「ナンバー23」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

ナンバー23の紹介:2007年公開のアメリカ映画。小説に登場する探偵と自分の半生を重ねた男が、次々と不気味な事件に巻き込まれていくミステリー。ジム・キャリー扮する夫が23にこだわり始め、家族の運命をも狂わせるさまをスリリングに演じる。

予告動画

ナンバー23の主な出演者

ウォルター・スパロウ&フィンガリング(ジム・キャリー)、アガサ・スパロウ&ファブリツィア(ヴァージニア・マドセン)、ロビン・スパロウ(ローガン・ラーマン)、アイザック・フレンチ&マイルズ・フェニックス(ダニー・ヒューストン)、ローラ・トーリンズ(ローナ・ミトラ)

ナンバー23のネタバレあらすじ

【起】- ナンバー23のあらすじ1

(・ラテン語は23文字
・テンプル騎士団の歴代総長23人
・魔女の宴 6月23日
・タイタニック号の沈没 1912年4月15日(足すと23)
・TWA機の事故 座席番号23で爆発
・元大統領クリントンとブッシュの名 23文字
・米国、ドイツに宣戦布告 1941年12月11日(12+11=23)
・ヒトラー自殺1945年4月(足すと23)
・シーザーの刺し傷 23
・古代マヤ人が信じた世界の終末 2012年12月23日
・C(チャールズ)・マンソンの誕生日 11月12日
・死の陰の谷を歩く時… 聖書の詩編23 以上オープニング)
〔2月3日〕
ウォルターは動物管理局に勤める動物捕獲員です。妻・アガサはケーキ屋を経営しており、息子・ロビンは思春期真っ盛りの十代半ばです。
この日が誕生日のウォルターは犬が暴れているとの通報を受けて飲食店の裏庭に行き、捕獲用の首縄棒を持って近寄って捕獲した犬「NED(ネッド)」に左腕を噛まれました。ネッドは首に名札がついていました。
逃亡したネッドは墓地に行き、ローラ・トーリンズという墓の前で座ります。店からいなくなったので捕獲する必要はなくなりましたが、時間を取られたせいで、ウォルターは妻・アガサとの待ち合わせに遅れました。
アガサはその間に古書店で立ち読みしていた〝ナンバー23〟という本を買い、ウォルターにプレゼントします。作者はトップシー・クレッツという名でした。
両親が留守の間にガールフレンドを連れ込んでいた息子は、父・ウォルターにマグカップをプレゼントします。ウォルターは幸せな家庭を築いていました。
その夜、ウォルターは早速アガサから貰った本を読み始めます。それは不思議な話で、第1章では主人公が幼少期に憧れた本の主人公に憧れて、フィンガリング探偵と名乗るところから話が始まりました。
ウォルターも幼少期はフィンガリングが主人公の『動物園のフィンガリング』の愛読者でした。ウォルターは主人公に自分を重ね合わせながら、本を読み進めます。
〔2月4日〕
ネッドに噛まれたウォルターは、動物管理局の決まりでカウンセリングを受けねばなりませんでした。モーティマー博士は問題も危険性もなしとみなし、今日は休みにしていいと言います。
ウォルターは本の第2章を読み進めます。
フィンガリング探偵は砂嵐で有名なアメリカ中部の町で生まれ育ち、友達もいましたがいつも孤独でした。父は会計士で、息子にも会計士になってもらいたいと思いますが、主人公は8歳の時に探偵になりたいと思います。
それは隣家の〝アルフィ〟という犬を追いかけて隣家に入り、夫人の死体を発見したからでした。警察は自殺と判断しましたが、主人公は納得がいかず、そしてフィンガリング探偵が生まれたのです。
本を読みながらウォルターは、主人公と自分との共通点を探していました。しかしほとんど読み終えたアガサは、ウォルターが「僕の思い出を読んでいるようだ」と言うのを笑って流します。
フィンガリング探偵には恋人・ファブリツィアがおり、ウォルターはファブリツィアと妻・アガサを重ねて読み進めました。

