「フェイシズ」のネタバレあらすじ結末

フェイシズ(2011年)の紹介:2011年制作のアメリカ映画。連続殺人鬼を目撃して相貌失認となった女性の命を狙われる姿を描いている。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で贈る異色のサスペンス。峰不二子のモデルとも言われているマリアンヌ・フェイスフルも出演。

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予告動画

フェイシズの主な出演者

アンナ・マーチャント(ミラ・ジョヴォヴィッチ)、サム・ケレスト(ジュリアン・マクマホン)、エリック・ラニヨン(デヴィッド・アトラッキ)、ブライス(マイケル・シャンクス)、ランゲンカンプ医師(マリアンヌ・フェイスフル)、フランシーン(サラ・ウェイン・キャリーズ)、ニーナ(サンドリーヌ・ホルト)

フェイシズのネタバレあらすじ

【起】- フェイシズのあらすじ1

イーストサイドを脅かす連続殺人犯「涙のジャック」によって、5人目の犠牲者がでたとテレビで放映されています。
アンナは友人と飲んだ後、一人で歩いて家に帰っていると、イチャついている男女の声と姿を見ます。通り過ぎた後、刃物で切る音がして振り返ります。
女性が首を切られて倒れていて、男が涙を流しながら女性に体を寄せ合っています。アンナの携帯電話が鳴り始めて、犯人の男は彼女の存在に気づきます。
慌てて逃げるアンナでしたが、犯人に捕まってしまって髪を鷲掴みにされます。抵抗したアンナは助けを呼びながら、川へと落ちていきます。
その拍子に後頭部をコンクリートにぶつけて、犯人の顔が歪んで見えます。川に沈んでいくアンナを犯人は見捨てて、彼女のバッグと携帯を持ち去ります。
アンナは川の中から一人の男性の顔が見えた後、意識を取り戻すと病院のベッドの上でした。恋人のブライスと友人二人がいますが、違う人だと言います。
看護師の顔を見て取り乱して、トイレに立てこもります。自分の顔を鏡で見て大きく取り乱します。
医師から告げられた病名は、相貌失認、別名失顔症とよばれるものでした。側頭葉の損傷が原因で顔の認識ができないのです。人の顔が全て初対面と思ってしまう病気です。
警察から連絡があって、アンナはブライスと共に警察署に行きます。担当の刑事ケレストは、手がかりがない状況で、犯人と思われる人物の顔をリストから探すように言ってきます。
体調が悪くなったアンナが帰ろうとすると、ケレストは世間を賑わせている涙のジャックを見た唯一のアンナを脅して協力してもらおうとします。顔が認識できないことを怯えながらアンナは話して帰ります。
アンナは奪われた自分の携帯に電話をかけようとすると、友人たちが家にやってきます。友人たちから新聞を渡されて、涙のジャックから唯一逃げた女性として有名になっていることが分かります。
バックの中の荷物から、アンナの住所は分かってしまうため、彼女は頭を抱えます。ケレストはアンナを川の中から助けたホームレスの男性に、何か思い出したら連絡をくれと名刺を渡します。
涙のジャックはホームレスの男性の前に現れて、彼の喉元を切り裂いて殺します。一足違いにケレストと警官たちは現場にやってきます。調べているケレストにアンナから電話がきます。
地下鉄に乗っていたアンナは、目の前に奪われたバッグが置かれていることに気づきます。近くに涙のジャックがいると判断して電話をしました。
職場の幼稚園でも見たオレンジ色のシャツの男性が涙のジャックだと判断して伝えます。人混みから離れるなとケレストに言われたアンナでしたが、オレンジ色のシャツを着た男性は追ってきます。
逃げ続けるアンナは非常ブレーキを作動させて助けを求めます。警官が現れて、オレンジ色のシャツを着た男性は捕まえられます。
オレンジ色のシャツの男性は、アルゼンチンにいたアンナの父親でした。今夜食事をする約束をしていて、見かけたから話しかけに来ただけでした。アンナは声を聞いて父親だと分かり、涙を流し震えながら抱きしめます。 この映画を無料で観る

