「ダーティコップ」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

ダーティー・コップの紹介:2016年製作のアメリカ映画。ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドが狂気に駆られていく汚職警官を演じる、クライムサスペンス。麻薬マフィアの金の強奪を企む2人の警官がたどる運命を描く。ジャスティン・ビーバーのPVなどを手がけてきた新鋭、ベン・ブリュワー&アレックス・ブリュワー兄弟が初めて長編映画監督を務める。

予告動画

ダーティコップの主な出演者

ジム・ストーン(ニコラス・ケイジ)、デビッド・ウォーターズ(イライジャ・ウッド)、女(スカイ・フェレイラ)、ストーンの父(ジェリー・ルイス)、巡査(イーサン・サプリー)、ハリス警部(キーナ・ジェームズ)、クリフ(スティーブン・ウィリアズ)、ニーナ(アレクサンドリア・リー)

ダーティコップのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ラスベガスの警察官・ジムとデビッドは仕事に飽き飽きしていた。ある日麻薬ディーラーが隠し金庫を所持していることを突き止めたジムは、デビッドに金庫破りの話を持ちかける。デビッドもやる気になった。 ②ドイツから高額のドリルを注文して金庫破りに挑んだ2人は成功してダイヤを手に入れるが、金庫破りに使った上階にはすでに別の組織が入り込んでおり、やはり金庫を狙っていた。ジムは疑心暗鬼になったデビッドに殺され、デビッドはその組織に消された。

【起】- ダーティコップのあらすじ1

アメリカ・ネバダ州ラスベガス。
若い男性巡査部長デビッド・ウォーターズと、中年男性の警部補ジム・ストーンは警察官として勤務していました。
ところがラスベガス警察内部は腐敗しています。
ジムの父も元警官で、息子であるジムにもまっとうに仕事するように言います。
しかし実際に現場で作業をすると、嫌な面もたくさんみました。
たとえば…ある日ジムは同僚のバートから、頼まれごとをされます。
押収した証拠品は、一定期間が過ぎると競売にかけられます。
ハリス警部はその証拠品の芝刈り機を気に入っており、義理の息子のために落札したいと思っていました。
ジムはハリス警部に頼まれて競売が始まっている裏方に行き、事情を話してオークションから外してもらいます。
融通が利くといえば聞こえがよすぎで、要は小さな不正がはびこっているのです。それに、デビッドもジムも嫌気がさしていました。

競売物件の裏方に行ったとき、ジムがついでに物件を見て回っていると、同僚の男性にあることを聞きます。
それは、同じく競売物件として出される予定だったスポーツカーをメンテナンスしていると、エンジン部分にコカインが詰め込まれていたというのです。証拠品のコカインが競売に出されるためにメンテをするまで気づかれない…つまりは、そのくらいラスベガス警察署内がルーズだということを意味します。
車は地元の麻薬ディーラーのものでした。男性はすでに保釈金を積んで釈放されています。
その保釈金は20万ドル(約2250万円)で、現金払いで保釈されたと聞いたジムは、金のなる木があると思います。
今まで散々警察に尽くしてきたのだから、ひとつくらい何かいいことがあってもいいのではないか…そう考えたジムは、大金を積んで保釈された男のことを調べ始めます。
同僚のデビッドも同じでした。退屈な警察の仕事にうんざりしています。
ジムはデビッドに声をかけ、麻薬の売人から金を奪おうと言いました。悪者から金を奪うわけだから、別にそう悪くないことだと2人は思います。

保釈された男性は、カジノのウェーターの仕事をしていました。デビッドは有給休暇を取って、男を見張ります。
潜入捜査をして調べると、洗濯物として詰め込まれた荷物がある場所に入りこみ、荷物がそこから一切出てこないことを突き止めます。
建築安全局の係官の女性を買収したジムは、監視カメラで確認しました。ディケイター通りのハンバーガー店の一室がすべて冷凍庫になっているという情報を得ます。 この映画を無料で観る

