「バンディッツ(2001年)」のネタバレあらすじ結末

バンディッツ(2001年)の紹介:2001年公開のアメリカ映画。ブルース・ウィリス主演によるテンポの良い犯罪ドラマ。銀行強盗コンビと人妻との奇妙な逃避行を描く。強盗シーンのスリルや、登場人物のかけあいのユーモアは絶品!

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バンディッツ(2001年)の主な出演者

ジョー・ブレーク(ブルース・ウィリス)、テリー・コリンズ(ビリー・ボブ・ソーントン)、ケイト・ウィーラー(ケイト・ブランシェット)、ハーヴィー・ポラード(トロイ・ギャリティ)、ダリル・ミラー(ブライアン・F・オバーン)、クロエ・ミラー(ステイシー・トラヴィス)、ダーレン・ヘッド(ボビー・スレイトン)、クレール(ジャニュアリー・ジョーンズ)、シェリー(アズーラ・スカイ)、エリカ・ミラー(タルーラ・ベル・ウィリス)、モニカ・ミラー(スカウト・ラルー・ウィリス)

バンディッツ(2001年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①オレゴンの刑務所で知り合ったジョーとテリーはお泊まり強盗を思い付き、裏方のハーヴィーと3人で強盗をする。作戦はうまくいき、銀行強盗で3人は大金を得る。 ②ある時、退屈な主婦・ケイトが紛れこみ仲間になった。ジョーが、つづいてテリーがケイトに惚れ込む。最後の銀行強盗を決行し、ジョーとテリーは表向き死んだことにして全員メキシコで暮らす。

【起】- バンディッツ(2001年)のあらすじ1

タフガイの男性ジョー・ブレークと、理知的で神経質な男性テリー・コリンズは、アメリカのオレゴン州立刑務所で知り合いました。意気投合した2人は、脱獄後にメキシコで新生活を送るために、銀行強盗(バンディット=強盗犯、バンディッツは強盗犯の複数形)を決行します。
ジョーとテリーは『お泊まり強盗』として有名になっていました。
ところがある日ジョーとテリーはアラモ銀行の銀行強盗の現場を見つかり、缶詰め状態になります。SWAT(特別機動隊)に包囲されたジョーとテリーは口論を始めました。
しかも偶然ですが、ジョーとテリーの包囲劇の前の日に、『犯罪ワイド』というテレビ番組の司会者ダーレン・ヘッドは、彼らにインタビューを行なっていました。
テレビでは大々的に報じられます…。
(というふうに、映画では時々『犯罪ワイド』で撮影されたインタビューが局所に挟みこまれる形で進行する)
…アメリカ・オレゴン州立刑務所。
ジョーは刑務所内で身体を鍛えることに励み、日々ボクシングをしていました。
テリーは神経症なので、病気について勉強しています。元々、原因を追究して明らかにすることでテリーは安心するので、勉強は嫌いではありません。
ある日ジョーは刑務所の横で作業をしていたミキサー車を乗っ取り、テリーを連れて刑務所を脱走しました。追っ手のパトカーが追跡しますが、道なき道を走り、住宅街に入ったところで車を乗り換え、赤い車で銀行へ行きます。上下デニム地の、囚人服のままです。
銀行の入り口で黄色いペンを警備員の腰に押し当てて銃口と思わせ、ジョーは警備員の銃を奪いました。銃はテリーに渡され、警備員に向けられます。
その間にジョーは銀行から金を奪い、銀行を出てすぐに車を奪って去りました。
車を奪われた持ち主が怒って発砲したために、やってきたパトカーは持ち主を犯人と勘違いします。これで逃走の時間が稼げました。
ジョーとテリーは一軒家に入ってやりすごします。家の主は釣りに出かけて留守で、母はおらず、10代半ばの娘のシェリーは恋人・フィルといいムードになっていました。
シェリーとフィルに人生の先輩としてアドバイスしつつ、その家に一泊した2人は、翌朝、シェリーの父親の服と車を貰って立ち去ります。
テリーが車内で移動する間、銀行強盗の方法を模索しました。
ジョーの伯父はメキシコ・アカプルコに水上ホテルを持っています。そこへ行って2人で店を持とうとジョーが誘い、テリーは承諾しました。
しかしそれには先立つもの、現金が必要です。銀行強盗で手っ取り早く資金を稼ごうと、2人は考えました。
銀行強盗が成功しにくいのは、さまざまなリスクを伴ったり、予想できない客のトラブルがあるからです。
最小限の人数で銀行を襲えばトラブルも少ないと考えたテリーは、「銀行の支店長と朝一番に金庫に入るのが最適」と考えました。そのためには、前の晩から誘拐しておけばいいのです。誘拐よりもむしろ、その人物の人の家に泊まり込めばいいのだと思い付きました。
ジョーはテリーを連れて、親友ハーヴィー・ポラードの住む場所へ案内します。
ハーヴィー・ポラードは特撮映画のスタントマン希望の俳優でした。血のりや火薬を仕掛けるのが好きで、将来はこの仕事で有名になりたいと思っていますが、なかなかうまくいきません。

