「地中海殺人事件」のネタバレあらすじ結末

地中海殺人事件の紹介:アガサ・クリスティのエルキュール・ポアロシリーズの「白昼の悪魔」の映画化作品。地中海の小島の高級リゾートホテルで、有名な女優が殺害される事件が起こる。容疑者には全員に動機があり、そして全員にアリバイがあった。1982年英国。監督:ガイ・ハミルトン、音楽:コール・ポーター、衣裳デザイン:アンソニー・パウエル。本作品は非常に緻密なプロットが組まれているので有名だが(残り香、投げられた瓶、真昼の入浴、日焼け、正午の大砲、水泳キャップ、高所恐怖症、ラテン語など)残念ながら下記のあらすじは字数制限があるためごく大雑把にしか説明できていない。

映画「地中海殺人事件」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「地中海殺人事件」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

地中海殺人事件の主な出演者

エルキュール・ポアロ(ピーター・ユスティノフ)、ホレス・ブラット(コリン・ブレイクリー)、クリスティン・レッドファン(ジェーン・バーキン)、パトリック・レッドファン(ニコラス・クレイ)、ダフネ・カースル(マギー・スミス)、レックス・ブルースター(ロディ・マクドウォール)、マイラ・ガードナー(シルヴィア・マイルズ)、オーデル・ガードナー(ジェームズ・メイソン)、ケネス・マーシャル(デニス・クイリー)、アリーナ・マーシャル(ダイアナ・リグ)、リンダ・マーシャル(エミリー・ホーン)

地中海殺人事件のネタバレあらすじ

【起】- 地中海殺人事件のあらすじ1

ポアロは大富豪のホレス卿からダイヤ盗難事件の調査を依頼されて地中海の小島の高級リゾートホテルへ行きます。
ホレス卿は女優のアリーナと婚約して大粒のダイヤを贈ったのですが、アリーナが他の男と結婚したためダイヤを取り戻したら模造品にすり替わっていたというのです。
ポアロが島に着くと、アリーナと夫のケネス・マーシャルと先妻の子リンダと一緒になります。
ホテルのオーナーのダフネは、以前から想いを寄せていたケネスが女優時代にライバルだったアリーナと結婚したことで、アリーナとの間に火花を散らします。
パトリックとクリスティンの夫婦は、パトリックがアリーナの魅力に夢中でクリスティンが嫉妬しています。
演劇の興行主のオーデルとマイラのガードナー夫妻は、アリーナが結婚のため舞台を途中で降板して大損害を被り、再び舞台契約を結ぶために追いかけて来たのです。
レックス・ブルースターはアリーナの暴露本を書いたものの、本人に出版を差し止められて窮乏していました。

【承】- 地中海殺人事件のあらすじ2

パトリックは浜辺でアリーナとはしゃぎまわり、クリスティンは「自分は地味で日焼けできない体質で高所恐怖症だから夫に愛想をつかされた」と嘆きます。
アリーナは夫を無視して継子のリンダにはつらく当たり、ガードナー夫妻の舞台契約の話を鼻であしらいます。
ポアロは呟きます。「空は青く、太陽は輝いている。だが、太陽の下にも悪魔はいる」
翌朝、アリーナはペダルボートでホテル前の入り江からラダー湾へ向かいます。ラダー湾に着いたアリーナは顔に帽子を被せて浜辺で日光浴します。
パトリックがモーターボートにマイラを乗せてラダー湾に差し掛かると、寝ているアリーナが見えました。しかし駆け寄ったパトリックは叫びます。
「大変だ!死んでる。扼殺されてる!」
パトリックはその場に残り、マイラがボートでホテルに知らせに行きました。
現場を調べたポアロは、近くにある洞窟の中にホレス卿に渡したはずの模造ダイヤが落ちているのを見つけます。

【転】- 地中海殺人事件のあらすじ3

目撃証言から犯行時刻は11時半から12時の間と推定されました。
クリスティンは12時5分前(リンダの腕時計で確認)までリンダと島の反対側のガル湾でスケッチをして12時ちょうどに崖の上からリンダに手を振り、ホテルに帰って12時半からケネス、オーデル、ダフネとテニスをしました。
自分のヨットで島にやって来たホレス卿は、アリーナと会って話しているうちに激昂して偽ダイヤを投げつけたことを認めましたが、ヨットの船員たちが証人となってアリバイが成立しました。
レックスはペダルボートを漕いでいて、12時にガル湾でリンダと会ったことが証明されました。
ケネスはホテルの部屋で手紙をタイプしていたと証明され、オーデルは庭で読書していたのをダフネに目撃されています。
誰もがアリーナを憎んでいたのに、全ての人にアリバイがあります。
しかしポアロの灰色の脳細胞は真実を見逃さず、全員をロビーに集めて謎解きをします。

【結】- 地中海殺人事件のあらすじ4

アリーナ殺しの犯人、それはクリスティンとパトリックでした。クリスティンがパトリックとアリーナの仲を嫉妬していたのも全部演技です。
あの日クリスティンは、リンダの腕時計を予め20分進めておいてリンダを誘いガル湾へ行き、11:35にガル湾からラダー湾へ走り(島を突っ切れば6~7分)崖を降りてアリーナの頭を石で殴り気絶させ洞窟に隠しました。
アリーナの水着を着て浜辺に横たわると、共犯のパトリックがマイラとボートで来て「アリーナが死んでいる」と言ってマイラをホテルへ行かせます。
その後クリスティンはホテルへ走って帰りテニスに加わり、パトリックは洞窟の中のアリーナを扼殺し浜辺に置きました。
動機はアリーナがホレス卿にもらったダイヤを、パトリックが模造品とすり替えたのがばれないようにするためでした。
しかし、証拠が何もないので2人は島を出て行こうとします。
ダフネが宿泊費を請求してパトリックが小切手にサインすると、ポアロはそれを数か月前にヨークシャーで扼殺された女性の夫の筆跡と鑑定すると言います。
今回と手口が似た事件で、被害者の夫と死体発見者の女性はパトリックとクリスティンでした。
ダイヤも無事取り戻したポアロでしたが逆ギレしたパトリックに殴られ寝込み、ダフネに看病されて島の所有者のティラニア国王から勲章をもらうことになりました。

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