「エレベーター」のネタバレあらすじ結末

エレベーター(2011年)の紹介:2011年製作のアメリカ映画。超高層ビルのエレベーターに閉じ込められた者たちが、パニックに陥りながらも決死のサバイバルを繰り広げる。エレベーターという限定空間を舞台にしながらも、予測不可能な展開を連続させて観る者を最後まで引き込むストーリーも見もの。

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エレベーターの主な出演者

ドン・ハンドリー(クリストファー・バッカス)、セリーン・フーケ(アニタ・ブリエム)、ヘンリー・バートン(ジョン・ゲッツ)、ジェーン・レディング(シャーリー・ナイト)、マデリン・バートン(アマンダ・ペイス)、マーティン・ゴスリング(デヴィン・ラトレイ)、ジョージ・アクセルロッド(ジョーイ・スロトニック)、モーリーン・アサナ(ターミナ・サニー)、モハメド(ワリード・F・ズワイテル)、爆弾製造者(マイケル・マーキュリオ)

エレベーターのネタバレあらすじ

【起】- エレベーターのあらすじ1

アメリカ、ニューヨーク。
ウォールストリートの一角にそびえる超高層ビル群のひとつ、〝バートン・ビル〟は、Bというアルファベットが掲げられた投資会社のビルでした。
ある日、このバートン・ビルのオーナーであるバートン会長が主催する、豪華パーティーが開かれることになります。
会場には多くの人が詰めかけるため、エレベーターは何人か集まってから昇降するようにしていました。また不審者が入り込むのを防ぐため、エレベーターに乗る前に、身分証明書の提示が必要です。
バートン会長は孫娘・マデリンを連れて、会場入りしようとします。パーティーにはいろんな業種の人たちが集められており、多人数が会場に集まりつつありました。
エレベーターは何基もあります。そのうちの、エレベーターAには9人の人数が揃ったところで乗り込みを締め切って、昇降を開始しました。
(立ち位置 右から順番に)
・ドン・ハンドリー…若い男性。中期定期証券会社の社員で、テレビにも出演する人気アドバイザー。アサナと恋人同士。
・モーリーン・アサナ…若い女性。テレビ局のアナウンサー。ドンと挙式間近。
・マーティーン・ゴスリング…中年の肥満男性。バートンの会社の職員。投資信託部門の敏腕ビジネスマン。
・ジョージ・アクセルロッド…ユダヤ系の若い男性、天然パーマ。パーティーの余興に出られなくなった人間の代理でやってきた、コメディアン。閉所恐怖症。
・ジェーン・レディング…若干肥満気味の初老女性。杖をついている。バートンの会社の顧客の投資家。
・セリーン・フーケ…若い女性。妊娠中後期。
・モハメド…イスラム系の男性。両親はイラン出身。バートン・ビルの警備員。
・ヘンリー・バートン…初老の男性。このバートン・ビルの持ち主で最高経営責任者、兼、会長。
・マデリン…バートンの孫娘。10歳の少女。わがままに育てられたため、こらえ性のないところがある。
エレベーターのボタンに一番近い場所に、たまたまバートン会長が乗り込みました。
エレベーターは上昇を開始し、ゆっくりではありますが順調に上昇していました。しかしジョージは閉所恐怖症なので、そわそわし始めます。右横にいるドンとアサナは、べったりくっついて2人だけの世界でしたが、あとのみんなはジョージのそわそわ具合が気になりました。
ジョージはだんだん落ち着きを失い、寄り目になります。それを見た会長の孫娘・マデリンがいたずら心を刺激されました。
これみよがしにジョージに視線を送り、エレベーターの下の方にある「緊急停止ボタン」を押す仕草を見せます。ジョージは思わず「ノー!」と言いますが、マデリンは停止ボタンを押しました。 この映画を無料で観る