【承】- バンディッツ(2001年)のあらすじ2

ジョーとテリー、そしてハーヴィーを加えた3人で銀行強盗を考えました。但しハーヴィーは完全に裏方をします。そうすれば「2人組の強盗」と思われ、3人で移動していても目立ちません。
ジョーとテリーは早速『お泊まり強盗』を試してみました。まずはオレゴン州のシティバンクの頭取ダリル・ミラー宅へ行きます。
ドアチャイムを鳴らして家に入りこんだ2人ですが、ダリルの家族と一緒に夕食をとっている間、銀行強盗と聞かされた妻・クロエはずっと泣いていました。
息子が夕食のパスタを上手に食べられないので、クロエが切り分けてやると、すぐ上の娘も甘えて食べられないと言い、テリーが手伝います。銀行強盗なのに、銀行強盗らしくない…不思議な感じでした。
ジョーがダリル氏に聞くと、ダリルの持っている鍵だけではなく、営業部長の鍵も必要だと分かりました。
翌朝、クロエや子どもたちも人質として連れていきます。出社した行員たちは順番に奥の応接室に案内し、営業部長が出社するまでジョーとテリーは待ちました。銀行強盗は成功し、ジョーとテリーは大金を持って逃げます。ハーヴィーは前の夜からずっと、車でスタンバイしていました。
3人は山の中へ車で逃げ、三手に分かれて2週間後にクラマス・フォールズで集まる約束をしました。警察は2人組を追うだろうから、別行動をします。
さて、ここで専業主婦のケイト・ウィーラーについて話をせねばなりません。
ケイトはごく平凡な専業主婦でした。夫・チャールズはいつも仕事で忙しく、ケイトは寂しい思いをしています。
その日も気合いを入れて、ボニー・タイラーの『I Need a Hero』の曲をかけて踊りながら(注:この曲は映画『フラッシュ・ダンス』の有名な劇中歌)料理をしたケイトですが、料理をし終わった時に夫・チャールズが「今日は取引先とディナーだ」と言い、ケイトは落胆しました。
自分はジムに行くチャールズは、ケイトに「映画にでも行けよ」と言われ、泣きながら車を走らせます。
さて2週間後、集合場所に行こうとしたテリーはガス欠を起こしました。ヒッチハイクをしようとします。
ヒッチハイクをしようと思ってテリーが車の前に立ちはだかったのが、先のケイトの車でした。ケイトは気づくのに遅れ、テリーを轢いてしまいます。しかも慌てて降りようとして、車のドアでテリーの頭を打ちつけました。
テリーを急いでカスケード記念病院へ運ぼうとするケイトを、自分は銀行強盗だぞと銃で脅してテリーは制止しますが、ケイトはちっとも言うことを聞きません。
夫に相手にされず、泣きながら運転していたら人を轢いてしまい、銃をつきつけられたってもうケイトにとって身の危険などありません。やけくそのケイトはやけくその運転をし、むしろ身の危険を感じたのはテリーの方でした。たいして外傷を負っていないのでどこかで降ろしてくれとテリーは言いますが、ケイトに押し切られて結局、待ち合わせのハネムーン用コテージまで送ってもらいます。