【承】- ダーティコップのあらすじ2

それが冷凍庫ではなく、金庫だとあたりをつけた2人は、金庫破りをすることを計画しました。
金庫は厚さが90cmもあります。
ジムはドイツのケルンに電話をかけ、かたことのドイツ語で長さ50cmのダイヤモンド・ドリルを注文しました。
このドリルが高額で、ジムは自宅を担保にします。ジムはデビッドにも金を負担しろと言い、デビッドは腹を決めました。

「金庫破りのために高額のドリルを購入した」ことが引き金となりました。2人はなんとしても、金庫破りを成功させねばと思います。
最初は「金を奪えたらいい」程度の浅い欲望が、金庫破りのために金をかけたことで、「絶対に元は取り戻したい」という執着を生むことになったのです。
金が必要になったデビッドは、同僚の警官が金を店からもらっていた(店に買収されている)ことを知り、同行します。
アジア系の飲食店に抜き打ち検査をし、見逃してもらうために店側が包んだ金を、デビッドは受け取りました。直接金をもらうのではなく、ケーキの箱の下に札束が詰まっているのです。
ジムは銃の売人・ボボに接触して銃を購入し、証拠が残らないようボボを殺します。

準備が整いました。夜、2人でその金庫のある建物に行きます。
手筈はこうです。一室まるごと金庫なので「上階に忍び込み、上から金庫を掘っていく」というものです(さらに詳細は後述)。
金庫の真上の階の住人が何者であろうが、この頃にはジムもデビッドもどうでもよくなっていました。
真上の階にピッキングして侵入すると、初老の男性と若い黒髪女性がいました。ジムは銃で脅して拘束します。
デビッドが金庫破りの道具を取りに車に行き部屋に戻って来ると、男性の方がジムに殺されていました。襲ってきたので撃ったと、ジムは言います。
浴室の浴槽に男の遺体を淹れ、女性はソファに放り出しました。
ジムとデビッドはスメタナの『モルダウ』をレコードでかけながら、ドリルで掘削を開始します。
厚みがあるので、ダイヤモンド・ドリルの1本目が駄目になりました。途中、軽食を取りつつ休憩します。
警備員のクリフが見回りに来ました。駐車している車両をチェックします。
デビッドは警察バッジを見せて偽名を名乗り、「張り込みをしている」と嘘をつきました。秘密捜査なので、内密にしてくれと言って追い払います。

【転】- ダーティコップのあらすじ3

戻ってくると女性が立っており、ジムが撃とうとしていました。デビッドは制止します。
デビッドは女性を洗面所の排水管に繋ぎました。作業を再開します。

作業があともう少しというところで、機械のベルトが切れました。ドリルは悪くなるかもしれないと考えて予備を購入していましたが、ベルトのことまでは考えていませんでした。
あともう少し、1cmにも満たない厚さなので、2人は焦ります。
デビッドはハンマーで割ろうとしますが、ジムが「案がある」と言います。
ジムは銃弾の火薬を集めてフィルムケース状の筒に入れ、コードを繋いで穴に入れて爆発させました。その瞬間は、デビッドが念のため外で見張ります。
作戦は成功し、穴が開きました。
デビッドは下の階に入ります。

金庫破りといっても、金庫自体は堅牢なので破るのは簡単ではありません。
2人が考えたのは「1人がダイヤル錠を回し、もう1人がそのダイヤル錠の裏を覗き、はまった時にそれを告げる」でした。
デビッドが1階でダイヤル錠を回し、ジムがスコープで覗いてタイミングを告げます。
金庫は1度でも開け方をミスすると自動ロックがかかるシステムでした。
2人は慎重に、時間をかけて作業をおこないます。イライラする気持ちを抑えながら、少しずつ作業をしました。
しかし作業をしながらも、デビッドは内心、ジムに恐れを抱いていました。2階の住人の男を射殺したことなどからも、金が絡むとジムは怖いと思います。