【承】- エレベーターのあらすじ2

当然ですが、エレベーターは止まります。49階部分で停止しました。
わざと押したとジョージが訴えますが、孫がかわいいバートン会長は、マデリンが誤って押したのだと思い込みます。悪しざまにののしるジョージに対し「お前はクビだ」と言い(クビも何も、ジョージはただの代理のパーティー余興のコメディアン)、緊急停止ボタンを引っ張って解除しました。
しかしそれでもエレベーターは止まったままでした。
パニックになったジョージは呼吸をし過ぎていて、周囲から「過呼吸になる」と指摘されます。ジョージを落ち着かせるため、初老の女性・ジェーンが携帯用のウイスキーの缶を勧めます。
お酒が入ると、ジョージは少し落ち着きました。
アサナは同僚のニュースキャスター・マーサに「エレベーターに閉じ込められた」とメールを送信します。
警備員のモハメドが無線で連絡を取ろうとしましたが、電池切れでした。
「こういうのは何度も押せば直るんだ」とバートン会長がLボタン(降下ボタン)を連打します。何度か押すと、ほんの少しだけ動いて再びエレベーターは止まりました。
警備員のモハメドが「あまりやりすぎると、かえってよくない」とやんわりとバートン会長に指摘し、ヘルプボタンを押すようお願いします。
バートン会長はエレベーターについているヘルプボタンを押しました。警備員室に繋がり、相手は「管理部に連絡します」と答えます。
…10分くらい経過しました。まだエレベーターは動きません。
妊婦のセリーンはトイレに行きたくてそわそわし始めました。「お腹が大きいから膀胱が圧迫されて、トイレが近くなる」と言い訳したセリーンは、困ります。
こんな事態に陥ったのはバカな孫のせいだとジョージが責め、マデリンもジョージに反発します。先ほどメールを送信したアサナの携帯には、マーサから「共食いが始まったらトップニュースにする」という冗談の返信がありました。
バートン会長が42F、43F、41Fと3つボタンを押し、警備員のモハメドは「ボタンの押しすぎもよくない」とやんわり注意します。
重たくなった雰囲気を変えようと、社員のマーティンがバートン会長に「今期で引退するという情報は本当なのか」と質問をしました。「7500万ドルも儲けたものね」と横でジェーンが付け加えます。
バートン会長は「儲けは関係ないが、引退は発表しようと思っている。但し、まだこの内輪だけの話にしておいてくれ」と言いました。軽口のつもりです。
ジョージは「7500万ドル…」と呟き、マデリンは「お腹すいた」と訴え始めます。
マーティンがマデリンにチョコを渡しますが、「ナッツ入りは嫌い」と言い、マデリンは返しました。

【転】- エレベーターのあらすじ3

「『救命艇』って映画見たことある?」と初老女性・ジェーンが言い、妊婦・セリーンが「人食べるのよね」と返し、「食べるならアサナさんだ」とジョージが言いました。気色ばむ婚約者・ドンをアサナがなだめます。
警備員用無線が電池切れを起こしていることにドンが怒り、ドンと警備員・モハメドの間も微妙な空気が流れました。
初老女性・ジェーンは現在はクリーブランドに住んでおり、ニューヨークに25年振りに来たそうです。夫は数か月前に亡くなりました。
妊婦・セリーンがドンに、結婚式はいつかと訊きます。3月だとドンが答えますが、横にいるアサナは、なぜセリーンがドンの結婚を知っているのか不思議に思いました。
質問をぶつけると、セリーンは現在産休ですがドンと元同僚です。しかも同じ課の隣の机だそうです。なぜ話題にしなかったのか、アサナは怪しみました。
初老女性・ジェーンが倒れ、みんな心配します。と同時に、まだエレベーターが動かないことにいらだち、再度ヘルプボタンを押しました。管理部が業者に連絡を取り、技術者が来るのだが、事故渋滞が起きていて到着が遅れているそうです。
初老女性・ジェーンがジョージに今日のネタを聞きたがり、ジョージは話をしますが、すでに古い「ポーチとポルシェを聞き間違えた」ギャグでした。
妊婦のセリーンがトイレを我慢できなくなり、警備員・モハメドに場所を代わってもらって、エレベーターの隅でバッグに小用を足します。マデリンは露骨に嫌がりました。
…さらに時間が経過しますが、エレベーターが動く様子はありません。49Fのままです。
初老女性・ジェーンが身の上を語り始めました。息子がイラクで戦死し、夫・ニールとふたりで暮らしていたジェーンですが、息子を亡くした慰めに、ボートを買おうとバートン社に投資して、一門なしになったそうです。
夫・ニールは落胆して、拳銃で頭を撃って自殺しました。夫は死んだのに、会長は7500万ドルを手に入れている…恨みごとを言ったジェーンは「まさか閉じ込められるとは!」と嘆いて、胸を押さえます。
心臓発作を起こしたジェーンは、最後に「こんなところで死にたくない」「爆弾がある」と言って亡くなりました。
爆弾という言葉を聞き、みんなびっくり仰天します。社員・マーティンとキャスター・アサナがそれぞれどこかに電話をかけ、アサナは動画を撮り始めました。会社のニュースで流すつもりです。
バートン会長は「話はでたらめだろう」と言いますが、周囲の人間と揉め始めました。誰かが確認しようと言い出し、妊婦・セリーンが名乗り出ます。
ジェーンのバッグを開けると特に何もありませんでした。しかし…社員・マーティンがふと「自爆テロは身体に巻くよな」という一言でジェーンを触ったセリーンは、びっくりします。本当に身体に巻いていたのです。

