「デッドハンティング」のネタバレあらすじ結末

デッド・ハンティングの紹介:2014年製作のアメリカ映画。人里離れた山中で“人狩り”を楽しむ謎のハンターたちに夫を惨殺された女。敵の正体も目的も分からない中、生存本能だけを武器に反撃を開始する!

予告動画

デッドハンティングの主な出演者

ウィト・ニアリー(レン・シュミット)、ショーン・ニアリー(パブロ・シュレイバー)、マイク・ニアリー(アーロン・ステイトン)、ジャック(コディ・サイントグー)、ウィル(マイケル・チャコン)、ベン(ニック・サソ)

デッドハンティングのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①マイクとウィト夫妻、マイクの兄・ショーンの3人は、都会から離れた州立自然公園にシカ狩りに行く。公園は立ち入り禁止になっていたが構わず3人は入った。 ②翌日、荷物が奪われ、更にショーン、マイクが殺される。犯人は10代半ばの少年たち。ゲーム感覚で人を殺していた。ウィトは返り討ちにし、ふもとにおりた。

【起】- デッドハンティングのあらすじ1

アメリカ。
若い女性・ウィトはマイクと結婚し、夫婦となりました。マイクには兄・ショーンがいましたが、理由があって結婚式には参加できませんでした。
今回、ウィトとマイク夫妻はマイクの兄・ショーンと3人で山の中にある州立自然公園へドライブとシカ狩りに行きました。
兄・ショーンはジャーマンシェパードの飼い犬・バックを連れて都会から山道へ車を走らせます。道中、クマ狩りの経験話をした兄・ショーンですが、弟・マイクは始終、携帯電話で仕事の相手と話ばかりしていました。マイクは金融関係の会社に勤めており、株式の話をします。
医大出身の新妻・ウィトは、結婚したものの夫・マイクが常にスマホを片手にして、動画を見たり仕事相手と会話したりするのが不満です。
途中に立ち寄った店で3人は買い物しますが、ウィトの気持ちを知った兄・ショーンが「森に入れば携帯は圏外になるだろう」とウィトに耳打ちしました。
ウィトはマイクに言えずにいることがあります。妊娠が発覚したのですが、まだマイクは子どもが欲しくないらしくて、切り出せずにいました。この旅行で言えたらと思いますが、なかなかチャンスに恵まれません。
目当ての州立公園の〝自然保護区域〟に到達したものの、立ち入り禁止の看板が出されていました。予定外のことにショーンとマイク兄弟は戸惑いますが、内緒で入れば大丈夫だろうと、勝手に入ります。
入り口にある子ども公園の脇にオレンジのトラックを置き、飼い犬・バックの首にGPSをつけると、皆は荷物を持って移動しました。
立ち去る公園の遊具に、大量の靴が残されていたのを、3人とも気づきませんでした。
兄・ショーンは森林を歩きながら、スプレーのペンキで樹木に目印のスマイルマークを描きます。こうしておくと、帰り道に迷わずにすむとのことです。
ある場所に罠を仕掛けると「真のハンターは獲物を追わず待ちうける」と兄・ショーンは言いました。狩り専用のロッジがあります。
やがてシカが近づきましたが、タイミングを逸してウィトは撃てませんでした。追っていって撃とうとしますが、やっぱり駄目です。
そのシカを仕留めたのは兄・ショーンでした。ショーンは飼い犬・バックに狩りで何度も命を救われたと言います。
人の死を見たことがあるかという話になり、兄・ショーンはムスリム(イスラム教徒)の少女の焼死を見たと言いました。ウィトは研修医時代に、少年を看取ったことがあります。
ショーンはシカ料理を作りますが、ウィトはベジタリアンなので食べられません。料理はショーンとマイクが食べました。

