「ケープフィアー」のネタバレあらすじ結末

ケープ・フィアーの紹介:1991年製作のアメリカ映画。レイプ犯として長く獄中生活を送った男が、復讐相手である弁護士一家を恐怖のドン底に追い詰めるスリラー。異常なまでに執念深い犯罪者を、ロバート・デ・ニーロが演じる。1962年公開の『恐怖の岬』のリメイク作品。

予告動画

ケープフィアーの主な出演者

マックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)、サム・ボーデン(ニック・ノルティ)、レイ・ボーデン〔リー〕(ジェシカ・ラング)、ダニエル・ボーデン〔ダニー〕(ジュリエット・ルイス)、クロード・カーゼック(ジョー・ドン・ベイカー)、エルガート(ロバート・ミッチャム)、リー・ヘラー(グレゴリー・ペック)、ローリー・デイヴィス(イリーナ・ダグラス)、トム・ブロードベント(フレッド・トンプソン)、裁判長(マーティン・バルサム)、グラシエラ(スリー・モンテロ)、フルーツスタンドの客(チャールズ・スコセッシ)

ケープフィアーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①マックスは自分を敗訴に追いやった弁護士・サムに復讐を誓う。刑務所で法律を勉強したマックスは、釈放された日からサムにつきまとい、法律に触れない方法で嫌がらせを始めた。 ②家族までも復讐の手にかけるつもりと知ったサムはあがくが、逆効果に。恐怖岬(ケープ・フィアー)で最後の対決をし、サムたちは勝利。

【起】- ケープフィアーのあらすじ1

「ケープ・フィアー」は「恐怖岬」と言います。
なぜあんな美しい場所に「恐怖岬」という名がつけられたのか、不思議だと思っていた…と語るのは、少女・ダニエル、通称:ダニーです。
しかしある夏の終わりに、そこで恐怖の体験をしたことから、「恐怖岬」という名が実感できたと語りました。
その時の体験を語り始めます…。

…1991年。アメリカ・ノースカロライナ州ローリー市。
中年男マックス・ケイディが14年の刑期を終え、刑務所から出所しました。マックスは背中に十字架と天秤のタトゥーを入れています。
マックスは昔、女性をレイプしたことで逮捕されました。レイプの際に女性にひどい暴力をふるっています。
その当時マックスの弁護を担当したのは、弁護士のサム・ボーデンでした。サムは強姦罪ではなく暴行罪に引き下げることに成功しましたが、マックスは敗訴したことに不満を持ち、逆恨みをしています。
刑務所にいる間、マックスは自分を敗訴に追いやったサムに復讐することばかり考えてきました。
文字も読めなかったマックスは猛勉強し、法律を独学で学びます。
その傍ら、身体も鍛えました。筋骨隆々となったマックスは、大きな十字架と天秤を背中に入れただけでなく、身体のいたるところに文字で復讐の文をタトゥーでしたため、復讐の気持ちを維持していました。
弁護士・サムへの復讐は、完全に「逆恨み」です。しかしそういう目的を持ちながら、マックスは監獄で過ごしたのです。
(そこまで憎悪する念の理由は終盤であきらかに)
マックスの復讐心はサムだけに留まらず、サムの妻・レイ、娘・ダニエルも含むボーデン家全員を恐怖に陥れようと思っています。

マックスが刑務所で服役している間。
サムは妻・レイ、通称:リーとの間に娘・ダニーがいました。ダニーは現在15歳の高校生です。
ダニーはマリファナを吸ったことが学校にばれ、退学寸前に追い込まれていました。
サムが浮気をしたことで、一度は離婚の危機に陥りました。しかしジョージア州のアトランタから引っ越しをし、もう浮気はしないということで、離婚を回避しています。
それでもサムは懲りずに、現在は裁判所の女性職員・ローリーと遊びの関係になっていました。

出所したマックスが最初に行なったのは、映画に出かけたボーデン家の3人の座席の前に座り、映画館で爆笑しながら葉巻をくゆらすということでした。
その時はサムはマックスに気付かず、不愉快な客がいる程度で、映画館を立ち去ります。
マックスはその後も、赤いオープンカーで乗りつけて、食事するサムたちをじっと見つめました。食事代の会計を何者かに支払われており、サムは不気味に思います。

