「パーフェクトガイ」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

パーフェクト・ガイの紹介:2015年製作のアメリカ映画。優しくて魅力的な素晴らしい恋人が一転サイコなストーカーと化し、悪夢のような恐怖を体験する女性の姿を描くサスペンススリラー。日本でも社会問題となっているストーカー犯罪を題材に、『転落の銃弾』などのデヴィッド・M・ローゼンタール監督が息詰まるドラマに仕立てた。

予告動画

パーフェクトガイの主な出演者

リア・ヴォーン(サナ・レイサン)、カーター・ダンカン(マイケル・イーリー)、デイヴ(モリス・チェスナット)、ロジャー(チャールズ・S・ダットン)、マッカーシー老夫人(テス・ハーパー)、カレン(キャスリン・モリス)、アリシア(ルティナ・ウェスリー)、ハンセン刑事(ホルト・マッキャラニー)

パーフェクトガイのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①36歳の女性・リアは結婚と出産を焦り、恋人・デイヴが結婚を考えていないことを知って別れを切り出す。リアにすぐ新たな出会いがあり、しかも相手は理想的な男(パーフェクト・ガイ)のカーター。しかし理想的と思ったのは表面だけで、ひと皮剥くとカーターは善人の仮面をかぶったパーソナリティ障害の人間だった。 ②リアはカーターに別れを告げるが、一転してカーターはストーカーになり、リアがデイヴとよりを戻すとデイヴを殺した。リアはハンセン刑事の協力を得て、カーターを返り討ちに遭わせて復讐を果たす。

【起】- パーフェクトガイのあらすじ1

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス。
リア・ヴォーンは36歳のロビイスト(圧力団体の利益を政治に反映させるために、 政党・議員・官僚などに働きかけることを専門とする人々)の女性です。上司の男性・トムからの信頼も厚く、仕事は順調でした。
私生活では2年付き合ったデイヴという恋人の男性がいます。また金髪女性カレン・ヒラードと黒人女性アリシアとは長年のよき女友達です。
リアはそろそろ結婚して子を持ちたいと思っていました。
しかしカレンの結婚10周年パーティに参加した際に、デイヴに結婚する気が全くないことを知ります。帰りの車で口論になったリアは、自分の年齢を挙げて出産したいと告げますが、両親も離婚して兄弟も離婚しているデイヴは結婚におよび腰でした。
「待てない、別れるべき」とリアは言い、嫌いになったわけではありませんがデイヴと別れます。
その2か月後、リアに嬉しい出会いがありました。
カレンと飲みの約束をしたものの、息子・ザックが熱を出してカレンから行けないと電話があります。バーで嫌な酔っ払いに絡まれたリアを助けてくれたのは、さわやかな黒人男性カーター・ダンカンでした。
カーターとは実は以前、1度リアは会ったことがありました。アイスラテのテイクアウトを頼んだ店で、急いでいるようだからと先に譲ってくれた男だったのです。
カーターはITセキュリティエンジニアの仕事をしていました。意気投合したリアは、別れ際にカーターの名刺を貰います。
よければ電話してくれとカーターは言っていましたが、翌日リアの職場にカーターから電話がかかってきました。なぜ分かったかと聞いたリアに「情報のプロだぞ」とカーターは答えます。
再びデートしたリアはカーターとすぐに親しくなり、理想の相手だと思うようになりました。女友達のアリシアに話をすると「パーフェクト・ガイ(理想の男性)じゃない」と言われます。
アリシアとカレンはリアのために、カーターにわざと不躾な質問をぶつけます。しかしカーターは不快に思う様子もなく、きちんと答えました。アリシアとカレンはカーターに無礼を詫び、リアに素敵な出会いがあったと喜びます。
しかし一方で2人の女友達は、リアに「できすぎではないか」と言うのも忘れませんでした。そしてこの女性の勘は、最終的には当たっていました…。
カーターこそが理想の相手だと思ったリアは、自分の家に誘います。その際に、カーターに粘土で鍵の型を取られたのですが、気づきませんでした。
向かいの老女・マッカーシー夫人に紹介し、さらに独立記念日に実家へ誘います。その日が父・ロジャーの誕生日でもあったからです。
父・ロジャーと母・イヴリンに会わせると、両親はすぐにカーターを気に入りました。特に父・ロジャーはカーターとジャイアンツ戦を見に行き、父親に好かれます。
カーターはリアのことを、結婚前提で付き合っていると両親の前で言い、リアは有頂天になりました。

