「パーフェクトストレンジャー」のネタバレあらすじ結末

パーフェクト・ストレンジャーの紹介:2007年公開のアメリカ映画。人気俳優のハル・ベリーとブルース・ウィリスが共演。幼馴染の死の真相を暴くべく、広告業界の大物の下へ潜入する女性記者を描く。ニューヨークの広告業界、そして誰もが別人格になれるインターネットの世界を舞台に描かれる戦慄と衝撃のミステリー。

予告動画

パーフェクトストレンジャーの主な出演者

ロウィーナ・プライス(ハル・ベリー)、ハリソン・マシュー・ヒル(ブルース・ウィリス)、マイルズ・ハーレイ(ジョヴァンニ・リビシ)、キャメロン(ゲイリー・ドゥーダン)、ジョシー(ダニエラ・ヴァン・グラース)、ミア・ヒル(ポーラ・ミランダ)、ナーロン(リチャード・ポートナウ)、カレン・テハダ警部補(フロレンシア・ロザーノ)、グレース(ニッキー・エイコックス)、エリザベス・クレイトン(キャスリーン・チャルファント)、エスメラルダ(パティ・ダーバンヴィル)、ジーナ(クレア・ルイス)、ベタニー(タマラ・フェルドマン)、ビル・パテル(ジェイソン・アントゥーン)

パーフェクトストレンジャーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①若い女性・グレースがある会社社長との関係をにおわせた後、死亡した。グレースの女友達・ロウィーナは記者であったことから、問題の社長・ハリソンが殺害に関わっているのではないかと考え、接触をはかる。 ②物証が出てきてハリソンは逮捕され、有罪判決を受ける。ところが本当はロウィーナが犯人。幼い頃母と2人で父の死体を捨てた現場をグレースに見られたロウィーナは脅され続けており、殺害して罪をハリソンに着せたのだった。

【起】- パーフェクトストレンジャーのあらすじ1

アメリカ、ニューヨーク州。
ロウィーナ・プライスはNYクーリエという新聞社に勤務する、若い女性の新聞記者です。
ある時ロウィーナは半年かけて、ワシントンのスティーブン・サックス上院議員のゲイ疑惑を暴きました。スティーブンは妻帯者ですが、自らがゲイであるにもかかわらず、ゲイの市民権を認めない発言をしています。
ロウィーナはスティーブンの交際相手の男性・ジョシュや、ほかにも関係を持った相手の証拠を持っていました。
それを突きつけるとスティーブンは「望む物はなんでもやる」と言いました。事実を認めたようなものです。
ロウィーナは若い男性の相棒マイルズ・ハーレイと一緒に活動しています。マイルズはパソコンやコンピュータに詳しく、裏方部門でバックアップしてくれていました。
ところが後日、ジョシュがスティーブン議員に買収されて、発言を否定します。記事はボツになり、スキャンダル自体もうやむやにされてしまいました。
要は上部から圧力がかかったのです。それに立腹したロウィーナは新聞社を辞めました。
ある夜、ロウィーナは幼馴染みの女性グレース・クレイトンに地下鉄のホームで会います。
グレースは恋人チャック・フリーマンがいましたが、最近は喧嘩ばかりしているそうです。またグレースはロウィーナの元カレ・キャメロンとも関係を持っており、それがもとでロウィーナはキャメロンと別れていました。
世間話の後、グレースは記事にしてほしいことがあると言います。大企業の広告代理店H2K社の社長ハリソン・ヒルと関係を持ったと告げたグレースは、ロウィーナに資料を渡して地下鉄で去りました。
その時はロウィーナはさほど重要には考えませんでした。
翌週に、そのグレースと連絡が取れないとグレースの母・エリザベスから電話をもらったロウィーナは、ニューヨークで女性の溺死体があがったと聞き、エリザベスと一緒に死体を見に行きます。
それはグレースの変わり果てた姿でした。おもりの金属片で首と足首が腐食しています。
前の週に会ったばかりのグレースには、自殺をにおわせるような素振りはありませんでした。殺人だと思ったロウィーナは警察の聴取にそう答えます。
そしてロウィーナはグレースのために、生前に彼女が告げたハリソン・ヒルの調査をしようと考えました。
相棒のマイルズに話すと、協力してくれると快諾してくれます。 この映画を無料で観る

