「アイスピットオンユアグレイヴ3」のネタバレあらすじ結末

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3の紹介:2015年製作のアメリカ映画。第1作のヒロイン、サラ・バトラーを再度主演に迎えたリベンジ・バイオレンス。森の惨劇から数年。NYでひっそりと暮らすジェニファーだったが、唯一の心の友をケダモノの手によって殺されたことから再び血に飢えた復讐鬼へと覚醒していく。

予告動画

アイスピットオンユアグレイヴ3の主な出演者

アンジェラ・ジトレンカ〔ジェニファー・ヒルズ〕(セーラ・バトラー)、マーラ・フィンチ(ジェニファー・ランドン)、オスカー・コーザ(ダグ・マッケオン)、セラピスト(ハーレイ・ジェーン・コザック)、マクディラン刑事(ガブリエル・ホーガン)、ボルトン刑事(ミシェル・ハード)、マシュー(ラッセル・ピッツ)、チーフ(ウォルター・ペレス)、リン(カレン・ストラスマン)、ロン・メリック(クリストファー・ホフマン)

アイスピットオンユアグレイヴ3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①女性作家ジェニファー・ヒルズは5年前に、森で若者5人と保安官にレイプされた。全員に復讐したジェニファーは、ニューヨークに戻ってアンジェラと名を変えて生活していたが、男性不信は拭えない。レイプ被害者の会に参加する。 ②やっとできた女性の親友・マーラが元カレに殺害された。復讐に燃えるアンジェラは元カレを殺害、さらにレイプ被害者の会のかたきをとっていく。アンジェラは逮捕され服役するが、一度目覚めた狂気は治らない模様。

【起】- アイスピットオンユアグレイヴ3のあらすじ1

若い女性作家ジェニファー・ヒルズは執筆のために田舎の森に行きますが、現地の若い男たちに目をつけられてレイプされます。助けを求めた保安官もグルになりました。
殺されそうになったジェニファーは川に身を投げて逃亡し、後日、全員に復讐を果たします(『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』参照)…。
…それから数年後。
ジェニファー・ヒルズはアンジェラ・ジトレンカと改名して、アメリカ・ニューヨークの片隅で事務仕事をしていました。ひっそりと暮らしているつもりです。
会社の同僚の黒人男性・マシューはアンジェラに幾度も話しかけてきますが、こっぴどいレイプに遭ったアンジェラはひどい男性不信に陥っており、必要以上に警戒しました。
アンジェラが警戒するのはマシューだけではありません。バス停にいる人も浮浪者も、男ならば全員、自分を性の対象として見ているのではないかと怯える日々でした。
そんな折、やはり大都会ニューヨークでも似たような場面に出くわします。チーフという男性率いる男4人組が帰宅途中のアンジェラを取り囲み、レイプこそされなかったものの、アンジェラは不愉快で怖い思いをしました。
アンジェラは〝レイプ被害者の会〟に参加することにします。絶えず記憶によみがえるレイプと復讐のフラッシュバックから、逃れたいと思ったからです。
会場には10名ほどの主に女性が参加し、リンという中年女性が場を仕切っていました。参加した者はレイプの経験を話したり、他人の話を聞いたりしています。
初回参加のアンジェラは話をするよう求められますが、拒絶しました。すぐには口に出せない人もいるので、皆は問題にしません。
休憩中、1人の初老男性がアンジェラに話しかけてきました。彼はオスカー・コーザと言い、アンジェラの姓が星の名だと触れます。
中年女性のマーラ・フィンチも話しかけてきました。オスカーの娘をレイプした犯人が無罪になり、娘が自殺したことをマーラはアンジェラに教えます。
マーラは「手首を切るより話をした方がまし。会合にはそれなりに効果がある。克服できたら来ないし」と言って、出席しているメンバーはまだ克服できてない人たちだと言いました。
帰り道、アンジェラに先日絡んできた男性・チーフがまたやってきます。そこへマーラが現れるとチーフにマシンガンのように痛罵を浴びせかけ、アンジェラとマーラがレズビアンであるかのように振る舞いながらアンジェラを連れ去ります。そのアッパレな行動にアンジェラは久々に笑い、マーラと親しくなりました。事件以来、初めてできた友人です。

