「シークレットファミリーザトゥルーストーリー」のネタバレあらすじ結末

シークレット・ファミリー ザ・トゥルーストーリーの紹介:2014年製作のアメリカ映画。実際に起きた監禁事件を元に描いたサスペンススリラー。自動車ディーラーのアルマンドは、一見ハンサムで魅力的な男。しかし彼には、3人の女を地下室に監禁し、“妻”として共に生活しているという恐るべきもうひとつの顔があった…。

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予告動画

シークレットファミリーザトゥルーストーリーの主な出演者

アルマンド(ギレルモ・イヴァン)、ジュリア・ディクソン(リーガン・ウォレス)、ジェシカ(ミリアム・ホルムランド)、エリン・リード(レイチェル・トゥルート)、ダニエル(クリストファー・マルキーズ)、ダレン(スティーブン・デライアーズ)、シーラ(エリン・フォーゲル)

シークレットファミリーザトゥルーストーリーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①父の暴力で母が逃げた家庭で育ったアルマンドは、長じてから女性を監禁し支配することで「家族」を作ろうとした。ジュリアを2年監禁したアルマンドは、ジュリアへの贈り物のつもりでさらに2人の女性を監禁し家族に加える。 ②ジュリアは2年経過しても脱出をあきらめず、アルマンドの弟・ダニエルを引き入れる。3人の女性は脱出に成功。

【起】- シークレットファミリーザトゥルーストーリーのあらすじ1

〝実話に基づく物語〟

「あの日、母は俺を海に連れて行った。深い青。母は戻らなかった。俺の記憶にあるのは青だけ。深く青い愛を感じた。だから、深く青い瞳を見た時、愛を感じた…」

アメリカ、アイダホ州。
若い男性・アルマンドは一見するとさわやかな好青年で、イケメンでもありました。会話もセンスがよく、立ち居振る舞いも上品で、魅力的な男性です。
またアルマンドは、若い身で〝ファミリア自動車販売〟という会社を経営していました。
もてそうな要素が盛り沢山のアルマンドですが、ある大きな秘密を抱えていました。それは、ジュリアという女性を2年間監禁しているということです。

事の発端は、幼少期に遡ります。
アルマンドの父は暴力を振るう男でした。その暴力は妻や子どもに向けられます。
アルマンドの母はそれに耐えかねて、ある日、アルマンドを連れて海に行った時に、そのままアルマンドを置き去りにして逃げました。
母がいなくなってからは、父の暴力はアルマンドに向かいます。アルマンドにはダニエルという弟がいましたが、アルマンドは弟をかばっていつも自分が暴力を受けていました。
壊れてしまった家族を見て育ったアルマンドは、人一倍「家族」というものに憧れます。
父が亡くなり、アルマンドもダニエルも成人しましたが、アルマンドは歪んだ人間関係しか作れなくなりました。
普通の恋愛、普通の結婚というものができず、好みの女性を見つけても、監禁して自分の言うことを従わせる絶対服従の関係しか築けなくなったのです。それはありし日の父親と同じでした。
母に置き去りにされた海の青、母の瞳の青が印象に残ったため、アルマンドの好みの女性は「青い瞳を持つ女性」になっています。

そういうわけで、アルマンドはジュリア・ディクソンという金髪碧眼の若い女性を自宅の地下室に監禁し、愛していました。しかしそれは一方的な愛情で、少しでもジュリアが自分の思う通りに振る舞わないと、暴力に発展します。
おびただしい数の鍵を持つアルマンドは、ジュリアの手足を金属の鎖つきの手かせ足かせで固定し、部屋にも鍵をかけています。
地下室は広く、また鎖は長いので、ジュリアは地下室の中ではかなり広い場所まで動くことが可能でした。かせを外してもらうこともあります。
大量の鍵は常にアルマンドが金庫に保管しており、金庫にも鍵がかかっていました。
ジュリアは2年間の監禁生活と、少しでも反抗すると振るわれる暴力で、逃亡する意欲をすっかり失っていました。それでも地下室の一角のレンガに隙間があるのを見つけ、脱走のチャンスを窺っています。 この映画を無料で観る