【承】- フェイシズのあらすじ2

このままでは駄目だと、アンナは病院で紹介してもらった精神科医のランゲンカンプ医師を訪ねます。彼女から、歩き方やホクロ、タトゥーなど特徴を見つけて人を区別するようにアドバイスされます。
出勤するブライスのネクタイをメモして、後で落ち合った時、アンナは彼と認識することができます。ブライスは治ったのものだと思います。
アンナは友人たちに顔が認識できないことを打ち明けて、ブライスの話題になります。彼を失いたくないため、嘘をついて治っているフリをしていることを話します。
友人たちは、じゃあ毎晩別の男性と浮気してエッチしてるのと聞いてきます。アンナはつい笑ってしまって、友人たちも笑います。
ランゲンカンプ医師に連れられて、アンナは街で訓練をします。ランゲンカンプ医師が見送った後、アンナに一人の男性が声をかけてきます。話していると涙のジャックであることに気づいて、近くにいた警官に助けを求めますが、奴は姿を消した後でした。
警察署にいるケレストを訪ねに行くと、アンナはケレストだけが顔を認識できることに驚きます。理由が分からないでいると、ケレストの同僚のラニヨンが部屋へと入ってきます。
アンナは協力したいことを伝えて、涙のジャックに近い容疑者をマジックミラー越しに見ていきます。ラニヨンが容疑者を並べた後、部屋から出ていきます。
見るだけでは分からないため、少し動いて欲しいと頼みます。この中には涙のジャックはいませんでした。
ケレストは証人保護プログラムでアンナを守りたいと考えていましたが、地下鉄の騒ぎで精神鑑定から難しいとラニヨンから言われます。アンナに会いたいだけなのではとラニヨンから突っ込まれて、人前で絶対に言うなよと釘を差しておきます。
ブライスと友人たちと一緒に、誕生日のアンナはクラブにやってきます。手帳のネクタイのメモを見て、ブライスに声をかけますが、別の男性でした。
その様子を見たブライスは、騙したことと顔が分からないことに耐えきれなくなって出ていきます。アンナの携帯電話が鳴り始めます。
電話をとったアンナは、奪われた携帯電話からの発信に気づきます。涙のジャックはアンナが顔を認識できないことを知っていて、自分を止めてくれと異常者ぶりを発揮します。
友人が危ないかもよと言い始め、アンナは一緒にきていた友人のフランシーンを見つけます。次にアンナの目に映ったのは、涙のジャックに喉を切り裂かれて倒れる彼女の姿です。
もう一人の友人のニーナが警報を鳴らして警察が駆けつけます。ラニヨンがトイレから犯人のものと思われる血のついたネクタイを見つけます。
ケレストはブライスに電話をしますが、出る様子はありません。喧嘩の原因をアンナに聞いた後、家まで彼女を送りとどけます。

【転】- フェイシズのあらすじ3

アンナの家にはブライスの衣服が脱ぎ捨てられていて、服の中から奪われたアンナの携帯電話が出てきます。アンナはブライスが犯人なら分かるから違うと言います。
ケレストはアンナに自分のことを信じるかと聞くと、二人は街を出るため車を走らせます。
やってきたのはケレストの母校がある、ポストや医者が一つ、学校で教える教師は103歳のお婆ちゃん一人の別世界の島です。夜もふけて、海辺の側でケレストはアンナに目を閉じるように言います。
病院で初めてあった時のことを語り、彼女に服をかけてあげてキスをします。二人はベッドを共にして、アンナは顔の分かる男性と結ばれます。
翌朝、ケレストは長く生やした髭を剃ります。夢の中で犯人の顔を思い出したアンナは飛び起きて、目の前にいるケレストが誰か分かりませんでした。
髭をそっただけと言うケレストに、アンナは髭で認識できてただけで特別ではなかったのだと混乱します。しかし落ち着くとケレストの顔はやはり分かります。
ケレストはラニヨンから電話がかかってきて、DNA鑑定から犯人はブライスではないことが分かります。アンナは夢の中でなら、犯人の顔が分かることに気づきます。
ランゲンカンプ医師に相談して、催眠術をかけてもらうことにします。ランゲンカンプ医師は精神が破壊されてしまうかもしれないと忠告をしますが、アンナはそれでも構わないと頼みます。
橋から落ちる前やクラブの時、地下鉄の時や以前会ったことがないか聞きます。マジックミラー越しの時にいなかったかと問いかけると、いたことが分かって催眠術は解かれます。
現実に戻ってきたアンナでしたが、ケレストの顔が分からなくなってしまいます。彼から自宅を好きに使っていいと言われて、彼の写真にマジックで髭を書いておきます。
アンナはブライスからメールが来て呼び出されます。ケレストに留守電を入れておいて、ブライスに謝罪をしに待ち合わせ場所の店に向かいます。
ブライスはアンナに謝罪をして、ベガス行きのチケットと結婚指輪を渡してプロポーズをします。アンナは顔が分からなくても愛があれば平気だったと突き返します。
メールの内容からブライスは突き返されることに驚いてトイレに行きます。その間にアンナがブライスの携帯を見ると、自分名義で送られた愛してると書かれたメールを見つけます。
店のカウンターにはラニヨンが座っていました。ブライスがトイレで顔を洗っていると、背後からラニヨンが現れます。
ラニヨンはブライスの顔面を鏡にぶつけて殺害し、服を奪ってトイレの一室に放り込みます。ブライスになりきったラニヨンは、アンナの目の前に座ります。

