「ロストメモリー」のネタバレあらすじ結末

ロスト・メモリーの紹介:2012年制作のドイツ映画。かつて親友同士だった二人の女性が再会し、失われた記憶をたどるうちに恐ろしい事実が明らかになっていく様を描いている。海外の映画祭で高い評価を得たサスペンス・スリラー。

予告動画

ロストメモリーの主な出演者

ハンナ(ミナ・タンデル)、クラリッサ(ラウラ・デ・ベーア)、ガブリエラ(カタリナ・タルバッハ)、マーコス(ナックス・リーメルト)

ロストメモリーのネタバレあらすじ

【起】- ロストメモリーのあらすじ1

ある島で、少女のハンナとクラリッサは仲良く遊んでいました。森の中にある廃墟で怪談話をします。
廃墟は呪いの穴であり、村には口がきけない子がいました。年を取らない子供で、島の村人は気持ち悪がります。
そして村人たちは、永遠に子供を呪いの穴に閉じ込めてしまいます。子供は怒りとともに成長し、誰かに解放される日を待ちます。
その人は次の身代わりがくるまで、身代わりとなります。二人の前に本当に少女が現れて逃げ出します。ハンナは手の甲から血を流し、白い服には赤い血がついていました。
それから時が経ち、ハンナは大人になっていました。娘のレアがうなされて心配します。
夫のヨハネスは誕生日だからではなく、愛の証としてプレゼントを渡してきます。ハンナはヨハネスに、若いブロンドの彼女がいることを知っていると告げます。後悔してるとヨハネスは言います。
とあるホテルで、ロンドンでモデルをしている女性が薬を飲んで倒れます。医師のハンナは、仕事の呼び出しがかかります。
彼女を処置した後、名前を見て驚きます。仲良しだった幼馴染のクラリッサだったのです。
朝まで付き添うと、クラリッサは自殺しようとしたのではなく、眠れなくて睡眠薬を飲んだと理由を話します。再会に喜ぶ二人は、身の上相談をします。
ハンナは離婚するかどうか、クラリッサは何週間も眠れなくて気を静めたかったことを話します。何日か出かけようと、クラリッサは子供の頃遊んだ島に行こうとと提案します。
二人であの頃のようにと笑いながら、レアと3人で島に向かうことにします。貸別荘に到着すると、管理人のティムが仏頂面で見てきます。
誰か忘れていたハンナは驚きます。彼は電気を通しにやってきてくれたのです。
ハンナとレアは魚屋に夕食の魚を買いに行き、店主のガブリエラに接客されます。相変わらずせっかちと言われるハンナでしたが、今いち誰だったかピンときません。
帰りがけに、魚屋のマーコスとぶつかります。彼は貸別荘まで、親切に送ってくれます。8~9才頃まで毎年島に来ていたハンナでしたが、なぜかそれから行かなくなったと不思議に思います。レアは魚屋に人形を忘れてしまいます。
レアが眠った後、ハンナはクラリッサとアルバムを見ます。知らない少女がいて、誰だったか記憶にありません。クラリッサがマリアだと教えてくれます。
マリアは島の子で、小石を投げたりと一緒によく遊んでいました。外にタバコを吸いに行ったハンナに、突然真後ろにティムが現れます。
彼は来なきゃ良かったのに。さっさと帰れと言って消えます。窓の外には少女が一人いて、ママひどいとクラリッサは眠りながら泣いています。
ハンナはヘッドフォンをして眠ります。窓に小石や石が投げられますが、気づきませんでした。

