「悪魔の陽の下に」のネタバレあらすじ結末

悪魔の陽の下にの紹介:1987年公開のフランス映画。恋人を殺害してしまった少女を救おうとする神父の姿を描いている。ジョルジュ・ベルナノスの小説が原作。カンヌ国際映画祭では、最高賞のパルム・ドールを獲得した作品。モーリス・ピアラが監督を務め、自身も出演している。主役の神父を演じるのはジェラール・ドパルデューで、サンドリーヌ・ボネールが16歳の少女を演じる。

予告動画

悪魔の陽の下にの主な出演者

ドニサン神父(ジェラール・ドパルデュー)、ムシェット(サンドリーヌ・ボネール)、ムヌウ・スグレ神父(モーリス・ピアラ)、カディニャン侯爵(アラン・アルテュール)、ガレ医師(ヤン・デデ)、馬商人&悪魔(ジャン=クリストフ・ブーヴェ)

悪魔の陽の下にのネタバレあらすじ

【起】- 悪魔の陽の下にのあらすじ1

新人助祭のドニサン神父は自信を失くしていました。ムチで自らを戒めていて倒れます。スグヌ神父は彼を見て、天職としてやるべき道を見つけるように励まします。
16歳の少女・ムシェットは恋人のカディニャン侯爵の家にやってきます。ガディニャン侯爵は彼女の父が気づいたことから、今日は帰るようにと伝えます。
粘るムシェットに、製粉所を売れば借金を返せるから、そしたら一緒に暮らそうとガディニャン侯爵は伝えます。話しの内容から、彼は浮気をしたのかと怒って、ムシェットを押し倒してキスをします。ムシェットはガディニャン侯爵を銃で撃ち殺します。
ムシェットは妊娠していました。他にも男がいて、ガレ医師とも関係を持っています。ガレ医師は、妊娠について見に覚えがありませんでした。
ムシェットはガレ医師に処理を頼みますが、違法行為だと言われます。ムシェットはもしも家を追い出されたら、出会った池で自殺をすると言います。その話しをしていて、ガレ医師は妻が帰ってこないか心配します。

【承】- 悪魔の陽の下にのあらすじ2

自分の子供ではないと、ガレ医師は主張します。ムシェットは未成年と寝たことを追求します。その後、ガディニャン侯爵の子供であることを伝え、彼を殺した手を見せます。日にちや時間も正確に話します。しかし、ガディニャン侯爵は自殺ということになっていました。
検死したのはガレ医師で、顎の下だったことから自殺だと判明しました。ガレ医師はムシェットが犯人とは信じませんでした。他の人に話そうとするムシェットを止めます。何の裏付けも証拠もないことから、誰も信じないとガレ医師は言います。
ドニサン神父はスグヌ神父に、友人の司祭が引退するからと、カンパーニュに向かうように頼まれます。道中、途中まで一緒だからと男がやってきます。
しばらくして、その男はドニサン神父を試したのだと言ってきます。友情のキスもしてきます。彼はドニサン神父のことが全て分かるとも言います。
ドニサン神父は悪魔と気づいて、去るように言います。すると、悪魔は恩恵を与えたと言ってきます。その恩恵とは、他人の心が見えるようになるのです。今後、ドニサン神父が何をしても、悪魔が喜ぶことになります。

【転】- 悪魔の陽の下にのあらすじ3

悪魔が去った後、ドニサン神父は石工に助けられます。そして目的地へと到着すると、ムシェットが話しかけてきます。
心の中が見えるドニサン神父は、ムシェットが死神だと分かります。悪魔が引き合わせたのだと思います。彼女が嫌悪感に苦しんでいること、人を殺したことなどを見透かします。
教会に戻ってきて、ドニサン神父は事の経緯をスグヌ神父に伝えます。奇跡かと思われますが、どうも疑わしいです。ムシェットのことも話しますが、口外しないようにと、ドニサン神父は止められます。
ムシェットはナイフを手に持ち、鏡の前で首を切って自殺を図ります。ドニサン神父は彼女の元に駆けつけます。そして彼女を教会の祭壇に運び、胸に耳をあてます。死んでいる娘を見て、母はドニサン神父に殴りかかります。母はムシェットに顔をあてて、泣き続けます。
なんてことをしたんだと、スグヌ神父はドニサン神父を疑います。ドニサン神父は神の元へとだけ言います。自殺した者を祭壇に入れたことで、ドニサン神父は修道院に異動させられます。
スグヌ神父は、修道院の試練が厳しいこと、人に好まれないことをドニサン神父に伝えます。ドニサン神父は昔の自分に戻ると話します。
ドニサン神父は狭い部屋の中で、ムシェットの姿を見ます。ある日、息子が髄膜炎で手の施しようがない状態だと、アヴレがドニサン神父を頼ってきます。

【結】- 悪魔の陽の下にのあらすじ4

向かう途中、人々はドニサン神父にサインを求めます。到着しますが、アヴレの息子は亡くなってしまいます。ドニサン神父は生き返らせるという言葉が浮かんできます。意識の中に、あいつ(悪魔)がいるのです。
ドニサン神父はアヴレの子供を両手で持ち上げ、悪魔でも神でも良いから力を見せてくれと願います。自分の命と引き換えでも良いから、命令に従うからと言うと、アヴレの息子は生き返ります。アヴレの妻から感謝されるドニサン神父でした。
ドニサン神父は草原で、神に見捨てないで欲しいと頼みます。フラフラとしながら歩いていきます。
戻ってきて日記を書いていると、ドニサン神父は倒れかかります。悪魔に負けないぞと、意識を強く持ちます。
もう時間がないとドニサン神父は悟ります。この世に自分をと主に願います。ドニサン神父の顔は真っ青でした。彼は懺悔室に入って、女性の話しを聞きます。
スグヌ神父がやってきて、懺悔室の扉を開くと、ドニサン神父は亡くなっていました。スグヌ神父は彼のまぶたを閉じてあげます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、含みをもたせた台詞が特徴的です。出演者たちの会話劇に、よく耳を傾けることが重要です。悪魔や神など様々な台詞が出てきて難しく感じますが、そこがまた魅力的な作品です。
出演者たちの迫真の演技も魅力的な作品です。悩み怒るムシェットの姿、悪魔に命を奪われていくドニサン神父の姿など、CGなどの激しい描写とは違う、人が作り出す演技力が際立っています。
ストーリーはあれこれ詰め込んでなく、伝えたいポイントを抑えています。場面ごとに釘付けになり、目が離せなくなる作品に仕上がっています。この魅力あふれる映画をお勧めします。

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