「幻影師アイゼンハイム」のネタバレあらすじ結末

サスペンス映画

幻影師アイゼンハイムの紹介:舞台は19世紀末のウィーン。天才幻影師アイゼンハイムは15年前に無理矢理引き裂かれた初恋の女性ソフィと再会するが、彼女はオーストリア皇太子の婚約者となっていた。ソフィを政治の謀略に利用しようとする皇太子から救うため、アイゼンハイムは皇太子と対決することになる。原作はスティーヴン・ミルハウザーの短編小説。2006年米国・チェコ。監督:ニール・バーガー。第79回アカデミー賞では撮影賞にノミネートされた。日本での公開は2008年。レオポルド皇太子は架空の人物であるが、劇中に出てくる皇帝の肖像画はフランツ・ヨーゼフ1世のもので「16歳で結婚した」母とはエリザベート皇后を指すので、二人の間に生まれたルドルフ皇太子をモデルにしていると思われる。(マイヤーリンク事件を参照)

幻影師アイゼンハイムの主な出演者

エドゥアルド[アイゼンハイム](エドワード・ノートン)、ソフィ[テッシェン公爵令嬢](ジェシカ・ビール)、ウール警部(ポール・ジアマッティ)、皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)、興行師フィッシャー(エドワード・マーサン)、若き日のエドゥアルド(アーロン・ジョンソン)、若き日のソフィ(エレノア・トムリンソン)、医師・老人(カール・ジョンソン)

幻影師アイゼンハイムのネタバレあらすじ

【起】- 幻影師アイゼンハイムのあらすじ1

19世紀末のウィーン。家具職人の息子エドゥアルドは道で旅回りの奇術師と出会い、その不思議な技に魅了され奇術の修行を始めます。
ある日街でテッシェン公爵令嬢のソフィと出会ったエドゥアルドは彼女と仲良くなり、数年後には身分の違いを超えて惹かれ合い一緒に逃げようとしますが、公爵家の力で二人の仲は引き裂かれてしまいます。
失意のエドゥアルドは世界中を旅して奇術の腕を磨き、15年後天才幻影師として絶大な名声と人気を得てアイゼンハイムと名を変えウィーンに帰って来ます。
その評判を聞いた皇太子レオポルドは婚約者を伴い観覧に来ますが、ショーのラストで舞台に上がった婚約者を見たアイゼンハイムはそれがソフィだと気付きます。
皇太子には女友達に暴力を振るいその中の一人を殺害したという悪い噂があり、それを聞いたアイゼンハイムはソフィの身を案じます。
ソフィの方も15年間ずっとアイゼンハイムを想い続けていました。

【承】- 幻影師アイゼンハイムのあらすじ2

後日、皇太子は王宮の夜会にアイゼンハイムを招いてなんとかトリックを見破ろうと追及します。それに対してアイゼンハイムは皇太子の剣を使って王としての資格が無いと当てこすりをして恥をかかせ、激怒した皇太子は腹心の部下のウール警部にアイゼンハイムを潰すよう命じます。
自分でも趣味で奇術をやるウール警部はアイゼンハイムの舞台を観て感嘆し好意を抱いていましたが、二人の間で板挟みになりながらも皇太子の命令には従わざるを得ません。
心配したソフィはアイゼンハイムの元に駆けつけ、二人はその晩愛し合います。ソフィは皇太子が父である皇帝を追放して即位する計画を立てていること、自分との結婚もその策略の一部であることを打ち明けます。
アイゼンハイムはソフィに皇太子との婚約を解消して一緒に逃げようと説得します。
翌日劇場は皇太子の命令で閉鎖され、アイゼンハイムは銀行からお金を下して旅の準備を始めます。

【転】- 幻影師アイゼンハイムのあらすじ3

ソフィは独り馬に乗って狩猟用の館にいる皇太子を訪ね、婚約を解消すると告げます。怒った皇太子は剣を持ってソフィを追いかけ、厩でソフィの悲鳴がした後うつ伏せになったソフィを乗せた馬が館から走り去ります。
翌朝血痕の付いた馬だけが公爵家に戻り、警官隊とアイゼンハイムがソフィの捜索を行っていると、川で喉を切られたソフィの死体が見つかります。アイゼンハイムは川に飛び込みソフィを抱きしめます。
死体のドレスには小さな赤い宝石が引っかかっていました。(皇太子の剣に嵌めこまれていた宝石)容疑者が逮捕されますが、アイゼンハイムは皇太子が犯人だと警部に主張します。
アイゼンハイムは劇場を買い取り、新しいショーとして死んだ人の霊を舞台に出現させる降霊術を始めます。その結果アイゼンハイムは以前にも増して熱狂的な人気を集め、観客は今や信者と化しています。
不安になった皇太子が平民の変装をして警部と共に劇場に行くと、舞台の上にソフィの霊が現れ自分を殺した犯人はこの中にいると言います。それを聞いた警部は皇太子への疑いを持ちます。
皇太子は次の舞台でアイゼンハイムを逮捕するよう命令します。

【結】- 幻影師アイゼンハイムのあらすじ4

最後のショーが始まり舞台上にソフィの霊が現れて、ロケットペンダントがなくなったと言います。逮捕しようと警部が舞台に上がりアイゼンハイムの肩に手をかけると、その手がすり抜けます。見守る観客と警官たちの前で、アイゼンハイムの姿は消えました。
警部が狩猟用の館の厩を調べると、藁の中からロケットペンダントが見つかります。少年時代のアイゼンハイムが作ってソフィに贈った秘密の仕掛けのペンダントです。その傍には皇太子の剣に嵌めこまれていた緑色の宝石がありました。警部は皇太子のソフィ殺害と皇帝への反逆計画を皇帝へ報告し、追い詰められた皇太子は銃で自殺しました。
その後辞職した警部が街を歩いていると、少年から包みを渡されます。中には警部がずっと知りたがっていた奇術「オレンジの木」のトリックが書かれたノートが入っています。「誰がこれを?」と聞くと、少年は「アイゼンハイムさん」と答えます。付け髭で変装したアイゼンハイムが列車に乗り込むのを見た警部は、全てを悟ります。
あの晩ソフィは皇太子の酒に薬を盛り、それを飲んだ皇太子はソフィを厩まで追いかけて来た所で気を失いました。ソフィは剣から外した緑色の宝石をペンダントと一緒に厩に落し、血のりをつけて馬にうつ伏せになって館を出た後、死んだふりをして(仮死状態になる薬を使用?)川に横たわったのです。ソフィの検死をした医師もアイゼンハイムが雇った男でした。
まんまと騙されたとわかった警部でしたが、その顔は晴々として笑い出しました。
美しい山々に囲まれた小さな小屋で、ウィーンから到着したアイゼンハイムは先に着いて待っていたソフィと抱き合いました。

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