「マネーモンスター」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

マネーモンスターの紹介:2016年公開のアメリカ映画。生中継のテレビ番組をジャックした犯人と司会者や番組関係者とのやりとりが緊迫感あふれる映像とともにつづられる、ジョディ・フォスター監督、ジョージ・クルーニー主演のサスペンス。株の取引にまつわる金融界の闇や格差社会といった社会的メッセージを盛り込んだ一作。

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予告動画

マネーモンスターの主な出演者

リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)、パティ・フェン(ジュリア・ロバーツ)、カイル・バドウェル(ジャック・オコンネル)、ウォルト・キャンビー(ドミニク・ウェスト)、ダイアン・レスター(カトリーナ・バルフ)、マーカス・パウエル(ジャンカルロ・エスポジート)、ロン・スプレッチャー(クリストファー・デナム)、レニー・リバティーノ(レニー・ヴェニート)、ネルソン(クリス・バウアー)、エイヴリー・グッドロー(デニス・ボウトシカリス)、モリー(エミリー・ミード)、ブリー(コンドーラ・ラシャド)、ウォン・ジュン(アーロン・ヨー)

マネーモンスターのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①株のテレビ番組『マネーモンスター』が生放送中に番組ジャックされる。犯人の男・カイルは番組で勧められた株を買い、大損をしていた。カイルの話を聞くうち、MCのリーやディレクターのパティ、問題の株の会社・アイビス社の広報担当・ダイアンは真相究明をする気になる。 ②株価暴落はCEOのウォルトが勝手に金を抜き、ヨハネスブルクのストを買収しようとしたからだった。明るみになってウォルトは逮捕されるが、カイルは射殺された。

【起】- マネーモンスターのあらすじ1

アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク。
リー・ゲイツはFNN社のテレビ番組『マネーモンスター』のパーソナリティーを務める中年男性です。この番組では株式についてのイロハや株価予想、資産運用についての話題を、ダンスやパフォーマンスを交えておこなっていました。
3月6日の放送で、リーはアイビス社を勧める内容の放送をしました。しかしその数日後、アイビス社の株が大幅に下落します。
当然、アイビス社の株価の暴落はニュースでも話題になりました。アイビス社のCEO(最高経営責任者)のウォルト・キャンビーは暴落の理由として「アルゴリズム取引の暴走」と説明します。
『マネーモンスター』でもこの特集を組むことにしました。CEOのウォルト・キャンビーをゲストに招き、リーと対談することにします。
ところが放送直前になって、ウォルトは飛行機が間に合わないという理由で予定をキャンセルしました。代わりにCCO(広報担当)の女性ダイアン・レスターをゲストに派遣すると伝えます。
『マネーモンスター』はいつも生放送をしているので、仕方がありません。リーは「CEOじゃなくてCCOか」とぼやきながらも、ダイアンにインタビューすることにします。ダイアンは局内に入り、別室で待機することになりました。
この番組のディレクターはパティ・フェンという女性です。リーの元妻で、今現在は円満離婚しています。パティは有能な仕事ぶりを発揮します。
ゲストがウォルトからダイアンへ変更になったことをパティは手際よく捌き、番組の放送が始まりました。
いつものようにハイテンションで番組が始まった金曜日のその日、事件は起きました。スタジオに段ボールを持った男が闖入したのです。
その男は警備室の前を通過していましたが、段ボールを持っていたため、警備員は業者の人だと思って通しました。
男は拳銃を出して舞台セットに威嚇発砲すると、リーを人質にとります。
驚いたパティがテレビ放送を中止しようとすると、男は「映像を戻せ」と命令しました。放送を続けた方がいいと男が主張するので、パティは自分が責任を負う形で放送継続をおこないます。
カメラと音響の者以外は外へ避難するようパティは指示し、皆それに従いました。
男はリーに段ボールの中のものを着せます。それは爆弾を張りつけたチョッキでした。リモコン式の起爆装置のスイッチは男が持っており、親指を離すとすぐ爆破するようになっています。
生放送で中継されているので、すぐ警察に知れ渡ります。マーカス・パウエル警部はただちに現場に部隊を出動させ、ネゴシエーター(交渉係)を手配します。
男は顔をさらけだしたままなので(マスクをかぶっていない)、すぐに身元が確認されました。犯人の名はカイル・バドウェルです。 この映画を無料で観る

