「ライアーハウス」のネタバレあらすじ結末

ライアー・ハウスの紹介:2012年製作のアメリカ映画。妻が夫に強奪した10万ドルの在りかを吐かせようと詰め寄る中、はずみで殺してしまう。金の行方はわからないまま、死体の処理に悪戦苦闘する2人。さらに運の悪いことに、警官まで訪ねてきてしまう。絶体絶命の状況に追い込まれた2人は、ある考えを思いつく。特集上映『未体験ゾーンの映画たち』にて上映。

予告動画

ライアーハウスの主な出演者

ローナ(ジーナ・ガーション)、デイル(ヴァル・キルマー)、タイニー(ケリー・ギディッシュ)、モーリー・ドゥーセット私立探偵(ウェイン・ドゥヴァル)、スミス保安官代理(ポール・クネオ)、コール保安官代理(リチャード・リエレ)、クーリー保安官(レイ・リオッタ)

ライアーハウスのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①夫・デイルが銀行強盗で10万ドルを手に入れたと知った妻・ローナは、親友・タイニーを呼んでデイルから金を奪おうとする。ところが金のありかを聞く前にデイルが死に、金の場所は分からない。しかもクーリー保安官が家を訪問、監視し始める。 ②困った2人の女性は遺体をバラバラにして処理しようとする。作業途中にモーリス探偵が現れ、タイニーが殺す。デイルとの浮気がばれたタイニーはローナを殺そうとするが、ローナは返り討ちにする。 ③ローナは金を手にし、1本の指を切断することで自分も死んだことにした。クーリー保安官もローナと共謀、金を手に入れた2人は立ち去る。

【起】- ライアーハウスのあらすじ1

アメリカ・テキサス州の片田舎・クラーク郡…。
こげ茶の髪を持つ中年女性のローナは、中年の夫・デイルとトレーラーハウスに住んでいました。
赤い服のローナは煙草を吸って赤いマニキュアを塗り、食事を作って食べて後片付けをすると、親友の女性・タイニーに電話して「大変な事態なの。来てちょうだい」と頼みます。
電話を聞いて駆け付けた、水色のスーツを着た金髪の中年女性・タイニーは、家の中にデイルが気絶して倒れているのを見て驚きますが、ローナは「それはどうでもいいの」と言いました。なぜデイルが倒れているか…それは、ローナが母の鋳鉄フライパンで殴ったからで、理由は明快だからです。
それよりも問題なのは…とローナが取り出したのは、「容疑者不明」の新聞記事でした。その話題はレッド郡で2日前に起きた銀行強盗事件で、容疑者が特定していないというものです。タイニーだけでなく、その界隈の人たちの中で、今最も話題になっている内容でした。
2日前にストッキングをかぶった男がウォルドラップ銀行に難なく押し入ると、窓口の出納係に銃をつきつけて「ご機嫌かい。君が脚光を浴びる瞬間だ。袋に金を詰めて床に伏せろ」と言いました。そして犯人の男は10万ドル(約1100万円)もの金を盗んで立ち去り、何の手がかりも残さなかったそうです。
「テキサスの片田舎の銀行に、10万ドルの大金があるなんて思わなかった」とタイニーは言いますが、ローナは「犯人を知っている」とタイニーに告げました。
ローナは「夫のデイルが犯人だ」と言います。ここ数日怪しく動き回っていたことが根拠です。デイルは若い頃数件のコンビニ強盗をしたことがあるのですが、それらはすべて「修行だったのだ」とローナは言いました。
探すと自分のストッキングが1足ないし、ブーツについた赤土はレッド郡のものに相違ない…レッド郡という名の由来は、鉄鉱を含む土が多量に含まれているからなのだ…とローナはタイニーに説明します。
現在のデイルはシステムキッチンを扱う会社で勤務していますが、ゲイル社長に聞くと、夫・デイルは転勤届を出していたそうです。新たな配属先はメキシコで、「デイルは逃げるつもりだったのだ」とローナは言いました。
「夫に持ち逃げされるくらいなら、親友と山分けしたい」とローナは言い、タイニーは「それで、お金はどこに?」と聞きます。それはこれから聞き出すのだと、ローナは答えました。 この映画を無料で観る