【承】- シークレットファミリーザトゥルーストーリーのあらすじ2

暴力を振るわれてジュリアが丸2日黙り込んだのを見たアルマンドは、2人の2年目のお祝いとして、最高のプレゼントをしようと考えました。それは「監禁女性を増やし、ジュリアのよき友、よき家族を増やそう」というアイデアです。
そこでアルマンドはバーで出会った女性・ジェシカに声をかけました。ジェシカは好青年のアルマンドに気を許し、自分が世界のあちこちを旅していることや、身寄りがないことを話します。
アルマンドは翌日ジョギングを一緒にすることを約束し、さらにその後、夜にクラブに行こうと誘いました。
クラブの帰り、駐車場で車のキーを落とした振りをして、一緒に探そうとするジェシカの頭を殴って気絶させ、家に連れ帰ります。
ジェシカはジュリアと同じ部屋に監禁されました。先述のとおり地下室は広いので、ジェシカとジュリアは少し離れた場所で、でも会話ができる距離に配置されます。
アルマンドはジュリアもジェシカも家族と思っていました。全員で幸福な家庭にしよう、幸福な家族になろうと思います。
もう1人、アルマンドが気に入った女性がいました。エリン・リードという黒髪のショートカットの女性です。
エリンは弟・ダニエルの友人でした。ダニエルとエリンを家に招待したアルマンドは、エリンに睡眠薬を盛って眠らせ、地下室に監禁します。
ダニエルは驚きました。ダニエルは兄・アルマンドと別々に暮らしているので、今までアルマンドが地下室に女性を監禁していたことを全く知らなかったのです。
アルマンドは自分の弟ならば理解してくれると考え、正直にすべてを打ち明けました。ダニエルは驚き、戸惑います。できれば関わり合いになりたくないとも考えます。
しかしアルマンドは弟・ダニエルも巻き込みました。
その日からダニエルもアルマンドの家で生活するよう命令し、今では3人になった監禁女性ジュリア、ジェシカ、エリンの世話を焼くように言います。
弟・ダニエルは兄のアルマンドに、頭が上がりませんでした。アルマンドが自分の代わりに、父親の暴力を一身に受けてくれていたことは知っていて、負い目もありました。
アルマンドが本気で「彼女たちと家族を作れる」と思っていると知ったダニエルは、アルマンドが常人とはかけ離れた思考回路の持ち主だと知りながら、止めることができません。
仕方なく、ダニエルは兄のアルマンドに従って、女性たちの世話をしました。

【転】- シークレットファミリーザトゥルーストーリーのあらすじ3

3人の監禁女性に2人の男性の、奇妙な生活が始まります。
ジュリアは一計を案じました。ダニエルを味方につけて、脱出の機会を図ろうと考え、ダニエルを誘惑し始めたのです。
ジュリアが2年の監禁生活を経てもなお、脱出のチャンスを窺っていた気持ちの根底には「本当の家族が自分を探してくれている」という思いがあったからでした。事実そのとおりで、ジュリアの母は必死で娘を探しています。
エリンは若い女性ですが、別れた夫の元に4歳になる娘・リリーを夏の間預けており、娘と会いたい気持ちがありました。
ジェシカだけが天涯孤独の身で、誰も探してくれないと絶望しながらも、希望を捨てないように考えます。
ジュリアの思惑が当たり、うぶなダニエルはジュリアに恋をしました。

続けてジュリアは新たな作戦を打って出ました。自分が妊娠していることを、アルマンドに告白したのです。妊娠は本当のことです。
アルマンドは自分の子どもができると知り、大喜びしました。その日からジュリアは特別待遇で、ジェシカとエリンはおざなりになります。
妊婦のジュリアのためにビタミン剤を買いに出かけたアルマンドは、ダニエルに留守を任せました。その際、ジュリアはダニエルに、ジェシカとエリンの2人に食事を作ってくれと頼みます。ジェシカとエリンは2週間近く食べ物をもらっていませんでした。
特別待遇を受けているジュリアに、ジェシカもエリンも反感を持ちました。アルマンド側についたと思っているのです。
ジュリアは2人の女性に、自分はもう2年もここで生活しており、今も戦っているのだと言います。そして絶対にここを脱出してやると宣言しました。ジェシカもエリンも、ジュリアが裏切ったわけではないと知ります。
ジュリアはダニエルに、シャワーを浴びたいと言いました。時々濡れタオルで身体を拭く程度でみじめだと主張し、他の2人も「行儀よくする」「元気になる」と言います。
3人に言われて、ダニエルは兄のアルマンドにかけあいました。
女性たちの意見が通り、シャワーを浴びることができますが、ずっとアルマンドの見張りがついていました。ともあれ、地下室から出て一階へ移動できたので、一歩前進です。
さらに女性たちは従順なふりをして、食事も一緒にとりました。女性たちがおしなべて大人しいので、アルマンドは少し警戒を解きます。