【承】- デッドハンティングのあらすじ2

食後、マイクとウィトは湖で水遊びをします。マイクは、兄・ショーンは軍で何かあったらしく、除隊以来ずっと車で過ごしていると話しました。マイクとウィトの結婚式に出られなかったのも、それが原因でした。
ウィトは話があると切り出しますが、ちょうどその時マイクの携帯に電話がかかり、ウィトは妊娠のことを話せずに終わります。
夜に焚火を囲んだ3人は、方向音痴のウィトのためにとマイクがネックレスにGPSをつけました。兄・ショーンはクマを倒したアルテミスという少女の話をします。
また携帯に電話があり、マイクが席を外しました。その間、ショーンとウィトは「真実か挑戦か」のゲームで2人とも真実を選び、告白大会をします。
兄・ショーンは除隊の理由を話し(子供の頃の兵隊ごっことかなり異なっていた。はっきり言わないが、意に沿わぬ殺害をせざるをえなかった模様)、ウィトは「マイクと最後に寝たのはいつ?」と聞かれ、言葉に詰まります。
気まずくなったショーンは素直に詫び、結婚式に行けずにごめんと謝りました。ショーンは弟の妻・ウィトに思いを寄せているようです。
その夜、ウィトとマイクはテントで眠り、ショーンは樹木の根元で野宿しました。
翌朝ウィトが起きると、テントも荷物も靴もありません。慌ててマイクを起こしますが、兄・ショーンもいませんでした。起きたウィトとマイクの額には×印がつけられています。
マイクは兄・ショーンのいたずらだと思いましたが、戻ってきた兄・ショーンの額にも×印がついていました。ショーンは飼い犬のバックを探しに行っていたのです。
ショーンは足跡が3組あることを告げ、これはゲームじゃなく何者かが仕掛けた狩りなのだと言います。ナイフも銃も犬も盗まれた3人は、太陽を見ながら靴なしで下山しました。
ペンキの印を見つければ、後は東へ5km進めばいいとショーンは言いますが、マイクはまだ兄・ショーンのいたずらだと疑っています。
マイクはウィトとショーンの仲も疑い始めました。ウィトは妊娠を告げ、予想外にマイクは喜んで仲直りします。
ペンキの印のところへ来ましたが、ばかにするようにペンキのスマイルマークがたくさん描かれていました。兄・ショーンは犬のおもちゃの音を聞きつけ、探しに行きます。
おもちゃの赤い犬用ボールを見つけましたが、犬はいません。見ると、樹木にバックの死体が吊られており、ショーンは直後に銃撃されます。
ショーンは隠れながら枝の先を裂いて尖らせて武器にし、襲撃した相手の足の甲を刺して銃を奪って殴りますが、マスク姿の少年に胸を刺されて絶命しました。

【転】- デッドハンティングのあらすじ3

(明らかにされないが、便宜上触れておく)
・ベン…10代半ばの少年。天然パーマの喘息持ち。白くて丸いマスクをつけている。
・ウィル…10代半ばの少年。ガイコツの形をしたマスクをつけている。
・ジャック…10代半ばの少年。リーダー格。黒地に白い十字架マークのマスクをつけている。最初にウィトたちが訪れた店の店員で、それでウィトたちの公園訪問を知ったと思われる。
この3人は本当は普通に会話することができるのですが、隣に座ってもスマホのチャット機能で会話をしたり、ゲーム感覚で人を殺したりする「いまどきの」少年たちでした。公園の入り口にあった大量の靴は、今まで狩った人のものだと思われます。
ベンが兄・ショーンの死体を撮影しました。
マイクは水のペットボトルが吊られているのを発見し、トラバサミ(罠)にかかります。引き抜いてウィトと2人で子供公園の山小屋に入りますが、電話も通じず、無線も繋がりませんでした。
ウィトはマイクの怪我の手当てをしますが、腱を痛めているのであまり長い距離は歩けません。マイクはウィトに、崖をひとりでのぼれと言いました。
小屋の外に物音がしたので、マイクはウィトに無線を持って早く出ていけと指示します。マイクは小屋を出て走り、ウィトは反対側から出て森を歩きだしました。
マイクは木の上にウィルのマスクを見つけ、公衆トイレに隠れますが、トイレの周囲からナイフを差し込まれます。ナイフは当たりはしませんでしたが、トイレから出たところを、銃で右胸の下を撃たれました。
瀕死のマイクは兄・ショーンと共にごみ捨て場に捨てられますが、無線でウィトに「見つかったら殺される。その前に殺せ」と言います。
ウィトは崖を必死でのぼりますが、3人の少年たちが自転車に乗って移動し、向かい側の崖に出てきました。どうして自分の居場所を知っているのかと思ったウィトは、少年たちが携帯を手にしているのを見て気づきます。
マイクがつけたGPSを手がかりに、少年たちはウィトを追いかけていたのです。ウィトはネックレスからGPSを取り、逃げます。
ところが逃げる最中につまずき、坂道を転げ落ちて石に頭をぶつけて、一瞬ですが気絶しました。
気絶から目を覚ましたウィトは、ふらふらしながらも急いで土管に隠れます。3人がやってきて土管を覗きますが、彼らが覗いた瞬間には土管の水の中に潜んでやりすごしました。
そのまま土管の反対側に出ると、子ども公園の脇に停めたトラックの場所に出ました。

