「パフュームある人殺しの物語」のネタバレあらすじ結末

パフューム ある人殺しの物語の紹介:2006年公開。18世紀のフランスを舞台に、類稀なる嗅覚の才能を持つ男の才能と狂気を描いた作品。パトリック・ジュースキントのベストセラー小説「香水 ある人殺しの物語」を映画化。出演は「クレイマー、クレイマー」のダスティン・ホフマン、「ロビン・フッド」「ラブ・アクチュアリー」のアラン・リックマン。

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パフュームある人殺しの物語の主な出演者

ジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)、ローラ(レイチェル・ハード=ウッド)、リシ(アラン・リックマン)、ジュゼッペ・バルディーニ(ダスティン・ホフマン)

パフュームある人殺しの物語のネタバレあらすじ

【起】- パフュームある人殺しの物語のあらすじ1

18世紀のフランスのパリでは悪臭が漂っていました。特に魚市場では悪臭が強く、そこで働く女性は一人の男の子を屋台の下で産みます。
女性は放置していたことが民衆にバレて吊るし刑にされて死亡します。男の子はジャン=バティスト・グルヌイユと名付けられ、マダム・ガイヤールが運営する孤児院に預けられます。
5歳に成長したグルヌイユは喋りませんでした。その代わり、生まれ持った才能である異常な嗅覚で様々な匂いを感じていました。孤児院の子供達は彼を気味悪がります。
13歳になったグルヌイユをマダム・ガイヤールは厄介払いとして、革なめしの職人に売り飛ばします。その直後、マダム・ガイヤールは売った金を奪われて殺されます。
皮なめし職人の寿命は5年と言われていました。しかし、この先にあるものを夢見て必死に働くグルヌイユでした。
ついに耐え抜いたグルヌイユは親方から呼ばれます。町へと革を売りに行く仕事につけます。
グルヌイユは町に到着して様々な匂いを嗅いで喜びます。親方をほっといて、果物を売っている良い香りのする女性の後をつけます。
近づいて女性の匂いを嗅ぐと怖がられて逃げられます。その後、グルヌイユは町の香水店で「愛と精霊」という香水をつけている金持ちの女性達を目にします。 この映画を無料で観る

【承】- パフュームある人殺しの物語のあらすじ2

先ほど逃げられた女性を匂いで見つけたグルヌイユは後ろから接近します。気づかれて騒がれそうになったので口を塞ぎます。女性は死んでしまいます。
彼女の服を破って匂いを嗅ぎます。この匂いを永遠に保存できないか知りたいグルヌイユでした。戻ってきたグルヌイユは親方に怒られます。
老舗の香水店の店主バルディーニは良い香水ができなくて客が来ませんでした。愛と精霊を買ってきて成分を確かめようとしますが、うまくいきませんでした。時折崩れそうになる店と家でした。
グルヌイユはバルディーニに革を届けに行きます。地下に運んでいると多くの香料を目にします。バルディーニに付着している愛と精霊の匂いから、革につけるのか聞きます。
愛と精霊の成分が何か分かるグルヌイユは試しに作らせてもらいます。見事に作り出して、次は愛と精霊以上の香水を作ります。働かせてほしいと頼みますが、バルディーニは少し考えさせてくれと言います。
グルヌイユの作った香水は素晴らしくて、バルディーニは親方からグルヌイユを買うことにします。儲けた親方は酒を飲んで酔っ払いますが、海に落ちて死亡します。
バルディーニはグルヌイユが制作する香水で大儲けします。グルヌイユはいくらでも制作する代わりに、匂いを保存する方法を教えてほしいと頼みます。
バルディーニ直伝の方法では銅やガラス、生き物の匂いは保存できませんでした。ショックで倒れたグルヌイユは寝込みます。

