「チェーンリアクション(1996年)」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

チェーン・リアクションの紹介:1996年公開のアメリカ映画。新エネルギー開発に絡む陰謀に巻き込まれたエンジニアの、決死の逃避行を描いたサスペンス・アクション。タイトルは「連鎖反応」の意。逃亡劇を繰り広げる主人公をキアヌ・リーヴスが演じる。

チェーンリアクション(1996年)の主な出演者

エドワード・カサリビッチ〔エディ〕(キアヌ・リーブス)、ポール・シャノン(モーガン・フリーマン)、リリー・シンクレア(レイチェル・ワイズ)、フォードFBI捜査官(フレッド・ウォード)、ドイルFBI捜査官(ケヴィン・ダン)、ライマン・アール・コリアー(ブライアン・コックス)

チェーンリアクション(1996年)のネタバレあらすじ

【起】- チェーンリアクション(1996年)のあらすじ1

アメリカ・シカゴ大学では、アリステア・バークレイ博士が率いるチームが〝水素エネルギー・プロジェクト〟に取り組んでいました。大気汚染など環境破壊が進んだ昨今、石油に変わる新たなエネルギー源を追究するのがプロジェクトの内容です。
バークレイ博士はH2O(水)を分離させて水素エネルギーを作り、それを新エネルギーにしようと考えました。しかし問題なのは分離させる装置です。
水素発生装置〝ソノ・ルミネセンス〟の開発はできましたが、何度実験を重ねても水素分離のレーザー照射の周波数がうまくいかず、装置も安定しません。
バークレイ博士の下、中国系のチェン博士、女性のリリー博士が主体となって実験を重ねました。
青年・エディはプロジェクトの技師担当です。エディは自宅に帰ってからも、こつこつと実験の研究を重ねていました。
ある夜、ドリルで薄い金属を削っている時に、その音に反応して〝ソノ・ルミネセンス〟が安定していることに気付きます。
早速エディはその周波数をバークレイ博士に報告し、プロジェクトチームは実験に成功しました。チームは祝杯をあげて喜びました。
バークレイ博士は新エネルギーで私腹を肥やすつもりはなく、あまねく全世界に情報を提供する予定でした。しかし博士の研究は石油に依存していた社会を覆す発明で、一部の者にとっては都合の悪い代物です。
打ち上げの後、リリーの車のバッテリーがあがっているのを知り、バイク通勤のエディはリリーを家までバスで送っていきました。
バイクを取りに研究所に戻ったエディは警報音を聞きつけ、バークレイ博士が両手を紐で拘束され、顔にビニール袋を巻かれて窒息死しているのを発見しました。さらに研究所は爆破されます。
シカゴ南部の8ブロックを破壊したこの爆発事故により、バークレイ博士の研究内容は危険視されました。

【承】- チェーンリアクション(1996年)のあらすじ2

事故か犯罪か調査するためFBIシカゴ本部からフォード捜査官とドイル捜査官が派遣され、捜査を開始します。
事件後にチェン博士が行方不明になっており、家宅捜索が入りました。同様にリリー博士やエディの家にも、家宅捜索の手が入ります。
家宅捜索が入る直前に、リリーにチェン博士から「資料を持って上海に来て欲しい」というFAXが入りましたが、リリーは文章のくせが違うと疑い、エディに相談しました。
エディの家宅捜索をすると、大量のデータが送信できるファースト・トランスミッターと、現金25万ドルの札束が発見されます。結果FBIはエディを容疑者とみなしました。
エディは自分の容疑を晴らすため、リリーと共に逃亡します。リリーも指名手配されました。
2人で行動すると目立つので、エディとリリーは20:40発ウィリアムズ・ベイ行きの列車で待ち合わせることにし、リリーをタクシーに乗せます。エディは警察に追われながら、跳開橋(船が通行する時に左右に割れる橋)にのぼって逃げ、警察が橋に注目している隙にトラックの荷台に乗って逃亡しました。
ウィスコンシン州のウィリアムズ・ベイに行ったエディとリリーは、エディの古くからの知人の中年女性・マギーの元に身を寄せました。マギーは天文台に住み込みで働いています。
バークレイ博士の研究に理解を示し、研究にもずっと立ち会いアドバイスをくれる、シャノンに連絡を取りました。ムーア財団からの基金援助員のシャノンは、必ず助けるから待っていろと言います。
公衆電話が盗聴され、警察がエディの元にやって来ました。
エディはパトカーと警察ヘリに挟みうちにされますが、警察ヘリの乗員が警官を射殺します。警察ヘリを装った偽物だったのです。
エディは警官殺しの罪も着せられ、リリーと共に消防隊の水上ボートを奪って逃げました。ボートを途中で降りて荷物をアクセルに置き、追っ手を攪乱してエディとリリーは沼地近くにある無人の別荘に潜伏します。

