「ロードキラー」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

ロードキラーの紹介:2001年公開のアメリカ映画。アメリカ大陸を横断するフリーウェイを舞台にした異色サスペンス・スリラー。トラックの運転手をからかったことから、理不尽なまでに追跡されることになった兄弟の受難を描く。微妙に変化する人間関係、迫真のカーチェイスを交えながら、姿なき殺人鬼の恐怖を描く。

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ロードキラーの主な出演者

ルイス・トーマス(ポール・ウォーカー)、フラー(スティーヴ・ザーン)、ヴェナ(リーリー・ソビエスキー)、ラスティ・ネイルの声(テッド・レヴィン)、シャーロット(ジェシカ・ボウマン)、ダニー(スチュアート・ストーン)、リッター保安官(ジム・ビーバー)

ロードキラーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①大学生のルイスは思いを寄せる女性・ヴェナと一緒に帰省しようと、中古車を買ってバークレーを出発、コロラドに立ち寄って最終的にネブラスカに行く予定。道中、酔っ払って逮捕された兄・フラーを保釈させ乗せる。兄フラーがつけた無線で、兄弟はラスティというトラック運転手をからかった。 ②謝罪を要求するラスティに、兄・フラーがキレたことで事態をこじらせることに。ラスティはルイスとフラーを突き止め、いつまでも追いかけてきた。

【起】- ロードキラーのあらすじ1

アメリカ。
大学生のルイス・トーマスは別の大学に進学しましたが、幼馴染みのヴェナのことがずっと好きです。ところがヴェナは高校時代からデイビッドという男と付き合っていましたので、ルイスは片思いのままでした。
ルイスは現在カリフォルニア州(合衆国の西側、太平洋岸)にあるバークレー大学に通っています。ヴェナはコロラド州(合衆国のおよそ中央部)のコロラド大学に通っていました。
デイヴィッドと別れたことをヴェナから聞いたルイスは、一緒に故郷のネブラスカ州(合衆国の中央やや東側)に帰省しようと誘います。ヴェナは「迎えに来てくれるなら」と言い、ルイスは点数稼ぎのために、張り切って迎えに行くと言いました。
本当は飛行機のチケットを手に入れていたのですが、払い戻しをして'71年型の中古車を購入し、いそいそと出発します。実家に電話したところ、妹から兄・フラーが酔っ払って警察に留置されていることを聞きました。ユタ州(合衆国中央やや西側)のソルトレイクシティで、です。
途中のサービスエリアで実家に電話した際、ルイスは既にソルトレイクを過ぎていましたが、近くということもあって兄・フラーの釈放の引受人になろうと思います。
Uターン禁止区域で転回したため、パトカーに停車指示を受けました。「兄を迎えに行く」と泣き落としますが、違反切符を切られ、テールランプのライトが切れていることも指摘されます。
ソルトレイクに着いたルイスは、兄・フラーと5年振りに会いました。気づくと兄・フラーよりもルイスの方が背が高くなっています。保釈してもらったフラーは喜びました。
ルイスは希望する場所で兄を降ろすつもりでしたが、問われるまま真っ正直にヴェナとのことを話したため、フラーは面白がってついていきたがります。
ユタ州の境でヴェナに電話したルイスは、明日迎えに行くと告げて電話を切りました。兄・フラーをコロラド州のデンバーで降ろすつもりです。
ルイスが電話している間に、兄・フラーは40ドル(約4400円)で購入したCB無線を勝手にルイスの車に取り付けました。
無線をつけたフラーは、早速助手席で無線を使い始めます。パトカーがいないかと兄・フラーは聞き、ネズミ捕りの情報が寄せられました。転回禁止の違反切符を切られたルイスとしてもありがたく、兄・フラーのするがままにさせておきます。
そのうちヒートアップしたフラーは、無線で話し相手となる人を探し始めました。調子に乗ったフラーは、自分は「ブラック・シープ」という男で、ルイスには「キャンディ・ケーン」という女性役を当てます。変声期前にルイスが女性の真似が上手だったからです。
するとラスティ・ネイルと名乗る男が無線で応じました。フラーが煽り、いけないと思いつつルイスも面白半分で「私は175cmで金髪碧眼のロングヘアー、肌はすべすべ。気持ちいいことしない?」とテレフォンセックスばりの誘い文句を言います。
ラスティも乗ってきましたが、途中で無線の電波が途切れました。送信機の出力の関係で、受信できる範囲が限られるのです。
夜になり雨が降ってきて、フラーとルイスは〝ローンスター・モーテル〟に宿泊することにしました。フラーがフロントに行きますが、支配人と呼べとフロントで怒りまくった17号室の男・エリングハウスがフラーにも当たり散らします。フラーは18号室を割り当てられました。