【承】- ロストメモリーのあらすじ2

翌朝、ハンナのベッドに手書きの絵が置いてありました。誰が置いたのかは分かりません。
3人は人形を取りに魚屋に行きます。ハンナが一人店内に入りますが、ガブリエラはいませんでした。
2階に来て、プレゼントがあるの、と少女の声が聞こえてきます。2階の部屋に入ると、手書きのハンナとマリアの絵がありました。
また、赤いダイヤモンドの形をしたブレスレットがありました。ハンナはマリアと約束したことを思い出します。
針で指に穴を空け、血と血をつなぎ合わせて、世界一の親友だよとマリアから言われた時のことです。するとマリアの顔がゾンビになる幻覚を見て、ガブリエラが背後から呼んできます。
ブレスレットはハンナの物だとガブリエラは言います。ハンナは持っておくようにと言われます。マーコスが船を出してくれて、クラリッサとレアは楽しそうです。
しかし、ハンナだけは考え込んでいました。マーコスにマリアの身に何があったのか聞いてみます。彼は首を横に振り、陸に降りて答えてくれます。マリアは魚屋のガブリエラの子で、子供の時に死んだんだと教えてくれます。
森の中を歩いていると、ハンナはレアとクラリッサにからかわれます。森の中で一人になり、不気味な声が聞こえてきます。
内容は階段話しで、呪いの穴の地下の扉から手が出てくるのを思い出します。倒れて目を覚ましたハンナをレアとクラリッサが心配します。
クラリッサは、前回来た時にマリアのことを聞いていました。バカンスを楽しみたくて、ハンナには言いませんでした。マリアが死んだ理由は分からないと言います。
ハンナは湯船の中に潜ると当時を思い出します。手の甲から血が出る幻覚を見ます。それから寝る前に薬を飲むようになります。
翌朝、窓が割れてるのに気づきます。マークスに詳細を聞くと、マリアは神隠しのようであり失踪となっていました。孤独に生きてるティムを犯人と疑う人もいます。遺体がないことから、ガブリエラは諦められないでいました。
昔、ハンナは島にやってきた時、友達を重視してマリアを無視しました。マリアはその時、落ち込んでしまいます。
夜中に目を覚ましたハンナは、マリアの姿を家の中で見かけます。地下室へ追いかけていくと、閉じ込められてしまいます。
クラリッサが何してるのと気づいて扉を開けてくれます。ハンナは薬が切れてしまって困ります。
クラリッサはレアと海岸で遊んでいます。マリアの姿を見ますが、あっちに行こうとレアと関わらせないようにします。
目が真っ赤になっているハンナは、クラリッサにマリアの事件のことを聞き出します。クラリッサに誰にも言わないで忘れるのよと、言われたことを思い出したのです。
ティムの家をノックしたハンナは、先日の言葉の意味を聞きに行きます。マリアのことを聞こうとすると、ティムは「お前は彼女を連れてきた、大変なことになるぞ」と言ってきます。
外にでたハンナは、マリアが走り去っていくのを見かけます。追いかけて、呪いの穴の中に行きます。
土を掻き分けると、地下の扉を見つけて開けようとします。爪が割れてしまって、マリアが穴に落ちる姿を思い出します。その時に手の甲を怪我しました。

