ててつらいものがありましたし。
ただ今回の作品は、ヒーロー映画というより青春映画としてのカラーが強く、スーパーヒーロー物としての爽快感はいまひとつ。なにせ変身シーンがクライマックスですからね。そこまでを若者たちの葛藤で繋いでいるのですが、この辺もキャラクターたちが大人しすぎてもうひとつインパクトが足りないように思いました。
変身してからのクライマックスは、さすがハリウッド大作といった感じで楽しめるんですけどね。
まぁ今回は誕生編ということで、パワーレンジャーとしての活躍は次回作に期待といったところでしょうか。

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