「ピクニックatハンギングロック」のネタバレあらすじ結末

ピクニックatハンギング・ロックの紹介:1900年、オーストラリアの女学校の生徒が近くの岩山にピクニックに行き3人の生徒と1人の教師が行方不明になるが、その後1週間以上経ってから1人の生徒だけが生きて発見される。ジョーン・リンジーの同名小説の映画化作品。1975年オーストラリア。監督:ピーター・ウィアー(代表作「刑事ジョン・ブック 目撃者」「いまを生きる」等)。本作は実際に起こった事件の映画化と思われがちであるが、その時代の記録を調べても該当する事件は存在せず、完全なフィクションである。ストーリーとは直接関係ないように見えるが何かを暗示しているシーンや台詞が多く、最後まで謎が解明されないことと相俟って謎めいた作品とされている。

ピクニックatハンギングロックの主な出演者

アップルヤード(レイチェル・ロバーツ)、ミランダ(アン・ランバート)、セーラ(マーガレット・ネルソン)、アーマ(カレン・ロブソン)、イーディス(クリスティーン・シュラー)、マリオン(ジェーン・ヴァリス)、ミス・マクロウ(ヴィヴィアン・グレイ)、マイクル(ドミニク・ガード)、マドモアゼル・ポワテール(ヘレン・モース)、アルバート(ジョン・ジャレット)

ピクニックatハンギングロックのネタバレあらすじ

【起】- ピクニックatハンギングロックのあらすじ1

1900年2月14日土曜日。オーストラリア・ヴィクトリア州のアップルヤード女学校の生徒十数名が近くのハンギング・ロックと呼ばれる岩山へピクニックに出かけます。
生徒の中でもとりわけ美しいミランダはみんなの憧れの的です。ミランダと寮で同室のセーラはアップルヤード校長からピクニックに行かせてもらえず詩の勉強をさせられます。
岩山ではなぜか教師たちの時計が全部12時で止まっていました。引率のマクロウ先生は磁気のせいだろうと言います。
午後になりマリオン、ミランダ、アーマ、イーディスの4人の少女が岩面の測定をしたいと言って岩山に登ります。岩山には近くに住む大佐夫妻と甥のマイクルと孤児のアルバートがいましたが、ミランダを見たマイクルはその美しさに心を奪われます。
4人の少女は登って行き頂上近くの岩の上で寝込んでしまいます。突然ミランダ、マリオン、アーマの3人は起き上がると、イーディスの呼びかけにも応えず行ってしまいます。
イーディスは悲鳴を上げて逃げ帰ります。

【承】- ピクニックatハンギングロックのあらすじ2

学校では夜になってもピクニックから戻らない生徒たちを校長が心配して待っていました。ようやく馬車が帰って来ましたが、3人の生徒とマクロウ先生が岩山で行方不明になったと知らされます。マクロウ先生はみんなが昼寝をしている間にいなくなっていました。
岩山で捜索が行われますが、何の手がかりもみつかりません。独りで泣き叫びながら帰って来たイーディスはショック状態でしたが、やがて帰ってくる途中マクロウ先生が登って行くのを見かけたと証言します。そしてその時先生はスカートを履かず下着姿だったと。厳格なオールドミスのマクロウ先生からは考えられない事でした。
失踪から1週間が過ぎて、ミランダを忘れられないマイクルは岩山の中を捜索して歩き回ります。心配したアルバートが後を追い倒れているマイクルを見つけますが、その手にはレースの切れ端が握られていました。
その直後、アルバートは岩陰で倒れているアーマを発見します。

【転】- ピクニックatハンギングロックのあらすじ3

アーマの容体は脳震盪の他は軽い擦り傷程度で1週間も山の中にいたとは思えず、裸足で見つかったにもかかわらず足は無傷でした。そしてなぜかアーマの服の下のコルセットがなくなっていました。
アーマが見つかって生徒達は喜びに沸きますが、アップルヤード校長は事件以来3人もの生徒の親から娘を退学させると連絡があり、学校の評判に傷がついたと苛立ちます。
校長は授業料を滞納していたセーラに以前から辛く当たっていましたが、とうとう復活祭までに支払いがなければ学校を出て施設に入ることになると通告します。
セーラは幼い頃孤児院で育ち、職員から虐待された過去がありました。一方で美しいミランダに憧れて想いを寄せていたので、ミランダの失踪にひどく心を痛めていました。
アーマは意識を取り戻しましたが、あの日のことは何も憶えていませんでした。
ミランダ、マリオン、マクロウ先生の3人は死亡したと推定されると書かれた貼り紙が街に貼り出されます。

【結】- ピクニックatハンギングロックのあらすじ4

回復したアーマはヨーロッパへ旅立つことになりお別れを言うために学校に帰って来ますが、他の生徒たちがアーマへ向ける視線は冷たく敵意に満ちて、1人の生徒が「話して、アーマ」と叫んだのをきっかけに口々にアーマを取り囲んで責め立てます。
「死んだのよ!」「汚い洞窟の中で、みんな死んで腐ってる」
全員がヒステリー状態で泣き崩れ、アーマは逃げるように去って行きます。
その部屋の片隅では、セーラが校長の命令で「猫背を矯正する」という名目で壁際に縛りつけられています。
学校からは次々に生徒が去って行き、教師も辞職して行きます。校長はアルコールに溺れるようになり、ついにセーラに孤児院へ戻るよう言い渡します。
アーマを発見したアルバートは実はセーラの生き別れの兄でしたが、妹とは音信不通でアップルヤードにいることを知りませんでした。アルバートは回復したマイクルに「セーラが別れを告げる夢を見た」と話します。
翌日、温室でセーラの死体が発見されます。2階の部屋の窓から身を投げたのです。
1900年3月27日、岩山のふもとでアップルヤード校長の死体が発見されます。岩山に登ろうとして転落したものと推測されました。
失踪した生徒と教師の捜索は数年間続けられましたが、今日まで謎のままです。

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