【承】- パーフェクトガイのあらすじ2

しかし、順調だったのはここまででした。
実家からの帰り道、2人はガソリンスタンドに立ち寄ります。カーターは店内に入り、リアだけが車に残りました。
リアに男が話しかけてきます。
男はカーターの車に興味を示して、写真を撮らせてほしいとリアに話していただけなのですが、リアに話をする男がいるのを店内から見たカーターは、戻って来るなり男を殴りました。
態度を豹変させたカーターは、男に何度も殴りかかります。ミアが制止してもきかず、ガソリンスタンドの店主が威嚇発砲して初めて、暴力をやめました。
ショックなミアは、知らない一面を見た気がして、その日からカーターを避け始めます。
するとミアの気持ちを知ったかのように、カーターはつきまといはじめました。
1日に何十件もメールと電話がかかってきます。
仕方なくリアは自宅と携帯の電話番号を変えました。それでもカーターはITセキュリティエンジニアのスキルを活かして、新たな電話番号を知ってかけてきます。
勤務先にも待ち伏せされたリアは、ストーカー被害の届けを出します。応対したハンセン刑事はメールや電話だけでは罪にあたらないと言い、接近禁止令を出すと効果は得られるが危険性は増すと言いました。
警察は役に立たないとリアは感じます(この時点では確かにハンセン刑事ができることはないが、後にきちんと応対してくれる)。
残業した日、自分の車にメッセージつきのバラが置かれているのを見たリアは、接近禁止令を出しました。翌日、カーターの職場に警官が来て届けを置いていき、カーターは恥をかかされたと思います。ハンセン刑事が指摘したとおり、接近禁止令を出したことで却ってカーターの怒りを煽る結果になりました。
合鍵を使って家に侵入したカーターは、指紋がつかないよう手袋をすると、流しのグラスの口紅にキスをし、ベッドに座ってシーツの匂いを嗅ぎ、歯ブラシを舐めます。
リアのパソコンに遠隔アクセスのインストールをして情報を得られるようにしました。そしてリアの飼い猫・ラスティを連れ帰ります。
その頃、リアにデイヴから電話がありました。新たな電話番号はカレンから聞いたそうです。
デイヴは復縁の話を持ちかけました。嫌いになって別れたわけではないリアは、結婚を急ぎ過ぎたと思い、もう一度友人からやり直すことにします。
カーターは会話を盗み聞きすると、すぐさまフェイスブックで検索してデイヴを調べました。
デイヴとリアの訪れる店に先回りしたカーターは、デイヴに挑発的な言葉を投げかけて、わざと暴力を振るうように仕向けます。
翌日、警察に呼ばれて接近禁止令を破ったと注意されたカーターは、店に2人が来ると知らなかったと言い、むしろ暴力を振るわれた自分の方が被害者だと言いました。
カーターと会ったハンセン刑事は、厄介な相手だと気づき、過去の犯罪歴を調べます。

【転】- パーフェクトガイのあらすじ3

夜、リアの家の外の電球をいじっていたカーターは(監視カメラをつけようとしていた可能性高し)、お向かいのマッカーシー夫人に注意されます。マッカーシー夫人はカーターとリアが別れたことも知っており、まずいと思ったカーターはマッカーシー夫人を追いかけて家の中へ入り、階段から突き落として殺しました。
リアの家にデイヴがやってきます。リアがシャワーを浴びていると、デイヴがガラス張りのシャワールームに入ってきました。2人はシャワールームで濃密なキスを交わします。湯気でガラスが曇ってて2人は気づきませんが、それをシャワールームの外でカーターが見ていました。
2人はそのままベッドインしますが、ベッドの下にカーターが潜んでいます。その後、寝入った2人の顔を見て立ち去りました。
翌朝、リアは1日早いバースデープレゼントをデイヴに渡します。時計の裏側に『永遠の愛を リア』と刻印したもので、別れる前に注文していたものでした。
リアがデイヴと復縁したことがカーターの怒りを煽りました。リアの個人情報(住所や電話番号)が記載された迷い猫のポスターが近所にべたべたと張られます。
警察のハンセン刑事に相談に行くと、ハンセン刑事は「カーター・ダンカンという名は2003年に改名した名だ」と告げ、それ以前の犯罪歴を調査中だと言います。
リアが帰宅すると、向かいの家のマッカーシー夫人の遺体が発見されて、運び出されているところでした。リアはそれもカーターの仕業ではないかと疑います。
リアの会社と全顧客に対して、リアとデイヴとのベッドシーンの映像が流されていました。発信元はリアですが、もちろんこれは監視カメラを取りつけて撮影したカーターの仕業です。
上司のトムはもちろんリアの仕業ではない、むしろ被害者だと分かってはいるものの、会社の評判を落としたとしてリアを停職処分にしました。
カーターはさらにマリブに出張中のデイヴの後をつけると、隙を見て車のボルトを緩めて車で尾行します。デイヴの乗った車は帰宅途上で走行中にタイヤが取れて横転事故を起こしました。カーターは横転した車の下敷きになって重傷のデイヴの口を塞ぎ、窒息死させると時計を奪います。
リアはハンセン刑事からデイヴの死亡事故を聞かされますが、カーターが関係していると確信しました。ハンセン刑事も同感です。
帰宅すると、寝室にプレゼントした筈の腕時計が置かれていました。通報しますが、それだけでは侵入の証拠にはなりません。
ハンセン刑事は、カーターの改名前の本名が「ロバート・アダムス」と突き止めました。ロバート時代の犯罪歴はたくさんあり、特に精神衝動による行動、要はパーソナリティ障害(反社会性人格障害)だと言います。
カーターは2歳の時に捨てられ、イリノイ州の里親のところで育てられましたが、10代の頃から非行歴は数多くありました。IQは高い、ズル賢いとも言います。

