「ザギフト」のネタバレあらすじ結末

ザ・ギフトの紹介:2015年製作のアメリカ映画。平穏な毎日を過ごしていた夫婦が、夫の旧友との再会を機に次々と届けられる贈り物に悩まされ、恐ろしい出来事に巻き込まれていく…。エドガートンが監督、製作・脚本を担当、さらに不気味な旧友ゴード役を怪演する。

予告動画

ザギフトの主な出演者

サイモン(ジェイソン・ベイトマン)、ロビン・キャレム(レベッカ・ホール)、ゴード・モーズリー〔ゴードン〕(ジョエル・エドガートン)、ルーシー(アリソン・トルマン)、ケヴィン・キーラー(ティム・グリフィン)、ダフィー(ビジー・フィリップス)、ロン(アダム・ラザール=ホワイト)、ウォーカー刑事(ボー・ナップ)、ミルズ刑事(ウェンデル・ピアース)、ウェンディ・デール(ミラー・フォークス)、フランク・デール(ナッシュ・エドガートン)、グレッグ(デヴィッド・デンマン)、ジョーン(ケイティ・アセルトン)、ロンダ・ライアン(スーザン・メイ・プラット)、ダニー(P・J・バーン)、不動産屋・ケイシー(メリンダ・アレン)

ザギフトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①1年前に流産したロビンとサイモン夫妻はシカゴからカリフォルニアに居を移す。サイモンの知人と名乗るゴードが夫婦に接触し、さまざまな「ギフト(贈り物)」をする。不気味に思ったサイモンはゴードに絶縁を言い渡した。 ②ゴードはサイモンに高校時代いじめられていた。サイモンに別の一面があると気づいたロビンは、サイモンに幻滅。最後の贈り物は「父がサイモンかゴードか分からない赤ちゃん」だった。

【起】- ザギフトのあらすじ1

アメリカ・カリフォルニア州。
夫・サイモンと妻・ロビンは、1軒家を購入し、引っ越しました。
それまでは妻・ロビンの出身地であるシカゴに住んでいましたが、去年ロビンが流産したのを機に、気持ちを切り替えるためにカリフォルニアへの転居を決めたのです。
購入した1軒家があるカリフォルニアは、夫・サイモンが生まれ育った土地でもありました。
サイモンとロビンは40歳になっています。子どもはまだおらず、ロビンは切望していました。
引っ越した2人が家具を探しに店へ行くと、サイモンはフェアモント高校時代の同窓生という、ゴードという男に話しかけられました。25年ぶりの再会です。
ゴードはサイモンのことを詳しく覚えていますが、サイモンは相手に覚えがありませんでした。電話番号を受け取り「連絡する」と言って、適当に交わしたつもりでした。
帰宅して荷解きを開始した頃、隣家の住人が帰ってきます。サイモンとロビンは挨拶に行きました。
隣家の夫婦は夫・ロン、妻・ルーシーの夫婦で、ルーシーは赤ちゃんを産んだばかりで、産休を取っています。
「いつでも家にいるから、気軽に声をかけてね」というルーシーに、ロビンは好感を持ちました。以後、ロビンにはルーシーという頼もしい同性の親友ができます。
その夜、玄関の前に1本のラッピングされたワインが置かれていました。メッセージカードにはゴードの名前が記されています。
あまり覚えていない相手から届けられたプレゼントに、サイモンは戸惑いを隠せませんが、ロビンは素直に喜びます。

翌日、ゴードが昼間に家を訪問しました。ロビンは家にいますが、夫のサイモンはセキュリシティーシステムの会社の営業の仕事をしており、会社に出かけて留守です。
ゴードは「この家の近所の便利な業者のリスト」を持ってきてくれました。受け取ったロビンはゴードを家に上げ、家の中を案内して回ります。
子ども部屋におもちゃのモービルを見たゴードが「子どもがいるの?」と聞いたので、ロビンはいないと答えました。寂しさも手伝って、ロビンは「池に魚を入れようかしら」と付け足します。
サイモンとロビンの飼い犬がやってきました。ロビンは犬の名がボージャングルといい、ロビンの父が名付けたと言います。

