「フィフスウェイブ」のネタバレあらすじ結末

SF映画

フィフス・ウェイブの紹介:2016年公開のアメリカ映画。リック・ヤンシーのヒット小説を実写化したSFミステリー。知的生命体の襲撃で荒廃した地球で、一人の少女が離れ離れになった弟を捜し出そうとする。地球侵略の描写に加え、人間の内側に侵入した知的生命体たちとの心理戦にも手に汗握る。

予告動画

フィフスウェイブの主な出演者

キャシー・サリヴァン(クロエ・グレース・モレッツ)、ベン・パリッシュ〔ゾンビ〕(ニック・ロビンソン)、オリヴァー・サリヴァン(ロン・リビングストン)、リサ・サリヴァン(マギー・シフ)、エヴァン・ウォーカー(アレックス・ロー)、レズニック軍曹(マリア・ベロ)、リンガー(マイカ・モンロー)、ヴォーシュ大佐(リーヴ・シュレイバー)、サム・サリヴァン(ザカリー・アーサー)、ダンボ(トニー・レヴォロリ)、ティーカップ(タリタ・ベイトマン)

フィフスウェイブのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ある日地球に未確認飛行物体が飛来、第1波「エネルギー奪取」、第2波「地震(&津波)」、第3波「ウイルスの毒性強化」、第4波「人間への寄生」の攻撃が始まる。子どもたちは軍基地に集められ、戦士として訓練される。 ②平凡な女子高校生・キャシーは両親を失い、弟・サムとも別れ別れに。サムのいる基地へ向かう途中で出会った青年・エヴァンと恋に落ちるが、エヴァンはアザーズ(別の存在、異星人)だった。キャシーを愛するエヴァンは人間側につくと決めキャシーたちを助ける。

【起】- フィフスウェイブのあらすじ1

アメリカ・オハイオ州。
リュックを背負った少女が銃を手に、森を走って逃げます。車道に出てコンビニに入ります。
店には開店休業状態で、誰もいませんでした。商品の棚が荒らされている中、少女は食料をリュックに詰めます。
ふと耳をすますと奥の方から「助けてくれ、ケガをしている」という男の声がしました。声をたよりに少女が奥に行くと、ケガをした男が銃を構えています。
少女と男は互いに銃をつきつけあっていましたが、男が銃を置こうと言い、先に置きました。しかし少女は男が左手を腹に当てたままなのが気になります。
男は「左手を動かすと内臓が飛び出す」と釈明しますが、少女は左手を離せと言いました。男が左手を離そうとした瞬間、胸に光るものが見え、少女は反射的に男を撃ちます。
光ったものは胸に提げた十字架のネックレスの光でした。それを知った時には遅く、男は絶命してしまいました(このシーンは後に出てくる)。
…少女は少し前までは、ごく平凡な女子高校生でした。名をキャシー・サリヴァンと言い、両親とまだ幼い弟・サムとの仲も良好です。学校では親友の少女リズ・アルツシューラーと行動を共にし、好きな男の子はアメフトで活躍する同級生ベン・パリッシュです。
ある日、世界の終焉がいきなり始まりました。巨大な飛行物体が、地球を襲ってきたのです。
アメリカにはオハイオ州の上空でそれは止まりました。最初の10日間は何事も起こらず、UFO(未確認飛行物体)と思しき巨大飛行船を、人間は沈黙して見上げるだけです。
彼らの呼び名を『アザーズ(別の存在)』と名付けた程度でした。
不気味に思った人たちは外出を避け、キャシーの学校も登校する生徒が減りますが、キャシーは通い続けました。
10日後、沈黙は破られます。
授業中に突然停電が起きました。携帯も使えなくなり、外の車は衝突したり、飛行機が落ちたりします。
アザーズが電磁パルスで人間側の電子回路を破壊し、あらゆるエンジンが停止し、電気や水道も使えなくなります。
この『エネルギーのシャットダウン』が攻撃の第1波でした。
続いて第2波『地震』が起きます。キャシーたちの住むオハイオ州には湖しかありませんでしたが、海辺の大都市には大津波が襲い、多くの人が呑み込まれました。
あらゆる沿岸都市の、あらゆる島が消えます。
第3波は、鳥を使ったものでした。鳥インフルエンザウイルスの毒性をアザーズが強めたのです。
感染者は隔離され、キャシーの親友・リズと会えなくなります。キャシーの母は感染者と非感染者の区別をする場所で働きました。母も感染します。
このウイルスに免疫のある人間もいました。感染しても治癒したという人間も存在します。
キャシーの母が死に、父とキャシーとサムは手製の墓を作って葬りました。荷造りした一家は家を出て、難民キャンプに身を寄せました。
最寄りの難民キャンプには305人の人間が集まっていました。テントで皆生活をしています。
アザーズの目的は何かキャシーが質問し、父は地球の乗っ取りだろうと答えました。そしてキャシーに銃を渡し、使い方を教えると「もう安全な場所はないと思え」と言い聞かせます。 この映画を無料で観る

