「リプリー」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

リプリーの紹介:1999年製作のアメリカ映画。1960年のフランス&とイタリア合作映画『太陽がいっぱい』のリメイクだが、より原作に忠実なプロットとなっている。愛と富を渇望する青年が自ら招く悲劇的な運命をミステリアスに描き出す。

リプリーの主な出演者

トム・リプリー(マット・デイモン)、マージ・シャーウッド(グウィネス・パルトロー)、ディッキー・グリーンリーフ(ジュード・ロウ)、メレディス・ローグ(ケイト・ブランシェット)、フレディ・マイルズ(フィリップ・シーモア・ホフマン)、ピーター・スミス=キングスレー(ジャック・ダヴェンポート)

リプリーのネタバレあらすじ

【起】- リプリーのあらすじ1

1950年代のアメリカ・NY。
トム・リプリーはピアノの調律をする貧乏な青年でした。生真面目な性格で、髪の毛を七:三に分けて眼鏡をかけたダサい男です。
ある時リプリーは同じバイト先の女性の恋人のジャケットを借りて、グリーンリーフ船舶会社の社長のパーティに、ピアノ演奏をしに行きます。
そこでリプリーはグリーンリーフ社長夫妻に声をかけられました。夫妻の息子・ディッキーはプリンストン大学卒で、リプリーが着ていたジャケットがプリンストン大学のものだったからです。
気分がよくなったリプリーは、つい夫妻に見栄を張ってプリンストン卒の振りをしました。これが悲劇の始まりです。
グリーンリーフはリプリーに、イタリアに行ったまま戻らない放蕩息子・ディッキーを連れ戻しに行ってくれと頼みました。バイト料は1000ドルで、破格の値段です。リプリーは引き受けました。
ヨーロッパに渡るリプリーを迎えに来た運転手が「グリーンリーフと名乗れば優遇される」と言い、イタリア行きの豪華客船に乗ったリプリーはグリーンリーフを名乗りました。
リプリーは船の荷物受け渡し場所で、若い女性メレディス・ローグと出会います。リプリーをグリーンリーフ家の御曹司だと思い込んだメレディスですが、メレディスも実は名家の娘でした。メレディスは、ばれると大仰な態度を取られるので普段は母の苗字を使うと言い、名家は大変よねと洩らします。リプリーは話を合わせました。

【承】- リプリーのあらすじ2

イタリアの海辺の町に到着したリプリーは、浜辺でディッキーと同級生の振りをして会います。リプリーが父の手先だとディッキーはすぐに気付きました。
ディッキーはいろんな女性と付き合っていましたが、いまは作家を目指す女性・マージと贅沢な同棲生活をしています。マージはディッキーに指輪をプレゼントしていて、ディッキーはその目立つ指輪を左手小指にして「アメリカには戻らない」とリプリーにも冷たく接しました。
ところがリプリーが音楽好きでジャズにも通じていると知るとディッキーは態度を豹変させ、リプリーをクラブに連れて行き、一緒に歌いました。以来、ディッキーはリプリーと親友になります。
リプリーはディッキーのところで生活するうちに贅沢な暮らしに慣れ、ディッキーを愛するようになります(同性愛)。ディッキーの方はそんな気持ちは持っていません。
ディッキーが旧友男性・フレディと出かけたと知ったリプリーは猛烈に嫉妬し、リプリーを鬱陶しく思ったディッキーは冷たくするようになりました。
ディッキーの父・グリーンリーフ社長から手紙があり、戻って来る気配がなさそうだとリプリーとの契約を打ち切ります。リプリーはとりなしてほしいとディッキーに頼みますが、ディッキーはリプリーにアメリカに帰れと言いました。
お別れの旅ということで海辺の町サン・レノに出かけたディッキーとリプリーは、貸しボートの上で喧嘩します。
「お前は寄生虫だ」「うんざり」「もう飽きた」と言ったディッキーは、リプリーが言い返すと殴りかかってきます。揉み合いになるうち衝動的にリプリーはオールでディッキーを殴り、気づくとディッキーは死んでいました。リプリーはディッキーの遺体と貸しボートを海に沈めると、町のホテルに戻りました。