【結】- デッドハンティングのあらすじ4

車に乗り込んでエンジンをかけますが、かかりません。ボンネットを開けると、スマイルマークが中に描かれ、エンジンは壊されていました。
ウィトは車中のチョコを食べ、水を飲んで元気をつけた後、ルームミラーで見ながら額の傷口(転倒して石で傷ついた場所)を縫い、車中の発炎筒を持って出ます。
3人の少年たちはスマホゲームに興じながら、チャットで会話します。互いに肉声では会話しません。
帰ると言い出したベンの吸入器を取り上げて、リーダーのジャックがベンの顔を水に押し付けていじめた後、吸入器を返しました。
その時背後の森から発炎筒の赤い光が見え、3人は警戒します。銃を持って見回りに行きますが、ドクロのマスクをつけたウィルがウィトにレンチで殴られました。
ウィトは止めを刺す気はなかったのですが、ウィルが銃で撃つ気だったので本気でレンチで殴り、倒して銃を奪います。奪った後、脈を確認します。
キッズ博物館事務所の入り口にドクロのマスクが吊られていたので、ベンは中を見て回りました。特に異常はなかったのでチャットで連絡を取ろうとすると、背後に銃口が突きつけられます。
ベンは喘息の吸入器で撃退して共に銃を構えますが、ウィトの方が撃つのが一瞬早かったようでした。
ウィトは取り上げたスマホで警察に通報しようとしますが、通話ボタンを押す直前にメール着信があったので通報をやめました。
メール内容は「:)の場所へ来い(スマイルマーク)」だったので先回りしたウィトは、やってきたジャックの注意をクマの看板で引きつけ、コードで首を絞めます。銃も手に入れますが、ジャックに殴られたウィトは気絶しました。
ジャックはウィトを自転車でひきずって移動し、ベンチに仰向けに拘束します。
ウィトの腹をナイフで刺そうとした瞬間、ジャックのママから電話がありました。ジャックが「友達と遊んでた。今から帰る」と話している隙に、ウィトは結婚指輪のダイヤの立て爪部分でコードを切断して逃げ、回転遊具の下に隠れます。
見つかったウィトは馬乗りになって鎖と手で首を絞められますが、瓶の破片でジャックの首を刺しました。
ジャックの携帯にあったショーンやマイクの死に顔で彼らの死を知ったウィトは、しばらくの間お腹を押さえ、腹の中の子に子守唄をうたいます。
ジャックの自転車で山のふもとまでおりたウィトは、車道で見た幼い子に水鉄砲を向けられて、指で作った銃でうちかえす真似をしました。
(ベン、ウィル、ジャックの生死は明らかにされず。少年だからかも)

みんなの感想

ライターの感想

山の中にやってきたら理不尽に襲撃され、ひとりまたひとりと死んでいく。
残った女性が果敢に立ち向かう。ここまではよくあるストーリー。
意外だったのは「犯人たちがまだ少年」ということ。
しかもなにが不気味かって、すぐ隣にいるのに肉声で会話せず、チャットする。こ、これは気味が悪い。
喋れる証として、家族からの電話にはちゃんと出る。そのへんに、現代社会が抱える闇のようなものを見た感じ。
あらすじの最後に触れたとおり、少年たちが殺されたかどうかは判らない。はっきりとそのシーンが描かれないから。
ラストシーンで、まだ幼い子どもが、もちろん攻撃するつもりもないんだけど水鉄砲を向けてくる。
それに対して主人公が指で銃の形を作ってうちかえす、ここが印象的。
話はちんまりしてるんだけど、よくできた作品。

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