【転】- パフュームある人殺しの物語のあらすじ3

医者では治せず、グルヌイユは他に保存する方法はないか聞いてきます。グラースなら香水について学べるから、あるかもしれないとバルディーニは話します。
1週間して元気になったグルヌイユは、グラースで働くための証明書を書いてほしいとバルディーニに頼みます。バルディーニは代わりに100の香水の作り方を書き残してほしいと言います。
グルヌイユは旅立ち、バルディーニはこれで安泰できると安心して眠ります。しかし、家が崩れてバルディーニ夫妻は二度と目を覚ますことはありませんでした。
歩いてグラースに向かう途中、山の中で洞窟を見つけます。そこでは匂いがほとんど無く、グルヌイユは安心して眠ります。しばらく洞窟で暮らして、彼は自分に体臭がないことに気づきます。
死ぬまでに何かを残したいと考えるようになり、洞窟を去ってグラースに向かいます。道中、ローラという美しい女性からの匂いに、昔絞め殺してしまった女性を思い出すグルヌイユでした。
グラースで働き始めたグルヌイユは、その才能をマダムに褒められます。マダムの夫はグルヌイユを嫌っていました。
グルヌイユはそこで習った保存方法で、若い女性を殺して試します。見つかりそうになりますが、何とか誤魔化せます。しかし、匂いは保存できませんでした。
次に娼婦を金で買って、動物の油を塗ります。刃物で油を取ろうとすると娼婦に反抗されます。娼婦を殺して油を取り、煮詰めて香水が出来上がります。

【結】- パフュームある人殺しの物語のあらすじ4

それからグルヌイユは次々と女性を襲っては香水を作り上げていきます。13個の瓶のうち、12個まで完成します。最後の一つはローラで作ろうと考えています。
以前、バルディーニから古代エジプトの伝説の香水の話しを聞いていました。その香水は何千年も経ってから嗅がれたにもかかわらず、人々を魅了して愛されているかのように錯覚したそうです。
その香水は12個までは成分が分かっていましたが、残りの一つは解明されていませんでした。
町では異常な殺人鬼に恐怖していました。別の犯人を殺人鬼にして警察は一件落着を思わせます。しかし、ローラの父のリシは殺人鬼はまだいて、ローラを狙っていることに気づいていました。
リシはローラを連れて町から逃げます。明日フェリーに乗るため、海沿いの宿に泊まります。しかし、嗅覚で追ってきたグルヌイユによってローラは殺されます。
香水が完成したグルヌイユは捕まります。観衆の前で判決されて、翌日実刑が行われます。
完成した香水をつけたグルヌイユは観衆の前に姿を現します。その匂いを嗅いだ観衆達すべてが彼を無実だと思い、周りの人達を愛し始めます。リシもそうなって、グルヌイユが自分の息子であると言います。
しばらくして目を覚ました観衆達。もう一度事件を捜査することになって、グルヌイユの働いていた場所から女性達の衣類や髪が出てきたことから、マダムの夫が逮捕されます。吊るし刑にされて事件は一件落着になります。
グルヌイユは世界を支配できる香水を手に入れましたが、生まれた場所であるパリの魚市場に向かいます。そこで自ら香水を被ります。その匂いに町人が彼を天使だと思って、跡形もなく食べ尽くします。
香水の瓶に残っていた一滴が零れ落ちてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は18世紀のフランスを見事に描いている映像の数々です。バルディーニのお店やライバル店の中に飾られた品々、町の風景や登場人物達の衣装など18世紀のフランスを思わせてくれる映像が素晴らしいです。
また、類稀な嗅覚を持つグルヌイユの才能と狂気の姿を官能的に描いているのも素晴らしいです。彼が匂い始めると、その匂いに向かって走っていくカメラワークが彼の嗅覚の鋭さを物語っているかのように捉えれます。
そしてグルヌイユの姿と一緒に入るナレーションが、官能的な映像を引き立てています。その描き方によって、彼がどれだけ普通の人とは違う才能と考えを持っているかを伝えてくれます。
最後まで見終わって、全ての場面が印象的で惹きこまれ続けた作品です。これほどの映画を作った人達の感性と努力に感服しました。文句なしの作品です。

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