【転】- ロストメモリーのあらすじ3

ベッドにいるクラリッサの元に行って、ハンナは怪談話は作り話だと打ち明けます。マリアが穴に落ちて亡霊となったと言うと、クラリッサは明日ゆっくり話そうと言います。
ハンナが眠りにつくと、あなたのせいよとクラリッサは復讐の目で彼女を見ます。レアが寝ていて目を覚ますと、マリアを見つけます。
起きて明かりをつけると、消えてしまいます。椅子の後ろに隠れていただけで、レアはあなたは怪物なの?と話しかけます。
翌朝、ハンナは次の船で家に帰ることにします。クラリッサが帰らないと言うと、ハンナは私達だけでいいと言います。クラリッサはあなたらしく、変わってないと不機嫌です。
船に乗る前に、ハンナはガブリエラに打ち明けます。マリアの遺体の場所に心当たりがあり、助けようとしたのだと伝えます。
その時、マリアは2階から見ていて、レアは気づいていました。また、奥の部屋でマーコスはハンナの話しを聞いていました。
ハンナとレアが船着場に行くと、今日は休航となっていました。マーコスに早く帰りたいと訴えると、船のエンジンが故障して明日以降でないと直らないと言われます。
マーコスはそれが彼女の思いだから、怒りだからと言います。ハンナは何かに気づいて思い出します。
そういえば島から帰る時、マーコスにマリアの居所を言ってたのです。マーコスがマリアの弟だと思い出します。
伝えたのに見つからなかったのが疑問で、マーコスに聞きます。自分のせいになると思って、居所を言えなかったのだと言います。
マーコスが伝えていれば、マリアは生きていたかもしれないのにとハンナは頭を抱えます。母親に言うべきだったと後悔します。マリアに付きまとわれてる雰囲気があり、これは幻覚ではないとハンナは精神的に参ってきます。
レアは起きると、落ちているビー玉に導かれます。地下に行くとマリアがいて喋ります。ハンナが気付いて、誰と喋ってたのか問いただします。
マーコスが貸別荘にやってきて、修理が終わったと伝えてきます。ハンナは信用できないと言い、マーコスは助けたいと言います。
ハンナが扉を開けると、マーコスは口を塞いできます。彼女を離せとクラリッサが包丁を持って起きてきます。マーコスを追い返して、クラリッサは見張るからレアと寝るようにとハンナに言います。
ヨハネスから携帯に電話がかかってきて、クラリッサが代わりに伝言を受けると言います。睡眠薬を飲んでいて幻覚などあると伝えると、心配したヨハネスは迎えに行くと言ってきます。
明日帰るから大丈夫だと、迎えはいらないとクラリッサは電話を切ります。マーコスが船の準備をしていると、何者かが近づいてきます。
翌朝、携帯知らない?とハンナが起きてきます。起きたクラリッサは知らない様子で、自分の携帯は電池切れだと言います。
ハンナが海に行くと人だかりが出来ていました。マーコスの死体があがったのです。
クラリッサがレアを起こすと、ティムが背後からやってきます。クラリッサはレアがさらわれたとハンナに伝えます。
ティムの家に行くと、彼は斧を持ちながらレアを守ると言います。クラリッサが首を締められ、ハンナはティムの背中に斧で殴りかかります。
ハンナはぶつかって気絶し、ティムは暴れます。クラリッサが斧を持ち、血まみれとなって貸別荘に戻ります。
レアとマリアは貸別荘で遊んでいました。マリアはレアをクローゼットに隠します。
クラリッサはつけ爪を剥がして、レアのコップに薬を大量に入れます。物音がしたので、レアを探しに行きます。 
マリアはクラリッサをママと呼びます。消えたと言ってレアを助けようとしますが、クラリッサに叩かれてしまいます。
クラリッサが出ておいでと言うと、レアが行儀よく出てきます。ココアを飲もうねと、クラリッサは言います。