【承】- アイスピットオンユアグレイヴ3のあらすじ2

エルム街と14番街で家が近所ということもあり、マーラとアンジェラは会合のたびに一緒に飲んで帰る仲になりました。
マーラは司会者の女性・リンをよく思っていません。「他人事のように感じている」と言い、アンジェラも同感だと思います。
レイプされた時に、アンジェラは相手に復讐をしたわけですが、それは表沙汰にはなっていません。現地のルイジアナ州では、ストーチ保安官と地元の5人の若者たちが揉めて、互いに殺し合ったというふうに取られていました。
「復讐は役に立つか」とアンジェラはマーラに聞きます。マーラは男の卑劣さを挙げた上で「根性出してぶった切れ(復讐はOK)」と答えました。
次の日からアンジェラは、出かける時にスタンガンを持ち歩くようにします。
〝レイプ被害者の会〟には10代半ばの若い少女・キャシーが参加していました。両親はキャシーが7歳の時に離婚し、キャシーはずっと母と暮らしていました。
その母がロンという男性に出会って明るく変化したので、キャシーは母とロンの再婚を祝福します。ところが一緒に暮らし始めた継父・ロンはキャシーに性的虐待を繰り返しました。現在も継続しています。
キャシーの母は全く知らず、キャシーは母に内緒で〝レイプ被害者の会〟に参加していました。キャシーの話を聞いたアンジェラは、やりきれない気分になります。
自宅のカーテンを替えようと思い立ったアンジェラは、マーラを誘ってホームセンターに行きました。植木ハサミを見たマーラは「これでチョンぎりたい」と言い、アンジェラは「私は古典的なので」とハンマーを手にします。そんな他愛ない会話で、アンジェラは徐々に気持ちが楽になっていきました。
キャシーの継父・ロンにひと泡吹かせてやりたいと思ったアンジェラとマーラは、ロンの勤務先の郵便局に行きます。ロンは職場でも軽いセクハラをしており「制裁が必要」と2人は言いました。
アンジェラとマーラは黒い覆面と手袋をし、地下駐車場に行ったロンを襲います。マーラはバールでロンを殴り、強盗と思ってロンが差し出した財布を受け取ると「これからも見張ってるからな。女に悪さするな」と言って去りました。
初めて男を襲ったことでマーラは興奮し、アンジェラはマーラが意外に凶暴なことに驚きながらも喜びます。
さらに嬉しいことには、次の会合で「いい方向に変わった」とキャシーが告白しました。自分たちのしたことは無駄ではなかったと思い、アンジェラとマーラは深い満足を得ます。

【転】- アイスピットオンユアグレイヴ3のあらすじ3

お祝いをしようとアンジェラは言いますが、その日はあいにくマーラに先約がありました。詳しくは聞けていませんが、マーラは元カレと揉めており、レイプの相手も元カレのようです。
裁判沙汰になって現在は元カレに接近禁止令が出されていますが、その日はマーラの家に元カレが荷物を取りに来る日でした。
〝カフェ・モンティ〟で会う約束をしたアンジェラですが、約束の日にマーラは来ませんでした。
マーラという友を得て、アンジェラは職場でも優しく接することができるようになります。
黒人男性・マシューが同僚との飲み会に誘って来ましたが、マーラとの約束の日だったので丁重に断り「また誘ってね」と言います。
次の〝レイプ被害者の会〟に行くと、会員たちの素振りがおかしいことにアンジェラは気づきます。マクディラン刑事が来たと司会者・リンが言いました。
マクディラン刑事はSVU(性犯罪特捜班)の刑事だと名乗ると、マーラの遺体を今朝発見したことを報告しました。
SVUと聞き、オスカーが怒りまくります。オスカーの娘をレイプした犯人が証拠不十分で不起訴になったからです。
SVUの刑事が出てくるということは、性犯罪の暴行事件でマーラが死んだことを意味しており、アンジェラは詳しい死因を聞きますが、マクディラン刑事は答えませんでした。
アンジェラはマーラと友人だったことを告げ、マクディラン刑事に詳しい話を聞こうとします。マクディラン刑事もアンジェラに質問がありました。
マーラにSM趣味があったかと聞かれたアンジェラは、ないと即答します。出会って数週間の付き合いでしたが、マーラは自分を励ましてくれたと、アンジェラはマクディラン刑事に答えました。
マクディラン刑事との会話から、犯人は元カレである可能性が濃厚でした。しかし後日、新聞記事でその元カレが証拠不十分で不起訴処分になったことを知り、アンジェラは怒ります。
アンジェラは抗議に行きますが、マクディラン刑事は「心証はクロなのだが物証がない」と言うだけでした。アンジェラは元カレがいる居酒屋に行って誘うように見ます。店からついてきたマーラの元カレに「咥えろ」と言われて、素直に従う振りをしながら、歯で陰茎の先端を噛みちぎり、ふとももに隠し持った包丁で刺し、ゴルフクラブを何度も振り下ろして殺しました。
マクディラン刑事は元カレが撲殺されたことを報告にきて、課のトップのボルトン刑事がアンジェラをマークしろと言ったと告げます。