【結】- パーフェクトガイのあらすじ4

リアが発信元の「生きるのがつらい さよなら リア」というメールがリアに届きました。ハンセン刑事は、脅迫になりうるとは言いますが、それだけでは重い罪にならないと付け足します。
停職処分にまで追いやられたリアは、なんとかやり返したいと思いました。そんなリアをハンセン刑事が「コーヒーを飲みに行こう」と、唐突に取調室から連れ出します。
警察署の向かい側にある喫茶店に入ったハンセン刑事は、刑事の立場からは言えなくても友人という立場ならアドバイスできると言いました(そのために警察署から連れ出した)。そしてある男の話なのだがと前置きして、例を挙げます。銃に疎いリアに分かるよう、詳しく説明します。
その男は夜間に不法侵入をされて、散弾銃を買ったそうです。レミントン社の12ゲージの散弾銃で、7発の弾が入ります。
最初の2発をビーンバック弾(鉛弾が入ったもので、撃たれても皮膚を貫通しない)にして、残り5発を実弾にしました。
そしてその最初の2発を警告用にしたのです。侵入者が警告を無視した場合、それ以降の発砲は裁判では正当防衛とみなされます。
「ただの話だけど」と言って、ハンセン刑事は立ち去りました。リアは聞いたとおりに銃と弾を購入し、備えます。
そしてリアは今度は一転して追われる側から追う側に回りました。
カーターが金髪女性を口説いていると「次の餌食を探してるのかしら」と近づき、女性に警告します。金髪女性は驚いて立ち去り、怒ったカーターが店を出て車で帰るのを尾行したリアは、カーターの家を突き止めます。
そしてカーターの留守中に入りこむと、部屋の家電をすべて破壊して回り、スプレーで壁に落書きしました。さらに外回りで営業するカーターの取引相手に、カーターに接近禁止令の書類の差し入れをします。取引は失敗し、カーターはまた怒ります。
帰宅したカーターは、壁の落書き「まだ足りない かかってきなさい」という文字を見て、リアの家に行きました。
不法侵入したカーターは、水音を聞いて2階のシャワールームに行きますが、そこにリアはいませんでした。出口を塞ぐ形でリアが立ちはだかり、銃を向けます。
しかしリアは発砲する前に近づかれ、揉み合いになりました。2人して1階まで転げ落ちます。
台所で包丁を持ったリアはカーターに切りつけて、鍋で殴りつけて銃を取りに戻り(一緒に1階に落ちていた)、発砲しました。
発砲されたものの皮膚を貫通しない弾なので、カーターは舐めてかかります。2発めも同じくビーンバック弾だったのでカーターは笑って、リアに襲いかかろうとしました。
そこへリアは実弾を発射しました。弾はカーターの胸のど真ん中を貫き、カーターは死にます。
リアはそのまま銃を持ってハンセン刑事のところへ出頭し、「不法侵入の被害届を出したい」と言いました。揉み合いになって殴られたリアの顔には痣ができており、銃を見たハンセン刑事はすべてを理解します。
「大丈夫?」というハンセン刑事の問いに、リアは「やっとね」と答えました。リアの自宅をたくさんのパトカーが囲み、カーターの遺体が運び出されます。
リアは正当防衛で無罪になるでしょうが、失ったものの多さに無念が残るリアでした。

みんなの感想

ライターの感想

2年付き合ったデイヴと別れるところから今作品は始まり、すぐ新たな出会い…。
とんとん拍子に話が進む。しかし…とんでもない男だったと気づくまでの展開が早い。
実家からの帰りにGSで暴力沙汰を起こす。ここまでほんとにすごく話の運びが早いですけん。
1度の暴力沙汰で別れを切り出すリアも極端だなあと思いはするものの、直感は当たっていたのか。
以後のストーカー行為、目新しさはないものの、じゅうぶん「不愉快」。
ハンセン刑事もリアリティがあった。最初ごろは非協力的で、警察にできることはあまりないのだと、ついリア側の視線で見てしまう。
が、途中から一転して徐々に協力してくれるので、最後の友人としてのアドバイスは嬉しかった。
リアは復讐を果たすわけだが、それで幸せになれるわけでもなく、ちょっと切ないラスト。

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