ワインをプレゼントされたので、サイモンとロビンはゴードを夕食に招待しました。ゴードは喜んでやってきます。
食事の間にも、ロビンは「グレッグにはもう会ったか?」と声をかけるので、やはり同窓生ではあるようです。それでもサイモンはゴードに心当たりがありませんでした。
サイモンがセキュリティーシステムの会社に勤務していると知ると、ゴードが高校時代のエピソードをロビンに話します。
サイモンは高校時代に生徒会長で、権力を持っていました。サイモンの言うことはなんでも叶い、それを同級生たちは「Simon says(サイモンセッズ アメリカでの遊びのひとつで、サイモン役の者が言ったことに従うというゲーム。映画『ダイ・ハード3』でもこの話が出てくる)」と呼んでいました。
サイモンは話をゴードの仕事に切り替えようとします。ゴードは軍隊に入り、その後除隊したと言いましたが、それ以上触れませんでした。
ゴードはロビンに、先のサイモンセッズの話をしたうえで「だから子どもだってすぐできるさ」と言い、「悪い出来事も、自分への贈り物(ギフト)になる」と言います。
ロビンはこの言葉に、元気づけられました。ゴードをいい人だと思います。
しかし…サイモンは妙に親しげなゴードを警戒していました。「錯覚して、自分を友達だと思っているんだ」と言います。

ロビンはサイモンに連れられてパーティーに行きますが、シカゴでしていたデザイナーの仕事を再開したいと思います。サイモンは「君の好きなようにすればいい」と答えました。
帰宅すると、また玄関先にラッピングされた小さな筒の贈り物があります。
贈り主はゴードで、「夕食ありがとう。代わりに受け取ってほしい」と書かれていました。筒の中身は魚の餌です。
見ると、庭の池にはコイが放されていました。コイと餌がギフトです。
サイモンは無断で家に入られたと気を悪くしますが、悪気がないのよとロビンがフォローしました。
サイモンは「マヌケのサイモン、ブキミなゴード」と紙にマジックで文字を書いて、学生時代のあだ名を使って歌をうたい、ゴードが不気味な奴だと、ロビンが気分を害しない程度に茶化して悪態をつきます。

ロビンは朝、ジョギングするのが習慣でした。帰ってシャワーを浴び、パソコンを開いた時にゴードの訪問を受けます。
コイのお礼を言ったロビンは、ゴードにテレビの配線もお願いしました。ゴミを破棄しようとしたゴードは、冷蔵庫に貼られた「マヌケのサイモン、ブキミなゴード」という文字を読みます。

【承】- ザギフトのあらすじ2

ロビンが気づいてフォローしようとしますが、ゴードは黙って家を去りました。
ロビンはどうしたらいいかと悩み、隣人のルーシー夫妻を家に呼んで相談します。ルーシーは「家が片付いてから、縁を切ればいい」とアドバイスしました。
そこへサイモンが帰ってきて「ゴードの夕食パーティーに招待された」と言います。
昼間の件は気を悪くしなかったのだろうかと、ロビンは不思議に思いました。
ルーシーは「丁重に断って、次の約束をしないように」と、ロンは「いずれ直接対決が必要になるかも」と言います。
そこで、サイモンはロビンを連れてパーティーに行くことにしました。そこでびしっと断ろうと思います。

ゴードの屋敷はとても豪華でした。ゴードは迎え入れるなり、『地獄の黙示録』のDVDをサイモンにプレゼントします。
ほかに参加予定だったご夫妻は、子どもの具合が悪くなり、シッターを雇えなかったので休みだと言います。
ゴードは独身のようでした。途中、ゴードに電話がかかり、ゴードは「すぐ戻る」と言って家を出ていきます。
取り残されたサイモンとロビンは戸惑いました。サイモンは、これだけよくするのは、ゴードがロビンのことを好きだからだろうと言います。
サイモンはゴードのことを悪く言い始め、他の部屋も見て回ろうと言いました。女物の衣装を発見し、別の部屋も見ようとします。
すると別の部屋には、子ども部屋と思しきものがありました。おもちゃのサルのぬいぐるみなどがあります。
ゴードが戻ってくる気配がしたので、2人は慌ててソファに戻りました。
サイモンがゴードの仕事について聞くと、ゴードは「実はウソをついた。仕事でかかってきた電話じゃない」と謝ります。
ゴードは元妻と電話で話していたと言いました。元妻は、サイモンたちに会う数日前に2人の子どもを連れて家を出ていってしまったことや、ここは妻の実家で自分には財産があるわけではなく、妻の言いなりになって今揉めているところだと言います。
「感情的な会話を聞かれたくなかった。だから外へ出て話をした」と言われたサイモンとロビンは、だから家に女性の衣装や子供部屋があったのだと思いました。
その後、サイモンはゴードと2人きりになり、「もう俺たちの家には来ないでほしい」と言います。「今は時間をかけて、家の問題を解決したい」と言い渡して、屋敷をあとにしました。
淋しげに見送るゴードに対し、ロビンは罪悪感を覚えます。
この日から、ゴードはぱったり姿を見せなくなりました。

