「猿の惑星1創世記ジェネシス」のネタバレあらすじ結末

猿の惑星:創世記(ジェネシス)の紹介:2011年公開のアメリカSF映画。『猿の惑星』シリーズの作品で、新シリーズの起点ともなる作品である。2014年9月19日『猿の惑星:新世紀(ライジング)』が公開予定。

予告動画

猿の惑星1創世記ジェネシスの主な出演者

シーザー(アンディ・サーキス)、モーリス(カリン・コノヴァル)、ウィル・ロッドマン(ジェームズ・フランコ)、キャロライン・アランハ(フリーダ・ピントー)、チャールズ・ロッドマン(ジョン・リスゴー)、ジョン・ランドン(ブライアン・コックス)、ドッジ・ランドン(トム・フェルトン)

猿の惑星1創世記ジェネシスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アルツハイマー病対策の研究者・ウィルはALZ-112という治療薬を開発するが、トラブルで研究は白紙に戻される。実験台のブライトアイズの赤ん坊を引き取ったウィルはシーザーと名付けて育てた。 ②シーザーの知性が高いのを見たウィルはアルツハイマー型認知症の父に投薬、父はよくなった。しかし抗ウィルスができてしまい、ウィルはより強い薬ALZ-113を開発する。 ③ALZ-113は人間には致死性のウィルスだった。実験途中に感染したフランクリンからウィルの隣家男性に伝染し、彼がパイロットだったことから爆発的に世界中に感染拡大。

【起】- 猿の惑星1創世記ジェネシスのあらすじ1

アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ。
大手製薬会社のジェネシス社に勤務する若い男性ウィル・ロッドマンは、研究仲間のロバート・フランクリンと共に、ウィルスを使ったアルツハイマー用の遺伝子治療薬を開発していました。ウィルの父・チャールズがアルツハイマー型の認知症を患っており、もう5年半も研究をしているウィルは、早く研究を完成させたいと思っています。
治療薬ALZ-112を開発したウィルは、今までにない手ごたえを感じました。破壊された脳細胞を脳自らが再生するというものです。
青い目をしているので「ブライトアイズ」と名付けたメスのチンパンジーに、ウィルはALZ-112を投薬しました。すると、ブライトアイズは格段に知能を向上させます。
この臨床結果を認めてもらおうと、ジェネシス社の幹部にお披露目をする際、トラブルが起きました。
ウィルは知らなかったのですが、ブライトアイズは妊娠していました。鎮静剤を打とうとした警備員を警戒し、ブライトアイズは暴れて幹部を迎えての会議中に乱入します。
当然、研究は認められませんでした。黒人の上司スティーブン・ジェイコブス所長はブライトアイズの射殺を命じ、承認は却下され、別の研究をしろと言われます。
落胆するウィルに、フランクリンが子猿を見せました。射殺されたブライトアイズから生まれた赤ん坊猿です。
研究は中止で、フランクリンの義弟は研究所で警備員をしていますから、フランクリンは赤ん坊を連れ帰れません。
ウィルは赤ん坊猿を連れ帰りました。

3年後。
ウィルは赤ん坊猿に、シーザーという名をつけて育てていました。
シーザーは母のブライトアイズと同様に、青い目を持つオスのチンパンジーです。ブライトアイズの遺伝子を持つシーザーは、治療薬を打たなくとも高度の知性がありました。
1年半で24の言葉をジェスチャー(手話)で表現でき、2歳で8歳用のパズルや模型を作り、3歳になる頃には、人間の3歳児を超える知識を会得しています。
それを見たウィルは決心し、研究所でお蔵入りになっているALZ-112を持ちだし、帰宅しました。認知症が進む父・チャールズに投薬します。

翌朝、父・チャールズは以前のような状態に戻っており、ウィルは喜びました。病気が治ったことを、父自身も喜びます。
ある日、近所の少年が自転車に乗って遊ぶのを見て、シーザーが自転車に乗りたがりました。人の敷地内に入り、足をバットでぶたれます。
ケガをしたシーザーを診てもらうため、ウィルは動物園の飼育係兼獣医の女性キャロライン・アランハと親しくなりました。以後、ウィルとキャロラインは交際を始めます。