【結】- アイスピットオンユアグレイヴ3のあらすじ4

〝レイプ被害者の会〟のキャシーがまた継父・ロンに虐待され始めました。それを聞いたオスカーは「肛門に鉄パイプを差しこめ」と言います。
アンジェラは学生の制服を着てロンに近づき、スタンガンで気絶させると、下半身を露出させて椅子に拘束しました。直径10cmほどの鉄パイプにローションを塗って肛門に差し込み、ハンマーでパイプを叩いて体内に打ち込みました。
ロンは死に、アンジェラは証拠の制服を焼却処分します。
〝レイプ被害者の会〟にマクラディン刑事とボルトン刑事、ホーマー刑事が来ました。ボルトン刑事は黒人女性です。
肛門に鉄パイプ発言をしたオスカーを連行したボルトン刑事は、〝レイプ被害者の会〟のメンバー全員に事情聴取をします。オスカーは以前、検察や捜査官を脅した過去があったので、連行されたのでした。
釈放されたオスカーは、警察に怒っていました。オスカーの娘がレイプされた当時、証拠となる精子が体内から検出されたにもかかわらず、警察が〝紛失〟したということで犯人が無罪になっているのです。
その結果犯人が無罪となり、オスカーの娘はアバズレ扱いされて自殺しました。その話を聞いたアンジェラは、自分も保安官にレイプされた過去があると話します。
オスカーの娘を殺した犯人はワトソンと言います。アンジェラはワトソンが通うジムに張り込み、尾行してスタンガンを当てようとしますが、払いのけられました。ナイフで右胸を刺しますがダメージは少なく、アンジェラはワトソンにレイプされそうになります。
そこを尾行していたマクディラン刑事らが制止し、反抗したワトソンを射殺しました。ボルトン刑事に事情を聞かれたアンジェラはしらをきります。
ボルトン刑事は、アンジェラが肌身離さず持っていたロケットペンダントの写真が、数年前に死んだルイジアナ州の保安官の娘チャスティティ・ストーチだと知っていました。
アンジェラがかつてはジェニファー・ヒルズという作家だったことも、分かっています。自供を勧めるボルトン刑事の元に、来客があります。
警察署に血まみれのオスカーが出頭し、「私が全員殺した」と言いました。血まみれなのは、自分のひじ裏を切ったからです。アンジェラは驚きます。
アンジェラは保釈されますが、声をかけてきた地元の男・チーフを挑発し、チーフがその気になったのを見てナイフを取り出して、刺しました…。
…アンジェラは2年間、刑務所で服役しながら、セラピストのカウンセリングを受けていますが、全く改善されていないようです。
相変わらず凶暴で、同じ女性同士でも喧嘩を売る相手には倍ほどの仕返しをします。
セラピストに注意されたアンジェラですが、その部屋から出た直後にナイフを持った女性服役囚2人に襲われたアンジェラは反撃して殺し、制止するセラピストの首も刺して殺しました。

みんなの感想

ライターの感想

第1作とがらっと趣を異にする作品。
1と2では「レイプされたからやり返す」なのだが、今作品は若干、変化球。
レイプによって男性不信に陥った主人公が、実社会に戻ったものの上手くなじめない苦しさを描いている。
それでもやっと親友ができ、少しずつ状態がよくなってきた矢先に親友を殺される。
復讐に駆られたアンジェラは再び血塗られた道を歩むわけだが、今回は業の深さが描かれていて、見終わった後、なんとも悲しい、切ない気分になる。

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