「クリスタル殺人事件」のネタバレあらすじ結末

クリスタル殺人事件の紹介:アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズの「鏡は横にひび割れて」の映画化作品。ミス・マープルの住むセント・メアリ・ミード村に大女優のマリーナ・グレッグがやってくることになり、片田舎の小さな村は騒然としていた。盛大なお披露目パーティが開かれている中、地元の中年女性が毒殺される事件が起こる。1980年英国・米国。監督:ガイ・ハミルトン。

クリスタル殺人事件の主な出演者

ミス・ジェーン・マープル(アンジェラ・ランズベリー)、マリーナ・グレッグ(エリザベス・テイラー)、ジェイソン・ラッド(ロック・ハドソン)、ローラ・ブルースター(キム・ノヴァク)、ヘザー・バドコック(モーリン・ベネット)、マーティ・N・フィン(トニー・カーチス)、ダーモット・クラドック(エドワード・フォックス)、エラ・ジリンスキー(ジェラルディン・チャップリン)、チェリー・ベイカー(ウェンディ・モーガン)、ミセス・ドリー・バントリー(マーガレット・コートニー)、ミステリー映画の中の探偵(ナイジェル・ストック)、マリーナの映画の相手役ジェイミー(ピアース・ブロスナン)

クリスタル殺人事件のネタバレあらすじ

【起】- クリスタル殺人事件のあらすじ1

1953年。英国の片田舎の小さな村セント・メアリ・ミードに住むミス・マープルは、一見平凡なお喋り好きの白髪の老婦人ですが、実は鋭い観察眼と推理力の持ち主で、これまで何度も殺人事件を解決していました。
セント・メアリ・ミードに往年の大女優マリーナ・グレッグが映画撮影のために来るというニュースが広がり、静かな村は大騒ぎになります。村で一番大きい邸ゴシントン・ホールを買い取ったマリーナは、夫で映画監督のジェイソン・ラッドと共に村に越してきました。
盛大なお披露目パーティがゴシントン・ホールで開かれ、ミス・マープルも出かけて行きますが庭で転んで足を痛めてしまい途中で帰宅します。
邸の中ではマリーナと夫が招待客を接待していました。マリーナのライバル女優のローラ・ブルースターが階段を上がって来た時、マリーナは突然凍りついたような表情をします。
その直後、カクテルを飲んだ地元の中年女性ヘザー・バドコックが急死します。

【承】- クリスタル殺人事件のあらすじ2

検死の結果、ヘザーは多量の催眠剤で毒殺されたことが判明しました。
ミス・マープルと甥のロンドン警視庁のクラドック警部は、パーティで給仕の手伝いをしていたメイドのチェリーから詳しい話を聞きます。
ヘザーはマリーナに戦時中に舞台を観に行った時の話を長々として、その後ジェイソン・ラッドからカクテルを渡されたけどこぼしてしまい、マリーナが自分のカクテルを譲った、とチェリーは言います。
マープルと警部は、狙われたのはマリーナだったと考えます。
チェリーは、ヘザーの話を聞きながら階段の方を見たマリーナが凍りついたような表情をしていたと言いました。それを聞いたマープルはテニスンの詩を思い出します。
「鏡は横へひび割れぬ ああ、呪いがわが身にと シャロット姫は叫べり」
クラドック警部は「マリーナが犯人の標的かもしれない」と夫のラッドに警告しますが、ラッドは信じようとせず、警部にマリーナを会わせません。

【転】- クリスタル殺人事件のあらすじ3

クラドック警部はラッドから、マリーナは最初の結婚の時に子供を産んだがその子には先天的な障害があり、ショックで心を病み仕事を休んでいたことを聞きます。今度の映画はマリーナにとって女優として復帰するチャンスなのです。
しかしローラ・ブルースターがプロデューサーの夫の力を使って無理矢理配役に割り込んできます。ローラは数年前、当時ローラの恋人だったラッドを奪ったマリーナを殺そうと騒動を起こしていました。
長年ラッドの秘書をしているエラも以前からラッドを愛していて、マリーナを憎んでいます。
警部はマリーナに面会し、今朝マリーナ宛てに匿名の脅迫状が届いたことを知らされます。
撮影所でマリーナはコーヒーに毒が入っていると騒ぎ、ラッドがコーヒーを分析させると砒素が検出されました。
その晩、秘書のエラが青酸カリで殺されます。エラは容疑者全員に「カクテルに毒を入れるのを見た」と電話して犯人を突き止めようとしていたのです。

【結】- クリスタル殺人事件のあらすじ4

事件の真相を突き止めたマープルは、ラッドと警部に語り始めます。
パーティの時、ヘザーは戦時中に慰問に来たマリーナの舞台を観るために風疹で寝ていたのを無理して出かけ、マリーナにサインをもらって頬にキスしたことを話していました。
その話を聞きながらマリーナが視線を階段に向けると、そこには幼子イエスを抱く聖母マリアの絵が架かっていました。
それを見た瞬間、マリーナは真実を悟りました。
戦時中、マリーナは妊娠中に風疹にかかったのが原因で、先天的に障害がある子を産みました。当時はどこで風疹をうつされたのか不明でしたが、目の前にいるこの女がその原因で、しかもそれを得意そうに喋っているのです。
マリーナは薬を自分のカクテルに入れ、ヘザーを毒殺しました。
マリーナが犯人だと気付いていたラッドは、逮捕されるよりはと致死量の催眠剤を飲ませようとしますが、マリーナは夫に殺人を犯させないために、自ら薬を飲んで自殺しました。

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