【承】- 猿の惑星1創世記ジェネシスのあらすじ2

ウィルの家は高台にあり、ゴールデン・ゲート・ブリッジが見えました。
人間に飼われてばかりだと窮屈だろうと感じたウィルは、シーザーを橋の向こう側にあるアメリカ杉の自然公園に連れていこうと思います。
休日にキャロライン、父・チャールズ、シーザーを乗せて車を走らせたウィルは、ミュアウッズ国定公園へ行き、シーザーのリードを外してやりました。
ウィルが許可すると、シーザーは大樹にのぼっていきます。

…それから5年。
ウィルとキャロラインは交際を続けています。ウィルとシーザーも良好な関係を築いていました。
ジャーマンシェパードに吠えられたシーザーは、威嚇し返しました。リードで繋がれていることに疑問を感じたシーザーは、手話でウィルに「僕は何?」と質問します。
ウィルは研究所に車で立ち寄り、過去にあった出来事を話して聞かせました。ウィルの研究内容や、シーザーの母のこと、その母がいないことなども告げます。
シーザーは理解しうるだけの知能を備えていました。知能指数は昨年で倍になっています。

陰りが見えたのは、父・チャールズです。
ある朝、チャールズが逆さにフォークを持っており、シーザーがさりげなく直します。
ウィルが調べると、ALZ-112の効果を殺す抗ウィルスが父の身体にできていました(耐性ができてしまったということ)。
チャールズは認知症の症状が出たまま車を運転しようとし、隣家のパイロット男性と揉めます。
シーザーが父のチャールズをかばって止めに入り、隣家の男性を襲いました。
騒動は近所の人たちの見ている前で起こったため、シーザーは動物管理局へ連れて行かれます。殺処分にならないだけ、ましでした。
ウィルはシーザーを引き取りたいと思いますが、そのためには書類での手続きが必要で、90日はかかる見込みです。

動物管理局を運営しているのは父・ジョン、息子・ドッジのランドン親子でした。若い青年・ロドニーも働いています。ランドン親子は暴力で霊長類を支配しており、言うことをきかない猿にはスタンガンで罰を与えます。
同じチンパンジーと暮らした経験のないシーザーにとっては、厳しい生活でした。
ウィルはシーザーに必ず迎えに来ると言いますが、ウィル自身も父の病気を治すための研究もせねばならず、忙しい日々が続きます。
最初の頃、シーザーは寂しい生活を送ります。個別の檻の壁に、ウィルの屋根裏部屋の窓の模様を描きましたが、寂しさは募るばかりです。

【転】- 猿の惑星1創世記ジェネシスのあらすじ3

やがて仲間のチンパンジーと一緒に遊ぶ時間を設けられますが、シーザーはリーダーのサル、ロケットに衣服をはぎ取られ、いじめられました。
取っ組み合いの喧嘩をしたロケットもシーザーも、罰を受けます。
眠る時に入る個別の檻で、シーザーに手話で話しかけてきたのは、サーカス出身のオランウータン・モーリスでした。モーリスは「ケガは大丈夫か?」と心配してくれます。
考えたシーザーは、チンパンジーの群れのボスになろうと決意しました。
若者たちがサルの見学に来た時に、万能ナイフをすり取ったシーザーは、檻を開ける道具を作ります。
夜、ゴリラのバックと取引して味方につけ、群れのボス猿・ロケットに勝利しました。リーダーになります。

同じ頃。
ウィルは研究開発費用を得るために、上司のジェイコブス所長に告白をします。
ALZ-112の治療薬をアルツハイマー型認知症の父に投薬すると、劇的な効果があったこと、しかし抗ウィルスができてしまったことを告げると、ジェイコブス所長は興味を示しました。
ウィルはもっと強い薬を作る許可を得て、ALZ-113を作ります。実験動物として、早速チンパンジーが運ばれました。
その中から、研究室慣れしているチンパンジー・コバを選び、ALZ-113を投薬してみます。
投薬の際にコバが暴れたので、フランクリンのマスクが外れるトラブルがありました。
投薬直後から、コバは劇的に知能が向上します。
ジェイコブス所長の目の前で「I AM COBS(私はコバだ)」と書き、「I」の下の部分を書き足し、Mを消して「JACOBS(ジェイコブス)」と示しました。