【転】- チェーンリアクション(1996年)のあらすじ3

一方で、シャノンに連絡を取った直後に謎のヘリが現れて警官を射殺したのを見て、エディはシャノンを疑い始めました。
その頃、フォード捜査官とドイル捜査官は、エディは無実ではないかと思います。部屋にすぐ分かるように現金が置かれていること自体が怪しいからです。
研究チームを捜査するうちに、2人の捜査官は〝ムーア財団〟自体が非常に不透明な存在だということを嗅ぎつけ、シャノンを尾行します。
シャノンは〝C-システムズ〟の研究所に入っていきました。C-システムズのリーダーはコリアーという人物です。
コリアーは裏社会と通じており、バークレイ博士のクリーン・エネルギー開発を妨害しようとしていました。バークレイ博士の殺害を指示し、チェン博士を拉致してすべての罪をエディに着せようと考えたのは、コリアーです。シャノンはコリアーの部下でした。
さらにコリアーは、バークレイ博士の手柄を独占し、私腹を肥やそうともくろんでいました。
自殺にみせかけてエディ殺害を指示するコリアーを、シャノンは止めます。安定する周波数を知っているのは、エディだけだからです。
無人の別荘に潜伏したエディとリリーは、謎の2人組の男に襲われました。エディは1人を階段から落とし、もう1人と揉み合いになったところを、リリーが男の後頭部を殴って気絶させます。
男たちが持っていた財布の中には、「バージニア州リーズバーグ C-システムズ」の通行証でした。C-システムズがあやしいと睨んだ2人は、花屋に花を届けるよう手配し、暗号文で博物館に来いとメッセージを添えます。
受け取ったシャノンは博物館に行き、シャノンを尾行するFBI捜査官2人も博物館に入りました。
エディとリリーに会ったシャノンは、C-システムズに来れば身の潔白を証明してやると言います。FBIと警察が博物館に突入し、リリーはC-システムズに拉致されました。
エディはどさくさに紛れて逃げ、停車したままのパトカーに乗り込んで、リリーを連れた車のナンバーを入力して持ち主を割り出します。
フォード捜査官は「エディはシロ(無実)だから生きたまま捕まえろ」と命令しました。

【結】- チェーンリアクション(1996年)のあらすじ4

C-システムズの現場作業員に紛れこんだエディは、地下ダクトから潜入します。そこには拉致されたリリーとチェン博士がおり、研究の続行を命じられていました。しかし肝心の周波数を知るのはエディのみです。
エディは研究室に潜入してレギュレータを操作し、正しい周波数を入れて設定し、仮眠をとるC-システムズの研究員・ルーカスの耳元で囁いて実験させます。ルーカスは実験が成功したと大喜びで騒ぎ、皆の意識はルーカスのところへ集中しました。
その隙にエディはシャノンの部屋に入りこみ、FBIに「C-システムズで出頭する」というメッセージと研究資料一式を送ります。この時、ほかにも国内の有名な科学者34人にも研究資料を送りつけました。これで水素エネルギー・プロジェクトの内容は公開されたも同然ですが、C-システムズのメンバーはまだ知りません。
エディはレギュレーターの明細のデータを提示する代わりに、チェン博士とリリーを解放しろと要求しました。シャノンの制止もきかずコリアーはチェン博士を射殺し、リリーを人質にとってデータ提示を脅します。
FBIに大量のデータがFAXで送られてきました。それを見たフォード捜査官はC-システムズ突入を決めます。
エディとコリアーの交渉は決裂し、エディはC-システムズを機能停止させました。20分後に爆発予定です。
コリアーはエディとリリーを残してシャッターを閉め、避難しました。警報が鳴り、作業員らも全員撤退します。
コリアーはシャノンも殺そうとしますが、シャノンに返り討ちに遭い、射殺されました。
エディはプロパンガスの爆発で地下扉を開き、遮断システムを解除しました。避難用エレベーターに乗って逃げたエディとリリーは、ぎりぎり脱出に間に合います。
爆発は起こりましたが、C-システムズは地下に研究所を作っていたので、地上にさほど影響はありません。ただしC-システムズの研究所は壊滅状態に陥りました。
FBIはエディとリリーを保護します。生還した2人はすでに身の潔白が証明されていましたが、「聴取に6週間ほど時間をいただきたい」とフォード捜査官は言いました。
シャノンはCIA長官・アニタに電話をかけ「計画通り壊滅した。任務は完了」と言いました。実はシャノンはCIA諜報員で、C-システムズ壊滅のために送りこまれたスパイでした(シャノンは悪者ではない)。

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