【承】- ロードキラーのあらすじ2

その間、車で待っていたルイスは、無線反応があるのに気づきます。しかもラスティがキャンディに呼びかけていました。
戻って来たフラーに話すと、フラーはルイスに先ほどの客・エリングハウスがいるところへラスティを呼び寄せて、トラブルを起こさせようと考えます。ルイスは兄・フラーの言う通り、「テーブル・ロックにある〝ローンスター・モーテル〟の17号室に、深夜0時にピンクシャンパンを持って訪問して」と言いました。
午前0時、テレビを消したフラーとルイスは隣室の17号室の様子を窺います。隣室では揉めているようで、途中から心配になったルイスはフロントに電話しました。すぐさま隣室17号室の電話が鳴り、フロントから18号室のルイス宛に「特に異常なかった」という電話がかかってきました。
翌朝、モーテルに保安官が来ています。隣室のエリングハウスが、朝早くに高速道路の中央分離帯で意識不明で倒れているのが見つかったそうです。
保安官に連れられたフラーとルイスは、エリングハウスの下顎が切り取られ、歯がむき出しになっているのを見ました。びびったルイスは正直に昨日あったことを話します。
話を聞いた保安官は「手がかりはトラックの運転手だけなんだな」と言うと、日暮れ前にワイオミング州から消えろと言いました。ルイスはフラーに、絶対にデンバーで降ろすからと告げます。
車を走らせたルイスは、またもキャンディを呼ぶラスティの声を無線で拾います。今度はブラック・シープも呼んでいます。後部座席で寝ていた兄・フラーも起き出しました。
ルイスはラスティに「実は男だった」と告げます。ラスティは「謝れ」と言いますが、キレた兄・フラーが無線を横取りし、相手を罵りました。
するとラスティは「テールライトを修理した方がいいぜ」と言います。フラーもルイスもなぜ知っているのかパニックに陥りました。しかもガソリンが少なく、真後ろにはトラックがいます。
途中の高速道路の給油地点・ララミーまで100km以上あるので、一般道におり、フラーは慌てて給油しました。ルイスは店に入り、テーブル・ロックの郡保安官に電話しますが、公務中で留守電になりました。
兄・フラーは給油をしながらも、トラックを見るたびにどきどきします。
意味ありげなトラックが来ました。ICEと書かれたトラックから降りた運転手は、武器のようなものを持っています。フラーは慌ててルイスに手振りで「帰ってこい」と知らせ、レジにいたルイスは急いで会計を済ませて店を出ました。
ICEの運転手もルイスよりすぐ後に店を出て来たので、慌てたルイスはトラックとぶつかりそうになりながら、発進します。慌てていたため、行きどまりの標識を見逃しました。
ICEの車がいつまでも追って来るので、2人はパニックになります。しかも運転手は「ルイス!」と名を呼ぶので吃驚しました。
なんとICEの運転手は、ひげ面でこわもてですが気のいい人物で、レジにルイスが忘れたクレジットカードを、追いかけて渡してくれたのでした。最初に車を降りた時に持っていた、武器のような太い棒は「空気圧を計測する器具」でした。フラーもルイスも脱力します。
ICE車の運転手は車を方向変換して来た道を戻ろうとしますが、そこへ暴走トラック車がICE車をぶち破って現れました。車はハイビームにしているので、トラックの車体の色や運転席は見えません。