【承】- パーフェクトストレンジャーのあらすじ2

ハリソンに接触するために、ロウィーナはキャサリン・ポーグという偽名で派遣登録し、H2K社で働き始めました。ロウィーナはハリソンの秘書の助手の仕事を与えられます。
ハリソン・ヒルは会社社長ですが、財産があるのは妻ミア・ラインハートで、ハリソンはミアの金目当てで結婚したと目されています。
そのためハリソンは浮気の露見を恐れており、また妻・ミアもジョージーというレズビアンの女性をハリソンにつけ、番犬として見張らせているそうです。
そういった情報を、働き始めてすぐにロウィーナは、同僚の女性から聞きました。
グレースが渡した資料はADEXという男性とのチャットの内容を記したもので、7日にチャットで出会い、9日にはもう深い仲になっていました。
ところがこの「ADEX」がハリソンだという確たる証拠がありません。グレースはメールで「関係をばらす」とADEXを脅していましたが、仮にこのADEXというハンドルネームの相手がハリソンだったとしても、このメールが殺人の証拠になるわけではありません。
グレースの殺害にハリソンが関わっていた可能性は濃厚だと考えながらも、具体的な物証があるわけではありませんでした。
とにもかくにも、この「ADEX」という人物にチャットかメールで接触ができれば、一歩捜査が前進すると考えたロウィーナは、昼間は仕事場で働きながらも、チャットでコンタクトを取ろうと考えます。
その後の警察の調査で、グレースは溺死ではなく毒死だと判明しました。何かの毒物で胃が溶けており、眼にもその毒物が投薬されていたそうです。
さらに…グレースは死亡時に、妊娠3か月でした。
疑惑の人物・ハリソンと妻・ミアとの間に子どもはなく、ミアは不妊治療に通っています。ロウィーナは、グレースが妊娠をネタにハリソンを脅し、ミアへの発覚を恐れたハリソンがグレースを殺したのではないかと考えました。
チャットサイトでようやく、ロウィーナはADEXというハンドルネームの人物と接触できます。
パソコンの知識が少なく、操作に慣れないロウィーナのフォローは、相棒のマイルズがしました。
チャット上ではトゥルーブルーというハンドルネームで、ロウィーナはハリソンに近づきます。
また会社でも、ロウィーナはその抜群のスタイルと美貌で、ハリソンに目をかけられました。
ネット上と現実世界との両方から、ロウィーナはハリソンに接近していきます。

【転】- パーフェクトストレンジャーのあらすじ3

但し…これはロウィーナの知らないことでしたが、ロウィーナがチャットで接触している相手は、マイルズだったのでした。マイルズはロウィーナのストーカーでもあります。
ロウィーナの元カレ・キャメロンが警察に呼び出されました。グレースの腹の子のDNA鑑定のために呼び出されたのです。
グレースと3か月前に会っていて「腹の子の父親の可能性がある」と聞かされたロウィーナは、別れた元カレのキャメロンにあきれて怒り、喧嘩になりました。
マイルズがH2K社を訪問し、会社の入り口に大きく展示されているトレードマークの写真が、人間の瞳孔の写真だと知ります。
瞳孔を拡大するために使われる薬が「ベラドンナ」という名称だと知ったマイルズは、その植物が毒性を持つ薬物だという情報も得ました。グレース殺害に使われた毒物が、ベラドンナだとマイルズは睨みます。
ハリソンがベラドンナを入手可能な環境にあることも判明しました。
あとは具体的な物証を得るのみです。
マイルズはロウィーナに、ハリソンの会社のパソコンに「遠隔操作できるウィルス」を仕込むよう命じました。ロウィーナは渡されたUSBを持ち、ハリソンの目を盗んでパソコンに近づきます。
ところがハリソンのパソコンにウィルスを入れようとすると、セキュリティソフトが作動してしまいました。しかも手間取っているうちに、ハリソンが戻ってきてしまいます。
ハリソンは、自分のパソコンを操作していたロウィーナを見て、ライバル会社・キムシェンバウムのスパイではないかと疑いました。
その場はなんとか誤魔化して、ロウィーナはハリソンと食事に行きます。
ところが途中でロウィーナが洗面所に抜けた時、ロウィーナの携帯にメールが入りました。
メールはマイルズからで「後日ヒル(ハリソン)のパソコンには、別の方法で侵入する Mより」という内容でした。メールを盗み読みしたハリソンは、戻ってきたロウィーナにそれを突きつけます。
ロウィーナは本当のこと(グレース殺害の容疑のために動いている)を言うわけにもいかず、産業スパイだと認めました。ハリソンはロウィーナを解雇します。
ロウィーナがハリソンに接触して捜査する道は絶たれました。自分のメールをハリソンに見られたことで解雇されたと知ったマイルズは責任を感じ、パソコンのセキュリティ会社の技術者を装ってH2K社に乗り込んで、物証を得ます。
その頃、ロウィーナはマイルズの家に行き、隠し部屋を見つけました。そこにはロウィーナの大量の写真が壁に貼られており、自分のストーカーだと知ります。 この映画を無料で観る

