「コップカー」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

コップ・カーの紹介:2015年製作のアメリカ映画。ケヴィン・ベーコンが主演・製作総指揮を兼任した犯罪サスペンス。乗り捨てられたパトカーを勝手に走らせた2人の少年が、悪徳保安官に追われることとなる。監督は「スパイダーマン」新シリーズでもメガホンを取る新鋭ジョン・ワッツ。

この映画を無料で観る

予告動画

コップカーの主な出演者

ミッチ・クレッツァー保安官(ケヴィン・ベーコン)、トラヴィス(ジェームズ・フリードソン=ジャクソン)、ハリソン(ヘイズ・ウェルフォード)、ベヴ(カムリン・マンハイム)、トランクの中の男(シェー・ウィガム)、ミランダ(キーラ・セジウィック)

コップカーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①家出中の少年・トラヴィスとハリソン。無人のパトカーと鍵を見つけて大喜びで運転してみる。ところがそれは、ミッチ保安官が死体を隠しに行って不在の間に起きたことだった。ミッチ保安官は車を奪った主を捜す。 ②無線で呼びかけられた少年たちは、後部トランクに監禁された男性を解放した。男はミッチ保安官を狙って呼び出す。男は倒れミッチ保安官は重傷、トラヴィスは脱出時に怪我を負い、ハリソンはミッチ保安官のトラックを振りきって逃げた。

【起】- コップカーのあらすじ1

アメリカ・ミズーリ州の東部。
トラヴィスとハリソンは、家出した2人の男の子です。トラヴィスは短髪の細い小さな少年で10歳くらい、ハリソンは少し長めの黒い髪で、トラヴィスより少しだけ身体が大きいです。
2人は家出して80kmえんえん歩いていました。荒野を歩いてきた2人は森のフェンスを越えて、目の前にパトカーが止まっているのを見つけます。
最初は家出した自分たちを探しに来たパトカーと思った2人は、ほふく前進して進みました。人がいるか確認するために石を投げると、パトカーに当たってしまいます。
当てた石に指紋がついているのではないかと心配した2人は、偵察のために近づいて、パトカーが無人だと気づきました。
ハリソンが近づいてみようと言い出し、トラヴィスがパトカーのそばに行ってみます。
度胸試しでトランクに触って帰ってきたトラヴィスに代わり、ハリソンも行ってみました。周辺に警官が潜んでいるかもしれないと、警戒しながらです。
どうやら本当に無人だと悟った2人は、パトカーのところへ行って物色し始めました。
運転席のドアが開いたので、トラヴィスが乗り込みます。ハリソンは少し悩みますが、誘惑に負けて乗り込みました。
2人でしばらくバーチャルで運転しているつもりになって遊んでいると、バンザイした拍子に、サンシェードのところから車のキーが落ちてきます。トラヴィスがキーを差し込みました。
トラヴィスもハリソンも、テレビゲームのマリオカートならやったことがあります。でも、現実の車はゲームの車と違うことも分かっていました。
エンジンがかかって2人はびびり、一旦車外へ逃げます。エンジンの振動でボンネットに乗せられたビール瓶が落ちました。
2人は車に戻ると、トラヴィスが運転してみます。家出中で、もうこれ以上怖いものがないという気持ちが、トラヴィスを後押ししました。
最初は時速15kmほどでゆっくり運転しますが、慣れて調子が出て来たトラヴィスは少しずつスピードを上げます。
助手席でハリソンはサイレンを鳴らしてみました。楽しくなった2人は荒野を車で疾走します…。
…ところで、そのパトカーがなぜ無人になったかというと。少し時間は巻き戻ります。
悪徳保安官のミッチ・クレッツァーは、パトカーに乗って山奥にやってくると何気ない風を装って、車外に降りました。
口笛を吹いて周囲に人がいないのを確認すると、ボンネットにビールを置きます。このビール瓶こそが、トラヴィスとハリソンがエンジンをかけた時にボンネットから落ちた瓶です。
周囲が無人と判断したミッチ保安官は、制服を脱いでトランク下部にビニールシートを敷くと、トランクから男の死体を取り出しました。リュックをしょったミッチ保安官は、シートをひきずって移動させ、森の奥に運びます。 この映画を無料で観る