ある日ジョギングから帰ったロビンは、池の鯉が全滅しているのを見ました。飼い犬のボージャングルもいなくなっています。
慌ててサイモンに電話すると、サイモンはロビンに「水には触るな」と言いました。ゴードの仕業だと思ったサイモンは、先日の屋敷に苦情を言いに駆け込みます。
ところが出て来たのは、全く知らない夫婦でした。ライアン夫妻というご夫婦が出てきます。
ライアン氏は車のリース会社を経営しており、ガレージにある車を貸し出していました。ゴード、正式名称:ゴードン・モーズリーも顧客のひとりで、車をリースしているのでガレージの鍵をもらっており、館への出入りが自由でした。
ウォーカー刑事とミルズ刑事が、「ご夫妻の旅行中にゴードンが車庫から入ったのだろう」と言います。

ロビンはゴードへの罪悪感から、昼間でも人に侵入者がいるように感じ始めました。
隣人・ルーシーのところへ相談に行き、「ゴードのことを疑いたくない」と訴えます。
洗面所を借りたロビンは、ルーシーの洗面台に精神安定剤があるのを見て、少し拝借しました。自分の携帯用薬箱に入れます。
ロビンは流産の後、精神安定剤に頼った時期がありました。そのため、現在はサイモンに薬をやめろと言われているのです。
帰宅したロビンは精神安定剤を飲むと、ベッドに入りました。しかし気配がして出ていくと、飼い犬・ボージャングルが戻ってきていました。
ボージャングルが戻ったことをロビンは喜びますが、サイモンは犬がいなくなったのはゴードのせいだと声高に主張します。

さらに後日。ゴードから封筒が届きます。
内容は謝罪の手紙でした。サイモンとロビン夫婦を困らせるつもりはなく、2人で過ごしたいという気持ちを理解し、もう邪魔はしないと書いてあります。
追伸として夕食の件(偽物の屋敷を使って招いたこと)も謝罪していました。本当の暮らしを見せたくなかったから、隠したのだそうです。

【転】- ザギフトのあらすじ3

手紙の裏面には「過去のことは水に流そう」と書かれていました。
ロビンは「過去のこと」をサイモンに問い詰めますが、サイモンは言葉を濁します。

一方的に縁を切った形になるので、ロビンはゴードへの罪悪感から精神的に参ってきました。
夜も眠れず、眠ってもゴードに狙われる夢を見ます。
ある日、ロビンは昼間に倒れました。目覚めると、ベッドにいます(この日大事!)。
精神安定剤を持っていることがサイモンに露見したロビンは、自分が精神的に怯えていて追いつめられていることを主張し、「ゴードに電話して、和解してほしい」とサイモンに頼みました。先日も、怖さのあまりに昼間に倒れたと言います。
しかしサイモンはのらりくらりと交わしました。ロビンは、サイモンには何か心当たりがあるのだろうかと、初めて夫のことを疑います。
その時は、精神安定剤をトイレに流して仲直りしました。
その後、ロビンの妊娠が発覚します。待望の赤ちゃんです。
ロビンは妊娠がきっかけで情緒の安定を取り戻し、ゴードのことも忘れて、新たな子どもの誕生に胸を膨らませました。楽しい日々が戻ります。

臨月間近の日。
すっかりお腹が大きくなったロビンは、ある日、衣料品店の外で「怪しい男が外にいる」と店員が会話しているのを見て、窓の外に目をやります。
その男はゴードでしたが、ロビンと目が合うとすぐに立ち去りました。ロビンの方から離しかけようと店の外へ出ますが、もう姿はありません。
再びゴードのことが気になったロビンは、サイモンの姉・ジョーンに聞きました。そして、とんでもないことを耳にします。