【結】- パーフェクトストレンジャーのあらすじ4

そればかりではなく、亡くなったグレースとマイルズのSMプレイの写真もありました。ロウィーナは、マイルズを信用してよいものか混乱します。
帰宅したマイルズは、ロウィーナに隠し部屋がばれたことを知ってあせり「毒薬ベラドンナとハリソンの妻・ミアを結ぶ線が見つかった」と報告しました。H2K社でベラドンナの栽培がなされていたのです。
誰を信じてよいのか分からなくなったロウィーナは、チャットでADEXをホテルの一室に呼び出しました。現れたのはハリソンです。
マイルズが提出した物証もあって、ハリソンは警察に逮捕されました。
その後の警察の捜査で、どんどん証拠がでてきます。ハリソンの車中から被害者・グレースの毛髪や血痕、体液が見つかりました。
ハリソンの私物からベラドンナの抽出液も見つかり、またハリソンが複数の女性とメール交換をしていたことも、裁判で不利に働きます。
裁判でハリソンは第一級殺人罪で有罪になりました。
ところが…マイルズはまだひとりで捜査を続けていました。ロウィーナの家のパソコン閲覧履歴を見たマイルズは、ロウィーナが徹底的に「先に調査していた」ことを知って、ある結論に達します。
…実はロウィーナは幼い頃、父親に性的ないたずらをされていました。ある時ロウィーナの母がそれに気づき、止めようとして父を殴り殺します。
母娘は父の遺体を崖から捨てて、失踪したことにしました。ところがこの犯行の一部始終を、幼いグレースに目撃されていたのです。
以後ずっとロウィーナはグレースに脅されていました。
彼・キャメロンを寝盗られても、グレースに文句ひとつ言えなかったのは、ロウィーナにとってグレースは頭が上がらない存在だったからです。
現在はリハビリ施設にいる母を訪問する時に、ロウィーナは毒薬ベラドンナを施設から盗みました。そしてグレースが地下鉄のホームで接触してきた時に、ベラドンナ入りの飲み物を飲ませて殺し、罪をハリソン夫妻に着せようとしたのです。
真犯人はロウィーナでした。ロウィーナはマイルズの協力を得てハリソンに接近することで、物証(車中から発見された毛髪や血痕、体液など)を車中に残して、罪をなすりつけました。
それを知ったマイルズは事実をロウィーナに突きつけます。
しかしロウィーナはマイルズの胸にナイフを刺して殺すと、テハダ警部補に電話をかけました。
そして「ハリソンは無実で、マイルズが真犯人だ」と訴えました…。

みんなの感想

ライターの感想

ある一点を除けば、この映画って面白いのに。その一点は…煽り文句。
『ラスト7分11秒―「衝撃の事実」に、あなたは絶対騙される』
…いかんいかん、こんなこと言われたら、自らハードルあげてることになっちゃうじゃん!
この煽り文句が目に入ることで、映画を疑ってかかっちゃうんですよ。むしろまっさらの状態で見たほうがはるかに面白いのに。
…まあ、それを除外したとしても、この映画は徹底的に「だれもが怪しく見える」よう作られている。
ハリソンは当然のこと、妻・ミアも怪しい、マイルズも怪しい(なにせロウィーナのストーカーなんだもん)…。
というふうに、あっちこっちに怪しい影をにおわせているもんだから、ラストまでなかなか予想できないというのは事実。
思わせぶりに途中、ロウィーナの悪夢という形をとって、過去に起きた父との確執が徐々に描かれてはいる。
が、それもなんかラストになると「あとだしじゃんけん」みたいな感じ。
決して出来としては悪くない。ただ先に書いたように「ラスト7分11秒~」なんていわれると、『シックス・センス』以降、観客はいろんなことを疑ってかかるようになっているのだ。
そしてその観点からすると、この作品は多少物足りない(最後の最後のオチの説明がいまいち腑に落ちない)のだよなあ。
もったいない~。とにかく白紙で見ればそこそこスリリングなのですよ。

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