ウィルの父が亡くなりました。ウィルは葬儀で研究所を休みます。
ウィルが出勤すると、ウィルの休みの間、フランクリンも休んでおり、他のスタッフはジェイコブス所長の指示でALZ-113の増産に入っていました。
ウィルは人体への影響をまだ調べていないと所長に訴えますが、所長は聞き入れません。
コバに投薬する際に噴霧したガスを吸い込んだフランクリンは、発病をしていました。
実験の直後から鼻血が出ていたのですが、人間にとっては危険な致死性ウィルスだと気付いたフランクリンは、ウィルの家に危険性を告げに行ったのですが、ウィルは留守です(研究所へ行っていた)。
ウィルの家の裏口に回ったフランクリンは、隣家の男性に呼び止められ、思わずくしゃみを浴びせてしまいました。

ウィルは動物管理局のランドン親子に大金を積み、シーザーを引き取る決意をします。
ところが迎えに行くと、シーザーは背中を向け、開けた檻の扉も閉めました。

【結】- 猿の惑星1創世記ジェネシスのあらすじ4

ランドン親子は「仲間といたいんだろ」と言いますが、ウィルは悲しく思います。
シーザーも本当はつらい決断でした。しかしこの施設のチンパンジーたちが劣悪な環境下に置かれており、人間がみなウィルのように善人とは限らない、ランドン親子のようにひどい人間もいると知ったシーザーは、猿の群れをまとめようと思います。
ロケットに指示をしてドッジのクッキーを夜中に配らせて回りますが(仲間意識を高めたい)、モーリスから「あいつらはバカ(だから、無理だ)」と言われました。
シーザーは考え、夜中に抜け出してウィルの自宅の冷蔵庫にある薬を取り、仲間たちの檻エリアに噴霧します。

翌日。
猿たちはみんな高い知性を持っていました。
遊ばせるために外に出しても、みんなひとかたまりになって何事かを相談しているようで、ランドン父は不気味に思います。
ドッジの持つスタンガンを奪ったシーザーは、「その汚い手をどけろ」と言われて「NO(イヤだ)」と答えます。
動物管理局を集団脱走したシーザーたちは、研究所に行き施設の猿、動物園の猿も脱走させます。

時を同じくして、研究者のフランクリンの遺体が発見されました。
人間はALZ-113に免疫がないとジェイコブス所長は知りますが、その時にはもう猿たちは集団脱走し、ゴールデン・ゲート・ブリッジへ向かっていました。
警察が出動しますが、高度な知識を持ったシーザーには敵いません。
シーザーたちはミュアウッズ国定公園へ到着し、そこをアジトにします。

ウィルが森へ単身乗り込み、「ごめんよ。全部、俺のせいだ。うちに帰ろう」と謝りました。
シーザーは「シーザー、ここがうち(ホーム)」と、ウィルを抱きよせて耳打ちします。
人間は人間の世界で、猿は猿の世界で暮らそうと言っていると、ウィルは理解しました。
ウィルが帰った後、シーザーは樹木の上にのぼります。
樹木からは、ゴールデン・ゲート・ブリッジが眼下に見えました。
それを見ながら、ここで暮らすとシーザーは決意します。
(ウィルの家は反対方向であるが、同じくゴールデン・ゲート・ブリッジが見下ろせる場所にあった。それを示唆している)

(エンド途中)フランクリンのくしゃみの飛沫を浴びた、ウィルの隣人男性が出勤。
彼はパイロット。途中、鼻血を出す(感染している証拠)。
彼はサンフランシスコ発、ニューヨーク行きの便に乗り込む。

(エンドロール)その後、ウィルスが世界中へ爆発的感染を拡大する様子が、地球儀に赤い線と点で示される。(映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』へ続く)

みんなの感想

ライターの感想

このラストがほんっとに不気味な感じで、グッド。
話の入りから面白い。研究がパアになったウィルは、帰宅するとアルツハイマーの父を抱えており…という、導入部からしてすばらしい描写。
父のためにも研究に励んでいるのだということが、非常によく判る。
シーザーを育てながら父にも投薬し、キャロラインという恋人もでき…と、楽しい時間が中盤まで続く。
しかし…後半の怒涛の展開。
ジェイコブス所長が勝手に量産体制に入っちゃったもんだから、さあ大変な話の運び。
しかもその間、ウィルは父の葬儀で知るのが遅れる、もう1人の研究者・フランクリンは発症しちゃってピンチ。
ラストまで、息もつかせぬ展開。

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