【転】- ロードキラーのあらすじ3

トラックはルイスらの車を木に押し付けます。車は横転しそうになり、兄・フラーは無線で「謝るから助けてくれ。悪ふざけでやった」と謝りました。
するとトラックは止まり、ゆっくりと後退を始めます。「これもほんの悪ふざけさ」とラスティは言い、後退で立ち去りました。
翌日。
ワイオミング州(合衆国中央やや北部)のララミーで車を修理してもらったルイスは、ヴェナに少し遅れると電話を入れました。兄・フラーはデンバーで降りず、実家に一緒に行くと言います。
道路を走りながら、前日のことを思い出してげんなりした兄・フラーは、無線を外すと無造作に走行中の車から放り出しました。
コロラドに着いたルイスは、やっとヴェナと会います。ヴェナは来年同室になるという若い女性・シャーロットと一緒におり、フラーとルイスはシャーロットと挨拶しました。シャーロットはスポーツカーで去っていきます。
3人のドライブは楽しく、ヴェナが運転しました。故郷のネブラスカ州に入り、ルイスとフラーはほっとします。フラーは後部座席で仮眠し、助手席でルイスはヴェナとおしゃべりしました。
夜3人は〝オウル・モーテル〟にチェックインします。ルイスとフラーの兄弟で1部屋、ヴェナは別のツインの部屋に泊まりました。
3人はバーで楽しくテキーラを呑みますが、酒の弱いルイスは酔います。中年男に絡まれたヴェナをフラーが機転を利かせて助け、店から連れ出しました。
そのままお開きにしますが、部屋に戻ると弟・ルイスはすぐ寝てしまいます。ルイスがヴェナを好きだと知っていながらも、予想以上にヴェナがいい女になっているのを見たフラーは、ヴェナの部屋に行って呑み直そうと言いました。
ルイスの部屋の電話が鳴ります。しつこく鳴るので起きて出たルイスは「女はいないと言ったぞ」というラスティの声に、一瞬で目が覚めました。いないとしらばっくれますが「お前の兄と一緒にいる女は誰だ」と言われます。兄弟だとばれています。
仰天したルイスはヴェナの部屋に行き、兄・フラーに「ヤツが見てる」と告げました。ヴェナの部屋の電話がすかさず鳴り、フラーも青ざめます。慌てて3人はモーテルを去ります。
兄弟と知っていたことにショックを受ける兄に対し、ハンドルを握るルイスは警察に知らせて一般道で帰ろうと言いました。ふとルイスが気づくと、車道脇にある案内板に「見ろ」「中だ」「トランクの」「ルイス」と書かれており、ルイスは停車させます。
フラーとルイスは不気味がってトランクを開けたがらず、ヴェナが開けました。中には、走行中に捨てた筈の無線が入っていました。
「繋いでおいて、でも電源を入れなきゃいい」と兄・フラーは言いますが、OFFにしているのに電源が入っています。
ラスティの声が聞こえ始めました。ラスティはなんとシャーロットを人質に取っていて、ルイスとフラーに言うことを聞かせようとします。
まずは、州境のトラック専用のサービスエリアに来いと、ラスティは言いました。
夕方に着くと、ラスティは兄弟2人が全裸で店に行き、チーズバーガーを各6個注文しろと命令します。「通報される」とルイスが言っても聞き入れてもらえず「気にするな、ほんの悪ふざけだ」とラスティは言います。
ヴェナは車中にいろとラスティは命令しました。ルイスはヴェナに、何かあればクラクションを鳴らして知らせろと言って、全裸で店に行きます。股間部分は両手で押さえて隠します。 この映画を無料で観る