不倫相手のローリーとスカッシュ(室内テニスのようなスポーツ)をした後のサムに、マックスが近づきました。
「6~7kg太ったな。俺はム所で痩せた」と言われて、やっとサムはその相手が昔に弁護したマックス・ケイディだと気付きます。
マックスは「失ったものを取り戻す」という、意味深なことを言って立ち去りました。マックスが自分に恨みを持っていることを感じたサムは、帰宅すると妻のリーに警戒するように言います。
夜にリーが外を見ると、花火の光で誰かが外にいることに気付きました。夫のサムに言います。
それはマックスでした。しかし裏庭の塀の上にいるだけなので不法侵入にあたらず、サムが追い払いに行った時には、もういませんでした。
妻のリーに、14年前にも人につきまとって嫌がらせをした人間なのだと言い、警戒を促します。怯えるとよくないので、この時点ではマックスがレイプ犯であることは伏せました。

翌朝、娘のダニーにも警戒しろと伝えろと言い、サムは出勤します。
サムが弁護に負けたのは、2つの理由がありました。
1つはその当時検察側についたのが、リー・ヘラーという凄腕の刑事弁護士だったこと。相手が強かったのです。
もう1つは…サムは公選弁護人でした。マックスに依頼されて弁護されたわけではなく、国が犯人にもつける弁護士のことです。サムは資料集めの途中で、被害に遭遇した16歳の少女が、1か月に3人も4人も彼氏を変える、いわゆる素行不良であったことを知りながら、隠しました。せいぜい、レイプ罪を暴行罪に引き下げることくらいしかしていません。
法律を勉強した際に自分の事件も調べたマックスは、サムが少女に不利な証拠を隠滅したことが許せず、逆恨みしているのです。

出勤したサムは接近禁止令をマックスに出しますが、審理が降りるのは10日後です。
逮捕当時には文字すら読めなかったマックスが、なぜ自分の場所を知ったのだろうと、サムは不思議に思いました。
それはすぐさま再会したマックスが答えてくれます。

【承】- ケープフィアーのあらすじ2

サムはマックスに「検事や判事を恨め」と言いますが、マックスは自分に不利なことをしたサムを標的にしていました。そして14年間みっちり勉強し、弁護士資格を取れるほどに法律を学んだと言います。
金目当てかとサムは言い、「1万ドル(約108万円)払う」と言いますが、マックスは笑って否定しました。仮に5万ドル(約543万円)をもらったとしても、14年間で割ると1日10ドル(約1087円)で、最低賃金にも見合わないと言います。

職場に妻・リーから急用の電話がかかってきました。飼っていた犬に異変が起きたというものです。
獣医は毒殺だろうという見立てでした。しかし不思議なのは、リーは警戒して犬も外に出していないのです。
仮に立件したとしても罰金刑でした。それでも容疑者として、サムはマックスを引き立てます。

別室でマジックミラーで見ると、マックスの上半身には多数のタトゥーが入っていました。
「復讐は我にあり」「時は目前に…」「神を信ず」「神は復讐なり」「正念場はこれから」
さらに聖書と銃を持つピエロの絵も描かれています。
背中の天秤には「聖書(真実)」と「ナイフ(正義)」がそれぞれ載せられて釣り合っており、胸にはフードをかぶった男と、敗れたハードに「復讐者」「ロレッタ」という文字がありました。
マックスの服役中に母が亡くなり、マックスは母の農場を継いで3万ドル以上(約326万円)の現金がありました。
銃は所持しておらず、車も正規に手に入れたものなので、拘留する義務もありません。

法律を勉強しただけあり、マックスのやり方は巧妙でした。法に触れない程度に、相手を不愉快にさせる術に長けています。
常にサムのそばにいるものの、見ているだけ、いるだけなので罪にはあたりません。
(先に書いた通り、サムが対処する術は接近禁止令を出すくらいのこと。そして10日後の審理の時には、状況が一変している)