【承】- フィフスウェイブのあらすじ2

キャンプで集団生活している人たちのところへ、ある日軍用ジープとスクールバスがやってきました。
車から降りて来たリーダーの男性は、自分をヴォージュ陸軍大佐と名乗り、軍サイドで救出のめどが立ったので、安全な基地にこれから皆を移送すると言いました。皆は喜びます。
ヴォージュ陸軍大佐は、子どもたちはスクールバスへ、大人たちは説明会を開くため食堂へ集まるようにと言いました。キャンプにいた人たちは、全員従います。
別れる際、キャシーは父に弟・サムを守るよう言われました。
スクールバスに乗った時、サムがお気に入りの熊のぬいぐるみを忘れたと言い、キャシーがテントへ取りに戻ります。そのせいで、キャシーはスクールバスに乗り損ねてしまいました。
困ったキャシーは、食堂の大人たちの説明会をこっそり聞きます。
そこではヴォージュ陸軍大佐が、アザーズの第4波についての説明をしていました。アザーズはとうとう地上に降りて、人間に寄生して操る力を手に入れたそうです。そして既にキャンプにも紛れこんでいる可能性があると指摘しました。
子どもは基地で簡単に検査ができるのですが、大人の検査は難しいので、まず別の施設に運びそこで検査すると告げます。
わが子と隔離されてしばらく会えないと聞いた大人たちは、大混乱に陥りました。
異を唱えた大人が発砲したのをきっかけに銃撃戦が起こり、キャシーは一時的に食堂から離れて隠れます。
軍隊が立ち去った後、再び食堂へ行くと、大人たちは全員殺されていました。父の死体を見てキャシーは泣きますが、銃を持って走って森の中を逃げます。
その頃、軍の施設に移送されたスクールバスの子どもたちは番号を割り振られて、待機するよう指示を受けます。そこにはキャシーの弟・サムだけでなく、もう死んでしまったのではないかとキャシーが勝手に思い込んでいる憧れの男子ベン・パリッシュの姿もありました。
軍隊の上層部に呼ばれたベンは、子どもたちの軍隊の指揮官になるように説明を受けます。
中年女性のレズニック軍曹はベンに、家族の安否を尋ねました。ベンの妹は地震で亡くなり、両親はその後のウイルスで倒れました。ベン自身もウイルスに感染したのですが、復活したので今では「ゾンビ」という仇名がつけられているそうです。
レズニック軍曹は、若者は貴重な戦力で失いたくないと言い、ベンの首筋に発信機を植えこみました。発信機は基地にきた子ども全員に植えこまれます。
ベンは敵の姿をその部屋で見せられます。あるレンズを使って人間を見ると、頭蓋骨の下に緑のダニのような形のものが寄生されているのが分かりました。
それが『アザーズ』だと説明したレズニック軍曹は、アザーズが人間の心も体ものっとってしまっていて、薬も放射能も効かないことを説明し、解決するには宿主(ホスト)を殺すしか方法がないと言います。
そこでアザーズが寄生しているのを見せられた、相手の少年を殺すよう命ぜられたベンは実行しました。その日からベンたちはトレーニングを開始します。

