「ワイルドフォーリベンジ」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

ワイルド・フォー・リベンジの紹介:刑務所帰りの男ジョン・ドウが麻薬密売人のサンダウンの命を狙うサスペンス作品。「6 Ways to Sundown」という原題の通り、ジョン・ドウに雇われた6人の男女がそれぞれサンダウンを追いつめていく。2015年製作のアメリカ映画で、イギリスの元サッカー選手で現在は俳優として活躍するヴィニー・ジョーンズが謎の多い復讐者を好演している。

予告動画

ワイルドフォーリベンジの主な出演者

ジョン・ドウ(ヴィニー・ジョーンズ)、サニー・“サンダウン”・ガルシア(マイケル・レネ・ウォルトン)

ワイルドフォーリベンジのネタバレあらすじ

【起】- ワイルドフォーリベンジのあらすじ1

殺人請負人の男は、ある日ジョン・ドウという名の男から仕事の依頼を受けます。標的は麻薬密売人のサンダウン。メキシコの巨大麻薬組織とつながっており、アメリカで巨額の富を築いている人物です。ジョン・ドウは殺人請負人に多額の現金を渡し、護衛を皆殺しにし、残酷にサンダウンを殺すよう依頼。殺人請負人はサンダウンがいるディスコに潜入し、ジョン・ドウの要望通りにサンダウンを銃で撃ち殺しました。

サンダウンの命を奪うまでの数週間の間に、ジョン・ドウは一週間ごとにサンダウンを追いつめるための依頼を様々な業界の人間に依頼していました。サンダウン殺害の一週間前、ジョン・ドウはサンダウンの愛する妻を誘拐するようゴロツキの男に依頼。男は車から降りる妻を狙いましたが、女性警察官が現れ銃撃戦となってしまいます。妻の周辺には麻薬捜査官が張り込んでいたのです。この銃撃戦で男は負傷し、妻も流れ弾に当たり命を落としてしまいます。サンダウンはベッドに眠る妻を見つめ、「かたをつける」と心に誓い、妻を殺した男を殺害します。

【承】- ワイルドフォーリベンジのあらすじ2

20年前、ジョン・ドウとサンダウンはメキシコで同じ麻薬組織でコンビを組んでいました。あるときサンダウンは組織のボスの息子を麻薬密売人と勘違いして殺してしまうという大失敗を犯します。怒ったボスは、ジョン・ドウとその妻、そしてサンダウンを目の前に引きずり出しました。ボスはサンダウンに才能を見出し、ある選択を迫ります。それは、死をもって償うか、愛情を捨てるか、という選択でした。サンダウンは後者を選択し、ジョン・ドウの妻を撃ち殺してしまいます。そしてすべての罪をジョン・ドウにかぶせ、組織での出世を手に入れたのです。ジョン・ドウは20年もの間刑務所に入れられ、釈放となった今、サンダウンへの復讐を果たそうとしていました。

サンダウンの妻が亡くなる一週間前、ジョン・ドウは美人のスリ師にサンダウンの首飾りを盗むよう依頼します。その首飾りはボスがサンダウンに贈ったもので、100万ドルの価値がある忠誠心の証でした。スリ師はサンダウンの前で乱闘が起きるよう仕向け、混乱に乗じて首飾りを奪ってしまいます。

そしてその一週間前には、ジョン・ドウはサンダウンのボスからの信頼をも奪っていました。探偵に依頼し、サンダウンの妻が麻薬警察官とつながっていることを暴き、その情報を組織のボスに引き渡していたのです。ボスは再びサンダウンに選択を迫っていました。死をもって償うか、愛情を捨てるか…サンダウンはそのどちらも選択しようとしませんでした。

【転】- ワイルドフォーリベンジのあらすじ3

サンダウンの妻の暗躍が露呈する一週間前、ジョン・ドウはサンダウンの金を標的にしていました。ジョン・ドウの依頼を受けた詐欺師の女は、言葉巧みに近づきサンダウンの金を次々と資金洗浄していきました。しかし、1000万ドルの高額取引となったとき、女は現金を持ってサンダウンの前から姿を消してしまいます。ジョン・ドウの思惑通り、サンダウンは大きな損失を受けます。

そして、さらにこの一週間前にはジョン・ドウは悪徳女性警察官にある依頼を申し込んでいました。依頼は、サンダウンの自由を奪うこと。警察官はジョン・ドウの指示通り、サンダウンの滞在先に押し入り、金庫から緊急時のための現金1000万ドルを盗むことに成功します。しかし、おとり捜査官をサンダウンの元に潜入させていたFBIの怒りに触れたこと、そのうえサンダウンがこの一件を法廷に持ち込んだことから、逆に女性警察官が刑務所送りとなってしまいます。ジョン・ドウの第一手は失敗していましたが、その後の依頼はすべて成功。ジョン・ドウは最終的に復讐を達成したのです。

【結】- ワイルドフォーリベンジのあらすじ4

しかし、サンダウンは生きていました。それも豪華ヨットに乗って、海を優雅に一人で航行していたのです。サンダウンは静かに一連の出来事を振り返り始めました。すべての依頼は、ジョン・ドウに扮したサンダウンによるものだったのです。

ジョン・ドウの最初の依頼である悪徳警官の一件は、FBIを牽制するためのものでした。しかし、それ以上にサンダウンが望んでいたのは、メキシコの麻薬組織から抜け出すことでした。自らの資金、組織からの評判、そして組織への忠誠心の象徴とも言うべき首飾り。それらをすべて奪われたように見せかけたのは、組織が自分を追放するよう仕向けたかったからです。そして、あとは自分が殺されたように演出するだけでしたが、愛する妻を失ったことは唯一の誤算でした。

そして、サンダウンにはもう一つの収穫がありました。それは、残酷な内なる自分を消し、本当の自分を取り戻すことでした。人の心を持たない密売人サンダウンを、内なるもう一人の自分であるジョン・ドウが殺したのです。かつてメキシコでサンダウンが殺したのは自分の妻で、それ以来もう一人の自分であるジョン・ドウは復讐を決めていたのです。そして、サンダウンはすべてを捨てることに成功するのです。ただし、自由だけは手放すことはありませんでした。サンダウンのヨットが夕焼けを背景に静かにたたずむ風景を最後に、物語の幕は閉じるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

サンダウンが殺される冒頭から時間が一週間ずつ逆戻りしていくという構成はとても新鮮で、ラストのどんでん返しにも驚かされました。ただ、逆戻りという構成のため、物語の理解に少し苦労しました。二度、三度と見返していけば、物語の深みがより増してくる作品だと思います。

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