「マシニスト」のネタバレあらすじ結末

マシニストの紹介:冷蔵庫の扉に貼られた身に覚えのない奇妙なメモから、幻覚と現実の狭間に落ちてゆく不眠症の男を「ダークナイト」などバットマン役で知られるクリスチャン・ベイルが30㎏減量して演じ話題となった、2004年公開のスペイン/アメリカ合作のサイコ・サスペンス映画です。監督は「セッション9」のブラッド・アンダーソン、脚本は「テキサス・チェーンソー」のスコット・コーサー。

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予告動画

マシニストの主な出演者

”不眠症の男”トレバー(クリスチャン・ベイル)、マリア(アイタナ・サンチェス=ギヨン)、スティービー(ジェニファー・ジェイソン・リー)、アイバン(ジョン・シャリアン)、トレバーの同僚/ミラー(マイケル・アイアンサイド)、ジョーンズ(レグ・E・キャシー)、ジャクソン(ラリー・ギリアード・Jr)、タッカー主任(クレイグ・スティーブンソン)、大家シュライク夫人(アンナ・マッセイ)など。

マシニストのネタバレあらすじ

【起】- マシニストのあらすじ1

深夜、カーペットでくるんだ死体を防波堤に落とそうとする骸骨のように痩せた男。誰かが懐中電灯で照らしながら近づき、「WHO ARE YOU?」と呼びかけます。カーペットは防波堤を転がり、外れていきます。

痩せた男は洗面所の鏡に映った「WHO ARE YOU?」という壁のメモをいぶかしげに見つめ、首をかしげます。その姿は、贔屓の売春婦スティービーにおどけて見せても、それ以上痩せたら死ぬわと真顔で言われるほど無惨に痩せさらばえています。
彼は真面目な機械工の独身男トレバー。無理な作業を強要するタッカー主任を真っ向から批判するなど同僚の評判もよかったのですが、最近極端に痩せ、勤務中ぼんやりしたり、同僚との付き合いも悪く、上司からは薬物中毒を疑われています。

どんより曇ったある日、車でうたた寝していたトレバーは、大柄な黒人の見馴れない作業員に声を掛けられます。彼はアイバンと名乗りレイノルズがパクられたため代勤で来たと言いますが、レイノルズはとても犯罪者に見えないと彼が言っても下品に笑うばかりです。

深夜1時半、空港のカフェでウェイトレスのマリアと気の利いた会話を楽しむトレバーは、彼女からもそれ以上痩せたら死ぬわと言われます。
また、彼が一番心許せるスティービーには、突然極度の不眠症になり体重は55㎏を切り365日眠ってないとこぼします。 この映画を無料で観る

【承】- マシニストのあらすじ2

ある日の作業中、ミラーの機械の調整を手伝っていたトレバーに、アイバンが作業場の奥からしきりに合図を送ってきます。それに気を取られた彼がうっかりスイッチに触れ機械が作動、皆で止めようとしますが間に合わず、ミラーは片腕を機械に巻き込まれ失ってしまいます。

帰ったトレバーは、冷蔵庫に覚えのない記号のメモが貼ってあるのに気づきます。大家の老女に不審者を見なかったか聞きますが、逆にいぶかしがられます。また、事情聴取では、ミスを認めつつも代勤のアイバンに気を取られたと言いますが、レイノルズは工場にいるしアイバンなんてやつはいないと言われ愕然とします。

また、事故以来仲間からはじかれ、ついに「皆おまえとは働きたくない」と言われた帰り道、駐車場で赤いポンティアックで走り去るアイバンを見かけて追いかけ、飛行場近くの交差点で止まった彼を呼び止め、一緒にバーに向かいます。
けれど、トレバーの話にはとぼけるばかりで、逆に旋盤で切断した指に足の指を移植したんだと奇妙な指を見せ下品に笑います。トレバーは彼の財布から、彼がレイノルズと一緒に釣果を喜ぶ写真を見つけ持ち帰ります。

深夜、トレバーはレイノルズに皆で俺を引っ掛けたんだろ?と笑って電話をしますが「嫌われてるぞ、気を付けろ」と言われ切られます。再び見つけた謎のメモには、何かが吊り下がる絵とEとRが増えていました。彼はスティービーの部屋に押しかけ、周りで何かが起きてると怯えタッカー主任の嫌がらせを疑います。

ほどなくして彼は、母の日の約束通り、マリアとその幼い息子ニコラスと共に遊園地へ。けれどメリーゴーランドの前で笑う2人を見て、強いデジャヴを感じますが思い出せません。
電話に出た彼女を置いて、彼はニコラスと2人でスリラー・カー”ルート666”に入ります。が、内容は劣悪で分かれ道で”地獄”に入った途端ニコラスが失神、彼はニコラスを抱え外に駆け出します。すぐにマリアが駆け寄りますが、てんかん発作を起こしただけと冷静に応急処置をします。
深夜1時半、彼女の家に寄ったトレバーは、甘い会話とワインに酔いますが、彼女のキッチンの冷蔵庫の母の日カードの裏の親子の記号を見て帰り、謎のメモにMOTHERをあてはめ、幼い自分と母親の似た写真を確認してほっとします。