【承】- コップカーのあらすじ2

森の奥の土中に、秘密の地下室がありました。そこへ死体を放りこむと、途中で脱げ落ちた靴も回収して入れると、リュックに入れた石灰を1袋分、すべて上から注ぎました。10kgくらいありそうです(注:石灰を入れたのは腐敗を早めるため)。
ひと仕事終えたミッチ保安官は、丸太に座ってしばらく一服しながら空を見上げました。そしてパトカーのところに戻ると…パトカーがなく、割れたビール瓶だけが落ちていました。
車が盗まれたと知ったミッチ保安官は、携帯電話を出して本部のミランダに電話をすると「車の無線の調子がおかしいので、用事がある時は携帯にかけてくれ」と頼みます。
そして荒野を走り始めました…。
…パトカーを盗んだトラヴィスとハリソンは、徐々に調子に乗り始めていました。ハリソンは無線に下品な言葉をしゃべろうとしますが、話すとパトカーを盗んだことがバレるので、やめます。
運転を交代し、今度はハリソンが運転し始めました。荒野を抜けて車道に出たハリソンは、トラヴィスに「100km出せ」と言われますが、ハリソン自身は35kmしか出せません。
また運転を交代し、トラヴィスがスピードを出し始めました。P(駐車)とかR(後退)とかのギアの意味も理解します。
車道には他にすれ違う車もないので、思う存分スピードを出して暴走した2人は、大興奮でした。
しかし対向車線に初老女性・ベヴが運転する車が近づいてきます。向かい側からパトカーがサイレンを鳴らして高速で蛇行しながら近づいてくるのを見たベヴは、すれ違ったパトカーから子どもの雄たけびを聞き、少年2人が運転しているのを知りました…。
…ミッチ保安官はトレーラーハウスへ行くと、普通乗用車を見つけて靴ひもで車のロックを外し、車のコードを引きちぎってエンジンをかけます。
あてはないのですが急いで走っていたところ、白バイに停められました。盗難車とバレると面倒なので、白バイの警官が近づくまでにミランダに電話して、ジェファーソン区で強盗事件が発生したと嘘の連絡をします。
白バイ警官は強盗事件に駆り出され、去っていきました。ミッチ保安官は車を乗り捨てて、再び走って移動します…。
…初老女性・ベヴは、強盗事件が発生したと言われる地域の喫茶店でお茶をしていて、パトカーを見ます。そのパトカーにはちゃんとした保安官が乗っていました。
それを見て、荒野の車道で見かけた少年2人組を思い出したベヴは、保安官たちを呼びとめて、少年2人がパトカーを運転していた話をします。
ベヴの情報は聞き入れられたものの、あまり本気にされませんでした。もし本当に盗難に遭っているならば、すぐさま該当車両の保安官から連絡が来るからです…。

【転】- コップカーのあらすじ3

…農場に辿り着いたミッチ保安官は、トラックの無線で警察無線を聞き、パトカー盗難の情報を得ました。車を運転しているのは少年2人だと聞いたミッチ保安官は、ミランダに「妨害電波が出されているようだから、無線チャンネルを変更しよう」と提案します。
他のパトカーを全車両7チャンネルに変更させました。そして警察無線を使って、自分の車両に向けて「ガキどもよ、遊びは終わりだ、覚悟しろ」と脅します…。
…その頃、トラヴィスとハリソンは車外に出て、「KEEP OUT(立ち入り禁止)」黄色いテープを互いに巻きつけて遊んでいて、無線などちっとも聞いていませんでした。
さらに短銃と防弾チョッキも使ってみようとします。ハリソンが防弾チョッキを着用して標的となり、トラヴィスがそれを撃つつもりです。少年たちは幼く無知なので、その危険性が分からず、怖いもの知らずです。
ところが安全装置の存在を知らないので、銃を発射できませんでした。壊れていると思いこんだハリソンは、銃を上着の内側に無意識に入れます。
トラヴィスがライフル銃を取りに戻り、そこで初めてミッチ保安官の脅しの無線を聞きました。ミッチ保安官はいつまでも応答がないので、無線の使い方を詳しく説明しています。
今更ながら、パトカーを盗んだと知れたら怒られると思った2人は、パトカーを置いていくかどうかで揉めました。その口論の最中、トランクから物音がします。
開けてみると、中には血まみれの男が縛られて入っていました。実はこの男、ミッチ保安官に埋められた男の兄です。
トランクを開けたのがミッチ保安官ではないと知った男は、少年たちに縄を解くよう懇願しました。
トラヴィスとハリソンは放置して去ろうとしましたが、「いい人そうだから」という理由で、口外しないことを条件に男の縄を解きます…。
…その頃ミッチ保安官は、無線を使ったトラックの農家に勝手に侵入すると、家に隠してあった薬物を一部吸って残りはトイレに流し、金目のものを漁っていました。
外に出ると、少年たちからの無線の応答がトラックから聞こえていたので、飛びつきます。
少年たちに居場所を聞いたミッチ保安官は、風車が近くにあると聞いて、見当がつきました。車を返せば問題にしないから、そこにいるようにと指示をして無線を切ると、トラックを発進させて急ぎます…。
…縄を解くと男は豹変し、トラヴィスとハリソンを脅して、無線でミッチ保安官を呼び寄せていました。無線の会話を終えると、少年2人を後部座席に閉じ込め、自分は武装して隠れて、やってきたミッチ保安官を銃殺するつもりです。
男はライフル銃を持って風車の陰に隠れました。
ミッチ保安官の乗った農業用トラックがやってきます。ミッチ保安官は少し手前で車を止めますが、パトカーの運転席が開いたままなのが気になって、銃を持って車を降ります。
そして後部座席を覗きこみました。

