「10クローバーフィールドレーン」のネタバレあらすじ結末

10 クローバーフィールド・レーンの紹介:2002年公開の日本映画。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが製作を手がけたミステリアスな物語。見知らぬ男に連れられ、シェルターでの共同生活を余儀なくされる女性が体験する出来事がつづられる。

予告動画

10クローバーフィールドレーンの主な出演者

ハワード(ジョン・グッドマン)、ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)、エメット・デウィット(ジョン・ギャラガー・Jr)、レスリー(スザンヌ・クライヤー)、ベン(ブラッドリー・クーパー)、ラジオの声(スマリー・モンタノ)

10クローバーフィールドレーンのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ミシェルは婚約者・ベンと口論して家出し、車で事故に遭遇した。事故の相手・ハワードに地下に監禁されたと思ったが、ハワードは外部からの攻撃でシェルターに隠れているという。もう1人の男性・エメットによりハワードが事実を告げているとミシェルは知る。 ②ところがハワードが過去に女性を監禁したことが発覚。ミシェルとエメットは脱出を考えるが、エメットはハワードに殺害された。ミシェルは防護服を作って脱出。地球外生命体に遭遇しながらも車で逃げた。

【起】- 10クローバーフィールドレーンのあらすじ1

ミシェルはデザイナー志望の若い女性です。婚約者のベンと同棲していましたが、電話で口論となった後に酒を煽り、荷造りして婚約指輪を部屋に置き、立ち去ります。
夜道をひたすら車で走っていたところ、婚約者のベンから通話がありました。「言い争いぐらいで出ていくことないだろ。戻ってくれ」とベンは訴えますが、ミシェルは携帯を置いたまま聞いているのみです。
やがてミシェルは考えて、携帯を取ろうとしました。その時、背後から追い越しをかけた車に接触されて車が道をそれ、事故を起こします。
それは、金曜日の夜のことで、事故を起こしたのはアメリカ・ルイジアナ州レイクチャールズの近くででした。
…目を覚ましたミシェルは、自分がレンガの部屋に監禁されていることに気づきました。負傷した右ひざは治療されて点滴されているものの、膝の金具は壁に繋がれて20cmほどしか移動できません。窓がない部屋はどうやら地下室のようです。
部屋の反対側には、車に積んであったミシェルの私物が置かれていました。
点滴のポールを倒して荷物を引きよせ、携帯を手に取りますが、圏外でした。携帯をかざして電波を探しても、どこも圏外です。
扉の近くで物音がし、食料を持って入ってきた男性がいました。中年から初老に近いひげ面の太めの男性・ハワードです。
ミシェルは逃がしてくれと訴えますが、ハワードは「誰も来ない」というと松葉杖を渡し、使い方を練習しろと言って去りました。
服を着替えて外の様子をうかがい、松葉杖の片方を尖らせて武器にします。
そうして次にハワードがやってきた時に、襲おうと扉の陰で身構えたミシェルですが、次にハワードがいつ来るのか分かりません。
おびきよせる必要があると考えたミシェルは、部屋の上部にある通風口に燃やした布を入れました。間もなく警報が鳴り始め、ハワードがやってきます。
攻撃を仕掛けたミシェルですが、あっさり撃退され、鎮静剤を打たれました。
目覚めたミシェルはハワードに「ここに連れて来たから命が助かったんだ」と謎めいたことを言われます。
監禁ではないのかとミシェルは疑っていましたが、ハワードの説明によると、あの夜、米国あるいは世界が化学兵器か核攻撃か、とにかく攻撃を受け、今はハワードが作った農場の地下にあるシェルターに避難しているのだとのことです。
攻撃の主は分からないとハワードは言います。ロシアの新型兵器かもしれないし、火星人の襲来かもしれないと、真顔で言うのでした。
ミシェルは電話をしたいと訴えますが、ハワードは「外の人間は皆死んだ。電話は繋がらない」と言います。ハワードが言っているのは監禁のための嘘ではないかと、ミシェルは歌会います。