【転】- リプリーのあらすじ3

ホテルのフロントでディッキーに間違えられたリプリーは、なりすますことを思いつきます。リプリーはサインなどのものまねが得意で、ディッキーがタイプライターで「t」というアルファベットを抜かして打つ癖も知っていました。小指の指輪も功を奏し、なりすましは成功します。
早速リプリーはディッキーの署名でディッキーの恋人・マージに別れの手紙を出し、ディッキーもマージも2人ともディッキーに捨てられたのだと言って去りました。
そしてローマに行き、ディッキー名義で気ままな生活をし始めました。
リプリーは名家の令嬢・メレディスと再会します。メレディスはリプリーのことをグリーンハーフ家の人だと思ったままで、そしてリプリーに好意を寄せました。
オペラ会場にメレディスと行ったリプリーは、さらにマージとも再会します。マージはディッキーとの別れが納得できず、ローマにわざわざ探しに来ていました。マージの同行者・ピーターにリプリーはひとめぼれします(やっぱり同性愛)。社交界ではオペラなどの観劇には、恋人ではなくても男女同伴がマナーです。マージとピーターは恋人同士ではありません。
ディッキーも来ているのかと詰め寄るマージをはぐらかしたリプリーは、ピーターがメレディスと知り合いだと知り、大事な話があると言ってオペラを見ずにメレディスと帰りました。ピーターはマージ経由で「リプリー」と紹介されているのに、メレディスにとってリプリーは「ディッキー」だから嘘が露見してしまうからです。
馬上で「僕はリプリーの恋人・マージが好きだけど横恋慕なので諦めようと思っている。君はマージに似ているので会いたくない(マージとメレディスは髪型が酷似している)」と、リプリーはメレディスに別れを告げました。

【結】- リプリーのあらすじ4

リプリーの元へ、ディッキーの旧友・フレディが会いに来ました。ディッキーは出かけていると嘘をつくリプリーですが、訪問時から既に疑っているフレディは「ホテルの内装の趣味がディッキーと違う」と見抜いてしまいます。リプリーは焦って石膏像でフレディを殴り、海に捨てました。
翌日、刑事がディッキー死亡の知らせを持ってリプリーを訪問します。刑事はサン・レノの貸しボートが見つかったことを告げました。刑事は「ディッキーがリプリーを殺した」と思い込んでいますが、徐々になりすましが厳しくなってきました。
ロヴェリーニ刑事の取り調べの際、リプリーはイタリア語が分からないのでピーターに通訳を頼みます。ディッキーは過去の生活に嫌気がさして失踪するという手紙を用意して、刑事に渡るように手配しており、リプリーはなんとか切り抜けられました。
リプリーはピーターと距離を縮め、男同士ながら、いつしか愛し合うようになります。
ある時リプリーを訪問したマージは、部屋にディッキーにプレゼントした指輪があるのを見て、リプリーがディッキーを殺してなりすましているのではないかと疑い始めます。
マージはディッキーの父・グリーンリーフ社長をイタリアまで呼び出します。
ところが父・グリーンリーフ社長は息子・ディッキーの女癖の悪さをよく知っているので取り合わないばかりか、別れ話のもつれだと思い込み、手切れ金をマージに渡そうとします。マージは怒りまくります。
リプリーはピーターと船旅に出ましたが、船の中でメレディスに会いました。メレディスはリプリーをディッキーと思っています。
そこへメレディスの伯父夫婦が、ピーターと会ったと言いました。船という狭い空間でピーターとメレディスが会うと、嘘がばれます。
ピンチに陥ったリプリーは、ピーターの部屋に行くと「ごめんね」と連呼しながら、愛するピーターの首を絞めました。

みんなの感想

映画の感想を投稿する

映画「リプリー」の商品はこちら