【承】- ナンバー23のあらすじ2

〔2月5日〕
第5章まで読んだウォルターは、すっかり本にはまっていました。職場の休憩時間にも本を持って行って読みます。
その章は、フィンガリング探偵が自殺願望のブロンド女性・イザベルと出会うシーンでした。
イザベルは白い部屋で白い衣装を着て首吊り自殺しようとしていましたが、フィンガリング探偵の説得で、自殺を思いとどまります。
イザベルはフィンガリング探偵に「23が私を支配する」と言い、23の呪いがかかっていると告げました。フィンガリング探偵が部屋を立ち去ると、上からイザベルが降ってきます。結局イザベルは投身自殺をしたのでした。
イザベルの元カレも死んでおり、イザベルが告げた「23の呪い」にフィンガリング探偵も毒されていきます。そしてウォルターも、23という数字が気になりました。
本屋に持ち込んで調べてもらうと、自費出版で出された本だと言われます。なぜこんな本が存在するのかは不明ですが、ウォルターがふと考えてみると、誕生日も運転免許証も社会保障番号もすべて23と関連があります。
大興奮してウォルターがその事実を話すと、息子・ロビンは話に乗ってきますが、妻・アガサは冷たい反応です。すでに読み終わっていたアガサは「主人公は殺人を犯すのよ」と言いました。
アガサの発言に衝撃を受けたものの、ウォルターは本と出会ったのは運命だと思います。
その夜、第7章を読むと、フィンガリング探偵の恋人・ファブリツィアが新たな刺激に目覚めていました。セックスをしながら自分を傷つける振りをしてくれと言い、フィンガリングは恋人の言うとおりにします。
ウォルターは寝つけずに、妻の靴の数をかぞえました。23足ありました。
〔2月6日〕
ウォルターの23という数字への執着がひどくなってきました。妻・アガサは友人の精神科医・アイザックに電話して、相談します。
ウォルターはすっかり「フィンガリング探偵は自分の分身」と思い込んでしまい、アガサが主人公とウォルターとの違いを挙げても聞き入れません。
アイザック医師も「23という数字は本来、ゲームなどにぴったりなのだ」と告げて説得しますが、それでもウォルターは本と自分との関連性に感動するありさまです。
あきれたアイザック医師は「それでも信じるなら、著者は自分に近い人物だろう」と言いました。
その日の夜に読んだ章では、フィンガリング探偵が恋人の靴の数をかぞえ、精神科医に相談するシーンでした。本よりも自分のほうが先行してしまったと、ウォルターはまた不思議な感覚にとらわれます。
主人公のフィンガリング探偵は23という数字にこだわり始め、ウォルターも23にこだわります。ピンクという色ですら「アルファベット順表記で赤(Red)の27と白(White)の65を足すと92、ピンク(Pink)の4文字で割ると23」となるのです。
本の中では恋人・ファブリツィアが精神科医と浮気をし、フィンガリング探偵はイザベルの魂が自分に取りついたと思い、精神科医に殺意を抱きました。

【転】- ナンバー23のあらすじ3

ウォルターがアガサのケーキ店に行くと、アガサはアイザック医師と話をしており、ウォルターも浮気を疑います。本は既に第21章まで進んでいました。
アガサを殺した悪夢を見たウォルターは、夜中の11:12(足すと23)に起きると「ひと晩頭を冷やしてくる」と置き手紙を残し、キングエドワードホテルにチェックインします。ここでも23号室が気になりますが、23号室は水漏れだと言われて27号室に泊まりました。
ウォルターは第22章を読みます。フィンガリング探偵は恋人・ファブリツィアを殺しました。直後に偶然訪問した精神科医が逮捕され、タンスに隠れていたフィンガリング探偵は逃亡します。
ホテルにチェックインしたフィンガリング探偵は、バルコニーの手すりに立って両手を広げました。
…次のページをめくったウォルターは、戸惑います。あるべき第23章がなく、本の残りは白紙でした。
ホテルの窓からネッドを見たウォルターは「お前が逃げなきゃこんな事態にならなかった」と犬を追って麻酔銃を撃ちました。ネッドはローラ・トーリンズの墓の前で眠ります。
ネッドはその墓地の庭師の犬だと、セバスチャン神父がウォルターに言いました。ローラ・トーリンズという女性は23歳の誕生日に死んでおり、神父が言うには「それは大学生の墓で、遺体が見つかっていない」「しかしベッドが血まみれだったため死んでいるとみなされ、葬儀が営まれた」と告げます。
ウォルターがその事件を調べると、23の呪いは本当にあり、15年前に犯人が捕まっていました。犯人はローラの恋人である心理学の教授カイル・フリンチで、カイルこそが本の作者トップシー・クレッツだと思い、ウォルターは会いに行きます。
〔2月8日〕
カイル・フリンチと会ったウォルターは、そんな本も知らないしそもそも殺人を犯していないと言います。まくしたてるウォルターに対し「君の精神状態の方がおかしい」とカイルは言いました。
ペンネームがださいと吐き捨てます。ペンネーム「トップシー・クレッツ」は「トップ・シークレッツ(最高機密)」のもじりです。
その頃父・ウォルターと同じように23という数字にはまった息子・ロビンが、残りの白紙部分をはがして筆者宛ての私書箱の住所を得ました。ウォルターとロビンはその住所〝私書箱977 ウェストハイランド61007〟宛てに特急便の巨大な箱を23個送ります。中は詰め物だけです。
〔2月9日〕
ウォルターとロビン、妻・アガサの3人は私書箱を車で見張りました。帽子をかぶった黒いコートの男が入っていくのを見て、作者ではないかと思った3人は踏み込みます。
届いた箱を開けていたのは確かにその老人でした。老人はウォルターを見ると「お前のせいだ、死ね」とナイフで向かって来て、ウォルターがかわすと老人は自分の首を切って死にます。
瀕死の老人にウォルターは本の続きを聞こうとし、妻・アガサは救急車を呼んで同行しました。老人の腕にも23に関連した数字が書かれています。老人は亡くなりました。