【承】- マネーモンスターのあらすじ2

カイルは入り口を施錠すると、番組ジャックの理由を説明し始めました。
またリーは男に名を聞き、カイルは素直にファースト・ネームを答えます。
カイルは「俺は銃を持っているが、本当の悪者はこいつだ」と言うと、リーを指します。「俺らの真の敵は奴らだ。奴らは計算が合うよう裏で画策しているんだ」とぶっちゃけます。
最初、リーはカイルが何を言っているのか分かりませんでした。そこで質問すると、カイルは4週間前、3月6日の放送を流せと言います。
その放送ではリーがアイビス社を勧めるコメントがありました。カイルはリーのその言葉を信じて、預貯金6万ドル(約667万円)をおろしてアイビス社の株を買ったのです。
ところが…株価が暴落したために、カイルは大損してしまったというわけでした。
それを聞いたリーは思わず「自分が6万ドルを補填する」と言いますが、カイルが怒っているのは「アイビス社全体での損失は8億ドル(約890億円)なんだ」と答えます。
カイルは生きて帰るつもりはありませんでした。だから顔も隠していないのです。
金を返してほしいわけでもないようです。ただカイルは、なぜそんな損失が出たのか、理由を知りたがっているようでした。
その間にパティに警察から連絡が入ります。放送をやめる必要はなく、むしろ時間を稼げとの指示でした。警察サイドは突入部隊の手配や、スナイパーの配備を準備しているところです。
パティは警察のネゴシエーターのネルソンの電話の音声を流しますが、カイルは取りつく島もありませんでした。必要ない、電話を切れとカイルに撥ねつけられます。
アイビス社のウォルトは飛行機に乗っていますし、代わりにテレビに出る予定だったダイアンは帰社してしまいました。パティはダイアンに連絡を取ろうとします。
番組ジャックの様子は各局で早速話題になりました。国をまたいで放送され、韓国・ソウルではアイビス社のクオンツ(市場分析や予測を行う専門家)のウォンがテレビニュースに見入っていました。
アイスランドのレイキャビクでも流れていたのですが、ハッカーたち(後に出てくる)はゲームに夢中で気づきません。
警察の射撃部隊が分析すると、爆弾はデッドマン装置といって犯人を射殺してしまうと即爆発してしまう代物です。但し、リーが着用しているジャケットの脇(腎臓の位置)にある無線機を撃てば起爆は抑えられる可能性がありました。
ダイアンと連絡が取れました。早速、スタジオに音声を流します。
ところがダイアンが語る言い訳は結局は会社の代表コメント、要点メモ程度のことでした。しかもカイルのことをファースト・ネームではなくバドウェルという苗字で呼んだため、カイルは根回しがあったと気づき、怒ります。

【転】- マネーモンスターのあらすじ3

らちが明かないと思ったリーは、パティにメールで「アイビスのクオンツを探せ」とメールし、ダイアンも時を同じくしてクオンツを探し始めました。
それと並行してリーは、番組で株価を作ろうと提案します。現在の株価8ドル47セントを表示させ、テレビカメラ越しに「みなさん、アイビス株を買って下さい」と頼みます。
一瞬だけ1セント株価が値上がりしたのですが、その時におしゃべりなリーが「俺の命の価値なのだ」と言った途端、株価が下がり始めました。8ドル37セント、8ドル27セント…リーがショックを受ける横で、カイルは苦笑します。
続けてリーは「君と俺との人生で点数をつけてみよう」と自虐的なことを言い出しました。自分はバツイチで…と言い、カイルの恋人が妊娠中だと知ります。
警察はその頃、カイルの恋人のモリーを探し当てました。テレビ局に連れて行き、モニター画面越しに説得させます。
ところがモリーはカイルが預貯金を株につぎ込んだと知って、説得するどころか怒りまくりました。「くたばれカイル」と言われて、今度はカイルがショックを受け、リーに慰められる始末です。
アイビス社のクオンツが捕まりました。ソウルのウォンがダイアンに電話で説明します。
そのミスは「ありえない」というものでした。アルゴリズムと言って株価にうとい者を煙に巻いていますが、要するに「1日に8億ドルの損失を出すことは、コンピュータにはできない」のです。
「ボスが消えて8億ドルも消えて、ボスはどこから戻ってきた?」と言ってウォンは電話を切りました。つまりウォルトが勝手に8億ドルを横領したようなものです。
実はダイアンはウォルトと深い仲にありました。しかしダイアンはウォルトを疑い始めます。
ウォルトが会社に帰ってきましたが、表向きはスイスへ行った振りをしていました。ダイアンはパスポートを盗み見て、本当はウォルトが南アフリカに入国していたことを突き止めます。
その頃スタジオのリーは、少しずつカイルの置かれた身の上に同情し始めていました。カイルの恋人・モリーが罵った際に、カイルの貯金6万ドルが母親の遺産だと分かり、それを自分のアドバイスのせいで失ったことを申し訳なく思います。
恋人に痛罵されて落胆したカイルは、銃を置いているのを忘れていました。リーがカイルに指摘し、「君を死なせたくない。うまい解決法があるはずだ」と言います。不思議な結束力が生まれていました。
ダイアンはパティと連絡を取り、ウォルトが20分後に連邦公会堂で会見を開くので、独占取材させると言います。そしてパティに「ウォルトは南アフリカにいた」とメールでこっそり知らせました。
パティはレイキャビクにいるハッカーに電話で連絡を取ります。ここで初めてハッカーたちは事件のことを知り(それまでゲームに夢中)、早速アイビス社の弱みを探し始めました。

