「遊星からの物体X」のネタバレあらすじ結末

SF映画

遊星からの物体Xの紹介:南極のアメリカ基地で次々と地球外生物に同化されていく12人の隊員たちの恐怖を描いた1089年公開のアメリカのSF・ホラー映画。原作はジョン・W・キャンベル・JrのSF小説「影が行く」で「遊星よりの物体X」(1951年)のリメイク作品。監督は「ハロウィン」「ザ・フォッグ」で知られるジョン・カーペンター、脚本は「がんばれ!ベアーズ」シリーズのビル・ランカスター。今もなお多くのファンを虜にする地球外生物の衝撃的な特殊メイク、造形は「ハウリング」のロブ・ボッティンと「エイリアン2」のスタン・ウィンストン、特撮は「クリスティーン」のロイ・アーボガスト、「砂の惑星」のアルバート・ウィットロックらによるもので、プロダクションデザインはジョン・ロイド、特殊視覚効果はピーター・クラン、モデル制作はスーザン・ターナー。

映画「遊星からの物体X」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「遊星からの物体X」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

遊星からの物体Xの主な出演者

R・J・マクレディ(カート・ラッセル)、ブレア(A・ウィルフォード・ブリムリー)、ドクター・コッパー(リチャード・ダイサート、ギャリー(ドナルド・モファット)、ノールス(T・K・カーター)、パーマー(デイヴィッド・クレノン、チャイルズ(キース・デイヴィッド)、ノリス(チャールズ・ハラハン)、ベニングス(ピーター・マローニー、クラーク(リチャード・メイサー)、フュークス(ジョエル・ポリス)、ウィンドウズ(トーマス・G・ウェイツ)、ノルウェー隊員(ラリー・J・フランコ)、シベリアンハスキー犬(ジェド)

遊星からの物体Xのネタバレあらすじ

【起】- 遊星からの物体Xのあらすじ1

宇宙から1基のUFOが飛来し、地球の大気圏で炎上し、墜落します。それがどの時代でどこに落ちたのか、UFOのサイズも解りません。

1982年冬 南極大陸。

広大な雪原で、一機のヘリが一頭のシベリアンハスキーを追い、ライフルを連射しています。
アメリカのマクマード基地の隊員たちは、銃声を聞いて屋外に出て、それがノルウェーのヘリだと確認しますが、たった1頭のハスキー犬に手榴弾まで投下する異様な状況に困惑しますが、やがてヘリは基地の間近に着陸し、手榴弾の投下ミスで爆発炎上、犬は隊員たちに飛びつき顔を舐めまわします。
けれど、機体から離れていた1人は燃えるヘリを振り返りもせず、彼らに向かって銃を向け何事か叫びますが、言葉が解らぬうち発砲し、気象学者のベニングスの太腿を撃ち抜き、逃げる犬に発砲し続けます。その時屋内にいた隊長のギャリーが窓から男を狙い射殺します。隊員たちはヘリを消火し、遅れて出てきた飼育係のクラークは犬を保護します。
ドクター・コッパーはベニングスの傷を手当し、主任生物学者のブレアは通信係のウィンドウズに早急に外部に知らせろと言いますが、もう2週間も交信不能だと逆ギレされます。
一同はメインルームに運び込んだノルウェー隊員の遺体を前に状況を話し合いますが、ドクターは来てから8週間で狂うのには早すぎる、基地に異変があったのかもと言い、残りの隊員の様子を見に行くべきだと主張し、ヘリの操縦士マクレディがドクターを乗せ向かうことに。
生き延びたハスキー犬は大人しく、皆が各々の持ち場に戻った後、基地内を静かにうろつき誰かがいる個室に入って行きます。

