「万能鑑定士Q(モナリザの瞳)」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

万能鑑定士Q(モナ・リザの瞳)の紹介:2014年公開の日本映画。松岡圭祐の人気推理小説『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズを、綾瀬はるか主演で映画化したミステリー。歴史的な絵画〝モナ・リザ〟を巡る巨大な陰謀に天才鑑定士の莉子が立ち向かう。

この映画を無料で観る

予告動画

万能鑑定士Q(モナリザの瞳)の主な出演者

凜田莉子(綾瀬はるか)、小笠原悠斗(松坂桃李)、流泉寺美沙(初音映莉子)、リシャール・ブレ(ピエール・ドゥラドンシヤン)、荻野甲陽(橋本じゅん)、山田聡(村杉蝉之介)、喜屋武友禅(児嶋一哉)、江来香織(角替和枝)、朝比奈尚幸(村上弘明)、リサイクルショップの店員・桜(榮倉奈々)

万能鑑定士Q(モナリザの瞳)のネタバレあらすじ

【起】- 万能鑑定士Q(モナリザの瞳)のあらすじ1

凜田莉子は、東京・神田の雑居ビルの1Fに「万能鑑定士Q」の看板を掲げる、若い女性鑑定士です。
ある日、莉子の店をレストランを経営する山田聡が訪問しました。山田は1枚の試食会チラシを見せて「これを鑑定して欲しい」と言います。
山田のレストランを貸し切って開かれる試食会のことで、賃料を前払いで気前よく払ってもらったので山田は受けました。しかし全て無料のパーティー形式の試食会にマルチ商法の臭いをかぎ取った山田は、もしマルチだった場合、レストランの信用問題にも関わると思ったのです。
莉子はチラシを見て「1つおかしなところがある」と言いました。チラシの6つの写真のうち、右下の食品検査を受ける写真を指し、奥に写っているゼブラのマーカーペンには緑色が存在しないことを指摘しました。
つまりその写真は、手前の食品検査の「黄色い」バナナを、デジタル編集で「緑色」に加工している証拠でした(ペンも一緒に黄色から緑色になってしまった)。
輸入検疫を装ったものの、緑色のバナナが入手できないため画像編集をおこなった、つまりは食品検査自体がきちんとおこなわれているのか怪しいというのが、莉子の鑑定結果でした。
山田は「試食会も鑑定してくれ」と依頼しました…。
…小笠原悠斗は角川書店入社5年目の記者ですが、上司・荻野からハッパをかけられる日々です。「いい記事を書かないと『月刊俳句』に異動させるぞ」と言われ、グルメ記事を書けと大量のチラシを渡されます。
そのうちの一つの試食会に参加した小笠原は、会場の写真を撮ろうとして断られ落胆しているところ、隣の莉子と山田がひそひそ声で会話しているのを耳にしました。
試食会は豪華な料理をシェフが目の前で調理して出すスタイルですが、莉子は「バナナを揚げてからトマトを切る順番が」おかしいと指摘します。その順番にするにはタイミングが重要だったからと言った莉子は、周波音を出すことが目的だと看破しました。
高い周波数の音を出して低い周波数の音を消す「聴覚のマスキング」だと指摘した莉子は、隣室でスクリュードライバーやアセチレン切断用バーナーを鋼材に当てたノイズを消すために、この部屋で生クリームを立てる音やバナナを揚げる音を出していると見抜き、休館日の2Fギャラリーの強盗現場を発見します。 この映画を無料で観る

【承】- 万能鑑定士Q(モナリザの瞳)のあらすじ2

時既に遅くギャラリーは荒らされた後でしたが、莉子は犯人とぶつかった際に最も貴重な「桂太郎内閣がロシア皇帝ニコライ2世に贈ったかんざし」を取り戻しました。
一部始終を目撃&盗み聞きした小笠原は、莉子に取材を申し入れますが断られます。そこへギャラリー経営者の朝比奈が、店にお礼の挨拶に来ました。
朝比奈はルーヴル美術館のアジア圏代理人兼調査員をしています。絵画〝モナ・リザ〟がNY、リオデジャネイロ、上海、ドバイ、東京の5か国をめぐる世界巡業が行なわれ、東京に40年ぶりにやってくる、その責任者でした。
日本でも臨時学芸員を探しており、朝比奈は莉子にテストを受けないかと勧めます。テストは1週間後にパリでおこなわれる予定です。
取材に同行したいと言う小笠原に、莉子は少し申し訳なさそうに「無理だ」と言います。小笠原が入社5年目の冴えない記者だと、莉子は鞄と時計から見抜いていました。オメガの時計は両親からの入社祝い(40万円)、鞄は自分で購入した安物(980円)だと莉子は指摘しました。
編集部に戻った小笠原は上司・荻野にパリ出張を言いますが、当然、断られます。小笠原は時計を質に出して自腹でパリ航空費用を捻出し、莉子に同行しました。
ルーヴルの学芸員オディロン・ボワイエは集まった人たちに、本物のモナ・リザを探せと言いました。小笠原は莉子に、スマホの翻訳アプリでフランス語を通訳します。そこには何枚ものモナ・リザが飾られていました。
莉子は見て回ったのち、柱のパネルを除いて全て偽物だと言い、合格しました。日本で合格したのは、莉子ともう1人の若い女性・流泉寺美沙だけでした。美沙は東京芸術大学非常勤講師兼特別研究員で、国立民俗学博物館の共同研究員でもあります。
試験に合格した莉子と美沙は、軽井沢合宿でリシャール・ブレの特別講義を受けました。講義はすべてフランス語で、外部の人(小笠原)は入れません。小笠原は外からの写真撮影を試みますが、警備員に制止されました。