【結】- マネーモンスターのあらすじ4

狙撃手が上から狙っていることをパティはリーに知らせます。リーはカイルにこっそりそれを伝え、狙っているのはリーの腎臓部分にある無線装置だということも告げました。
今ではすっかりアイビス社の暴落の理由を知りたいリーは、逆にカイルを盾にしてカメラマンのレニーだけ同行してテレビ局を出て、連邦公会堂へ行きます。パティたち裏方はテレビ局の車でついていきました
リーとカイルはウォール街を徒歩で移動します。警官隊は一定の距離を保ちながら移動し、リーとカイルに近づこうとする野次馬たちを人払いしました。
途中、こっそりカイルは「実は爆弾はない。中身は粘土だ」と言いますが、リーは「もう共犯だ」と答えます。
移動の最中もダイアンとパティはウォルトが行なったことを調べていました。ダイアンがウォルトの携帯で「マンボ」とメールで繰り返しているのもヒントになります。
パティは「マンボ 南アフリカ」で検索し、鉱山ストのことを突き止めました。マンボは人の名前でした。
早速リーに知らせようとしてロンにイヤホンを投げるよう指示しますが、ロンがイヤホンを投げた瞬間、咄嗟にカイルがロンを撃ってしまいます。撃ってしまったカイルは激しく動転しました。それでもイヤホンはリーの手に渡りました。
ウォルトは上手に逃げるつもりでした。しかし連邦公会堂に移動したリーとカイルとカメラに囲まれて、逃げ場がなくなります。
テレビ番組『マネーモンスター』はそれまでに調査した事実を、ウォルトに突きつけます。
ウォルトは8億ドルをこっそり抜いて、南アフリカ共和国・ヨハネスブルクのプラチナ鉱山のストのリーダーのモシェ・マンボを買収し、ストを収束させるつもりでした。
南アフリカの株を安く買って、スト後に高く売って儲けようと思っていたのです。
ところが案に相違して、マンボは金で動きませんでした。そうしてウォルトの計画は失敗し、株価が暴落したのです。
『マネーモンスター』が証拠をつきつけ、カイルはウォルトに謝罪を要求しました。ウォルトは「違法なことは一切していない」と逆ギレしますが、リーの着用していた爆弾のついたチョッキを着せられ、最終的に謝罪します。
カイルはその後、射殺されました。リーは意気消沈し、カメラをスタジオに返します。
…カイルに撃たれたロンは、死んでいませんでした。救急病棟で緊急手術を受け、回復室に回されます。
この事件を受けて、ウォルトは海外腐敗行為で逮捕されました。リーがカイルに脅されていたシーンは繰り返しループ再生され、動画で笑いのネタにされています。
カイルが死んでも世の中は変わりません。あくまでひとつの事件として片付けられ、今日も株式市場は平穏に動き続けます…。

みんなの感想

ライターの感想

いまどき、全部生放送の番組ってあるのかな。
若干(特に中盤以降の展開)ふるくさい感じがしなくもないが、エンタメ性はある。
なので見ていて面白いし、ハラハラドキドキする。
カイルについ肩入れしちゃうので、射殺されると無念…。ほかに道はないのかな。
長すぎずちょうどいいサイズにまとめられた作品。

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