【結】- エレベーターのあらすじ4

爆弾は胴体部分に巻かれており、爆弾は石鹸ほどの大きさで、ケーブルに繋がっています。解除の方法も分かりません。
ドンはエレベーターの上部の金網を取ろうとし、アサナも一旦中継をやめ、セリーンは煙草を吸い始めました。ドンが喫煙をやめるよう促すと「いまさら父親ぶるわけ?」とセリーンが怒ります。
セリーンのお腹の子の父がドンと判明し、婚約者のアサナは怒り狂い、三角関係で揉めました。
ドンが「エレベーターのドアを開けよう」と言い出しました。男性で力を合わせて扉を開きますが、手を離すと扉は閉じてしまいます。しかも序盤に少し下降した関係で、エレベーターは上の20cmほどの隙間しか開いていませんでした。
その隙間から腕を突き出し、死んだジェーンの杖を使って、ドンがエレベーターのボタンを外から押そうとします。この時マデリンがLボタンを連打したため、エレベーターががくんと下降すると共に、停電になりました。
しばらくして電気が復旧すると、ドンの右腕が切断されています。マデリンは「私は悪くない」と何度も呟きます。バートン会長も額を打って出血しました。
スマホでテレビを映したマーティンは、爆弾を作った犯人がテレビ局のインタビューに答えているのを見つけます。爆弾を起動した後は2時間で爆破し、停止はできないと答えていました。
爆弾は本物でした。しかもあと10分程度で爆発すると言われます。
マーサからアサナに電話があり、FBIと爆弾処理班が向かっているという情報が入りますが、10分以上かかりそうです。みんな必死になります。
「さっき落ちたんだから、今度は扉が開くかも」とジョージが言い、男性陣で再びチャレンジします。しかし今度はフロア自体見えません(すべて壁)。
爆弾を外に投げ出せばいいとマーティンが言い、切断する器具をみなで探しますが、出てきたのは刃渡り4cmほどの小さなナイフだけでした。
コードの切断は無理だと判断したバートン会長が、ジェーンの腹部の肉を切って内臓をひきずり出します。続いて背骨を折ろうとしますが、なかなか折れずにみんな苦戦します。
室内はもう異様な雰囲気になっていました。マデリンだけが「私は悪くない」とぶつぶつ言っています。
唐突にエレベーターにマイクの音声が流れます。爆弾処理班が到着したのです。
カーソンと名乗った爆弾処理班の人員は、下にエレベーターを移動すると言い、少しだけ下降しました。エレベーターの上部が25cmほど開きます。
バートン会長は気分をよくして「もし生きて出られたら1人100万ドルずつ支払う」と言いました。
エレベーターの隙間から負傷者のドン、マデリン、アサナ、セリーン、バートン会長、モハメド、ジョージの順で出ました。マーティンは…太り過ぎているので、駄目でした。
マーティンは残り、爆発に巻き込まれて死にました。

みんなの感想

ライターの感想

いろんな意味でイライラさせてもらった作品。
まず。この孫娘が全部悪い。彼女が緊急停止ボタンさえ押さなければよかったんだよ。
しかも反省の色なし。そしてわがまま言い放題、空気読まない、勝手気ままにふるまう。
ドンの腕が切断しちゃったのは、マデリンのせいですけんね!
続いて…爆弾が解除できないからといって、そして抛り投げればいいという結論になって…ここまではいい。
…なぜに「人体を切断しよう」って発想になるのかが判らん!
確かに初老女性のジェーンさんもやや肥満気味ではあったけども、ジェーンの遺体ごと処分という方法は思い付かなかったのか。
(重いから…という可能性はあるかも)
しかもオチがないという。爆弾が爆発して、1人だけ犠牲になっちゃったけど、結果オーライか?
え、こんなところで終わるの? と吃驚したよ。マーティンいい人だったのに、バッド・エンド。ひどすぎる。
考えてみれば、序盤が呑気すぎたんだよね。
ジョージが披露しようとしたネタは「家のポーチのペンキ塗りにブロンド美女を雇ったんだが、たった1時間で作業が終わってた」
ここまでしか述べられないが、有名なネタ。
「その女性が言う。『ポルシェじゃなくてフェラーリでしたよ』と。ポーチとポルシェを聞き間違えた女性が、家のポーチではなく車をペンキで塗った」という話。
映画『救命艇』は1943年のヒッチコック作品だが、人は食べない。1人の男が集団にボコボコになぶり殺される映画。

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