【転】- フィフスウェイブのあらすじ3

ベンのチームは若者数人で構成されており、その中にはキャシーの弟・サムもいました。チーム内では本名ではなくアダナで呼び合い、ベンはゾンビ、サムはナゲットと呼ばれています。
ベンのチームに欠員が出て補充されたのは、問題児とされる気の強い少女・リンガーです。彼女は別のチームのリーダーをしていたのですが、気の強いところがあってトラブルメーカーだそうです。
リンガーは当初、リーダーのベンに反抗的でしたが、「勝ったら射撃を教えろ」とベンが話を持ちかけ、格闘技でリンガーを倒します。これがきっかけでリンガーとベンは互いに認め合う仲になりました。
訓練も板についてきた頃、ベンはヴォーシュ大佐に呼び出されます。
複数の都市が同時に襲われたことをベンに告げたヴォーシュ大佐は、これが第5波(フィフス・ウェイブ)だと告げました。大都市の中にはアザーズに寄生された人間がいるだろうから、それを殺して来いと命令されます。
ベンはまだ幼いサムを銃撃戦に連れて行くのはしのびないと思い、上層部にはサムは体調不良だと告げ、サムを縛ってトイレに隠しました。
大都市に出動したベンたちは銃撃戦を繰り広げますが、部下の少年・ウンパを失います。とっさにバスの燃料タンクに手榴弾を入れて爆発させ、逃げますが、リンガーがベンに「電磁パルスを使うような高度な技術を持つ敵が、少年少女に負けるだろうか。軍は何かを隠している」と言ったことから、ベンも疑います。
ヘルメットを外したリンガーが緑に光り(敵の姿あり)、仲間たちに混乱が走りますが、ベンはその時に気づきました。アザーズの探知機がない(ヘルメットをかぶっていない)人間は緑に光るのです。
ベンたちが撃っていたのはただの人間で、本当のアザーズは軍隊の方だったと気づいたベンは、本当の第5波は『子どもを操って人間を全滅させること』だと悟りました。
基地に残したままのサムを迎えに、ベンは基地に戻る決意をします。他のメンバーには待機するよう指示し、わざと腹に銃弾を受けたベンは基地に戻りました。
…キャンプからひとりで逃げたキャシーは、その後も逃避行を続けながら、弟・サムが収容されたライト・パターソン基地を目指します。
コンビニで男を殺したキャシーは(オープニングのシーン)、「生き残るためには、人間らしさを捨てるべきだ」と心に思い、日記にもそう記しました。
高速道路に出たキャシーは、倒れている人間を発見して近づきます。
倒れた人は銃弾を受けており、まだ吸いかけの煙草がありました。銃撃されて間もない証です。
キャシーも撃たれて右太ももに被弾しました。車の下に隠れたキャシーは銃でやみくもに撃ちますが、車道わきの草むらまで移動したところで気絶します。
目を覚ますと、一般の民家でキャシーは手当てを受けて寝かされていました。
キャシーを助けてくれたのは、エヴァン・ウォーカーという青年でした。倒れているキャシーを見つけ、自宅まで運んできたそうです。 この映画を無料で観る