【承】- 10クローバーフィールドレーンのあらすじ2

次に目覚めると、部屋の扉が開いていました。ミシェルは部屋の外にこっそり出てみます。
そこには左肩を負傷して三角巾をつけた若い黒髪の男・エメットがいました。エメットはミシェルに、君の部屋は殺風景だが、個室をもらえるだけラッキーだと言います。ミシェルは食品棚の間に作られたスペースで暮らしていました。
エメットもやはりハワードと同じことを言います。今日は日曜なのですが、2日前の夜に攻撃があり、ここに潜り込んでハワードに匿われているそうです。
男2人とも同じことを言いますが、にわかに信じがたいことでした。
ハワードはエメットの紹介だけでなく、娯楽室やキッチンも見せて回り、使い方も説明します。そしてフランクとミルドレッドに紹介すると言いました。
フランクとミルドレッドは、ハワードが飼っていたブタの名でした。エアロック式のドア越しにミシェルは外を見せてもらいますが、一見すると外の世界に変化はなさそうです。ところがブタの死骸があり、ハワードは「外気に触れるとああなる」と言い、外へは出られないと告げました。
外の左側にブタの死骸がありますが、真向かいに白い車が止まっています。それはミシェルの車で、ミシェルはハワードに車をぶつけられて、誘拐されたと主張しました。エメットが否定します。
ハワードはもともと海軍の衛星に関する仕事をしており、シェルター作りに駆り出されたためエメットはシェルターの場所を知っていて潜り込んだのだそうです。
どこの国からの攻撃かは知りませんが、空に赤い閃光が走ったのを見たと言いました。
その日から3人の生活が始まります。
しかしミシェルは、どうしてもハワードとエメットの言うことを信じられません。2人の男と面識がないからというのもありますが、何よりも自分自身が遭遇していないからです。
時折、地下シェルターの上に車が通るような音がすることもあるので、もしかしたら外では普段と同じ生活が繰り返されている可能性も捨てきれません。
ミシェルは外への脱出を考え、ある時、ハワードの腰のポケットに入った鍵束を奪って逃げようとしました。
二重になった外への扉の内側を開いた時、外に車が止まったのが丸窓から見えました。ミシェルは外へ出ようとします。
ところがその車から降りて来た女性・レスリーは顔が血まみれで、「助けて、ほんの少しガスを浴びただけ」と言います。ミシェルがひるむとレスリーは必死の形相になり「開けろ、開けろ」と徐々に凶暴化しました。最後はガラス窓に頭突きしてきます。
あまりの光景に驚いたミシェルは、外に出ることを断念しました。

【転】- 10クローバーフィールドレーンのあらすじ3

ハワードはミシェルに、外気に少しでも触れたかもしれないとしれないと指摘してシャワーを勧め、着替えはハワードの娘・メーガンの服を貸します。
そしてミシェルに「事故を起こしたのは自分だ。攻撃があってシェルターに戻ろうと急いで追い越しをかけ、君の車にぶつかった」と詫びました。ミシェルは、ハワードの言っていることが真実だと思うようになります。
また3人での単調な生活が始まりました。いつまでこの生活が続くのかは、誰にも分かりません。
ミシェルはハワードの娘・メーガンの話を聞きました。メーガンはミシェルと同じくらいの年頃ですが、離婚した妻がシカゴに連れて行ったので、どうなったかは分かりません。
ハワードはメーガンの写真を見せながら話してくれました。
地下の娯楽室にはジグソーパズルやモノポリー、ジュークボックスなどいろんな玩具がありました。それでも狭い場所に閉じ込められての生活は窮屈な感じです。
ある時、エア・フィルター装置に異常が発生し、身体の小さいミシェルが換気ダクトを通って再起動させに行くことになりました。
もうミシェルは脱出する気がありませんが、装置を再起動させたついでに天窓の外を見ると、ガラス部分にひっかき傷で「HELP」の文字がありました。
ミシェルは驚きます。というのも、その文字は内側から書かれたものだったからです。つまり、この地下室で過去に監禁された者がいて、外部へ助けを求めるために「HELP」という文字を書いたのです。
窓の下に緑のイヤリングを見つけたミシェルは、それと同じイヤリングをハワードの娘・メーガンがしていたことを思い出しました。エメットにこっそり相談します。
すると、その写真はハワードの娘ではなく、エメットの妹の同級生で、2年前に行方不明になったとされるブリタニーという女の子の写真だと判明しました。ハワードの嘘にエメットとミシェルは混乱し、信じられなくなります。
エメットとミシェルは相談して、2人で逃げられないか考えました。エア・フィルター不調の際に再起動しに行った後に、ミシェルが触ったシャワーカーテンが汚染したかもしれないとエメットが指摘し、ハワードに交換させます。
そしてそのシャワーカーテンの布地をミシェルが裁断し、ボディスーツを作ります。いっぽうでガスマスクも作りました。
これらの作業はハワードの目を盗んでおこないます。個室を貰っているとはいえ、ミシェルは作るのに時間がかかりました。
エメットとミシェルが仲良くなるのを見て、2人がよからぬことを考えているとハワードは思います。