ノルウェー基地は黒煙を上げ惨憺たる有様で、全てが凍りついていて、隊員は喉を切り裂き自殺したと思しき1名以外見当たりません。ドクターは資料室で撮影済みのビデオを発見、マクレディは基地の奥に氷で作られた大きなプールを見つけ、基地の裏手では異様な姿の何かが凍っているのを発見します。その周辺にはそれを燃やそうとしたと思われる灯油缶が散らばっていました。2人は”それ”を基地に持ち帰り基地内に運び込みますが、ハスキー犬はその様子をじっと窓から見つめていました。
”それ”は、何体もの人間が苦悶の表情のまま溶け合ったような異様なモノで、すぐに氷解し始め異様な臭気を放っていました。ドクターはブレアに解剖を依頼し、ハスキー犬もその部屋にいて静かに様子を見ていました。彼は射殺したノルウェー隊員を検死し麻薬や酒も無く至極健全だと言い、ブレアはほぼ解凍した”それ”を解剖し、内臓は健全で全て揃っていると言います。

夜になり、皆が娯楽室で寛いでいる中、ハスキー犬に驚いたベニングスに言われ、クラークが犬たちの檻に入れに行きます。ハスキー犬は静かに中央に座り、犬たちも大人しかったため、彼は灯りを消して戻りますが、間もなくそれは異様な音を出し、震えて顔面が割れ、身体から触手や蜘蛛のような足を出し、犬たちに襲いかかります。”それ”は、怯えて悲鳴を上げ逃げ回る犬たちを触手で捕え、粘液を吹きつけます。
騒ぎに気づいたクラークが檻を開けると何頭かが飛び出し、鞭のようにくねる触手を見て慌てて檻を閉めます。
隊員たちが駆けつけた時には、クラークは檻の前でうろたえ、中では血塗れで歪んだ犬の顔をした怪物が、逃げ遅れた犬を触手で捕え、溶けかけた犬を取り込んでいる最中で、彼らの目前でさらに変形し咆哮します。マクレディはライフルを乱射しますが、まだ息のある犬にあたりクラークに止められます。
チャイルズが火炎放射器を持って駆け付けた時には、その体から異様な腕が延び一部は天井を壊して逃げ、地べたに残り蠢いていた一部の頭部が花のように開き彼らに襲いかかる寸前、火炎で焼き消火剤を吹き付けます。

【承】- 遊星からの物体Xのあらすじ2

ドクターは檻に残った”それ”の解剖をし、これは犬を襲って吸収し犬に変わる途中だったと言い、体内から出てきた犬の死体とイミテーションの犬の頭部を示します。また、生き延びた犬の治療をしながら、クラークにハスキー犬とどのくらいいっしょにいたかと聞き、思い過ごしだと呟きます。
持ち帰ったビデオには、基地から10キロほど離れた場所に、数十メートルもの巨大な何かに爆薬を仕掛け掘り出そうとしている様子が映っていたため、マクレディは地球物理学者のノリスともう1人を連れ調査に向かいます。
それは巨大なUFOで、壊れてクレーターに埋まっていましたが、ノリスは地上に埋まっていた機体が後方散乱により10万年ほどかかって地表に上がってきたと推測し、その側にも氷が四角く切り取られたプールを見つけます。
夜、マクレディは何万年か前に南極にUFOが墜落し、中にいた”生物”が冷凍され、彼らの爆破によって解凍され息を吹き返したのではと話し、パーマーは疑うチャイルズに宇宙からの飛来物は多いんだと突っかかります。また食事係のノールスがキッチンのゴミ箱に古ズボンを捨てたのは誰だ!とやってきますが、誰も相手にしませんでした。
黙って聞いていたブレアは、その後1人でコンピューターを使いハスキー犬に擬態した”それ”が犬を襲い同化するシュミレーションをし、(基地内への)侵入による同化確率75%、社会に侵入した場合、2万7千時間後には全世界が同化されると言う結果を導き出し、拳銃を身に着けます。