金庫が開きました。解錠番号を知っているのはデビッドです。
金庫の中は一面白い壁でした。壁には切れ込みが入っており、引き出しタイプになっています。
その引き出しすべてに、大粒のダイヤが綺麗に並べて保管されていました。ざっと見積もっただけでも、数百万ドル(約5億6000万円)ほどの値打ちがありそうです。
金庫を開けるのに成功した2人は、まず上階の片付けをしに行きました。そこで、洗面所に拘束している女性がデビッドに「家に3歳の息子がいるので、父に電話をさせてほしい」と言います。
女の要求をむげにできず、デビッドは自分のてのひらに電話番号を書かせ、自分が携帯のボタンを押して通話させます。 この映画を無料で観る

【結】- ダーティコップのあらすじ4

その後、片付けをしていたデビッドは、2階の部屋にも隠し部屋があることに気づきました。クローゼットが2層になっており、奥には銃火器がたくさん詰められています。
さらにクローゼットの棚にも銃がたくさん入っていました。
ジムが女に質問しますが、女は知らないと言いました。女は麻薬依存症で、クスリにつられて部屋に来ただけなのだと訴えます。
自分たちだけではなく、真上の2階の部屋を取っていた男(先にジムに銃殺された男)たちも金庫を狙っていたのだと知ったデビッドは恐ろしくなり、やめようと言います。
しかしジムはもう逃げられないと言います(確かにそのとおり)。それよりも早く片付けて、早くこの場を立ち去ろうと言いました。
「宝石を手に入れたらバハマ(カリブ海の島)へ行こう、2人で休暇を取ろう」とジムは言いますが、デビッドは疑心暗鬼に陥って、ジムが自分にすべての罪をなすりつけようとするのではないかと考えます。
1階におりたジムは、デビッドに金庫を開けろと要求しました。開けましたが、もうデビッドは宝石を盗む意欲を喪失しており、ジムがひとりで宝石を詰め込む作業をします。
最後に女を殺そうとしたジムをデビッドは撃ち、撃ち合いになった末にデビッドがジムを殺しました。顔を見られたことを理由に女を殺そうとするくらいだから、自分も殺される…そう思ったデビッドは、先にジムを殺したのです。
しかしそうではありませんでした。ジムはふところに、バハマ行きのチケット2枚を所持していました。本当にジムはデビッドを誘って逃げようと思っていたのです。

絶望したデビッドはもうダイヤを盗む気もなくなり、ジムが詰めた宝石を金庫にすべて戻しました。作業をしながら泣きます。
いつからこんな悪い事態に陥ったのだろうと悔やみつつ作業を終えたデビッドは、女に覆面をつけると車で引き立てます。
時間はすでに朝になっていました。
あてもなく逃避行を開始したデビッドは、ひとけのない一本道で、2台の車にぴったりと寄せられます。
目の前を走っているMDB電気工事の車両の電話番号は、女の父のものと一致しました。それに気づいた瞬間、デビッドは前の車両から狙撃され、死にます。
後部座席に乗っていた女がデビッドの遺体をどかせると、ハンドルを握ってブレーキをかけました。
(女も犯罪組織の一味で「父に電話をかける」というのが助けを求める仲間同士の符牒だったものと思われる)

結局デビッドもジムも大金を手に入れるどころか、命を落としてしまいました。
後日、証拠品のダイヤモンド・ドリルの掘削機が、競売にかけられます…。

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みんなの感想

ライターの感想

ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッド、二大俳優の共演。
…なのだが、あれれ? なんか、山場がないというか。
じつのところ、終盤になるにつれて徐々に失速してしまっている。
最後らへんなんて、ぐだぐだの展開。
むしろ、金庫破りの計画を練っていたときのほうが面白かった。
目新しい展開もなく、けっきょく女性はなんだったのかが明らかにされないまま。
証拠品のドリルが競売にかけられるところは、オープニングにかけている。そのくらいか。

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