【結】- コップカーのあらすじ4

男は風車の陰からミッチ保安官を狙うつもりだったのに、想像したのと反対側からミッチ保安官が車を覗きこんだため、あてが外れました。ミッチ保安官が場所を移動するのを待ちます。
ミッチ保安官は後部座席に乗っている少年2人に「トランクを開けたか」と質問しますが、トラヴィスもハリソンも男から「黙っていろ」と言われているので答えられません。
そこへ第3の車両が現れました。パトカーを少年2人が運転していたと通報したのに、取り合ってもらえなかったと憤るベヴです。
ベヴは問題のパトカーが止まっているのを見ると、文句を言おうと近づいていきましたが、そこへミッチ保安官が隠れているので驚きました。
ミッチ保安官は「実は少年の父親に襲われて負傷し、今隠れている。パトカーのキーがその道端にあるので探して欲しい」と頼みます。そして、通報したことを褒めました。
褒められたベヴは気を良くしてキーを探しに草むらに入ります。そして隠れている男を見つけて、悲鳴をあげました。
ベヴは男に眉間を撃たれて即死し、ミッチ保安官は銃声で男が隠れた方向を知ります。ミッチ保安官と男が撃ち合いになりました。
両者ともに腹に被弾して、倒れます。
トラヴィスとハリソンは助けを求めますが、パトカーの後部座席は施錠されているので、外に出られません。
ハリソンが、服の内側に隠した銃を思い出しました。安全装置の存在すら知らないので使えませんが、銃の台尻でガラスを割れないかチャレンジします。
ガラスに力を込めて打ちつけましたが、ガラスは割れませんでした。落ちた拍子に安全装置が外れ、天井に発砲してしまいます。
撃てるようになったと思い、ハリソンは2発目の発砲でガラスを割って車外に出ますが、トラヴィスが出てこないので不審に思いました。
トラヴィスは1発目の天井に当たった弾の跳弾で、腹部を負傷していました。それを知ったハリソンは、急いでエンジンをかけると発進します。
日没後になっていましたが、ハリソンはライトのつけかたを知らず、無灯火で走りました。
ミッチ保安官は死んでいませんでした。トラックに乗り込むと無線で「俺の車を返せ」と言い、トラックでパトカーに追突します。
目の前の車道に牛がいました。ハリソンとトラヴィスの乗ったパトカーは追突の衝撃で牛をよけた形になりますが、トラックは牛と正面衝突し、ミッチ保安官は気絶します(死んだかも)。
トラックを振りきったハリソンは、腹部に怪我を負って重傷のトラヴィスのために、今まで35kmしか出せなかったパトカーを高速で走らせ、サイレンを鳴らしながら急ぎます。
町の灯りが近づいてきました。無線担当が話しかけてくる声に、「もしもし」とハリソンは答えを返します…。
(ミッチ保安官とトランクの兄弟2人のもめごとの原因は分からずだが、ミッチ保安官が悪徳警官だということは理解できる。ラスト、ハリソンは警官に助けを求め、トラヴィスは助かりそうな気配を残して終わる)
(エンド後)〝父に捧ぐ〟の文字。

みんなの感想

ライターの感想

少年たち、ミッチ保安官、少年たちを目撃したベヴを交互に描いているが、ストーリー自体は非常にシンプルなので混乱しない。
何よりも子どもたちのふざけっぷりが「ああ、こういうの本当にしそうだよなあ」と、信憑性があるのだ。
ハリソンが防弾チョッキ着て「ためし撃ち」の標的になるところなぞ、子どもならではの無知がおりなす無謀さが出ていて「ひえー」と思ってしまうのだが、全般的に面白い。
振り返ってみると、登場人物が意外に少ない。その割に面白い。
だから細かなこと(ミッチ保安官とトランク男たちのもめごとの中身)は気にせず見られる。
希望の見えるラストもいい。

    匿名さんの感想

    父に捧ぐ、ですよ

映画の感想を投稿する

映画「コップカー」の商品はこちら