【結】- フィフスウェイブのあらすじ4

キャシーは当初エヴァンを警戒し「なぜ助けたの?」と質問します。エヴァンは「家族を救えなかったから。君を助ければ、誰かを助ければ、自分も人間だと思える」と答え、キャシーは自分と対照的なことを考える青年だと思いました。
キャシーは基地に行くのを諦めていませんでした。家の中に自分の銃が隠されていたのを見つけたキャシーは、それを持って逃げようとしますが、上空には飛行物体が飛び、狙われます。
キャシーが撃たれて眠っていた1週の間に、エヴァンはキャシーの日記を読んでいました。アザーズはドローンで生存者を探しており、森は危険だということと、基地のようなところは特に狙われやすいことを告げ、それでもキャシーが弟・サムを救いたいと見てとると、いっしょに行くと言います。
キャシーはエヴァンが本当に自分のことを思いやってくれていると知り、身体を許しました。
エヴァンは基地まで行くと、基地外の人と戦いながらキャシーを逃がします。撃たれてもダメージを受けないエヴァンを見て、キャシーは驚きました。
実はエヴァンはずっと昔からいる、アザーズでした。アザーズは前にも地球に来たことがあり、一部の人間の意識に改造されて、今回の襲来でスイッチがアザーズの方に切り替わったそうです。
アザーズであるエヴァンは、愛というものの存在を信じなかったのですが、逃げている最中のキャシーを森で見た時に、スイッチが人間側に切り替わったとのことでした。エヴァンはキャシーに一目ぼれして、人間らしくなったのです。
撃たれたキャシーを見つけたのも、その場に居合わせた(あとをつけていた)からでした。エヴァンはキャシーを狙った相手を狙撃すると、キャシーを助けました。
キャシーはエヴァンに拒否反応を示しますが、エヴァンは「軍はアザーズに侵略され、子どもたちを兵士にしている。人類の淘汰が目的だ。荷物検査されるから、銃は持って行かないほうがいい」とアドバイスしました。キャシーは独りで軍隊に乗り込みます。
受付で番号を貰い発信機を植え付けられた後、案内するレズニック軍曹を倒したキャシーは、サムを探しました。
…軍基地に戻ったベンは、他のメンバーは全滅したと言いますが、ヴォージュ陸軍大佐は怪しみます。
ヴォージュ陸軍大佐に正体を知っているとぶつけたベンは、「人間だって同じことをしている」と切り返されました。やはり軍部はアザーズで構成されていました。
レズニック軍曹の遺体発見のニュースが入ってきたどさくさに紛れ、自分の首の発信機を取ったベンは逃亡します。
キャシーと会ったベンは、キャシーとサムが姉弟だと知りました。軍では残りの若者を輸送機に乗せようとしており、サムを見つけたキャシーは再会を喜ぶとサムの発信機を取り、基地から連れ出そうとします。
3人の前に戦士が立ちはだかった時、基地の天井からエヴァンが助けに現れました。エヴァンは基地に爆薬を仕掛け、輸送機が出たら爆破するよう設定しています。
エヴァンは人間側でいることを選んだと言い、キャシーにキスをすると「基地を出ろ」と言いました。自分は残って戦うつもりです。
基地を逃げ出したベン、キャシー、サムを、ヘリに乗ったヴォージュ大佐が狙いますが、基地の爆発が始まりました。
リンガーたちがジープに乗って助けに来ました。3人は車に乗り、基地は大爆発を起こします。
他のメンバーと合流したキャシーは、その夜久しぶりに穏やかな気持ちになりました。ベンを憧れの対象として見ていたキャシーですが、今は緊張せずに普通に喋れますし「幸せの源はあなたよ」と言えます。
希望があるからこそ人は生きていけて、希望こそが人間である証だとキャシーは思います。
これからどうなるかは分かりませんが、とにかく食べて力を蓄えよう、そうキャシーたちは思いました。
(続編製作の可能性、かなり高し)

みんなの感想

ライターの感想

ヤングアダルト小説が原作というこの作品…突っ込みどころが満載。アザーズが軍隊側の人間であることは、すぐに想像がつく。
(だって電力やエネルギー源を奪われたっていうにもかかわらず、キャンプ地に車で来るんだよ!? おかしいじゃん!)
『ハンガー・ゲーム』『メイズ・ランナー』タッチなテイストの今作品。
序盤の描写はすごくいい。大作って感じなのだが、途中から(特に、子どもを訓練するあたりから)あれれ~と感じ始める。
悪くはないんだが、ちょっと思い描いてた方向とちがう向きにいっちゃったな、という感じ。

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