【転】- バンディッツ(2001年)のあらすじ3

怒ったのはジョーでした。銀行強盗が落ち合う場所まで女を連れてくるとは何事かと注意しますが、来てしまったものはどうしようもありません。しかもケイトはやけくそで、このままどっかに行ったって構わないと考えていました。それほど、生活に退屈していたのです。
注意しようとしたジョーは、ケイトにひとめぼれしました。ケイトもコテージに置いてくれと言います。
前回の銀行強盗で手に入れた20万ドル(約2060万円)は、ジョーが預かっている間にオランダから来た女性と散財していました。ホテルの改装費用にざっと2万ドル(約206万円)が必要とテリーは考えます。
その日の夜、食事の席でうっかりハーヴィーが銀行強盗と明かしてしまいました。今、巷で話題の『お泊まり強盗』だと気づいたケイトが興奮してほめちぎり、ジョーもテリーもまんざらでもない顔をします。
でも銀行に預金して奪われた客と銀行は大変…とケイトが言いますが、ジョーが「奪われた金は国が補償してくれるので、銀行は損にならない」と答えました。
退屈だった主婦・ケイトはいきなり非現実的な人間たちと知り合い、これで少しは気が紛れそうだと思います。ジョーと深い仲になったケイトは、なし崩しに3人組に加わりました。ハーヴィーと一緒に車の中でスタンバイする役目をします。
続いてのターゲットはサン・アンドレアス銀行で、支店長のラリーをジョーとテリーは訪問しますが、ラリーは「銀行強盗」と聞いた瞬間に、玄関のドア口で倒れました。奥さんいわく「脱力発作で、極度の緊張状態になると寝てしまうのだ」だそうです。
コーヒーが熱くて「あちっ」と言うだけで、緊張してすぐ寝てしまうラリーをなだめながら、ジョーとテリーはなんとか銀行強盗を終えました。また2週間後、今度はネバダ州で再会を約束して別れます。
2週間後、ジョーとケイトはすっかりラブラブになっていました。その頃、ラリー支店長の家の傍でケイトの車が発見されたことから、ケイトは銀行強盗に拉致されたのではないかと疑われ、FBI(連邦捜査局)の捜査リストに載ります。ジョーとテリーは50万ドル(約5150万円)の懸賞金がかけられました。
次の強盗の時、2台の車で逃亡する際に並走した車がトラックと事故を起こし、ジョーとテリーは事故の通報をされました。ジョーとハーヴィーが現場に残り、ケイトはテリーとほとぼりが冷めるまで別行動することになります。
テリーはケイトを最初毛嫌いしていました。言葉巧みにジョーにつけ込んだからです。ところが一緒に過ごしているうちに、テリーもケイトに惹かれました。ケイトは神経症のテリーに対処するのが上手で、テリーはケイトと深い仲になり、やがてなくてはならない存在だと考えるようになります。
2週間後、待ち合わせ場所に現れたジョーはぶすっと膨れていました。自分の女性と思っていたケイトを奪われたからです。
ジョーとテリーは揉めますが、ケイトは「どっちか選べない。1号(ジョー)はたくましい、2号(テリー)は優しくてインテリ」と言います。 この映画を無料で観る