【承】- ライアーハウスのあらすじ2

床で気絶しているデイルを椅子に起こして縛りつけ、水をかけて起こすと、ローナは夫・デイルに銃をつきつけて質問します。
デイルは「現在の仕事に満足している」「銀行強盗などやっていない」と言いますが、ローナが銃をぶっ放すと「分かった、ちゃんと話す」と白状しました。
「金の隠し場所は、自由にしてくれたら案内する」とデイルは言いますが、ローナはそれには及ばないと考えます。
17年の結婚生活で夫・デイルの顔色は読みとれる…そう思ったローナは、夫の反応を見て「家の中」と見当をつけました。
だいたい、夫・デイルがちゃんと本当のことを話すわけがないと力強く訴えたローナは、力説の拍子に銃の引き金を引いてしまい、デイルの額に命中します。
デイルは即死し、タイニーはあっけにとられ、ローナは動揺のあまりまた銃を振りまわしていたので、「銃置いて」とタイニーに指摘されて銃を置きました。
「済んだことは仕方がない」とローナは言い、それよりもデイルの死体をなんとかせねばと考えます。
死んでいるもののデイルの視線が気になるローナは、タイニーに頼んで紙袋をデイルの顔にかぶせました。紙袋はスマイルマークですが、この際気にしないことにします。
タイニーは警察に通報しようと言いますが、ローナが「共犯になるぞ」とタイニーを脅します。正当防衛にできないか悩むタイニーに、ローナは「テキサス・バグ(虫)に食べさせれば死体はなくなる」と言いました。
死体の処理より先に金を探そうと2人の女は考え、家中を捜索します。ところどころにネズミ捕りの罠(バネでバッチンとなる形式)を仕掛けているので、気をつけろとローナは言いました。
家の中を探索していると、ローナの家をクーリー保安官が訪問します。クーリー保安官もデイルを疑っており、デイルに話を聞きたいと言います。
家の中に入れるのを拒否したローナに対し、クーリー保安官は「捜査令状を出してもらうぞ」と言います。ウォレス判事は休日で狩りの最中だと知るローナは、家宅捜査令状が出るまで時間がかかると答え、クーリー保安官は「それまで近くで待つ」と言い、少し離れた場所でパトカーを止めました。
無線で捜査令状を請求した後、ふところから依願退職届を出して見入ります。

【転】- ライアーハウスのあらすじ3

クーリー保安官の訪問を受け、タイニーは逃げようと言いますが「家の中でデイルを消せばいいのだ」とローナが言い、2人で死体を処分することにします。
デイルの死体をパンツ一丁にすると、30cmの刃渡りの電動ナイフで切り刻み始めました。やり始めるとタイラーの方が上手で、「この作業好きかも」と言います。
バラバラにした後ミキサーで粉砕しますが、途中で蓋が開いて天井まで血しぶきが飛び散りました。ローナもタイニーも血を浴びてびっくりします。
ローナは掃除機で飛び散った肉片を吸い取り、タイニーはサビ取り液で肉を溶かしますが、くさい煙が出ました。
排水管に洗浄剤をたっぷりふりかけてディスポーザー(生ゴミ粉砕機)にかけますが、途中で詰まり、最後はもう面倒くさくなって、ライターオイルを浴びせて燃やします。
燃える肉を見ながら、ローナは最近タイナーが勤め始めたバーの店〝ブルー・イグアナ〟の景気を聞き、タイナーは「ローズが辞めてからひどい」と答えました。
ローナの家からは、もくもくと煙が出ているのですが、クーリー保安官は車中にいるハエが気になって、家の異変には気づきませんでした。
消火した2人は疲労困憊していますが、まだまだ死体処理の作業は残っています。
愛犬のアールがデイルの手首を持って行きましたが、もうどうでもよくなっていました。「残りの肉もあげるのに」とローナは言います。
疲れた2人は血まみれの互いの様子を見て、笑い始めます。
そのトレーラーハウスを遠くから観察する男がいました。頭が薄くなっている中年男、私立探偵のモーリス・ドゥーセットです。
モーリスは家の裏口から勝手に入り込むと、部屋の様子を見て「南北戦争の戦場みたいだ」と言いました。すべてを察したようです。
モーリス探偵はローナが雇った人物でした。元はデイルの浮気を暴くために雇われたモーリス探偵は、仕事も終えてすでに200ドルの報酬を得ています。
ところが、その後にデイルが強盗したのではないかと思い、見張っていました。根拠は強盗に使われた銃の種類が、デイルが過去に起こしたコンビニ強盗と一致することと、目撃証言のブーツがデイルのものと一致したことからです。モーリー探偵も10万ドルを狙っていました。 この映画を無料で観る