続いてマックスがしたことは、愛人・ローリーに近づくことでした。
ローリーは、サムに「会わない方がいい」と一方的に言われ、その後全く連絡が来ないのですねていました。自暴自棄になって居酒屋で酒を煽ります。
そこへマックスが近づくと、優しそうに話を聞きました。酔いも手伝い、ローリーはサムへの腹いせに浮気をしてやろうと思います。
ところが個室に入ると、マックスは豹変します。ローリーに後ろ手に手錠をかけると、頬骨を噛み切り、したたか殴りつけました。

その頃、サムの家ではピアノの鍵盤のピアノ線が1本なくなっていました(これ、終盤で出てくる)。
事件と聞いて会社に呼ばれたサムは、ローリーが右腕を折られて入院したことを知ります。
ローリーは、サムから連絡がこなかったのでヤケになって、ゆきずりの男と寝ようとしたと言いました。
サムは裁判に持ち込めと言いますが、ローリーは拒否します。裁判所の職員なので、今までレイプの被害者がどれだけ嫌なことを聞かれるか、理解しているからです。
それが自分の場合だと、顔見知りの検事や知り合いの弁護士に聞かれることになります。
そこまで読んで、マックスはローリーに暴力を振るったのでした。

これはまずいと思ったサムは、私立探偵のカーゼックを雇い、尾行を頼みます。
並行してサムは、マックスが入っていた刑務所の所長から話を聞きました。
本来、暴行罪は7年で出所できるはずです。ところがマックスは14年刑務所にいました。
所長は刑務所の中で起きた事件を話します。
マックスは調理場担当をしていましたが、いつも諍いを起こす相手がいました。
ある時、その相手が首を折られて舌を引きぬかれて死ぬ、という事件が起こります。
証拠はありませんでした。しかしマックスではないかと思われたため、刑期が延ばされていたのです。
刑務所に入ってもマックスの凶暴さはおさまらずにいるのだと、サムは知りました。

サムの焦りをよそに、妻のリーはローリーとの浮気を挙げて口論します。
娘のダニーは夫婦喧嘩を聞きたくなくて、女友達のナディーンに電話して愚痴をこぼしました。
口論していたサムはそんな場合ではないと思い直し、リーに「今回は本当に相当怖い相手なのだ」と言います。リーもそれは理解しました。

【転】- ケープフィアーのあらすじ3

私立探偵・カーゼックの尾行はバレていました。レストランの会計を持たれたカーゼックは、尾行がバレたことを知ります。
バレたら同じだと思い、カーゼックはマックスに接近し、この町から消えてくれと言いました。マックスは相手にしません。
怒ったカーゼックは脅しかけますが、それは相手の思うつぼだと思い直します。
マックスはその後、リーのところへ犬の首輪を届けました。リーは初めてこの男が、サムのいう警戒する相手・マックスだと知ります。
しかしマックスは公道に停車して首輪を渡しているだけなので、なんの罪にもあたりません。

私立探偵・カーゼックは「尾行がバレている」と言い、バレているから尾行は意味がないと言いました。今日もそれを裏付けるように、マックスは朝から図書館へ行ったと言います。
バレている尾行をつけている意味がない(代金がかさむだけ)と言ったカーゼックは「むしろ男数人を雇い、病院送りにしよう」と持ちかけました。サムは聞かない振りをします(それをすると有罪だから)。夜だけ尾行を続けてくれと頼みました。
帰宅すると妻・リーが「マックスが来た」と言います(首輪の件)。
さらにダニーに、サマースクールの演劇の先生から電話がかかってきました。サマースクールでは大学教授が講義に来るので、ダニーは楽しみにしているのです。
しかし電話の相手はマックスで、ダニーは講義が講堂に変更になったと聞かされました。

翌日。
ダニーが講堂に行くと、前の夜に電話で話した相手(マックス)が講堂の舞台セットのところにいます。
マックスは演劇論も勉強しており(尾行つきで図書館に行ったのはこの勉強をするためか)、ダニーに演劇論を語りました。
最初くだけた気さくな先生だと思ったダニーは、話をしているうちに違和感を覚え、うすうす先生ではないと気付きます。
マックスは正直に先生ではないと肯定しました。でも「何もしない。話をしてみたかっただけ」と言いました。
まだ世間知らずのダニーは、危険だけれども魅力的な男性だという印象をマックスに持ちます。
ダニーが学校でマックスと会ったと知ったサムは、これはいよいよまずいと思い、私立探偵・カーゼックに頼んで3人の男を雇い、マックスに暴力を振るってもらうことにしました。