【結】- バンディッツ(2001年)のあらすじ4

どっちか選べと詰め寄っていた時にニュースが流れます。ニュースでは2人の『お泊まり強盗』がケイトを誘拐していることになっているのですが、夫・チャールズが出演しており「早く妻を帰してほしい。来週スペインに行くので、もしその間ならば、部下に連絡を取ってくれ」と発言し(妻よりも仕事の方が大事)、ケイトの気持ちを思いやった2人は揉めるのを辞めました。
次に襲った銀行では、とうとう「『お泊まり強盗』ね!」と家族に喜ばれるようになっていました。強盗の最中にパトカーが巡回し、金を取らずに逃げます。
テリーを犯行現場に置き忘れたジョーは「このままでもいいか(テリーを置いていけばケイトは自分のものにできるから)」と思いますが、ケイトは叱ってテリーを迎えに行かせました。
見張りのハーヴィーがミスして金を奪えなかったと思ったケイトは、ハーヴィーを役立たず呼ばわりし、ハーヴィーはカチンときます。
次はメキシコで会う約束をして別れました。ハーヴィーはその間、若い金髪女性・クレールをヒッチハイクで拾い、親しくなります。
ジョーとテリーはケイトと3人で過ごしました。ぬけがけしてテリーがケイトを飲みに誘い、一緒に逃げようと言いますが、ケイトは断ります。
「2人は1つ、1セットなの」と言われて、ジョーもテリーも従うほかありませんでした。
テレビでは、ケイトも実行犯の1人なのではないかと言われ始めます。ジョーとテリーには100万ドル(約1億円)の懸賞金がかけられ、ここがしおどきだと考えたジョーは、最後の銀行強盗にしようと言いました。
ハーヴィーは恋人・クレールを連れてきました。ジョーたちはあることを相談します…。
そして冒頭の銀行強盗でした。警察に通報したのはケイトです。
今回はお泊まりせず、白昼のアラモ銀行を襲ったジョーとテリーはSWATに包囲され、口論になり、人質を追い出した後に互いに撃ち合いました。
『お泊まり強盗』として有名な2人なので、ジョーとテリーの口論と発砲は全国ネットに中継されます。倒れた2人の死体を見てケイトは気絶し、SWATが突入し、2人の死体は死体袋に収納され、救急隊員が持ち去りました。
搬送途中でパトカーがパンクし、救急車は横転事故を起こして爆発炎上します。運転手は火だるまで車から出てきました。
…実はこれ、すべて狂言でした。最後の銀行強盗を働こうと考えたジョーは、追われる身の自分たちが体よく逃れるために「テレビの前で死ぬ」ことを考えついたのです。そしてそれぞれ役目を決めました。
ケイトは通報する役目、これで実行犯の疑いが晴れます。
ジョーとテリーは最後まで2人組の強盗と思われたままでした。血のりを仕掛けたのは、スタントマン希望のハーヴィーの仕業です。タイミングを見計らって血のりを割ったのは、ハーヴィーの恋人・クレールでした。
さらにパトカーをパンクさせ、救急車を爆発炎上させることで、2人の死体をごまかします。ハーヴィーの憧れの爆発炎上(火薬使う)もできますし、自分が火だるまスタントもできます(運転手はハーヴィー)。
こうしてこっそり銀行の金も得たジョーとテリーは、メキシコに渡ります。ケイトは懸賞金の100万ドルを手に入れて、ジョーとテリー、ハーヴィーとクレールらと合流しました。
(エンドロール)ハーヴィーとクレールが結婚式を挙げる。それを見守るケイトとジョーとテリー。

みんなの感想

ライターの感想

三角関係の決着はつかないままエンディング。でも、軽い切り口なので楽しく見られる。
確かに『お泊まり強盗』って、なかなか思いつかないよなあ。ジョーもテリーも顔を隠す気はない。いちおう変装はしてるんだけど、ディナーの時は取っちゃうし。インタビューには応じてるし。
ケイトをめぐってのジョーとテリーの三角関係があるから、冒頭で口論になっているシーンをもってこられると「痴話げんかの末の内輪もめか」とミスリードさせられそう。
見終わった後の気分も晴れやか。クライムサスペンスだが、コメディタッチでもある。

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