ベニングスとパーマーは、ノルウェー基地から持ち帰った”それ”を物置に運びこみ、マクレディは生物学助手のフュークスに呼び出されます。が、ベニングスだけとなった時、”それ”が不気味に蠢き、血色の粘液が滴り始めます。
フュークスは雪上車にマクレディを呼び、ブレアの様子が変だと言い彼の研究ノートを見せ、「同化するには暗がりで対象生物との接近が必要で、たとえ殺しても滴る液が生き続けている」とあると話します。
マクレディはドクターと一緒にブレアの部屋に行くと言いますが、その時、基地からパーマーが血相を変え飛び出してきます。彼が物置に戻った時、部屋が血だらけで、ベニングスは”それ”の触手に巻きつかれ同化され始めていたのです。
3人が駆けつけた時、物置は元に戻りベニングスは外に走り出していました。警報を聞いた隊員たちも加わり追いますが、彼はガソリンのドラム缶のそばで座り込み、怪物化した腕を広げ異様な咆哮を上げます。彼らは愕然として「彼じゃない」と言いベニングスを遠巻きに見つめますが、マクレディはガソリンを撒いて火を放ちます。ギャリーは「彼とは10年来の友人だったのに」と責めますが、彼は”あれ”はベニングスのイミテーションだ、残りも焼くと言い火炎放射器を持ち出します。
彼らはベニングスだったものや基地内にあった全ての”それ”を外で雪で囲ってガソリンをかけ焼きますが、ブレアは現れず、探しに行ったフュークスは彼を除く全員が無線室と娯楽室に集まってると報告します。
が、マクレディが戻ろうとした時、誰かが斧を持ってヘリから基地内に入るのを目撃、ヘリの操縦機は完全に破壊されていて、基地内では1発の銃声が響きます。

無線室では狂乱したブレアがピストルを乱射し、逃げ遅れたウィンドウズが怯える中、怒鳴りながら斧で無線機を破壊していました。マクレディはヘリを破壊されたと言い、雪上車を確認しに行ったチャイルズは雪上車もヘリもダメだ、犬も皆殺しだと言いクラークが駆け出します。ブレアは「犬に化けても何もできん!狙いは人間だぞ!」と叫びますが、皆が突入して取り押さえられ、別棟の道具小屋に隔離されます。
マクレディは穏やかに声をかけ酒を置いて戻ろうとしますが、ブレアは疲れた目で彼を見上げ「だれも信用できん」と薄く笑い「クラークから目を離すな」と念を押します。
クラークは飼育室で惨殺された犬たちを見て、愕然としていました。

【転】- 遊星からの物体Xのあらすじ3

道具小屋の前でマクレディは、完全に孤立した、春の救援隊を待つしかないと言うドクターやギャリーに、春までには全員が偽物になると言い、ドクターは正常な血液と混ぜる血清テストをすれば偽物が見分けられると言いますが、カギ付きのケースにあった保存用血液バッグは全て破られた後でした。
カギの保管はドクターの担当でしたが、ギャリーを見つめ、クラークもいつの間にか戻っていて、互いになすり合ううち掴み合いとなり、怯えたウィンドウズが非常用ライフルを持ち出すと、ギャリーが銃を向け睨み合いとなります。皆が平静を取り戻すと、ギャリーは疑われた以上隊長を降りると言い、ノリスを指名しますが断わられ、名乗り出たチャイルズは皆に止められます。
彼らは保存用血液の残骸を焼くため外に出て、マクレディは俺はまだ人間で俺を襲えないのはまだ人間が残っている証拠だ、”あれ”は偽物の殻に隠れて同化を進め、安全な勝利を狙ってるんだと言い、嵐が来る6時間後までに決着をつけると宣言します。
そして、まずはドクターとギャリーとクラークに麻酔を打ってテストすると言って銃を向けます。3人はやむなく指示に従い、娯楽室の長椅子に座らされ縛り付けられます。
準備の間、マクレディはテープレコーダーに成り行きを話し、同化する時は衣服を裂くらしく、ノールスが拾った下着の持ち主がまだ誰か解らないと録音していました。
また、テストの方法を考えていたフュークスは、1滴の体液でも同化は可能だから、食べ物も缶詰に限られると言って実験室にこもりますが、停電の中で人影を見て外に追って出ます。彼は雪の上でマクレディの名入りの上着を見つけますが、皆が集まっていた娯楽室には現れませんでした。
異変を感じたマクレディは、ノリスに3人の見張りをさせ、ノールスとウィンドウズを連れ外を見回りに行き、パーマーとチャイルズには屋内を探しに行かせます。

