「カリフォルニアダウン」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

カリフォルニア・ダウンの紹介:2015年公開のアメリカ映画。断層の横ずれで発生した超巨大地震と津波によりロサンゼルスが崩壊していくさまを描くディザスタームービー。ドウェイン・ジョンソンが娘を救うためにロサンゼルスを奔走するスーパーレスキュー隊員を演じる。

カリフォルニアダウンの主な出演者

レイ・ゲインズ(ドウェイン・ジョンソン)、エマ(カーラ・グギーノ)、ブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)、ダニエル・リディック(ヨアン・グリフィズ)、セリーナ・ジョンソン(アーチー・パンジャビ)、ローレンス・ヘイズ教授(ポール・ジアマッティ)、ベン(ヒューゴ・ジョンストーン=バート)、オリー(アート・パーキンソン)、キム・パク博士(ウィル・ユン・リー)、スーザン・リディック(カイリー・ミノーグ)、ジョビー(コルトン・ヘインズ)、マーカス(トッド・ウィリアムズ)、ハリソン(マット・ジェラルド)、アレクシー(アレック・アトゴフ)、フィービィー(マリッサ・ニートリング)、ナタリー(モーガン・グリフィン)

カリフォルニアダウンのネタバレあらすじ

【起】- カリフォルニアダウンのあらすじ1

サンフェルナンド・バレー アメリカ・ロサンゼルスから北へ26km地点…。
若い女性・ナタリーの乗る銀色の車が落石に巻き込まれ、崖から落ちます。ナタリーの車はぎりぎり崖の途中で停まりますが、いつ落ちてもおかしくない状態でした。
ロサンゼルスの消防局に勤務する中年男性レイ・ゲインズは、レスキュー隊のパイロットをしています。レイらの乗るヘリはたまたま女性キャスターのセリーナ・ジョンソンとテレビカメラマンの取材を受けていましたが、救急要請を受けて、ナタリーの救出に向かいました。
現場は狭い崖の間で、ナタリーの車は崖の隙間に縦にひっかかっている状態です。
回転翼ぎりぎりまでレイは操縦してヘリを車両に近づけ、若い男性レスキュー隊員・ジョビーがロープで降下して助けに行きました。車両固定のためにワイヤーを張ろうとした瞬間、車ががくんと落ち、崖と車の間にジョビーの腕が挟まります。
車が落ちるのは時間の問題で、緊急だと感じたレイは副操縦士にホバリングを任せるとロープで降下し、車両の扉を破壊してナタリーを救い出しました。同時に車も落ちますが、腕が挟まっていたジョビーも無事でした。救助は成功します。
同じ頃カリフォルニア工科大学では、地震学のローレンス・ヘイズ教授が日本の東日本大震災を例に挙げて、地震の講義をしていました。くだんの日本の地震では、本州が243cmも動いたそうです。
続いてローレンス教授はアメリカの話をします。北米で起きた最大の地震は1961年のアラスカ地震でした。しかし…カリフォルニアやサンフランシスコ近辺には、サンアンドレアス断層(これがアメリカ原題のタイトル)があり、およそ150年周期で地震が起きていること、前回の地震から既に100年が経過しているから、近々地震が起きる可能性は充分にあるとローレンス教授は講義で指摘します。
サンアンドレアス断層とは、アメリカの太平洋側のカリフォルニア南部から西部にかけて走る超巨大な断層で、その長さは約1300kmに及びます。
同大学の地震学ラボで、ローレンス教授はアジア系の男性キム・パク博士と共に、地震予知の研究をしていました。2人の研究では、ある磁気パルスが上昇した際に地震が起きるとされます。
ラスベガスの南東56kmのファルコで群発地震が観測され、2人は検証のためにその近くのネバダ州フーバー・ダムに行きました。
磁気パルスの上昇率は高く、裏付けは取れます。その直後、M7.1の地震が現地を襲いました。ローレンス教授は周囲に避難を呼びかけ、キム博士は急いでダムから出ましたが、泣いている少女を助けてキム博士は地割れが起き、ローレンス教授と少女の目の前で、地面ごと落ちていきました。