【結】- シークレットファミリーザトゥルーストーリーのあらすじ4

ところがある日、食事の支度をしながらジェシカが金属製のフライ返しを反射させて、道を歩く通行人に光を当てているのを見たアルマンドは、ジェシカを別室に連れていき暴力を振るいました。
ジェシカは「日の光を久しぶりに浴びたから、嬉しかったの」と言い訳しますが、アルマンドはお仕置きとしてベルトでジェシカの背中をぶちます。
アルマンドはダニエルに命じ、3人の女性を再び地下室に監禁させました。

ダニエルがジュリアに思いを寄せていることは、アルマンドにばれていました。アルマンドにとってもジュリアは特別な存在です。なにせ2年も監禁しているくらいですから、他の2人の女性よりも大事な存在でした(妊娠もしているし)。
ジュリアがダニエルに優しく接するのを見て嫉妬したアルマンドは、「ジュリアは俺のものだ。手を出すな」とダニエルにも暴力を振るいます。バスタブに拘束し、熱湯をかけました。ダニエルの悲鳴は近所にも聞こえます。
ダニエルがジュリアをあきらめると言うと、アルマンドは満足しました。
ダニエルも地下室に監禁されます。そしてダニエルも女性3人に協力する気になりました。4人で一致団結し、脱出の機会を練ります。

テレビゲームをした際に睡眠薬を盛ったダニエルは、兄・アルマンドが寝入った隙に金庫の鍵を探り、金庫を開けて鍵束を手に入れました。
しかし鍵が多すぎて、全員の拘束を解除する時間的ゆとりがなさそうです。そこでダニエルは作戦を変更しました。
アルマンドを起こし、ジュリアに陣痛が始まったと告げます。
ダニエルは病院へ連れていこうと言いますが、アルマンドは認めません。代わりにダニエルを連れて車でドラッグストアに行き、出産に必要な用品を買います。
アルマンドが留守にした隙に、ジュリアは外を通る中年男性・ダレンに助けを呼びました。
ジュリアの陣痛は演技です。ジュリアだけ拘束が外されたので部屋の中におり、ダレンを招き入れました。ダレンは携帯で警察に通報した後、女性たちの鍵を外すのを手伝います。
アルマンドとダニエルが帰宅した時、3人の女性はダレンに連れられて外へ出ようとしていました。警察も到着し、アルマンドは身柄を確保されますが、じっとジュリアを見つめます…。

解放されたジュリアはその後、娘を出産しました。監禁した男性・アルマンドとの子ですが愛情を注ぐジュリアは「いま残っているのは、記憶の断片のみ。私にとっての青は、自由の色、空の色だ」と思います。

〝毎日自由のために戦ってきた人々と、これからも戦い続ける人々に心からの賛辞を〟

みんなの感想

ライターの感想

女性3人を監禁していますが、暴力を振るうシーンは婉曲的にしか描かれず、レイプシーンは一切ありません。
なのでグロテスクな描写が苦手な人には、視聴可能かも。
アルマンドの育った環境が異常だということは読み取れたのですが、だからアルマンドが女性を監禁する…という理屈にあまり納得できないんです。
むしろ、表向きは好青年なんだから、普通に恋愛して結婚できそうなものなのに…と思ってしまいます。
ご近所関係も良好で、すごく人当たりがいいんです、表の顔は。
兄の奇行を知ったときの弟・ダニエルの心の葛藤も描けていましたが、実際にダニエルがなにしたかというと…たいして役に立っていないんだよね。

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