翌日、マックスは不敵にも家の前で笑って立っています。かっとしたサムは詰め寄り、マックスに脅す言葉をかけました(この時の会話を録音された)。
怒り心頭のサムと余裕のマックス、娘のダニーには父の方が悪く見えます。
その夜、雇われた3人の若者がマックスを襲いました。サムもこっそり物影で見ています。
最初、マックスは無抵抗で、3人に殴られるままでした。
しばらく殴らせた後、マックスは1人に頭突きして鉄パイプを奪うと、2人めを倒し、3人めも追い払いました。サムは驚いて物音を立ててしまいます。
サムがいることを知りながら、マックスは暴力を振るうわけでもなく「俺は頭も身体も鍛えた。哲学もある」と言って立ち去りました。

サムは優秀な刑事弁護士リー・ヘラーに相談しようと電話をかけますが、思わぬ答えが返ってきます。リー・ヘラーがマックスに雇われたそうです。
しかもサムは呼び出しを受けました。
接近禁止令の審理かと思うと、そこには満身創痍のマックスとリー・ヘラーがいます。
サムがマックスを脅す会話もカセットテープで録音されており、証拠は充分でした。
殴られっぱなしだったのは、このためだったのだとサムは知ります。
結果、むしろ「サムがマックスの500m以内に近づいてはならない」という接近禁止令が出ました。
不名誉で、弁護士資格にも影響する内容です。資格も下手すると剥奪されるかもしれません。

怒ったサムは探偵のカーゼックに、短銃を用意してくれと言いました。もうこうなったら、殺すしかないと思います。
カーゼックは、相手を殺害すると終身刑か懲役15年の刑が下ると諭しました。そしてある作戦を授けます。
サムが出張で留守にした振りをし、その間に家にマックスを侵入させようというのです。侵入した者を殺しても罪にはあたりません。
(州にもよるが武器を持った者が侵入すると殺してもよい。武器はあとでいかようにも持たせられる)
サムは出張に出る支度をし、空港で妻子と別れて飛行機に乗り込んだ振りをしました。
その実、こっそり引き返して家にこもります。
探偵のカーゼックは釣りで使うテグスを窓とドアに張りめぐらせて、クマの人形につけました。窓かドアが開くとクマの人形が動く仕組みです。
カーゼックが夜、寝ずの番をします。
初日の夜は、何も起こりませんでした。

【結】- ケープフィアーのあらすじ4

翌日。
お手伝いの女性・グラシエラとごみ出しに出た娘・ダニーは、ごみ箱の下に自分へのプレゼントと思われる、ヘンリー・ミラーの『セクサス』という本を見つけます。
夜。ぬいぐるみが動きました。カーゼックは警戒し、銃を構えて見に行きます。
動いたのは風のせいでした。窓ガラスをきちんと固定して、カーゼックは戻ります。
眠らないようコーヒーを飲みに台所に行ったカーゼックは、お手伝いの女性・グラシアスに化けたマックスに殺されました。マックスはカツラをつけて女装し、後ろ姿のみでごまかしたのです。
グラシアスは先に、ピアノ線で殺されていました。カーゼックも同様に首を絞められて殺されますが、発砲音で2階にいるサムたちに知れます。
音でかけつけた3人は、グラシアスとカーゼックに広がる血だまり(ピアノ線で首を絞められたので、首が切れて出血している)を見て絶句しました。

翌朝。3人は車で家を去ります。
現場を見られると「サムが家政婦と探偵の2人を殺して逃亡した」というふうに見られかねません。というか、それがマックスの作戦です。
しかしサムは、なりふり構っている場合ではないと思います。一応途中でリー・ヘラー刑事に、否定する電話はかけました。
3人はケープ・フィアー(恐怖岬)へ移動します。
ところが…その移動する車の下に、マックスは張りついていました。ベルトで腰を車の支柱に固定し、両手両足でしがみついています。
(このシーンを見ただけでも怖い。相当の距離を車の下で過ごしただろうと思うと、執念深さを感じる)

