「マルサの女」のネタバレあらすじ結末

マルサの女の紹介:伊丹十三監督による日本映画。マルサ(国税局査察部)に勤務する女査察官と、脱税者との戦いをコミカルかつシニカルに描いている。1987年公開。

予告動画

マルサの女の主な出演者

板倉亮子(宮本信子)、権藤英樹(山崎努)、花村(津川雅彦)、伊集院(大地康雄)、金子(桜金造)、剣持和江(志水季里子)、鳥飼久美(松居一代)

マルサの女のネタバレあらすじ

【起】- マルサの女のあらすじ1

港町税務署に勤務する板倉亮子はやり手調査官で、パチンコ店の所得隠しを発見したり、老夫婦が経営する食品スーパーの売上計上漏れを指摘するなど、地味な仕事を続けていました。
ある日、板倉は一軒のラブホテルに目をつけ、そこのオーナーである権藤英樹が売上金をごまかしているのではないかと調査を開始します。権藤は実業家で、息子の太郎と内縁の妻・杉野光子がおり、中々一筋縄ではいかない相手でした。
強制調査権限のない税務署の業務の限界もあり、板倉は巧妙に仕組まれた権藤の脱税を暴くことが出来ずにいました。

【承】- マルサの女のあらすじ2

そんなとき、板倉は国税局査察部(通称「マルサ」)に抜擢されます。摘発のプロであるマルサの中で、板倉は着任早々功績を上げ、すぐに仲間からの信頼を得るようになります。そして、上司の花村と組んで権藤を再び調べることになります。
ある日、権藤に捨てられた愛人・剣持和江がマルサに密告の電話を入れます。彼の現愛人である鳥飼久美子が毎朝捨てるゴミの袋の中身を調べるため、板倉は大雨の中ゴミの山を漁り、やっとの思いで証拠書類を見つけ出します。
こうして権藤邸をガサ入れする日が決まり、当日の朝、板倉は外出した光子の尾行を開始します。

【転】- マルサの女のあらすじ3

時間になると花村たちが権藤邸に突入し、他の調査員たちは権藤の取引先の銀行や、久美子のマンションに足を踏み入れていました。
光子の見張りを交代して権藤邸に向かった板倉は、権藤と喧嘩して大金を持って飛び出した太郎を追いかけ、彼をなぐさめます。
板倉が太朗を連れて邸に戻ると、調査はほぼ完了して証拠が何も出ていない状態でした。花村は板倉に彼の目の動きを見ろと命令し、権藤に質問します。そして本棚に何かあると推定するも、調査は徒労に終わります。
ところが疲れた板倉が立ち上がった拍子に本棚にぶつかると、壁が動き出して隠し部屋が現われます。そこには大金が隠されていました。

【結】- マルサの女のあらすじ4

同時刻、久美子の部屋では口紅に隠された多数の印鑑が発見されます。さらに、自白した権藤から貸し金庫の鍵は光子が持っていると聞かされた花村は、彼女がいる美容室に向かい鍵を受け取ります。
半年後、板倉の前に権藤が姿を現わします。権藤はまだ口を割っておらず、息子の件でお礼が言いたかったと話します。
権藤は板倉に自分の元で働かないかと尋ね、板倉は首を横に振ります。そして板倉が以前忘れたハンカチを取り出し、権藤はナイフで自分の指を傷つけます。滴る血でハンカチに残りの貸し金庫の暗号を記して板倉に渡し、権藤が静かに去っていく場面で物語は幕を閉じます。

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