「プリデスティネーション」のネタバレあらすじ結末

プリデスティネーションの紹介:2014年製作のオーストラリア映画。ロバート・A・ハインライン原作、イーサン・ホーク主演のSFサスペンス。携帯型タイムマシンで過去や未来を行き来する時空警察のエージェントが、凶悪な連続爆弾魔を追う姿を描く。

予告動画

プリデスティネーションの主な出演者

バーテンダー(イーサン・ホーク)、ジョン&ジェーン(サラ・スヌーク)、ロバートソン(ノア・テイラー)、マイルズ(クリストファー・カービイ)、ミラー(クリス・ソマーズ)、フジモト医師(クニ・ハシモト)、ベス(ケイト・ウルフ)、マーシー(アレクシス・フェルナンデス)

プリデスティネーションのネタバレあらすじ

【起】- プリデスティネーションのあらすじ1

1970年11月6日。アメリカ・NYでは〝不完全な爆弾魔(フィズル・ボマー)〟による爆破事件で累計死者が112名にのぼり、都市を離れる人もいました。
場末のバー『ポップ酒場』に入った青年・ジョンは、〝未婚の母〟というペンネームで雑誌にいろんな身の上話を書いています。それを知ったバーテンダーは、スコッチの瓶を賭けて何か面白い話をしてくれとせがみました。
ジョンは自分の半生を語ります。
…1945年9月13日、クリーブランド養護院に生後すぐの乳児が捨てられました。乳児はジェーンと名付けられ〝女児として〟育てられます。ジョンは幼い頃は女性だったのです。
幼い頃から読書が好きなジェーンはセックスならびに性全般に違和感を覚え、代わりにケンカに興味を見出しました。男の子と同じくらいに腕力を鍛えます。
数学と物理に秀でたジェーンはおしゃれにも興味がなく、ロバートソン卒院後は、政府の職を担う重要な任務をする人を募集する〝スペースコープ社〟に応募しました。ジェーンは宇宙飛行に憧れたのです。担当面接官・ロバートソンはジェーンに目をかけました。
歴代最優秀の成績でテストに合格し、複数の試験も難なくクリアしたジェーンですが、女性訓練生・マーシーと喧嘩して資格を剥奪されました。あきらめきれないジェーンは、昼は使用人として働き、夜はマナークラスで勉強しながら再受験のチャンスを待ちます。

【承】- プリデスティネーションのあらすじ2

ある雨の夜、マナークラスの帰りにジェーンは見知らぬ男性と出会い、すぐに恋に落ちました。しかし彼は「すぐ戻る」と言って突然姿を消します。
彼の子を妊娠したジェーンは帝王切開で3260gの女児を出産しました。母として頑張ろうと思った矢先、女児は生後2週間で新生児室から誘拐され行方不明になります。
しかも分娩医・フジモトから衝撃的な事実を知らされました。ジェーンは元々両性具有で、男性器も女性器もあったのです。出産時に卵巣と子宮を摘出したジェーンに、フジモト医師は男性器の再建(尿道を男性器に導いて排泄できる手術)を行ないました。
赤ん坊を盗まれた上に、ジェーンは男性として生きていかねばなりません。11か月の入院と3度にわたる手術で男性へ変わったジェーンは、『ジョン』と名乗って生き始めます。
男性・ジョンはスペースコープ社を受けますが、前歴がすぐにばれ即不採用を言い渡されました。
自分を捨て自分の人生を壊した男を恨みながら、タイプライターを購入したジョンは告白話を読みあさって、似たような文章を書き〝未婚の母〟として活躍し始めました。
…話を聞き終わったバーテンダーはスコッチの瓶を渡しながら「もしその男が見つかったらどうするか」と訊き、ジョンは「その場で殺す」と答えます。

【転】- プリデスティネーションのあらすじ3

バーテンダーはジョンを地下へ案内すると、ヴァイオリンケースを渡し「自分の仕事を継ぐこと」を条件に操作方法を説明しました。
そのヴァイオリンケースは携帯型タイムマシン(USFF 時標変界キット)で、12桁のダイヤル錠に行きたい年月を入力すると、自動的に到着地を算出し事故が起こらないよう送り届ける機械でした。
半信半疑のジョンを連れてバーテンダーはタイムワープします。そこはジェーンが運命の相手と出会う場所でした。
ジェーンとぶつかったジョンは、自分自身が「人生を壊した男」だと知り衝撃を受けますが、女性の自分・ジェーンと恋に落ちます。
1963年6月24日バーテンダーを見たジョンは、ジェニーに「すぐ戻る」と言いバーテンダーと会います。宿命(プリデスティネーション)と「俺のこともそろそろ分かる頃だろう」と言われたジョンは、バーテンダーに指示されてスペースコープ社のロバートソンに会い、航空時員になりました。
バーテンダーは1945年9月13日に跳び、ジェーンの子を盗むとクリーブランド養護院に預けました。
バーテンダーはスペースコープ社の航空時員です。スペースコープ社は表向きは宇宙飛行士を募る会社でしたが、実際はタイムワープして任務を遂行する航空時員を探す局でした。
バーテンダーはロバートソンから依頼され〝不完全な爆弾魔〟を追っています。事件が起きた日時より少し前の時間を入力してタイムワープし、バーテンダーは〝不完全な爆弾魔〟を狙いますが常に捕縛できません。

【結】- プリデスティネーションのあらすじ4

過去に1度取り押さえるところまでに至ったのですが、時限爆弾が作動してバーテンダーの頭は焼けました。バーテンダーは急いで未来に戻り一命を取り留めましたが、皮膚移植で別人の顔になりました。
何度目かのタイムワープで自分が焼ける現場に出くわしたバーテンダーは、ヴァイオリンケースを自分に差し出します。
ロバートソンはバーテンダーに引退を勧めました。バーテンダーは1975年1月7日に跳んでヴァイオリンケースを「機能停止」にしますが、エラーが出ます。
資料を見てコインランドリーに行ったバーテンダーは、とうとう〝不完全な爆弾魔〟に会いました。それはなんと、老いた自分でした。タイムワープを繰り返すと精神障害や認知症を起こしやすくなります。老いた自分は、バーテンダーの目には発狂した自分のように思えました。
〝不完全な爆弾魔〟は「俺は大勢の命を助けた」と言いました。タイムワープして科学の進化を知る彼は、汚染を増長する施設を選んで「毒を垂れ流す前に」爆破していました。自分が過去にどこへワープしたかを知る彼は、さらに裏をかいて犯行をおこなっていたのです。
共に未来を見よう(俺の後継者になれ)と言う爆弾魔を、バーテンダーは銃殺しました。これから新たな人生が始まると思うバーテンダーの胸には、乳房切除と帝王切開の傷跡が残っていました。
(タイムパラドックスここに極まれり!
捨てられた乳児=ジェーン=ジョン=バーテンダー=不完全な爆弾魔
顔が燃える事故が起き皮膚移植をしたため、バーテンダーとジョンの顔が違う。
矛盾がないタイムパラドックスづくめだが難解。但し破綻はなく素晴らしい。スタート地点を考えるのは野暮)

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