高校時代、学校を中退した男子生徒がいました。それはゴードン(ゴード)のことで、中退時期はサイモンが生徒会長になった直後です。
ゴードンは、年上の生徒に車の中で性的虐待を受け、ゲイといじめられたそうなのです。
性的虐待を受けている現場を見て警察へ通報したのはサイモンとグレッグで、小さな町だったので当時は大騒動になったそうです。
「詳しいことはサイモンに聞いて」と言うと、サイモンの姉・ジョーンは電話を切りました。
気になるけれどもサイモンに切り出しにくいロビンは、留守中、サイモンの机の中を物色します。
するとそこには、ゴードンの身上調査書がありました。ほかにもダニー・マクドナルドという男性の身上調査書もあります。
全く知らない振りを装っていたサイモンでしたが、ゴードンのことを調べていたのです。

それを知ったロビンは、夫のサイモンも怪しみ始めました。ルーシーに相談し、ためしに当時一緒に通報したというグレッグという男性に会おうと考えました。
ネットで調べると、グレッグは整体師を開業していました。客として出かけたロビンは、自分の素姓を明かしてゴードの接触も明かしたうえで、サイモンとゴードンのことを質問します。
困った顔をしながら、グレッグは答えました。
実は高校当時、性的な虐待はありませんでした。サイモンがでっちあげた話だったのです。
サイモンは昔からいじめっ子で、ゴードンをいじめていたそうです。
そのあげくの通報騒動でした。
さらに、ゴードンの父は殺人未遂で逮捕されていました。ゴードンは、父から焼き殺されそうになったのです。
ゴードンはその噂ひとつで、退学して町から立ち去らないとならなくなりました。
ゴードンは小さな町で偏見によって人生を歪められた…そうグレッグは言います。

それまでは、ロビンは「ゴードのほうが怖い」と思っていました。
しかしグレッグの話を聞いて「夫・サイモンのほうが怖い」と思い始めました。夫婦として生活を共にしていながら、サイモンの知らない一面を垣間見た気がしたのです。
ロビンはサイモンに、ゴードへ謝罪してくれと言います。サイモンは「25年が経過して、話が大げさになっているだけだ」と言い、むしろロビンに棘のある言葉を返します。
「連絡先を知らない」ととぼけるサイモンに、ロビンは身上調査書を叩きつけました。
後日、車に付箋が貼られていたことがあり、サイモンはゴードに接近禁止令を出していました。しかし、このままでは妻の怒りがおさまらないと感じたサイモンは、ゴードへ謝罪に行くとロビンに答えます。

ゴードの職場に会いに行ったサイモンは、「謝罪に来た」と言いました。謝罪に来たと言いながら、詫びの言葉はありません。
ゴードのほうも「もう手遅れだ」と言いました。「君が過去を忘れても、過去は君を忘れない。(謝罪の)チャンスは(今までに)やった」と言うゴードに立腹したサイモンは、ゴードに暴力を振るって「お前の不幸を俺のせいにするな」と言って立ち去ります。

【結】- ザギフトのあらすじ4

帰宅したサイモンは、ゴードに謝罪して分かり合えたという嘘をつきました。そして「今まで心配をかけてすまない」と詫びます。
サイモンが気弱な態度でロビンを抱きしめたので、ロビンはサイモンを信じました。夫婦の絆が戻ります…。

サイモンの出世パーティーが家で開かれました。ケビンというサイモンの同僚と隣人のルーシー夫妻を呼んでの小規模なものです。
サイモンは今度、国内営業担当になったそうです。
パーティーの最中に、外からドンという大きな音がしました。庭のライトをつけると、ガラスが割れます。
外に出たサイモンが車の影から襲われ、タックルされました。掴みかかって来た男は同僚のダニー・マクドナルドで、会社内で不正が見つかって内部調査が入った男性でした。
「僕のポストを奪いやがって」というダニーの言葉を聞き、ロビンは身上調査書がゴードだけでなく、ダニー・マクドナルドという人物のものがあったことを思い出します。
ダニーにかけられた容疑は、サイモンのパソコンメールにその証拠があったそうです。高校時代にゴードンにしたように、でっちあげの可能性があります。
パーティーはしんと静まりました。
その時、ロビンが破水します。隣人のルーシーが付き添って病院へ行きました。
ロビンは赤ん坊を無事に出産します。