【結】- ライアーハウスのあらすじ4

デイルの浮気相手はタイニーでした。タイニーも認め「どうして私に直接聞いてくれないの」「探偵を雇うから、ややこしい事態になった」と言います。
探偵は「デイルは助手席に乗っていたらしい」という情報を出納係から得ており、つまり共犯者がほかにいると指摘しました。
ローナとタイニーは互いを疑いますが、モーリー探偵はお構いなしに銃を向け、早く金を出せと言います。
ところが、まだ金のありかは分かっていないのです。
「あそこかも!」とローナが思い付きます。最近、夜になるとネズミが壁の間を走りまわる通風口のことを思い出し、モーリー探偵は冷蔵庫の横にある通風口に手を入れました。
ところがネズミ捕りに指を挟まれ、モーリー探偵はパニックになります。タイニーがアイスピックでモーリー探偵の首を刺し「これって正当防衛になるかな」と言いました。
2人は乾杯しますが、タイニーはローナに酒をかけると、2挺の拳銃を向けます。デイルのと、探偵の銃です。
そこでローナが唐突に「園芸の賞を2年連続で取った」という話を始めました。栽培には肥料が大事だと言いながら、座ったまま絨毯のゴミを取るローナは、「金はたぶん、デイジーの花壇に埋められたのだろう」と言います。
そして、デイルをわざと殺したと言いました。偶発的な事故ではなく、故意に殺したと告白したのです。
怒るタイニーが詰め寄った瞬間、ローナは絨毯を引っ張りました。絨毯の上に乗っていたタイニーは後ろに転倒し、後頭部をぶつけて気絶します。
手袋をつけて外に出てデイジーの花壇へ近寄ったローナは、デイジーの花をハサミで切ると、根こそぎ掘り出して紙袋を見つけました。
クーリー保安官に手を振りながら家に戻ると、札束を丸めてカーラーのように頭に巻き、スカーフで髪全体を覆います。
メイクを入念にするとマニキュアのチェックをし、最後に左手の薬指の指輪を凝視すると、布を歯で噛みながら植木バサミで薬指ごと切断しました。
包帯をして手袋をはめ、裏口から逃げます。
捜査令状を持ったコール保安官代理とスミス保安官代理が駆け付け、クーリー保安官は家に入ります。
ちょうどタイニーが目覚めて銃を向けたので、クーリー保安官はタイニーを射殺しました。
家の中はひどいありさまで、ばらばらの死体とモーリー探偵の死体、タイニーの死体、それにローナの薬指が見つかります。
ローナの指が見つかったことで、ローナも死んだものとみなされました。クーリー保安官は「辞める前でよかった」と言います。
2人の保安官代理に現場を任せて立ち去ったクーリー保安官は、ローナをパトカーで拾うと立ち去りました。
(金10万ドルはローナとクーリー保安官が奪った。2人が示し合わせての犯行と思われる)

みんなの感想

ライターの感想

…どこまで本気なのだろう…というような作品。
もしかしたらブラックコメディのジャンルに入るのかもしれない。
が、最後まで(いちおう)オチが判らない仕組みになっているし、展開的にはサスペンス。
でも、死体をバラバラにするシーンは割にエグいので、そこだけみるとホラー。
そもそも「デイルが銀行強盗をした」「金の隠し場所をローナは知っていた」という前提になるんだよな。見終わると。
…殺す必要がなかったのではないかと思うのだが、浮気してた代償かな?
ちょっとしっくりこないところもある。

    こじこじさんの感想

    ゆるく見る分にはおもしろい。最後ローナが逃げるとき指を切断する必要はなかったのでは?1100万の為に3人死んで指まで切断って…。 10億円くらいの設定にすればよかったのにと思ってしまう。
    ただローナの根性と保安官とグルという最後のどんでん返しはおもしろかった。 
    最期に保安官がローナを裏切ったりしたらさらに面白かったなぁと思いながら見ましたw

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