「アナザヘヴン」のネタバレあらすじ結末

アナザヘヴンの紹介:「地と海とは不幸である。悪魔は怒りに燃えて、お前たちのところへ降っていった。残された時が少ないのを知ったからである。」殺害した被害者から脳みそを取り出し料理にしてしまうという不可解な猟奇連続殺人事件が起こり、主人公マナブとその上司飛鷹は捜査を進めるが、不可解な事実が次々と発覚していく。捜査が難航していく中、マナブは「犯人は人間ではないのでは」と考え始める。謎の犯人は犯行を重ね、ついにマナブにも危険が迫ろうとしていた。

予告動画

アナザヘヴンの主な出演者

早瀬マナブ(江口洋介)、飛鷹健一郎(原田芳雄)、大庭朝子(市川実和子)、笹本美奈(松雪泰子)、木村敦(柏原崇)、柏木千鶴(岡元夕紀子)

アナザヘヴンのネタバレあらすじ

【起】- アナザヘヴンのあらすじ1

アパートの一室で殺されている男性の遺体の傍で捜査を進めている刑事達。
そのうち一人が、被害者の頭の中に脳みそがないことに気付きます。
主人公早瀬マナブが背後で煮えている鍋の中身を調べると、被害者の脳みそを発見。
一斉に刑事達がアパートから飛び出し嘔吐いているところに、マナブの上司飛鷹と検死官赤城が現場に到着します。
飛鷹に状況説明を求められるも、吐き気のせいでうまく話せないマナブを見て呆れるベテラン刑事飛鷹。
その後も次々と同様の殺人は起こり続け、猟奇連続殺人事件としてニュースでも大々的に報道されます。
犯行現場の状況から犯人は女性ではないかと推測されるものの、被害者の直接の死因は尋常ではない怪力で首の骨を折られていることであり、女性の力では到底不可能であることから捜査は難航してしまいます。
その為仕事が多忙になり、疲れ果てて自室で眠っていたマナブが目を覚ますと、いつの間にかそこには朝子の姿が。
鍵が開いていた、刑事失格だと言って笑う朝子。
朝子はマナブが前の事件で助けた被害者であり、その時からマナブに惚れ込んでしまい以来付きまとっているのですが、マナブはうっとうしがり冷たく当たりながらも朝子との関係を切ることが出来ません。
その後新たな被害者である障がい者スクールの経営者の部屋にて、被害者が描いたと思われる犯人の肖像画が見つかります。
その肖像画と、犯行当日物陰に隠れて一部始終を目撃してしまった男性の証言から、現在行方不明になっている女子大生、柏木千鶴が容疑者の一人として浮上します。

【承】- アナザヘヴンのあらすじ2

その頃、千鶴はレストランにて三人の男性に誘われマンションの一室に連れ込まれますが、逆に千鶴によって彼等が襲われてしまいます。
他の二人がいない間に千鶴は男性の一人を殺害。
その後コンビニから帰ってきたもう一人の男性も千鶴に襲われますが、怪我を負いながらも命からがら逃げ出します。
通報を受けたマナブ達が部屋に乗り込むと、そこには千鶴の姿が。
しかし千鶴は彼等の目の前で数歩歩いたかと思うと、突然倒れ込み絶命します。
奇妙なことに、今の今まで生きていた千鶴の頭の中には脳みそがなく、マナブ達は混乱します。
朝子は、犯人は千鶴ではなく、頭の中を出入りする何かだと推理します。
千鶴の解剖を終えた赤城は、千鶴の脳みそは消えたわけではなく頭の隅っこで腫瘍だらけになり小さく干からびていたとマナブ達に説明します。
脳みそがない人間に人殺しなんて出来ない、別に真犯人がいるはずだとマナブが主張していたその時、マンションで生き残った被害者の一人、木村敦から警察署にマナブに当てた電話が。
ホテルの一室にマナブへのプレゼントを用意したと言い残し、電話を切る木村。
言われたホテルの部屋に駆けつけたマナブと飛鷹は、そこで脳みそを取り出され殺害されている女性の遺体を発見します。壁には被害者の血で書かれた「マナブへ」の文字。
部屋の窓から隣のビルの上にいる木村を発見したマナブ達は木村を確保しようと追い掛けますが、木村は尋常ではない力でマナブ達に怪我を負わせた上逃げてしまいます。
木村が千鶴と同じ犯行を起こしていることや、木村の人間離れした身体能力を目撃したことで、マナブも飛鷹も犯人が人間ではない何かだと確信するに至ります。
マナブは警察病院に入院することになり、マナブが密かに思いを寄せている看護師笹本に看病を受けていたその時、朝子が部屋の窓から現れます。
随分探したと言って窓から入ってくる朝子。帰れと言い放つマナブに、お大事にと言い残して出て行く笹本。
マナブは、木村が自分の事を仲間だと言っていたことを思い出し、朝子に自分の事を話し始めます。
自分は昔犯罪マニアで、悪いことが大好きだったこと、人を救うために刑事になったわけではないこと。それが木村には分かったのではないかとマナブは言います。
そんなマナブに、でもマナブは私を救ってくれたと優しく語る朝子。
その時、警察署の地下通用口で遺体が発見され、犯人が入り込んでいることを恐れたマナブは自宅療養することになります。