…ダニーの書類は偽造されたものでした。やはりサイモンがでっちあげをしており、サイモンは書類偽造罪で会社を解雇されます。
産後で入院中のロビンはサイモンに「あなたとは、家に帰りたくない」と言いました。サイモンは父になった喜びもつかの間、絶望に突き落とされます。
サイモンがひとりで家に帰ると、玄関先に大きな箱が置かれてありました。開けるとベビーカーと共に、3つのラッピングされた箱があります。箱には「1」「2」「3」と番号が振られていました。
1つめは…サイモンとロビンの家の合い鍵でした。
2つめは…CDでした。「Play Me(聞いてみて)」と書かれています。
プレイヤーに入れて聞いてみると、サイモンとロビンの会話が流れます。ゴードが家に招待した(厳密には他人の家だったけれども)夜、ゴードが中座した時にサイモンがロビンに言っていた毒舌です。ゴードがロビンを好きなのだという内容が入っています。
3つめは…DVDでした。「Watch Me(見てみて)」と盤面に書かれた文字には、もはや嫌な予感しかしません。
DVDを再生してみると、ハンドカメラで隠し撮りをした映像です。昼間にロビンが倒れた映像が映っています(昼間にロビンが倒れたシーンが中盤にある)。
カメラが床に置かれ、サルのマスクをかぶったゴードが、倒れたロビンを抱きあげました。
続いて寝室へ移動し、ベッドに寝かせたロビンの服を脱がせようとするサルのマスクの映像が映ります。
しかし映像はそこで終わっていました。
怒りに震えたサイモンは、病院へ再び戻ります。

その頃、産婦人科にはロビンのところへ、ゴードが訪れていました。
腫れあがった顔をしたゴードを見て、ロビンは「どうしたの?」と聞きながらも、サイモンが暴力を振るったのだろうと目星がついています。
ゴードは小さな花束をロビンに渡して、「男の子? 女の子?」と質問しました。ロビンは「男の子よ」と答えます。
ゴードはそれを聞くと「おめでとう。いい人には、いいことがないと」と言いました。
病院へ駆け込んだサイモンは、帰るゴードの姿を見つけますが、ゴードはエレベーターに乗り込みます。サイモンは急いで階段を下りて外に出ますが、ゴードの姿を見つけられません。
そこへ電話がかかってきました。ゴードからです。
「言って欲しいはずだ。何もなかったと」とゴードが言います。「何もしてない。いや、触れたかも」と思わせぶりに言ったゴードは「目を見れば分かる(成長を見守っていけば分かることだ)」と言って電話を切りました。
サイモンは新生児室に行きます。そこにはロビンが来ており、わが子を抱き上げていました。
しかし看護師によってカーテンが閉じられ、サイモンは見ることができません。
「自分の子なのか、ゴードの子なのかが分からない」状態に追いやることが、ゴードなりの復讐でした。その疑惑だけでいいのです。かつてゴードは「性的虐待を受けた」疑惑で町を追われましたから。
病院の廊下で膝を抱えて泣くサイモンを、ゴードが見守った後、満足そうに立ち去りました。
何も知らないロビンは、ひとり幸福な笑顔で赤ん坊を抱いています…。
(DNA鑑定をすれば一目瞭然だが、もしそれがロビンに露見したらひと悶着ありそう。
また先述のとおり「どっちなのか分からない」状態に追いやること自体がゴードの復讐なので、復讐は満たされた)

みんなの感想

ライターの感想

ひえーーー。こ、こわい…。
残酷シーンがあるわけでもなく、顔が怖いわけでもない。おどろおどろしい怪物が出てくるわけでもない。
これぞまさしく「精神的に、心理的にこわい」映画。
書いたように、結果はどうでもいいんだよね。この「誰の子か判らない」状態に追いやることこそがゴード、つまりゴードンの狙いだったわけで。
この映画のすごいところは「最初はゴードが気持ち悪い。怖い。しかし途中でその怖さがサイモンにすり変わる」こと。
見知ったはずの夫が、実は全く異なる冷酷無比な一面を持っていると知ったロビン(と視聴者)の怖さは、ほんと見てもらわないと判らないかも。
この「怖い人の対象のすり替え」が効果的。非常に優れた映画。
  • かずひろさんの感想

     この映画ちょっと矛盾がありませんか。
    25年前の事とはいえ、ゲイという嘘で退学にまで
    追い込まれた同級生が久しぶりだねって来ても
    普通、何かあるって身構えませんか。
     その辺りが変だなぁ~と思いながら見てましたが。

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