【結】- ロストメモリーのあらすじ4

ハンナは斧を手に持って目を覚まします。横ではティムが死んでいて、ガブリエラが椅子に座っていました。
ガブリエラは話します。マリアに注意したのに、ハンナを信じて泣くことになりました。ハンナがマリアを怪物にし、弟まで殺してしまいました。優しい子だったので、立ち直ることを期待したのにと辛い胸の内を話します。 
また、続けて話します。これはあの子が練った計画です。親友に裏切られ、信じてた人に見捨てられたマリアの復讐であると言います。
同じ目にあうが良いと、死に値すると包丁をハンナに向けます。しかし、レアに罪はないと悲しみ始めます。
ガブリエラから聞いて、ハンナは呪いの穴に行きます。クラリッサは扉があかないと、ハンナにレアを助けてるフリをします。
ハンナは友達よねと、クラリッサを抱きしめます。その時にクラリッサは扉の鍵をハンナのポケットに入れます。
助けを呼ぼうということになり、ハンナはクラリッサを思いっきり棒で殴ります。そして彼女の手をロープで縛り、鍵をよこせと言います。
ハンナはクラリッサの正体が分かっていました。クラリッサがマリアだったのです。
事件当時、優しくて従順なマリアはハンナに従って、地下の扉の中の穴に入ります。10数えたら引き上げてもらえると信じます。しかし、ハンナたちは放置して逃げてしまいます。
ロープは落ちていき、約束したのにとマリアは怖くて仕方がありません。ハンナたちは、夜になって遊びの続きをしに戻ってきます。
ただの遊びだよと冗談を言って、ロープでマリアを引き上げます。しかし、ロープが切れてしまって、マリアは落下して気を失います。
落ちる前に、マリアはハンナの手をつかんでいました。その時に手の甲に怪我ができます。 
友達だったのに、置き去りにして忘れたハンナをマリアは許せませんでした。ガブリエラが見つけたのはかなり後で、閉じ込められて正気を失い、マリアは精神を病みます。
ずっと入院するはめになり、薬漬けにされます。夜勤の看護師には妊娠させられ、ガブリエラは恥から死んだことにしてしまいます。マリアにとって復讐への思いが生きる力でした。
意地悪な友達のクラリッサはすでに手を下した後でした。マーコスもティムも、マリアの犯行です。
まだ幼いレアを解放して欲しいと、ハンナはマリアに鍵を渡してと頼みます。鍵はあなたのポケットよと言われて、ハンナは地下の扉を開けます。
レアが眠っていて、ハンナはロープで下に行きます。その隙に、マリアは指を折って縄を解きます。
そしてナイフでロープを切って、ハンナにさよならと言います。地下の扉は閉じられて、真っ暗になります。ハンナはレアの名前を呼び続けます。
目を覚ましたハンナは病院のベッドの上でした。ヨハネスがいて、なぜやったと問い詰めてきます。
斧で叩き殺した男が見つかり、レアの体内には睡眠薬がありました。なぜ娘と地下の扉に飛び込んだのか聞きます。全てハンナの仕業にされていました。
レアが走ってきて無事が分かります。みんな心配してたのと、マリアがやってきます。
ヨハネスは、発見してくれたのはクラリッサだよと、感謝している様子です。マリアはまだ正気じゃないみたいと、何食わぬ顔をしています。
ハンナは拘束されていて、解けと暴れます。ヨハネスがレアを病室から連れ出します。
マリアが後悔してるのか聞くと、ハンナは後悔してると言います。マリアは後悔先に立たずねと、勝ち誇った様子です。
ハンナがばらすと言うと、マリアが誰も信じないわよと言い返します。精神病院行きになり、更に思い知れとまで言ってきます。
マリアは、ハンナの怪談話を話します。怪談話と同じように、次に身代わりになるのがハンナと言い切ります。うまくいくかなとハンナは言い返しますが、できるもんかとマリアは上から目線です。
ヨハネスとレアのいる家で、マリアがレアにご飯よと呼びます。呼んでも応じないレアは、絵を描いていました。仲良しだった一人の女性の顔をぐちゃぐちゃにして、レアは復讐の目をしながら怒りを露わにしています。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は、何度も訪れるどんでん返しのストーリーです。少しずつ思い出されるハンナの記憶が、じわじわと真実を伝えてくれて面白くできています。
ハンナが薬を服用していることから、彼女が精神的に病んでいるため、マリアが見えるのかなと最初は考えました。
しかし、クラリッサやレアも見えてくるので、何かが違うと思い始めます。マーコスやティムの台詞や行動も謎めいていて、真実が何か分からなくなります。
クラリッサの行動から徐々に、犯人像が見えてきて、最後に繋がります。パズルのような楽しさを持ち合わせてる映画だと感じました。
また、突然やってくる脅かしの演出も良いです。背後に突然現れるので、体がビクッとなります。
そして不気味な少女の声や音楽が、心霊現象を感じさせる雰囲気を良く作り上げています。
最後まで見終わって、悪ふざけはほどほどにしなければと痛感しました。恐ろしい復讐が待ってるかもしれないので、これからも友達を大切にしたいと思います。

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