【結】- 10クローバーフィールドレーンのあらすじ4

ある時ハワードは2人にドラム缶を見せ、中身が過塩素酸だと告げました。衛星を打ち上げる時の燃料なのですが、腐食性が高く、どんな物質でも溶かす液体です。
人間だと、骨まで溶けることまで説明した後、ハワードはエメットに、なぜハサミとガムテープを盗んだのか質問します。
それはボディスーツを作るために盗んだものでした。ばれたくないエメットは「ハワードの銃を奪いたかった。武器を手に入れて、ミシェルの尊敬を勝ち得たかった」と嘘をつきます。いえ、もちろん隙があれば銃を奪いたかったのは本当なのですが、そうやってエメットはミシェルが無関係だと強調したのです。
ハワードはエメットを銃で撃ち、遺体を過塩素酸につけました。
ミシェルはエメットの死を嘆きながらも、スーツを作り続けます。
完成した頃、ハワードにスーツが見つかりました。ミシェルは咄嗟に過塩素酸のドラム缶を倒してハワードにぶちまけると、スーツとガスマスクを持って通風口から逃げます。
こぼれた過塩素酸がコードを溶かし、火災が発生しました。ハワードは即死に至らず、外へ逃げようとするミシェルを通風口越しにナイフで刺そうとしますが、ミシェルは必死で出口まで辿り着き、南京錠をスプレー缶で凍らせて破壊し、スーツを着て外へ出ます。
外の景色はやはり変化はありません。しいていえば、物音が一切しないことくらいでしょうか。
自分の車のところまで行ったミシェルは、スーツを車で破ってしまい、慌ててガムテープで塞ごうとします。ところが頭上を鳥が通過するのを見て、空気が清浄なのを知り、ガスマスクを外しました。
車の上に立って遠方を見ると、遠くの方に何か飛行物体があります。
地下シェルターが火災で爆発し、その振動で車の防犯ブザーも鳴り始め、音を聞きつけた飛行物体が近づいてきました。巨大な金属製の魚の形をした飛行物体です。
ミシェルはハワードの農家に隠れますが、地球外生命体がやってきました。それはゾウくらいの大きさで、ウツボのような口を持ち、口中は歯牙だらけです。
巨大宇宙船は近づくと緑色のガスを噴射しました。これがどうやら毒ガスの正体のようです。ミシェルは慌てて再びガスマスクを着用します。
飛行物体は小屋を一瞬にして焼きました。ミシェルは自分の車に逃げ込みます。
酒びんと地図の紙切れで火炎瓶を作ったミシェルは、ウツボのような地球外生命体の口の中に、ライターで火をつけた火炎瓶を突っ込みました。そして車で急いで立ち去ります。
ハワードの住所は『クローバーフィールド10番地(レーン)』でした。
ラジオから音声が流れます。南部海岸区域は軍部が奪回しているそうです。
ヒューストンには助けを求める人がいるので医療部隊に来てほしいということと、バトンルージュのマーシー病院には生存者がいるという情報が流れます。
ミシェルは曲がり道でヒューストンを選択しました。車を走らせます…。
(ミシェルが助かったかは不明。また宇宙船と地球外生命体の襲来は確認できたが、どの程度まで侵略されているかは不明。続編を作る余地はじゅうぶんにある)

みんなの感想

ライターの感想

実に映画の5分の4くらいまでが密室。ひたすら、地下でのシェルター生活に終始する。
外部からの攻撃を受けて地下に避難しているというのは、はたして本当なのかどうかというのが本当に判りづらい。
事実だったわけで、そして終盤になってUFOらしきものと、エイリアンらしきものが出て来た!
そのエイリアンやUFO見たさで映画を視聴した者にとっては、若干不満かも。でも途中の展開は決して退屈ではなく、スリリングな仕上がりになっている。
もし可能であるならば、ぜひ続編を作ってもらいたい。

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