ボートを借りた3人は海に出ました。そこで一夜を過ごすことにします。
(海とはいってもすぐ近くに岸があるので、画的にはジャングルの川に近い。また割に浅瀬である。これがラストに少し関係あり)
食料は1週間分持ち込んでいました。
その夜、雨と突風が船を襲いました。錨(いかり)をチェックしに行ったサムは、船の上部にいたマックスに背後から襲われ、首を絞められて気絶します。
サムはそのまま後ろ手に縛られました。サムが持っていたカーゼックの銃をマックスが奪い、リーとダニーに近寄ります。
やっとダニーはマックスが悪い人間だと気付きました。調理場の鍋の熱湯をかけますが、マックスは動じません。
マックスはダニーを戸棚に閉じ込めると、リーに迫ります。リーは銃を取り上げようとしますが、それに気付いたマックスは手錠で拘束しようとしました。
戸棚に閉じ込められたダニーは、マッチを擦ってあかりを作り、武器になるようなものがないか調べます。ライターオイルを見つけると、ズボンの中に入れました。

マックスはリーを拘束すると、サムとダニーを引き入れます。復讐を果たすには、家族にレイプの現場を見せるのが効果的だからです。
リーは「いたぶるのは私だけにして。娘は助けて」と訴えました。その熱弁を聞いたマックスは、面白そうな顔をして葉巻を吸おうとします。
その瞬間を狙い、ダニーがライターオイルをマックスの顔にかけました。葉巻を吸おうとつけた火が引火し、マックスの顔が燃えます。
マックスは船から落ちて消火しました。錨の縄で再び船にあがり、ロープを切ります。
錨がなくなったので船は漂流し始めました。

再びサムと向き合ったマックスは、なぜ被害者の少女に不利な状況を隠したのかと聞きます(1か月に3人も4人も恋人をかえるような少女だったこと)。
サムは「だからといって、レイプを認めるわけにはいかない」と答えます。
マックスはリーとダニーに服を脱げと要求しますが、漂流し始めた船はぐるぐる回転し、やがて座礁します。
バランスを崩してマックスが転倒しました。その隙に、リーとダニーは海へ逃げ、岸に漂着します。
サムも最後に海へ逃げようとしましたが、足首を掴まれました。船に残ります。
転んだサムは、船の手すりに繋がっている手錠を見つけ、その先をマックスの足首につけました(リーを拘束しようとして、マックスがかけた手錠)。
嵐がひどくなり座礁もし、船は壊れ始めます。
サムは船を脱出し岸辺に着きましたが、マックスも追いかけていました。
顔が焼かれ弱っている筈なのに、それでも不敵に笑うマックスを見て、サムは恐怖を覚えます。思わず石を持ったサムは、マックスの頭めがけて振りおろそうとしました。
しかし石はぶつかりませんでした。手錠で船に手すりに繋がっているマックスは、船ごと流されて沈んでいきます。
沈んでいきながら、最後の瞬間までマックスは歌いながらサムを見ました。口が沈んで歌えなくなってからも、目だけはサムを見つめ続けます。
やがて海底の底に沈み、マックスは死にました。
サムもリーもダニーも事なきを得ます。

…(冒頭から続く)話し終えたダニーは、それでも家族の中でマックスの話は一切出てこないと言いました。暗黙の了解のように、互いに黙って口にしないそうです。
「話すと夢に出るから」と茶化しますが、たぶん、この恐怖は死ぬまで続くのだろうと、ダニーは最後にぽつりと言うのでした。

みんなの感想

ライターの感想

悪役がロバート・デ・ニーロですから!! そりゃ、容赦ない演技ですよ。
デ・ニーロが筋肉ムキムキになって、しかもストーカーのようにつきまとう。じーっと見てる。これだけでも怖い。
しかも脱いだら全身、復讐に命かけてます的なタトゥーのオンパレード。これだけでも「ひゃー」。
ウィキではリーがレイプされたと書かれているが、今作品ではそのシーンはなし。(カットされてるか)
少なくとも、危害を加えられた様子は一切見受けられず、代わりに妻の熱弁が入っている。
沈んで行く最後の瞬間まで、サムを凝視するラストシーンは、もうこりゃホラーでしょ、と言いたい。

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