【結】- フェイシズのあらすじ4

アンナは罠だと気づいて、ブライスと思っているラニヨンに店を出ようと提案します。外を歩いている途中、アンナはブライスのネクタイの締め方でないことに気づきます。
その頃、ケレストはマジックミラー越しにいた容疑者を確保していました。ケレストは血のついたネクタイや、母親を殺されて言葉を発しない男の子の絵に涙を流す男が書かれていたこと、マジックミラー越しの中に案内するため居たことなど、ラニヨンが犯人だと気づきます。
涙のジャックはラニヨンであることを仲間に知らせて、携帯電話の留守電に気づいて再生します。急いでアンナのいる店へと向かいます。
街路時に向かう途中、アンナはキスして欲しいとラニヨンに伝えます。その隙をついて防犯スプレーを顔にかけて逃げ出します。
ケレストが現場に到着すると、ローラーブレードを履いた人たちに紛れて逃げるアンナと、追いかけるラニヨンを見つけます。ケレストとラニヨンが銃を向けあいます。
ローラーブレードを履いた人の一人がぶつかって、ケレストの銃が落ちてしまいます。ケレストはラニヨンに殴られて鼻血を出し、アンナは落ちた銃を拾って逃げます。
やってきたのは橋の上で、工事の垂れ幕がある中、アンナは隠れながら逃げます。ケレストとラニヨンの区別がつかないアンナに、ラニヨンがケレストのふりをして島の話しをします。
ケレストは自分が鼻血が出ていることから、髭のように頬に塗りたくります。反対側から登場して、アンナに自分がケレストであることを証明します。
アンナはラニヨンに発砲して、腹部に銃弾が当たります。ケレストがラニヨンに銃を渡すように近づくと、二人は殴り合いを始めて銃を撃ち合います。
ラニヨンは息を引き取って、ケレストが垂れ幕から出てきます。安心したアンナでしたが、ケレストの胸からは大量の血が流れます。
橋の手すりに横たわるケレストに、アンナは死なないでと語りかけますが、ケレストは亡くなります。土砂降りの雨が降り始めてアンナは泣き続けます。
ケレストの鼻血は雨で流されて、彼の顔が分からなくなるアンナでした。応援のパトカーのサイレンが鳴り響きます。
異動を申し出たアンナは、島へとやってきて学校で教師となります。子供たちの見分けはつくようになり、島の人々も同じです。
少しずつ前進していき、島の人がたまにケレストの顔に見えることがあります。娘の顔を見た時、ケレストを愛した何かが受け継がれていることに気づきます。すべてを失ったと感じた中で見つけた一つの顔、それが愛です。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の特徴は、相貌失認となった主人公の女性が見る全員の顔が同じになったり、度々変わる演出です。不気味で顔が認識できないことの恐怖を視聴側に与えます。
涙のジャックが一体誰なのか分からない恐怖と合わせあって、ハラハラ感が増大している印象です。ミラ・ジョヴォヴィッチの演技が冴え渡り、恐怖に怯えて混乱する姿は圧巻の演技です。
夜の営みでブライスの顔が変わっていく場面では、友人たちと浮気しなくても様々な男性と抱いていることを話し合う表現は面白いです。全体を通して、切なさとハラハラさを出す音楽が素晴らしくなっています。異色のサスペンス映画を見たい時は今作をお勧めします。

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