【転】- 万能鑑定士Q(モナリザの瞳)のあらすじ3

莉子が軽井沢で合宿を受ける間、小笠原は莉子の聞き込みに回ります。馴染み客・江来から「莉子は沖縄の波照間島出身で、昔は相当なバカだった」と聞かされた小笠原は驚きました。水商売のことを「水を売る商売、じゃあコンビニの店員も駄目ですね」と担任の先生に言うほどです。
しかし東京に来た莉子は、勤務先の店長に「五感を使って強い感情に訴えて記憶する方法」を伝授してもらい、特別な資格を持つわけではありませんが、鑑定士として今の雑居ビルにオフィスを構えました。
小笠原は記事をまとめて編集長・荻野に見せ、取材継続を許可されます。
莉子は美沙と共に、講師ブレの合宿を受けていました。1枚の本物が入った12枚の絵を並べ、直感で偽物と思うもの2つを選択し、排除していくという方法です。
初日は美沙がフランス語を通訳してくれましたが「身が入らないから、自分でなんとかして」と言われた莉子は、一夜漬けでフランス語を取得しました。
連日、美沙と共に合宿を受けているうちに、徐々に莉子の感覚が鈍ってきます。
ブレの部屋で「モナ・リザの瞳(右目)の中にアルファヴェットのLとVが隠されている」記事を読んだ莉子は、ブレに「それを見た者は認識能力に問題が生じ、精神に異常をきたした」と言われ、自分もそうなのではないかと思いました。
合宿最終日、なんとかテストに受かって解放された美沙と莉子でしたが、莉子は店に戻ってからも感覚が狂いっぱなしです。
お得意先で人間国宝の壺を前にしてレプリカに気を取られた莉子は、自信を喪失して店を畳むと行方知れずになりました。小笠原は美沙に訊きますが、学芸員の資格も喪失して姿を消したと美沙も言います。
小笠原は精神科医に聞き込みをし、さらに合宿での特訓内容を検証しておかしな点に気付きました。馴染み客・江来から莉子の居場所が分かったと聞いた小笠原は会いに行き、莉子に説明します。
12枚の絵画から本物を探す特訓は「繰り返しおこなうことによって、識別能力を惑わせて、脳の回路に影響を与える」ものだったのです。
美沙はあらかじめ答えを知らされていて、相手が正解を告げた時にはそれを外し、自分が2枚挙げる時には両方とも偽物を選ぶようにしていました。そして、講師・ブレも共犯でした。
同じことを何度も繰り返す反復学習で間違ったことを正しいと、正しいことも間違いだと思ってしまう策略に、莉子は嵌まっていたのです。最終テストの12枚はすべて偽物でした。

【結】- 万能鑑定士Q(モナリザの瞳)のあらすじ4

何か大きな陰謀に巻き込まれたと知った莉子と小笠原は、モナ・リザ展に急行します。
美沙は臨時学芸員の立場を利用して、モナ・リザのすり替えをしました。莉子の才能を潰そうとしたのは、能力を恐れてでした。
小笠原は出て行く車を追い、莉子は朝比奈らと共に乗り込みます。
画商だった父が贋作を掴まされて売ったことで信用が落ち、店を畳むことになったのを見て育った美沙は、人一倍正義感が強い女性に育ちました。
現在展示されているモナ・リザが偽物だと恋人・ブレから聞かされた美沙は、展示の間に本物とすり替えようと考えたのです。しかし美沙はブレに騙され、本物のモナ・リザを盗む片棒を担がされていました。
ブレが美沙を説得した内容は「1911年のモナ・リザ盗難事件で、後日戻って来たという絵は偽物だ。本物は当時盗んだルーヴルのガラス職人・ペルッジャが所持し続け、ブレはその末裔だ」というものです。
更にブレは1910年の「本物の裏面には、1503とサラマンダー(小さなドラゴン)をモチーフとしたヴァロワ朝ゆかりの紋章が刻印されている」という新聞記事を見せて、美沙を騙していました。
新聞記事は本物(でも偽の情報)ですが、ルーヴルがそれに対し何もコメントしなかったのは、本物の裏面を明かすと、贋作も真似をするからです。美沙はこうしてブレに騙されていました。
小笠原が絵を搬出した車を追跡し、拉致されました。ブレは小笠原の目の前で盗んだモナ・リザを焼こうとします。
小笠原と別れて20分経過と、通話の際に後ろに微かな音楽(エレベータの上昇音を消すためのBGM)を聞いた莉子は、圏内を定め、前の晩に美沙とブレが泊まった帝光ホテルのレシートから、ブレの潜伏先・HIGH TOWER勝どきを突き止めました。
燃やした絵は偽物です。贋作を憎む美沙の気持ちを利用し、時間稼ぎで絵を燃やしたと知った莉子は、ポスターに紛れさせて持ち出そうとする、横浜港のブレを逮捕させました。
美沙に「本物をルーブルに返そう」と説得し、莉子と美沙はポスターの中から本物を選びました。本物の裏には、H29という数字とと共に、左上にうっすらサインが施されていました。
…莉子は店を再開します。小笠原はいい記事を書いて、オメガの時計を取り戻しました。
小笠原は莉子に「Q」の意味を問いますが、莉子は答えませんでした。

みんなの感想

映画の感想を投稿する

映画「万能鑑定士Q(モナリザの瞳)」の商品はこちら