マクレディたちはまず物置小屋に行き、首吊り縄の下で食事中だったブレアにフュークスを見たかと聞きますが、知らないし治ったから出してくれと訴える彼を保留します。が、直後に雪に埋もれたフュークスの焼死体を発見し、ウィンドウズを帰し、消したはずの自分の部屋の灯りが点いてると言いノールスを連れ確認に向かいます。
その45分後、マクレディの部屋の灯りは消えますが2人は戻らず、チャイルズは皆に言って全ての入口にバリケードを築きます。が、その最中ノールスが戻り、彼の部屋の暖炉に隠してあったというマクレディの上着を見せ、彼は置いてきたと話します。それはフュークスが雪の中で見た物でした。
彼らは完全に疑心暗鬼に陥り、ノールスも怪しいと揉め始めたところにマクレディが戻りますが入室を拒否られ火薬室から侵入、ダイナマイトで脅すうち掴み合いになり、突き飛ばされたノリスが心臓発作で倒れます。
マクレディは上着は別の誰かの仕業だと言い、火炎放射器の火種をつけたままダイナマイトを抱え、拘束していた3人を解放、全員が医務室で見守る中、ドクターがノリスの心臓マッサージを始めます。が、何度目かの電気ショックを加える寸前、ノリスの胸はバックリと割れて牙の生えた巨大な口となり、ドクターの両腕を噛み千切ります。
その口からは粘液と触手と共に歪んだノリスの顔をした異様な生物が現れて咆哮し、マクレディが火炎放射器で焼きますが、騒動の中、ノリスの身体から首が千切れて離れ、蜘蛛のような足と目玉が出て生物となり、部屋から逃げ出すところを見つかり焼かれます。

マクレディは火炎放射器とダイナマイトを離さず、ウィンドウズとパーマーに皆を長椅子に縛るよう命令しますが、クラークは穏やかに彼を往なし、隙を見て隠し持ったメスで襲いかかろうとして射殺されます。クラークとドクターの遺体は変化しませんが、マクレディに命令されたウィンドウズがテーブルに縛り付け、続けてパーマーも長椅子に縛るよう命令します。
マクレディは、”あれ”は体中が生きていて血だけでも生物として生きるため、熱から逃げるはずだと言い、各人から採った血液に焼いた電線を当てるテストを始めます。
彼はウィンドウズに各々の血液を採取させ、まず、ウィンドウズと自分の血で試し人間であることを実証します。ドクターとクラークの遺体の血にも反応はなく、「人間だったな、その彼を殺した」とチャイルズに言われます。
が、次のパーマーの血は焼けた電線が当たった瞬間、血は異様な声で哭いて飛び出し、長椅子に縛られたパーマーの身体は、小刻みに震えて変形して天井に飛び上がり、火炎を放射しようと近づいたウィンドウズの頭に喰いつき振り回します。マクレディの火炎放射器は不調で、椅子に縛られた3人は暴れて叫び逃げようとしますが縄が解けません。
やがてマクレディの火炎放射器からも炎が出てパーマーを焼き、壁を破って外に逃げた火だるまの彼をダイナマイトで吹き飛ばし、変化し始めたウィンドウズを焼き殺します。マクレディはそれでもテストを続けますが、椅子に縛り付けられていた3人の血は反応しませんでした。
次に彼は、チャイルズに「ブレアの検査に行く、彼だけが戻ったら焼け」と言い残し、ギャリーとノールスを連れ物置小屋に向かいます。
が、小屋の扉は壊され中はもぬけの殻で、床下の雪をくりぬいた小部屋にはヘリや雪上車の部品で作ったと思われる小型のUFOが作りかけで置いてありました。
マクレディたちが小部屋にダイナマイトを仕掛けている時、見張りのノールスが基地から男が走り出るのを目撃、チャイルズが外に出たと言いますが、直後に基地の明かりが消え、非常用の青いライトが点灯します。
マクレディは発電機がやられたと言い、6時間後には極寒の世界となり、人間は死ぬが”あれ”は冬眠し春の救援隊を待つ気だろうと話し、困り果てるギャリーに、冬眠させないよう周囲を爆破して温める、どうせ死ぬなら道連れだと言います。