【結】- ロードキラーのあらすじ4

店内で注文したフラーとルイスに、ハンバーガーの店長が「サークルの罰ゲームならよそでやってくれ」と言いました。2人は友人の命が懸かっているのだと必死で訴えますが、信じてもらえません。
ヴェナはその頃、ラスティから次の指示を受けました。ヴェナがクラクションを鳴らしたので2人は急いで車に戻ります。
次はとうもろこし畑が広がる車線を走行しました。夜になっています。「30m先にいいものがあるから車を降りろ」と指示を受けた3人は、車を降ります。
すると暴走トラックが突っ込んできました(30m先には何もなかった、車から出すための罠)。3人は畑に隠れますが強力なライトに照らされ、追いまわされてちりぢりになり、ヴェナは連れ去られて、しかもルイスの車は燃えています。
燃える車の無線から「後でメドフォードのモーテルに来い、0時に17号室、ピンクシャンパンを土産に」という内容と、ヴェナの声が流れました。ヴェナが拉致されたのです。
車はトランクが燃やされて使い物にならず、ルイスとフラーはサービスエリアのトラックを奪って移動しました。
オレゴン州(合衆国西側、太平洋岸)のメドフォードまで着いたものの、モーテルの名が分かりません。市内のモーテルを2人でしらみつぶしに当たります。
その頃ラスティはヴェナを椅子に縛り、喋れないようにさるぐつわをして「ドアノブを開けたら銃が発砲される仕組み」にしていました。その後、警察に通報し、死体を見つけたと知らせます。
ヴェナたちのいるモーテルにルイスとフラーが来ましたが、17号室は無人でした。ところが電話が鳴ります。
電話を取ると「相手が隣にいるつもりで話せ」とラスティが言いました。ルイスとフラーはローンスター・モーテルで、隣室18号室で騒動を盗み聞きしたことを思い出し、正解は18号室だと気づきます。
兄・フラーが裏口から覗いてドアの仕組みを知りますが、ラスティに背後から捕まりました。首根っこを捕まえられ、鉄格子につりさげられます(ラスティの顔は見えないまま)。
弟・ルイスはガラスが割れる音を聞き、慌てて18号室に駆け込もうとしますが、フラーが「開けるな」と言ったので開けませんでした。まずは兄・フラーを助けます。
警察がやってきてホテルのドアを次々に開けて行こうとしました。ルイスはヴェナを助けに行き、無事でした。そこへトラックが18号室に突っ込んできます。
シャーロットはトラックの中に無事発見されました。しかし運転手は死亡していました。
死体の身元が割れました。ジョーンズという名で、氷を運んでいたそうです。
氷と聞いて、ルイスとフラーはふと思い出します。クレジットカードの忘れ物を届けてくれた、気のいいICE車の運転手さんはどうなったのだろうと…。実はこの人の遺体を乗せて、ラスティはトラックを突っ込ませたのです。
救急車の無線に聞き覚えのあるラスティの声が入りました。嵐が来てすべてきれいさっぱり洗い流してくれると、ラスティは言いました。
(ラスティ・ネイルは声しか分からない。姿はほとんど見えず、兄・フラーを捕らえた時にちらっと映るものの、顔までは確認できず。ルイスもフラーもラスティの正体は知らないまま。
またラスティは生きているので、この後も復讐? が続く可能性はあり)

みんなの感想

ライターの感想

まあまあスリリングな展開。序盤にある兄弟の悪ふざけが端を発してラスティが怒るわけだけど、兄弟の悪ふざけシーンが「いかにも、ありそう」な感じなのだ。
弟・ルイスは割に真面目なタイプ。兄のフラーが…問題児というか、けしかけるタイプ。兄のフラーが今回の問題を引き起こしたと言ってもいい(女性の振りをしてノったルイスも悪いけど)。
そういう意味ではヴェナは完璧に「巻き込まれ形」。
相手にどうやってばれたのか判らないが(モーテルの隣で聞き耳立てたことから車割り出し、かな)ラスティの不気味さが判って以降のフラーのチキンっぷりが、私はけっこう楽しかった。
特にガソリンスタンドで給油しながら、トラック見るとびびる兄ちゃん…この演技、上手だと思うよ。
トラック運転手の追跡は執拗に過ぎるけど(仕事、大丈夫なのか? とよけいな心配してしまった)、割に私は楽しめた作品。

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