【承】- カリフォルニアダウンのあらすじ2

さて話をレスキュー隊のレイに戻します。レイは娘・ブレイクとの仲は良好でしたが、妻・エマとはぎくしゃくし、現在は別居中でした。
かつてレイの家族にはブレイクの妹・マロリーがいました。しかしマロリーは川下りの遊びの時に、レイの目の前で死んでしまいます。
レスキュー隊員でありながら娘・マロリーを助けられなかった自責の念から、レイは心を閉ざして家にも帰らなくなりました。妻・エマや娘・ブレイクの顔を見るのがつらいのです。
エマの心はレイから離れ、会社を経営する新しい恋人ダニエル・リディックを作りました。
大学生になった娘・ブレイクは、そんな両親を優しく見守り、母・エマの新恋人・ダニエルのことも認めながらも、心の中ではできれば父・レイとよりを戻してくれたら…と思っていました。
…妻・エマから離婚届を郵送されたレイは、娘・ブレイクに自転車を届けに行き、妻・エマがダニエルと同居を始めていることを知ります。サンフランシスコの大学に戻るブレイクをダニエルが送ると聞き、内心穏やかではありません。
しかし〝ネバダ州で大地震 すぐ戻れ〟のメールを受け取ったレイは、出動せざるをえませんでした。
ダニエルはブレイクを自社専用ジェット機でオークランド市営空港まで送り、さらにサンフランシスコにある自分の会社まで連れて行きます。
ダニエルは大手建築会社を経営していました。ロビーでブレイクは、就職面接を受けに来た若者ベン・テイラーと、まだ少年の弟・オリーと出会います。
ベンが面接の間に少年・オリーとブレイクは意気投合します。ベンとオリーはイギリスに住んでいるのですが、両親が旅行で留守にしているので、オリーは兄・ベンについてアメリカ旅行に来たのでした。
オリーはガイドブックを持って、観光する気まんまんです。
…ネバダ州のフーバー・ダムから戻って来たローレンス教授を、女性キャスター・セリーナが訪問しました。まだ相棒のキム博士の死の落胆から抜け切れていないローレンス教授でしたが、敢えて取材を受けて、これ以上の規模の地震が起きることを伝えます。
事態の深刻さを悟ったセリーナは、テレビ放送に乗せるようテレビ局に掛け合い、生放送でローレンス教授とのインタビューを流しました。
ローレンス教授は、ネバダ州での地震はサンアンドレア断層が横ずれしたことによるもので、突発的なものではなく「さらにやってくる大地震の前兆なのだ」と断言します。

【転】- カリフォルニアダウンのあらすじ3

さらにはカリフォルニア、サンフランシスコで高い磁気パルスを計測していることに言及したローレンス教授は、とにかく避難すること、避難ができない場合には安全を確保できる固い物の下に隠れることを助言しました。
その頃ロサンゼルスでは、レイの妻・エマが新恋人・ダニエルの姉・スーザンと会食していました。ダニエルはずっと仕事三昧で独身を貫いていたので、過保護な姉・スーザンは弟にできた恋人が気になるのです。
会食の途中に地震が起きました。いちもくさんに逃げたスーザンをエマは追いますが、スーザンが逃げた扉の先は崩壊していました。スーザンは高層ビルから落下した模様です。
レイと連絡を取ったエマは、レイに言われたとおりになるべく多くの人を屋上に誘導しようとしますが、周囲はパニックに陥っていて誰も聞く耳を持ちません。
レイは救助ヘリでエマのいる建物の屋上に向かい、救出します。その間も周囲では高層ビルが次々に倒壊し、大混乱が起きていました。
サンフランシスコでも地震が起きていました。ダニエルにリムジンで送ってもらう車中のブレイクは、地下駐車場で地震に巻き込まれて、運転手は即死します。
ダニエルとブレイクは無事でしたが、ブレイクの足が車に挟まって動けなくなりました。
ダニエルは助けを呼びに言って警備員にブレイクが車中にいることを告げますが、すぐそばの壁が崩れたことに恐れをなし、ブレイクを見捨ててそのまま避難します。
警備員にダニエルが話したのを聞いたベンとオリー兄弟が、ブレイクを救出しに行きました。
ブレイクは車中からレイに電話をかけます。地下駐車場から外に出られないことを告げたものの、そこで電波が乱れ、通じなくなりました。
ベンとオリーがジャッキを使ってブレイクを助け、余震が続く中を3人は避難し始めます。オリーのガイドブックが役に立ちました。
途中、電気店に立ち寄ったブレイクは、電話線を確保して再び父・レイと連絡を取ります。「高い所へ登れ」「コイトタワーで」と待ち合わせを決めたブレイクは、ベンに電話を渡し「両親が心配しているだろうから、電話しろ」と言いました。その後、3人で移動を開始します。
恋人のダニエルが娘・ブレイクを見捨てて逃げたことを電話で聞いたエマは、ダニエルの携帯の留守電に罵りのメッセージを入れました。
ローレンス教授はカリフォルニア工科大学のメディア・ラボに行き、そこにいた生徒全員に協力すれば成績Aを約束すると言った後、「ハッキングによる人命救助をしろ」と言います。