【転】- アナザヘヴンのあらすじ3

その夜、自室にいたマナブの元に笹本が尋ねてきて、定期的に治療をしに来てくれるようになります。
赤城は一連の事件の得体の知れない犯人を「ナニカ」と名付け、ナニカを探す手がかりとして、ナニカが宿った脳みそは徐々に腫瘍だらけになるので、強い頭痛薬無しではいられないと言います。強い薬は病院でないと手に入らない為、恐らく病院関係者に入っているのではないかと。
更にナニカは再びマナブに近付くためにマナブの好みの女性に入っているのではないかと推理する赤城と飛鷹。
マナブは笹本を思い出し、はっとします。
夜、マナブの部屋に盗聴器を設置し、治療に訪れた笹本とマナブの会話を車の中で聞く飛鷹と赤城。
会話の途中で笹本は急に頭痛に苦しみ出し、涙を流し出します。
それを見てマナブはすかさず笹本に銃を突きつけ、飛鷹と赤城も部屋に乗り込みます。
笹本の鞄の中にあった薬をチェックする赤城でしたが、それは頭痛薬ではなくただの抗生物質でした。
笹本は泣きながら部屋を出て行き、悔しさと罪悪感でマナブは頭を掻き毟ります。
その後部屋を訪れた朝子にも冷たく当たってしまうマナブ。その時、追い討ちをかけるように木村から新たな殺人を犯したことを示唆する連絡が入り、落ち込む朝子を残してマナブは現場に向かいます。
現場では残忍な殺され方をした複数の遺体があり、騒然としています。壁には前回と同じく被害者の血で書かれた「マナブへ」の文字が。
その時朝子から電話が入ります。朝子は笹本がゴミ箱に捨てていったコーヒーの袋の中から大量の薬を見つけたと言い、マナブはそれらを警察署まで持ってきてくれるように頼みます。
その頃、警察署にて遺体の搬送を待っている赤城の元へ現れたのは、返り血を浴びた笹本です。
やはりナニカは笹本の中に入り込んでいたのです。
木村の遺体を発見したマナブと飛鷹が急いで署に戻ると、既に赤城は殺されており、笹本も絶命していました。笹本の額には小さい穴が。
一体ナニカはどこへ・・・?
その時です。赤城を訪ねてきてナニカに投げ飛ばされた同僚が目を覚まして立ち上がりました。
マナブと飛鷹は銃を向け、もう騙されないぞと同僚を取り押さえます。
そのまま尋問し、銃を発砲。同僚は怪我を負って泣き叫びます。
駆けつけた他の同僚達に取り押さえられながら、マナブは署を訪れていた朝子が走り去っていくのを目撃し、朝子に何かが起こったことに直感的に気付きます。
マナブと飛鷹は同僚達を振り切り、朝子を探しに行きます。

【結】- アナザヘヴンのあらすじ4

マナブと飛鷹は朝子の部屋を訪れましたが、誰もいません。
その時朝子から助けを求める電話が入り、居場所を伝えられたマナブは、飛鷹を殴って失神させ、手錠で繋いでしまいます。
自分だけで何とかすると言い残して朝子のもとへ向かうマナブ。
朝子は地下駐車場のゴミ捨て場の中でうずくまっていました。
マナブはとりあえず笹本が所有したまま使っていないと話していた空き家に朝子を連れていくことに。
その頃飛鷹のファンだという犯罪マニアの男性に助けられた飛鷹は、隙をついて男性の車を乗っ取り、マナブと朝子を探しに行きます。
その頃マナブの気付かない間に、朝子はマナブの拳銃を使い風呂場で自殺を図ろうとします。
すかさず止めに入るマナブ。発砲された拳銃は幸い朝子には当たらず逸れ、その音は飛鷹の元へ届きます。
その瞬間マナブは投げ飛ばされ、朝子の意識と入れ替わったナニカがマナブに語りかけます。
自分は未来から来たが、その世界は皆悪い事をしないので退屈だったからここへ来たこと。この世界は自分にとってもう一つの天国であること。
お前なら分かるはず、きっと皆ここへ戻って来たくなるはずだとナニカは話します。
マナブは、自分に入ってもいいから朝子を返してくれと懇願しますが、この女を殺さなければここから出られないとナニカは言います。
ナニカは再びマナブを投げ飛ばし、ドライヤーを使って感電自殺をしようとします。マナブは止めに入りますが、電流で朝子と共にダメージを受けてしまいます。
その時飛鷹が部屋に駆け込み、マナブを助け起こします。
その時、まだ意識が残っていた朝子が力を振り絞り、ナニカの正体は水であり、耳から入るのだと伝えます。
マナブは朝子を助け出し介抱します。飛鷹が周りを警戒していますが、気配はなく、どこにいるか、水とは何なのかさっぱり分かりません。
その時です。マナブの身体を水の塊が這ってきたのです。しかしマナブは自分に入って死ねば全てが解決すると思い、抵抗しません。
水の塊が耳から入ろうとしたその時、飛鷹がタオルを持ってマナブに飛び掛り、間一髪のところで助けます。
隙を見て飛び掛ろうとしてくる水の塊を避け、飛鷹は犯罪マニアの男性の車内から持ってきたガソリンを投げ付け火をつけます。
燃え上がる水。今までの記憶を思い出しながら、水は消滅します。
マナブは朝子を抱え、飛鷹と共に燃え盛る家から脱出します。
マナブの腕の中で朝子は息を引き取ってしまい、泣き叫ぶマナブ。
やがて雨が降り始めます。
街に降り続ける雨を眺めながら飛鷹が呟きます。悪意が街に降っていると。
人間は皆悪意も愛も両方持っている、でも朝子のように悪いものに動かされない人も沢山いるとマナブは呟きます。
雨が降り続ける中、街は夜明けを迎えようとしていました。

みんなの感想

  • あさんの感想

    悲しみの雨かな?悪意の雨なのかな?どっちにも捉えられそう

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