【結】- ナンバー23のあらすじ4

アガサは身分証明から、老人が〝ナサニエル協会 精神科療養施設 医学博士シリウス・リアリー〟だと知り、ひとりで療養施設に行きます。
アガサはそこで、壁一面に書かれた23にまつわる事象を見ました。部屋の中央には「スパロウ.W」と書かれた箱があります。開いたアガサは、友人のアイザック医師に相談します。
郵便局でアガサと別れたウォルターとロビンは家に戻りますが、ウォルターは23ページごとに23語目を拾い「行け カサノヴァ パーク 掘れ 天国への 階段 忠告する 地獄が 待っている」と解読しました。
アガサに置き手紙を残してウォルターと息子・ロビンは公園に行って掘り、頭蓋骨を発見しました。警察に通報した2人が現場に戻ると、頭蓋骨はなくなっていました。アガサがアイザック医師と迎えにきます。
ウォルターは妻・アガサが作者で、アイザックが共犯者かと疑いました。アガサは否定して、真実を話します。
本の著者はウォルター自身でした。
老人・シリウス医師の遺品にあった箱の中には「ウォルター・P・スパロウ」と印字された原稿があり、その名前の部分に「トップシー・クレッツ」という紙が貼られていました。
ウォルターは若い頃に女子大生・ローラと恋に落ちました。しかしローラは心理学教授・カイルに心変わりし、肉体関係を持ちます。それに嫉妬したウォルターはローラを殺しました。ナイフはたまたま後に来たカイルが手にし、カイルは誤認逮捕されます。
ウォルターは死を決意してそれまでの手記を書きますが、筆が乗り、一本の小説として書き換えようとしました。キングエドワードホテルの23号室に連泊したウォルターは、手記をフィンガリング探偵の小説に変えて必死でタイプライターで打ち込みます。
そして最後の23章は23号室の壁に書き、ホテルのバルコニーの手すりに立って投身自殺しました。
しかし死に切れなかったウォルターは頭部を強く打ち、記憶喪失になってしまいます。
医師のひとりはウォルターのリハビリを担当し、もうひとりの医師・シリウス博士は珍しい症例だと精神分析しようとウォルターの原稿を手にします。
シリウス博士はそれをトップシー・クレッツという名で自費出版し、同時に23の数字の呪いにかかったのでした。
ホテルの23号室に入ったウォルターは壁紙を剥がし、出てきた第23章に「本名はウォルターだ」「これは遺書だ」と書かれているのを見て衝撃を受けます。
公園で見つかった頭蓋骨は、若かりし頃の元恋人・ローラのものでした。
無実の罪を着せられたカイルの存在を知るウォルターは、自首しました。1週間後に刑が下る予定ですが、自首したことやウォルター自身が記憶喪失であったことなどから、情状酌量がなされるだろうと目されます。ウォルターの出所を妻・アガサと息子・ロビンは待つつもりです。
判決を待つウォルターの目に入ったのは、アナログ時計の2時15分(数字の2と3を指している)でした。

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