「オリエント急行殺人事件」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

オリエント急行殺人事件の紹介:アガサ・クリスティのポアロシリーズの代表作「オリエント急行の殺人」の映画化作品。イスタンブール発の豪華列車オリエント急行の中で起きた殺人事件にポアロが挑む。1974年公開の英国映画で豪華キャストの共演が話題になった。同年のアカデミー賞では6部門にノミネートされ(主演男優・助演女優・脚色・撮影・作曲・衣裳デザイン)、イングリッド・バーグマンがアカデミー助演女優賞を受賞した。監督:シドニー・ルメット

オリエント急行殺人事件の主な出演者

エルキュール・ポアロ(アルバート・フィニー)、ラチェット・ロバーツ(リチャード・ウィドマーク)、ヘクター・マックイーン(アンソニー・パーキンス)、エドワード・ベドウズ(ジョン・ギールグッド)、アーバスノット大佐(ショーン・コネリー)、メアリー・デベナム(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、ナタリア・ドラゴミノフ公爵夫人(ウェンディ・ヒラー)、ヒルデガルド・シュミット(レイチェル・ロバーツ)、ハリエット・ベリンダ・ハバード夫人(ローレン・バコール)、グレタ・オルソン(イングリッド・バーグマン)、ルドルフ・アンドレニイ伯爵(マイケル・ヨーク)、エレナ・アンドレニイ伯爵夫人(ジャクリーン・ビセット)、サイラス・ハードマン(コリン・ブレイクリー)、ジーノ・フォスカレリ(デニス・クイリー)、ピエール・ミシェル車掌(ジャン=ピエール・カッセル)、ビアンキ(マーティン・バルサム)

オリエント急行殺人事件のネタバレあらすじ

【起】- オリエント急行殺人事件のあらすじ1

1935年12月。仕事でシリアに来ていたポアロは、帰国のためトルコのイスタンブールからオリエント急行に乗り込みます。季節外れにもかかわらず寝台車は満室でした。
寝台車の乗客は、資産家のラチェットと秘書のマックィーンと執事のベドウズ、ハンガリー外交官のアンドレニイ伯爵と妻のエレナ、ロシア人のドラゴミノフ公爵夫人とメイドのシュミット、スウェーデン人宣教師のグレタ、中年の米国人女性ハバード夫人、英国人教師のメアリー、英国軍人のアーバスノット大佐、米国人の私立探偵ハードマン、イタリア人セールスマンのフォスカレリ、特別車両に鉄道会社重役のビアンキとギリシャ人医師がいました。
ポアロはラチェットから「脅迫を受けているので警護してほしい」と依頼されますが、その人柄に嫌悪感を覚えて断ります。
2日目の夜、列車はセルビアのベルグラードを発ってユーゴスラビア領に入りました。

【承】- オリエント急行殺人事件のあらすじ2

夜中に悲鳴で目を覚ましたポアロは、ラチェットが部屋の扉越しに車掌に「悪夢を見た」とフランス語で言うのを聞きます。
その後ハバード夫人が「部屋に男がいた」と騒ぎ立てました。列車は深い雪だまりに路を塞がれて進めなくなっていました。
翌朝ラチェットがベッドで殺されているのが発見されます。胸を12か所刺され、胸ポケットの時計は1:15で止まっていました。12の傷の中には深い傷もあれば浅い傷もありました。ハバード夫人は昨夜自分の部屋にいた男が犯人だと主張します。
夫人の部屋はラチェットの隣で、2つの部屋はドアで繋がっています。ポアロはラチェット宛ての脅迫状の燃えカスから、ラチェットの正体が5年前アメリカで起きた幼児誘拐殺人事件の犯人カセッティであると突き止めました。
3歳のデイジー・アームストロングが誘拐殺害され、主犯のカセッティは身代金を奪って外国へ逃亡し、ラチェットと名を変えて裕福に暮らしていたのでした。

【転】- オリエント急行殺人事件のあらすじ3

デイジーの母ソニアは当時妊娠していたのですがショックで早産し母子共に亡くなり、父親のアームストロング大佐は拳銃自殺しました。誘拐の共犯と疑われたメイドも窓から身を投げて自殺し、5人もの命が奪われたのです。
ポアロは捜査のため乗客を一人ずつ尋問し、マックィーンがソニアと知り合いで、母親のように慕っていたことを知ります。ドラゴミノフ公爵夫人はソニアの母親の名女優リンダ・アーデンの親友で、ソニアの後見人でもありました。
列車内に車掌の制服が捨てられていたのが発見され、犯人はベルグラードから乗り込んで車掌に変装してラチェットを殺し、列車の外へ逃げたという仮説が浮上しますが、ポアロはその説には納得しません。
しかし、犯行時刻と思われる1:15頃には乗客全員にアリバイがありました。ポアロの灰色の脳細胞は乗客たちの証言の裏に隠された真実を少しずつ暴き、それらを繋ぎ合わせます。

【結】- オリエント急行殺人事件のあらすじ4

ポアロは全員を集めて2つの仮説を提示しました。第一の説は外部犯説です。
そして第二の説は、寝台車の乗客全員がアームストロング家の関係者で犯人であるという驚くべきものでした。
アーバスノット大佐はアームストロング大佐の親友で、伯爵夫人はソニアの妹、メアリー、ベドウズ、シュミット、グレタ、フォスカレリはアームストロング家の秘書、従者、料理人、乳母、運転手でした。
車掌のピエールは自殺したメイドの父親で、ハードマンはその娘の恋人、そしてハバード夫人はソニアの母親で大女優のリンダ・アーデンだったのです。
12人は復讐を計画してこの列車に集まり、ラチェットを薬で眠らせてからひとり1回ずつナイフで刺しました。12人の陪審員の代わりにラチェットを裁いたのです。しかし、ポアロはどちらの説を警察に提出するかを鉄道会社重役のビアンキの選択に委ねます。
ビアンキは第一の外部犯説を採り、乗客たちはワインで乾杯しました。

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