【結】- カリフォルニアダウンのあらすじ4

生徒たちは関係各所にハッキングして地震のことを伝えて警戒を呼び掛けると共に、キャスターのセリーナも回線を確保して、群発地震について中継を続けます。
ブレイクの救出に向かったレイとエマですが、途中でヘリから黒煙があがり、走行不能に陥りました。ベーカーズフィールドに降り立った2人は、火事場泥棒をしている盗難車をさらに盗み、サンフランシスコへ急ぎます。
ロサンゼルスで大地震が発生しました。これも中継したセリーナとローレンス教授は、今度はもっと大きな、M9.5以上の、東海岸でも感じられるほどの揺れが来ると言います。サンフランシスコの住民へ、避難しろと繰り返し呼びかけました。
車で移動したレイとエマは、地割れが起きてそれ以上先へ進めないと知ります。その場にいた老夫婦を2人は送り、たまたま老夫婦の夫がバージ航空という自家用ジェットの会社を経営していたこともあり、セスナ機と車を交換しました。
ブレイクとベンとオリーは、待ち合わせ先のコイト・タワーが炎上し、登れないのに気づきます。
父・レイがとにかく高い場所を指定していたことを覚えていたブレイクは、目的地を周辺で2番目に高い「ノブ・ヒル」に変更しました。
しかし避難する住民は、ノブ・ヒルと反対方向に逃げているため、ベンが不安になります。オリーはベンに、ブレイクが携帯ショップの電話線のことや、消防の救急箱について詳しいことに触れ「ブレイクと一緒に行こう」と言いました。
街中が崩れ、空港も崩壊し、火の手があちこちであがっています。
空港に着陸できないと知ったレイはタンデム・ジャンプ(2人でパラシュートでおりる)で着地しました。大きな揺れが襲い、レイは周辺の人間に「球場の壁の傍に避難しろ」と呼びかけます。
それは正解で、ライトが倒れたものの球場の壁に逃げた人たちは助かり、周辺のビルはみな崩壊しました。
球場傍の湾にあるモーターボートに乗り込んだレイとエマは、海水が引き始めていると知ります。津波が来ると予想したレイは沖へ向かいました。周囲の船もみな同じように、沖合に舵を向けています。
巨大な波が襲いました。巨大タンカーが座礁してゴールデン・g-ト・ブリッジに乗り上げ、積み荷が落ちます。避難中のエマの恋人・ダニエルは、落ちて来たコンテナの下敷きになりました。
ブレイクとベンとオリーも津波に巻き込まれますが、ビルの中でなんとか耐えています。足を負傷したベンを手当てしたブレイクは、両親の乗るクルーザーを発見しますが、ビルのガラスで声が届きません。
オリーが持っていたレーザーポインターを照射してレイとエマに知らせ、レイがひと足先に泳いで救出しに行きました。
水位上昇で溺死したブレイクを助けたレイは、蘇生措置を必死でおこないます。その間にエマがクルーザーをビルの窓ガラスにぶつけて破壊し、オリーやベンを救いました。
クルーザーでビルから退避した直後、ビルが沈みます。船中で必死で心臓マッサージをレイがすると、ブレイクは生き返りました。エマもレイもほっとします。
沿岸部では軍隊による救助が開始されました。ローレンス教授の呼びかけで、人命の被害は最小に食い止められたようです。
地形がすっかり変わってしまったカリフォルニアですが、再建されるだろうとレイはエマに言いました。

みんなの感想

ライターの感想

迫力は満点。まあよくこれだけ次々にビルを倒壊させ、津波を起こさせ、火災を発生させたなという感じ。
地震国である日本人の目からすると、やっぱり、見ててつらいものがある。
映画内容については、ひとつ大きな突っ込みを。
「自分たちの家族が救えれば、それでええんかい!?」
…アメリカ映画ではよくあるケース。夫婦が愛を取り戻し、家族のきずなも深まり…なんだが、
じゃあ、レイはレスキュー隊員として優秀なのか? と考えさせられてしまった。
いちおう「上司に許可を得た後に、妻・エマ救出に向かうシーン」がもうけられては、いる。
しかし、エマ救出の後、娘・ブレイクの救出に向かう夫妻を見ていると、どうしても
「その隣のビルでも被害者が続々といるんじゃないの?」と思ってしまう。
天災ものとしては非常に細かく描けてはいるんだろう。そこは評価する。
しかし…人情とかの面では…特に東日本大震災以降の日本人からすると…見ててつらいし、根本のところで納得がいかない映画ではある。
  • あーーさんの感想

    周りの人よりも自分の家族を優先するなんともリアルらしいっちゃらしいよね、実際自分も同じ立場ならまず家族を守ると思うよ、なんと言われようと

  • YSK-IIさんの感想

    どうだろうか、我が国の東日本大震災や熊本大地震、嘗ては阪神淡路大震災などの教えは命の幇助でした。『津波てんでんこ』でも究極は皆が助かるという一念です。子供を助けて水没した叔父さんや老婆を背負って一緒に逃げた他人同志。日本人の相互幇助精神はではこの映画は落第に近いですネ。やはり即パニック大好きの欧米人思想がそうさせた1974年米映画『大地震』以来、何にも変わって無い情け薄い自己中ドラマです。

  • ドレイスさんの感想

    首都圏大震災が起こったら、どんな惨状になるかな?

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