【転】- マシニストのあらすじ3

その日、彼は主任から旋盤機を使うよう指示されますが修理中のようです。そこへミラーが退職の挨拶に来ますが、彼には保証金は十分貰ったから気にするなと声を掛け、笑顔で去ります。
けれど旋盤機を修理中、突然機械が作動、腕を巻き込まれ叫ぶ彼を誰も助けません。少し間をおいて仲間が機械を止め難を逃れますが、彼はみなを突き飛ばしグルなのか!と大声で喚き、あの釣り写真を見せようとしますが見つかりません。騒ぎに駆けつけた主任にも掴みかかり、ついにクビになってしまいます。

トレバーは疲れ果て帰宅しますが、電気が止められ部屋は真っ暗です。懐中電灯で写真を探しますが見つからず、アイバンを探しに出ますがやはり見つかりません。彼の部屋の冷蔵庫からは、じわじわと血が溢れ、流れ出します。
スティービーの部屋に行くと、彼女の顔は打撲跡でひどい有様でした。彼はこういう商売だからと寂しく笑う彼女を抱きしめ、別な仕事を探せと慰めます。

ランプ暮らしのトレバーの部屋に、水漏れしていると大家がやってきて、ひどい臭いだと言いますが追い返します。改めてキッチンを見た彼は初めて冷蔵庫から血が流れていることに気づきますが、再び貼られた謎のメモにはI、Lが書き加えられ、MILLER=ミラーの嫌がらせだと確信、急ぎ彼の家に向かいます。

けれどミラーは存外元気で、保証金で買った高級車などを見せ恨んでるようすもありません。けれどトレバーは叫んで掴みかかり、逆に重いパンチを食らいます。彼を憐れむように見送るミラー。けれどトレバーは、赤いポンティアックで面白そうに彼を見ているアイバンに気づき車で追います。途中、”743CRN”のナンバーと助手席に誰かが乗っていることにも気づきますが逃げられます。

町に戻った彼は役所で車の所有者を聞きますが、事故でもない限り教えられないと言われ、車に飛び込み、警察署に”743CRN”の車にひき逃げされたと訴え出ます。が、署員はその車は1年前に事故で廃車され所有者は彼自身だと言い、逆に偽の事故報告をしたかどで警察官にしつこく追われますが逃げ切ります。
けれど、アパートには警察官と話す大家がいて入れず、やむなくスティービーの家に。満身創痍の彼を彼女は優しく介抱し、客のパジャマを着せ、楽しそうに食事を作り始めます。けれど彼は、サイドテーブルに飾ってあるあの釣りの写真を見つけ激怒。アイバンは元亭主でおまえもグルだったんだな!と口汚く罵り暴れるトレバーに、彼女は怒って、これはあなたの忘れ物で、太った男と写っているのはあなたよ!と叫びます。トレバーは写真に目もくれず彼女と決別します。

【結】- マシニストのあらすじ4

パジャマ姿のまま空港のカフェに行ったトレバーは、マリアがいないと騒ぎます。が、そこにいた見知らぬウェイトレスは、彼が常連だと知っていてマリアという従業員はいないとなだめますが騒ぎになり逃げ出します。けれど駐車場で再び赤いポンティアックを見かけて追い、車は彼の自宅前で止まり、アイバンとニコラスが降りてアパートに入る姿を目撃、2人を追って自宅に入ります。

ランプを手に音がするバスルームに向かうとそこには、鼻歌交じりでナイフで髭を剃るアイバンが。彼は焦るトレバーをからかい、ボロボロの記憶を医者に何とかしてもらえと笑います。湯船には彼がいるため近づけません。トレバーはアイバンに掴みかかり、その喉をナイフで掻き切ります。倒れたアイバンから流れ出る血の海の中、湯船のカーテンを開けますが誰もいません。呆然とするトレバー。

のろのろと血だらけの冷蔵庫に向かい扉を開けると、出てきたのは腐乱した血塗れの大量の魚。レイノルズと釣りに行ったのは彼自身だったのです。
彼はアイバンの死体をカーペットにくるみ、防波堤へと捨てに行きますが、はずみでほどけたカーペットには死体がなく、彼をライトで照らしているのは、笑うアイバンでした。

自宅に戻り「WHO ARE YOU?」という壁のメモと、彼の後ろに立つアイバンを鏡越しに見て「わかってる…」と呻き、泣くトレバー。
空港近くの交差点で、赤いポンティアックでニコラスをはねたのは彼自身でした。泣き叫び無惨な息子に駆け寄るマリア。車で震えるトレバーが目にしたのは”ルート66”の看板でした。彼は震える手で、メモの首を吊った人間の記号の下にKを足し”KILLER(人殺し)”を完成させます。

翌日、荷物をまとめたトレバーは大家に、敷金はいらない、荷物は寄付するから譲れないと言い置いて警察署に向かいます。助手席にはアイバンがいて、署の入り口で手を振り彼を見送ります。
ひき逃げを自白し、収監された彼は疲れ果てた廃人のようで「今はともかく眠りたい」と呟き、真っ白な監獄に腰を下ろし、深い眠りに落ちていきました。

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