【結】- 遊星からの物体Xのあらすじ4

彼らは手始めに物置小屋を小型UFOもろとも爆破し、雪上車で基地に突っ込み、各部屋にダイナマイトを投げ込んで爆破し、地下の発電機に向かいます。発電室の中は、溶けた氷で水浸しで所々に小さな炎が上がり、発電機は無くなっていました。
マクレディは、ここも爆破して雪原にすると言い、ギャリーは蓄電室に、ノールスは発電台にダイナマイトを仕掛けるよう指示します。けれど、ギャリーは物陰から現れたブレアに口を手で塞がれて同化され、異変に気付いたノールスも奥に歩き出し、消えます。
マクレディは間もなく一人残されている事に気づき、爆破スイッチを引き上げ、ダイナマイトの導火線に火をつけますが、その時、奥から床板が跳ね上がり凄まじい勢いで何かが迫って彼を跳ね飛ばし、触手を広げ、彼の目の前に巨大な姿を現します。
それは、あらゆる生物が混ざり溶け合った巨大で異様なバケモノで、頭にはブレアだった顔の横に巨大で獰猛な牙のある口があり、その胸部からは犬の上半身や別な口がぬるりと這い出て肉色に濡れ、粘液を滴らせ蠢いていました。
彼はくたばれ!と叫んでダイナマイトを投げ、爆発と同時に全てのダイナマイトが連爆、基地は粉々に吹き飛びます。

爆発を逃れたマクレディは、1本の酒瓶を持ちだし、燃え続ける基地のそばで座り込みますが、そこに無傷で火炎放射器を構えたチャイルズが現れ「1人か?」と聞かれ、「君がいる」と答えて、どこにいたのか訊ねます。
彼は外でブレアを見かけて追ったが吹雪で見失ったと言い、「言っとくが俺は、」と言いかけますが、マクレディは「聞いたところで『そうか』というだけだ」と苦笑いします。立ち上る炎は暖かく2人は暫しの温もりを得ますが、やがて炎が消えて極寒の世界に戻れば死に至ることは明白です。
チャイルズはマクレディの正面に座り「この先は?」と聞き、「ほっとこう」「どうなるか、見るだけだ」と答える彼が差し出した酒を美味そうに一口飲み、2人は小さく笑い合います。

漆黒の闇の中、基地の炎だけが赤く燃え続けていました。

みんなの感想

ライターの感想

1980年代、世界はロブ・ボッティンの創り出したこの異様なモンスターを見て狂喜したのですが、実は本作と同年「E.T.」や「ポルターガイスト」などのメガヒットがあり、公開当初はイマイチだったのだとか(同年公開「ブレードランナー」も同じ意味で不運)。確かに初見が劇場という方は少なく私もレンタルビデオだったのですが、これが不思議と何度見ても飽きない(笑)。一時期は環境ビデオのように飯食ってる時もかけてたと言うくらい中毒性のある作品です。
驚くべきは、全てが特殊メイクと特殊造形、ミニチュアやマット画との合成で造られているという点で、冒頭のハスキー犬の不気味さ(彼はジェドという名で、全て演技だとか。名優です)、半解して粘液が滴り(悪臭を放つ)”The Thing(あれ)”の異様さ、飼育室での惨劇、ベニングスの咆哮、ノリスの首(笑)、血液検査の緊張感等々、今でもやっぱりワクドキしてしまいます。
あれから四半世紀以上経った今、ようやく隊員の動きや役割も踏まえての鑑賞をして、意外とみんなきちんと仕事してるなぁと感心したりもして。隊員数は12人。1人の取りこぼしも無い完璧なキャラクターメイキングにも脱帽です。

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